step2 操作の説明

POV-Rayの基本操作を説明しておきましょう。
実習の最中に分からなくなったらこのページで再確認して下さい。

1.POV-Ray起動時の説明
起動時の表示1 起動時の表示2 POV-Rayを起動すると、このようなダイアログが現れることがあります。
どちらも必要ないので「OK」をクリックして消して下さい。
特に、右側のダイアログは下の「Show Tip Tommorow」のチェックをはずすと次回からは現れなくなります。

2.POV-Rayの画面全体の説明
POV-Ray画面の上部はメニューやアイコン、タブが並び、下部はプログラム文を書くスペースになっています。
下の図では右端の「toppage.pov」というタブが前面に出ていますが、この名前のプログラムを編集していることを示します。
POV-Rayのメニュー部分

3.アイコンの説明
画面の上部にある各種のアイコンがの中から実習で使う頻度の高い順に説明します。
icon_run 編集中のプログラム文を実行(レンダリング)し、同時に画像を自動的に保存する。
画面を細くしてこのアイコンが隠れる場合は「Alt」+「G」キーで代用すればよい。
実行中は「Stop」のアイコンに替わり、クリックするとレンダリングを中止する。
icon_hide 描画したレンダーウィンドウを一時的に非表示(最小化)にする。
非表示中は「Show」のアイコンに替わり、この時にクリックするとレンダーウィンドウが再表示される。
icon_close 編集中のプログラムのページ(タブ)を閉じる。
POV-Rayでは前回作業した人のプログラム文を表示してしまうので、実習後はこのアイコンでタブを閉じてから終了するのがマナーです。
icon_new 新規に編集中するプログラム文用のページ(タブ)を開く。
タブには「Untitled」という仮の名前が付けられるので次の「Save」の作業で名前をつけて作業用フォルダに保存する。
icon_save 編集中で未保存であるタブ内のプログラム文を保存する。
プログラムを変更して未保存の場合のみ有効なアイコン。拡張子(pov)は自動的に付加される。
icon_open 既に保存されているプログラム文を開く。
実習が途中で終わっていた場合は、保存してあるプログラム(拡張子はpov)を指定すると、そのプログラム名のタブがついたページが開く。

4.レンダリングの画像サイズの設定
画像サイズの設定 画面上部左に、レンダリングで得る画像のサイズを設定するリストボックスがあります。
右端のリストボックスの選択をクリックし、プルダウンメニューの中から、「横のピクセル数と縦のピクセル数」で画像のサイズを選択します。
横と縦の比率が4対3のサイズを指定しないと、物体が扁平してしまいます。
同じサイズでも、後ろの「No AA」と「AA 0.3」の表示はアンチエリアシングを使用しない(No)か使用するかを意味しています。

図のような設定で実習を始めると良いでしょう。
パソコンの性能にもよりますが、大きなサイズを設定したり、アンチエリアシングを使用するとレンダリングに時間がかかってしまいます。
そこで、最後のキメのレンダリングのみ大きなサイズでアンチエリアシングを使用するようにしましょう。

※ アンチエリアシングについては step1 の予備知識に少し詳しく説明してあります。

5.レンダリングの実行
実行アイコン この「Run」のアイコンをクリックするか、「Alt」+「G」キーを押すとレンダリングが実行されます。
この際に下の確認ダイアログが現れる場合は「Yes」をクリックして下さい。
編集中のプログラム文を自動的に保存することを確認しているのです。
しかし、真中のチェックを入れておけば、次回からは自動的に保存してこのダイアログは現れません。煩わしければどうぞ。
レンダリング前のプログラム保存確認ダイアログ

6.レンダリングの実行中
レンダリングの最中 これがレンダリングを行っている最中のレンダーウィンドウ(Render Window)です。
レイトレーシング法によって一番上の左のピクセルから順に「ピクセルの色」を計算しながら表示している最中なので、コンピュータには大変な負担がかかっています。
特に、反射や屈折がある部分や複雑な図形の部分では、表示する速度が遅くなることが体感できます。

時間がかかるレンダリングを途中で止めたいときはアイコンの「Run」が「Stop」に替わっている間にクリックすれば中止します。

※ レイトレーシング法については step1 の予備知識に少し詳しく説明してあります。

7.編集するたびに必ずレンダリングを実行すること!
最後に、実習を行う際に一番大切なことを覚えてください。
それはプログラム文を1個所変更するたびに必ずレンダリングを実行することです。
なぜならば、たった1文字を間違えるだけでもプログラム文は実行されません。
間違って文字や記号を消してしまったり、大文字と小文字を入力し間違えることなどは頻繁に起きます。
間違えた直後に気が付けばすぐに修正することが可能なのです。
何を間違えたか分からない場合は、メニューバーの「Edit」から「Undo」をクリックする、または「Ctrl」+「z」キーにより、1ステップづつ戻すことができます。
しかし、多くの個所を変更してからレンダリングが実行されない場合は、どこを修正すればよいのか、どこまで戻せば良いのか分からなくなってしまいます。

楽しく実習をするために「編集するたび必ず実行」を守って下さい。


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