2009年5月30日 (土)

J検作問委員会

場所を移して、標記会合へ

午前の予定だった総合学科合同Web作成委員会が午後に移動したため、この会議には遅刻して参加した。すでに議事が進み、作問の分担が決まっていた。

会議後のフリータイムに、J検のCBT化について突っ込んで質問した。技能審査の成果による単位認定制度に関わるからだ。P検のように個人塾で受けられるまでは行かず、高校か専門学校で受けるという説明だった。申し込んでから2週間で試験、(結果は即座に分かり)早くて2週間後に合格証書発行という。ただし個人申込みもできるので、本当に当人が受けたかという確認が問題になる。単に「資格試験に合格することを目標とした学習をサポートする」と「卒業の可否に直結する1単位を得る機会を提供する」では、随時受験のCBT化の存在意義が異なる。

職場に戻ってWEBで確認した。

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2009年5月26日 (火)

ITパスポート試験:合格しました

情報処理技術者試験、新制度の「ITパスポート試験」、本日正午に合格発表。

4月19日に受験した試験。当日IPAサイトで自己採点した結果と全く同じ得点だった。

ITパスポート個人成績

受験者の分野別の平均得点と、得点分布の形は一致している。

受験者の成績

あまりの合格率の高さにおどろくが、確かに受験者の年齢層は高く、実務を身につけている受験生が多かったようだ。不況時ゆえに資格取得を狙った方が多かったと分析している。

秋は基本情報技術者試験に再トライする。話題の「表計算」で。

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2009年4月19日 (日)

ITパスポート試験:受験しました

情報処理技術者試験、新制度の「ITパスポート試験」を受験した

以前「初級シスアド」を受けたときは、大学生の受験生が多かったが、会場を見渡すと、学生はむしろ少なく、30代から私と同年代までが大半という様子。(部屋では私が最年長だろう。)学生にとっては「ITパスポート」の価値が低く、プログラミングを「表計算」で受けられる「基本情報技術者試験」に流れたか。あるいは、最後の「初級シスアド」にチャレンジしているのかも知れない。

平成12年、当時パソコン初心者の私は、情報の免許講習会に参加して無知を知った。同窓生から刺激を受け、その後、平成13年から15年の間、情報処理技術者試験を受けながら修行した。まだ余裕があった当時が懐かしい。

今回から、「初級シスアド」の後継として「ITパスポート試験」が新設されたので、教材研究を兼ねて受験を申し込んでいた。「初級シスアド」は過去2回受けて、2回目は1題のミスというスコアだったので、余裕はある。さらに、12月6日の研修会に参加し、概要は分かっていた。冬休みや春休みにじっくりと準備する予定だったが、諸々の事情で全く勉強することなく、本日を迎えてしまった。分からない問題が多かったデス。

それでも、IPAのサイトでさっそく問題も解答も公開しているので、自己採点をしてみた。

ITパスポート試験の自己採点

全体的には易しくなったが、6年前に比べて新しい用語が多く、知識問題を落としている。勉強を怠っていたと実感したが、考えて解く「中問題」は全問正解だったのが救い。

秋は、「表計算」を選択して「新・基本情報技術者試験」にチャレンジしよう。


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2009年2月21日 (土)

ITパスポートセミナーに参加

午前中、東京IT会計法律専門学校横浜校の教員対象のセミナーに参加した

同校では、長期休業中に高校生向けの無料セミナーを実施している。今までも初級シスアドを受験する生徒がお世話になってきた。

新試験の構造の説明 問題解説

本日は、新制度のITパスポート試験の解説を聞きに行った。参加者は10名。丁寧に解説していただき、貴重な資料もいただいた。新分野の予想問題が役にたちそうだ。

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2009年2月 8日 (日)

情報検定(J検)の校内実施

本日は標記の情報検定の監督業務

試験会場のポスター昨年度と違って、「情報システム試験」の受験者はいない。今年は科目「アルゴリズム」の希望者数が少なくて開講されなかったからだ。
本日は「DTP活用」の受講者から4名が「情報デザイン試験」にチャレンジした。「情報デザイン試験」は、高校生もターゲットにしているが、実際には専門学校1年目の生徒に向いている試験だ。

「共通問題」の他に、「ビジュアルデザイン分野」と「プレゼンテーション分野」の受験者がいた。試験後、問題を見てみると、「ビジュアルデザイン分野」では、出題傾向がかなり変わっていた。エデュトリアルの用語知識の問題が全くなく、「共通問題」を地図を題材にして発展させた内容だった。またAfterEffectsのタイムラインとキーフレーム間の補間を問う問題があり、「図形と画像の処理」を受講している生徒にはラッキーだったが、一般の高校生には厳しかったのでは。

来年度から情報検定はペーパー(定期)とCBT(随時)の併用に移行していくが、「情報デザイン試験」はペーパー試験のみ。ただし、再来年度には、ターゲットを分けて級を設けていくと聞いている。

神奈川県には「技能審査の成果による単位認定の標準例」がある。情報部会から素案を提出するのだが、どのように対応していくべきだろうか。

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2009年2月 4日 (水)

ITパスポート試験の校内説明会

本日昼休み、希望生徒対象にITパスポート試験の説明をおこなった

参加者は6名と予想を下回った。まだ名称が知れ渡っていないことと、簡単な案内を教室掲示しただけなので仕方ないか。

「初級シスアド」との関係を説明し、出題範囲、難易度、対策方法を説明。応募書類を配布して、申込み期限がせまっていることを伝えた。特に現1年次生には、失敗を恐れずにチャレンジしてもらいたい。

少なくとも2人は興味を持っていたようだ。

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2009年2月 1日 (日)

CGクリエイター検定:合否結果と合格証が届く

11月30日に校内実施した標記試験の結果が届く

「図形と画像の処理」の受講生から希望者が受験している。一昨年、昨年と全員が合格していたが、今回は14名中3名が不合格になってしまった。授業を休みがちだったり、補習に参加しない生徒には厳しいだろうが、指導不足を感じている。

単位認定申請書と共に授業で手渡す。すでにWebにて合否結果は分かっていても、合格証を受け取ったときの生徒の喜ぶ様子は楽しみだ。

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2009年1月13日 (火)

ITパスポート試験:受験の申込み

本日より申込みが始まった情報処理技術者試験

とても高度試験を受ける余裕はないが、新試験として始まるITパスポート試験の受験を申し込んだ。IPAのサイトからインターネット申込みを利用するといたって簡単。委託業者のミスで通信が暗号化されなかったという過去の辛い経験があるので、開始から時間を置いて申し込んだ。

過去に受けた情報処理技術者試験は

  • H13春:初級システムアドミニストレータ○
  • H13秋:基本情報技術者○
  • H14春:ソフトウェア開発技術者○
  • H14秋:テクニカルエンジニア/ネットワーク×
  • H15春:初級システムアドミニストレータ(再受験)○
  • H15秋:情報セキュリティアドミニストレータ×
である。個人の学習目標として、また教員としてのスキルアップのためにこのカリキュラムを利用してきた。

これから情報科の教員を目指す学生さんは、「ITパスポート試験」「基本情報技術者」「ソフトウェア開発技術者」ぐらいを連続して取っていくと良い勉強になるだろう。採用試験対策としては、「CG検定」と「色彩検定」を加えておくことを勧める。

総合学科高校で多くの科目を抱える身となって、その忙しさからチャレンジから遠のいていたが、生徒への指導のためには、まず受験して試験の雰囲気と難易度を体感しておく必要がある。復習を兼ねて勉強しよう。

【関連エントリ】
・五十嵐の科目開発とその背景
・ITパスポート & 基本情報技術者 新試験徹底解剖

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2008年12月25日 (木)

情報デザイン試験:補習開始

9時から12時、2月8日の試験に向けて補習を行なった

J検の情報デザイン試験を昨年度から校内実施している。広告やクリエイト系に興味を持っている生徒が申し込むが、基礎知識として抑えておくと役に立つ内容だ。今回は、DTP活用の受講者から4名が受験する。冬休み中の4名の都合に合わせて、クリスマスの本日となった。

終業日の22日の昼に1時間の補習を行っているので、今日と合わせて4時間。過去問題がダウンロードできるので、共通分野の問題を2回分解きながら解説をした。適宜テキスト(J検情報デザイン完全対策公式テキスト)を参照しながら、カリキュラムの全体像を把握させていく。「情報デザイン」という名称は様々な意味に取られるが、どれも価値があると思う。

この補習指導とその準備が、私自身の勉強になっている。

次回の補習は休み明けのDTP活用の授業後に行なう。それまでにテキストを見ておくように指示した。今までに色彩検定とCG検定を受けている生徒は、少し楽することができるだろう。

1月の後半は、選択科目「ビジュアルデザイン分野」の補習を行なう。テキストの内容だけでは足りないので、資料を集めておく必要がある。

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2008年12月18日 (木)

色彩検定:合否結果が届く

11月9日に実施した色彩検定の合否結果が届いた

本校で実施の色彩検定には、11月9日、総合学科高校と専門学校の連携である「秋の土曜校外講座」の一つであるカラーデザイン講座の受講生および校内の補習の受講者が受験した。前者には、金沢総合高校と磯子工業高校定時制の生徒も含まれている。

まず、他校の生徒の合否結果を書留で両校に送る。そして校内の生徒の分は担任から手渡してもらう。合否一覧を見ると、2級は厳しかったが、3級はほぼ全員が合格しているようだ。

カラーデザイン講座では、横浜デジタルアーツ専門学校という外部施設で5校の生徒が集って学習した。このような学習環境は生徒のモチベーションを高めたことと思う。毎回7時間の講義・実習で生徒を引っ張っていただいた吉岡先生にもあらためて感謝したい。

3月に行なわれる総合学科学習成果発表会にて、合格者の中から校外学習の体験を発表してもらう予定。

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2008年12月14日 (日)

情報活用試験:校内実施

本日は、標記検定の校内実施。監督業務を無事終了した。

情報活用試験実施のポスター

受験科目はJ検の情報活用試験2級。受験者は、総合学科の「秋の土曜公開講座」情報活用応用講座の受講者から、本校の生徒を含めて9名。

今回の試験については、特に補習を行なわなかったが、各自がテキストと、講座での資料を基に準備してきている。この手の試験は独学でも対応できるので、合格した生徒には、来年春から始まるIPAの「ITパスポート試験」の受験を薦める予定。

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2008年12月 6日 (土)

ITパスポート & 基本情報技術者 新試験徹底解剖

13時~17時。蒲田の日本工学院専門学校にて、標記セミナーに参加

本来は全国専門学校情報教育協会教員研修会ということだが、案内を受けて、高校教員にも席を用意していただいた。(神奈川の高校からは3名が参加していたようだ)ちょうど、IPAのサイトからシラバスとサンプル問題をダウンロードして研究していたところ。両試験とも気になることがあったので、絶好の機会だった。備忘録としてメモ。

イメージとして、初級シスアドは基本情報技術者に吸収され、新たにITパスポートがその下位レベルとして作られたと理解すればよいだろう。

(1)来春から実施される「ITパスポート試験」の動向
 ・職業人に共通に求められる基礎知識という位置づけ
 ・CBT実施は平成23年実施を目標としている
 ・午後問題はなくなり、午前問題に中問題として盛り込む(12問/100問)
 ・ストラテジ系/マネジメント系/テクノロジ系の3分野
 ・各分野ごとに30%以上、総合計で60%の得点で合格
 ・合格証書に得点が記される
 ・基礎理論、アルゴリズムとプログラミングが入るが、易しめ
 ・SQLは出ない
 ・初級シスアドより難易度が下がるので評価も下がる

(2)基本情報技術者
 ・データベースSQLが出る
 ・午後問題のアルゴリズムの選択問題に「表計算」が加わる
 ・つまり、資格取得者に対して、プログラミングができるという判断材料にならなくなる
 ・表計算はサンプル問題のように、細かな条件をつけて難易度を確保するのか?
 ・表計算の難易度が低いと、他のプログラミング言語の問題のレベルも下がる?
 ・表計算の新仕様は? マクロは?

ITパスポート試験の説明 パネルディスカッション

会は、IPAから「新制度における情報処理技術者試験」の説明。基本情報技術者試験とITパスポート試験の参考書(翔泳社)の各執筆者から、それぞれの試験の内容について説明。最後に、両執筆者と専門学校の教員によるパネルディスカッション。参加者は北海道から沖縄までだが、思ったほど多くなかった。

資料として来年度版のITパスポートと基本情報技術者の参考書が配布された。特にITパスポート試験は高校生でも自学自習で受験が可能だろう。冬休みにはじっくり研究しておきたい。

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2008年11月30日 (日)

CGクリエイター検定:校内実施

本日は、標記検定の校内実施。監督業務を無事終了した。

試験会場の案内ポスター8時30分の開門前から準備を始める。写真のポスターを掲示し、会場となる教室の準備、試験保管のロッカーから問題を取り出し、手順の確認。3級が9時30分に試験開始なので、とても慌しい。受ける分野は、CGクリエイター検定ディジタル映像部門。3級の受験生は、現在「図形と画像の処理」を受講している生徒17名中の15名、そして、午後の2級は昨年度の受講者が1名受験した。

試験が終了する時間から間髪いれずに、宅配便の業者が答案を受け取りに来る。答案用紙と受験票、その他の必要書類をまとめて梱包しておく。

さて、今年の成果はいかに。3級に限っては、昨年、一昨年と受験者全員が合格している。1週間前の補習期間に参加している生徒の手応えはあるのだが。。。

合否結果は30日後。本人はWebで確認できるが、正式書類が届くのは年明けになる。私にとってのお年玉になるか?

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2008年11月25日 (火)

図形と画像の処理:後期中間試験

2・3年次生は本日より後期中間試験。初日に「図形と画像の処理」の試験を実施。

実は朝方までかかって作問していた。11月30日に、この科目の受講生17名中15名がCGクリエイター検定3級を受験する。今日行なった試験は、その模擬試験を兼ねるように意識して作問した。作問にかかった時間は実質8時間ほど。色の三属性や解像度、階調を問う画像処理の問題もあるので、試験問題はカラープリンタで印刷する。カラー印刷にはトラブルが付きまとうので、全員分の印刷が終わるとホッとする。

科目「図形と画像の処理」には検定教科書が無いので、CGクリエイター検定(CG検定)3級のカリキュラムを利用している学校が多いようだ。本来、上級学校で1年程度を学んだ学生を対象としており、高校では特別に習わないと難しいだろう。テキストを読むだけでなく、その裏づけとなる具体的な実習作業が必要なので、教員には、フリーソフトであれ学習環境を整備する工夫が求められる。

先輩たちと同様、今年も全員合格を期待している。解答用紙を回収後すぐに模範解答を配布し、復習を促した。

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2008年11月20日 (木)

CGクリエイター検定対策の補習

今週は、昼休みをCGクリエイター検定3級の補習に当てている

毎日20分のショートタイムだが、過去問題の解説を中心に補習をしている。試験は11月30日、受験者は専門教科情報の「図形と画像の処理」の受講者のほとんど。時間になると、休息時間を削って参集してくる。

「意外と簡単だね」という声も出てきた。しかし、「図形と画像の処理」や「DTP入門」の授業や、「色彩検定」で学んだことと重複しているからで、これらを経験していない生徒からみたらチンプンカンプンだろう。君たちはそれだけ学んできているのだよ。

ただし、CGのちょっと高度な分野については知識が不足している。来週は中間試験だが、どこかまとまった時間をとっての補習・実習が必要だ。

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2008年11月15日 (土)

救急法基礎講習会

青少年赤十字(JRC)による救急法基礎講習会が実施された

13時までの公開講座を終えて、山手のゲーテ座に向かおうとすると、多目的ルームで標記の講座が実施されていた。のぞくと講師は本校の坂本先生。福祉の教員免許は取っていないが、その道にはかなり詳しい多才な先生だ。

救急法基礎講習会ポスター 講義の様子

本校生徒を含む4校から17名が参加していた。

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2008年11月12日 (水)

色彩検定:自己採点

日曜に実施された色彩検定。Webで自己採点を薦めている。

合否の連絡が12月末、生徒に手渡せるのが1月の始業の日。マークシートの試験でも合否結果が届くのはかなり遅れる。合格証明書が届くのはさらに遅れて2月初旬になる。1級は、一次試験合格後、二次試験があって時間がかかるのは分かるが、もう少し早く結果を出して欲しいものだ。神奈川では、色彩検定3級が1単位、2級が2単位と、学校裁量だが、単位認定の標準例が示されている。各校が、この標準例に掲載されている検定試験を、示された単位数を超えない範囲で単位認定をすることができる。ただし、年度初めにはその学校で単位認定を認める試験を、生徒保護者に周知徹底をしておく必要がある。未だに活用されていない学校もあるが、総合学科高校では学習の幅を広げるためにも、職業観の育成のためにも、大変役に立っているシステムだ。

さて、色彩検定の解答速報が複数のサイトで実施されている。中には個人情報を登録するものもあるが、複数のサイトを見ながら、受験生は自己採点をし始めた。早速、報告に来る生徒がおり、中には9割近い得点の者もいる。

今年は、神奈川の総合学科と専門学校の連携による「秋の土曜公開講座」が展開され、「カラーデザイン講座」という色彩を学ぶ講座を受講した生徒の受験も多い。専門学校の講師の先生からも、高校時代から3級、そして2級とチャレンジする姿を見ると嬉しくなるという。

将来に向かってのチャレンジを応援する気持ちは全く同じである。

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2008年11月 9日 (日)

色彩検定:校内実施

いよいよ冬季色彩検定の当日。

校内実施を始めて3年目。受験者は年々増加している。

色彩検定3級の受験

本日は、教室棟とは別棟の福祉実習室を借りることができた。受験者数が増えると、大きな教室が必要になり、吹奏楽部や軽音楽部の音が影響しないように配慮する必要がある。時には、一定時間、練習を控えてもらうこともある。今回は、日本赤十字の会合を別の部屋で行なっていただいた。午後は2級の試験を実施した。

検定の合否結果は12月下旬に届き、生徒には年明けの始業の日に渡す。新年がよいスタートになってもらいたいと考えながら、答案を梱包して発送した。

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2008年11月 8日 (土)

色彩検定:校内補習(4)

14時~17時半。明日の色彩検定受講者に最後の補習を行なう。

今年は、総合学科と専門学校の連携講座「秋の土曜講座」のカラーデザイン講座に参加した総合学科生からも受験者がいる。本日は、磯子工業高校定時制と金沢総合高校の受験生も来校し、総勢20名を超す学習会になった。

色彩検定の補習は可能なかぎりPC教室で行なってきた。CG-ARTS協会の認定校制度から得ている教材と日本色研のサイトを資料としながら、PowerPoint上で対比や同化などの実習を用意しているからだ。板書では色の表現が難しいので、サイトの画面転送、書画カメラによる表示、PowerPoint上の実習作業が効果的だった。

PCを使った色彩検定の実習 Webサイトを活用して説明

影響された生徒の中には、試験勉強のノートをPowerPoint上にまとめている者がいる。色彩検定だからというのではなく、上手い学習方法だと思った。例えば、単語の暗記カードなどもアニメーション効果と併用すると面白そうだ。

さて、いよいよ明日が試験。成果は如何に?

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2008年11月 4日 (火)

色彩検定:校内補習(3)

創立記念日で生徒は休日だが、午後、3時間半の補習を行なった。

色彩検定3級を受験する18名中、13名が参加。
まずは復習としてカラーチップをPCCSの色相環に並べる。トーンについての知識が深まったので、今日は少し高度なトレーニング。隣で組になり、配色カードから任意の一枚を選び、その色相とトーンを当てる練習。最初はなかなか当たらないが、まず清色(純色に白または黒を混ぜた色)か中間色(純色に灰色を混ぜた色)かを答えるように指示する。少しづつだが、目が肥えてくるはずだ。

色相環実習プリントと配色カード 色当ての演習の様子

講義の内容は、
 ・PCCSの復習。
 ・色の見えるしくみ
 ・眼の構造と錐体・桿体。
 ・混色の種類
 ・マンセル表色系の特徴と、物理的補色。色の標記方法。

後半は過去問題を解きながらの演習。本日はマンセルの問題も解いてみる。大問で1題は出るので抑えておく必要がある。

毎年過去問題集を購入しているので、すでに8冊ほど所有している。また、試験を実施すると資料として実物の問題をいただける。これらが指導するための財産となっている。今日は全て貸し出した。

来年度からテキストが改定され、新カリキュラムに移行する。マンセル表色系が2級に移るするようなので、3級はPCCSだけに集中することができそうだ。その方が入門級として適していると考える。

次回の補習は試験の前日。ここでは問題演習を行なって知識の定着を図る。

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2008年11月 2日 (日)

色彩検定:校内補習(2)

放課後の3時間みっちり。色彩検定受験者への補習、第2回目。

色彩検定3級では、マンセル表色系(物理的)とPCCS(心理的)を扱っている。全体的には、心理的なPCCSに比重をおいたカリキュラムなので、マンセルは補習の後半に回して、PCCSだけで話を進めていく。(2級受験者にはノータッチ)

問題演習の様子

本日の講義の主な内容は、
 ・前回の復習として、PCCSの色相環にカラーチップを並べる実習。
 ・日本色研のサイトを使ってPCCS色立体とトーンの説明。
 ・PowerPoint上で色タイルを配置させて対比や同化を理解する実習。
 ・加法混色、減法混色。
 ・色相・明度・彩度。「色の設定」でHSLカラーモデルを使用。
 ・白色光のスペクトル、波長と色味の説明。
 ・光の錯乱、屈折による空、夕焼け、虹の色の説明。

色の設定/HSLカラーモデル左の長方形の色相を問う実習。緑と間違えやすいが、「色の設定」のユーザ設定より、色相は黄色であることが分かる。
同様に、「茶色」の色相が(色味によって)赤や橙であることも確かめる。同じ色相でも、明度と彩度を変えることで違うトーンになることを体験的に理解していく。

後半は、過去問題を解きながらの解説。
問題の選び方によって、スムーズに学習を進めることができる。事前の講義内容も吟味して提供しているので、少し考えれば解けていく。この心地よさが大切。

今年の受験者は例年以上に意識が高いようだ。合格だけが目的ではないことを分かったうえで、学習のモチベーションが高まったと実感した。

次回の補習は、4日の創立記念日に行なう。
マンセルと目の構造、ナチュラルハーモニー/コンプレックスハーモニーを扱うことを予告した。

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2008年10月24日 (金)

色彩検定:校内補習を開始

昼休み50分。色彩検定受験者に対する補習の第1回目。

実力試験のため、1・2年次生は午前中で授業が終了。この機会を利用して色彩検定の補習を行なった。本日は初回なので、楽しみながらPCCS色相環を覚える実習形式。

色の名前を言いながら環状に並べる 番号から色を当てる

参加した16名を6グループに分け、用意したカラーチップの教材を並べたり、番号と名前のクイズを出しあったりする。限られた短い時間だが、覚えてくることを実感するので達成感がある。

文化祭の片付けの午後、代休の日を活用して、あと3回、8時間分の補習の日程を示した。2週間、学習のペースメーカーを務めていく。

私が検定試験を推奨している理由は2つある。1つは、学習の面でもチャレンジ精神を養うこと。そしてもう一つは、総合学科の特色である職業観を持った教育の具現化のため。検定の校内実施や補習による負担は大きいが、合格した生徒と喜びを分かち合うことで報われる。

学習の目標として適切なレベルと、良質の検定試験を提供することが大切だ。11月9日の色彩検定に続き、11月30日のCG-ARTS検定、12月14日の情報活用検定(J検)と、担当する検定が続く。全て私自身が上の級の資格を所有し、内容も勉強方法も理解している。授業以外の総合的学力を育むために、自信を持って薦めている。

公務員として所定の手続きを済ませることも大切。それぞれの実施団体より、監督業務の委嘱状を発行してもらい、職務専念義務免除(兼職等)承認申請書と共に県に提出する。このことについては、以前教育公務員の副業というエントリで示した。

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2008年10月18日 (土)

総合学科「秋の土曜公開講座」:情報活用応用講座視察

標記の講座2回目。15時より、J検の申し込み受け付けを兼ねて視察する。

9時から16時の授業。本日の内容はアルゴリズム。情報科学専門学校の皆川佳詞先生が7時間の授業を担当してくださった。写真は、一日のまとめとして、3DCGを操作するプログラミングを紹介して、アルゴリズムの意義を伝えているところ。

情報活用応用講座

授業終了後、予告してあったJ検2級受験とテキスト・問題集の購入希望を取りまとめた。

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2008年10月11日 (土)

総合学科「秋の土曜公開講座」:情報活用応用講座初日

総合学科「秋の土曜講座」の3講座目がスタート。

会場は情報科学専門学校横浜西口校。受講生は総合学科高校4校からの18名。

教室案内の掲示 教員の見学会の掲示

講座の初日なので、検定試験の説明と講師紹介をさせていただいた。本日の講師は佐藤真一先生。7時間×6回の講座なので、情報科学専門学校の複数の先生が対応してくださる。

情報活用応用講座の様子

教室の後ろには、分解組み立ての実習用PC。座学だけではなく、実習のノウハウも豊富な専門学校なので、生徒にとっては恵まれた環境。

さて、本日は15時から17時まで、この「秋の土曜講座」の教員対象の見学会を開く。参加している総合学科教育研究会の連携部会が主催する。私は10時から15時までがデジハリの授業なので、終了後かけつける。
報告は後ほど。

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2008年10月 4日 (土)

総合学科「秋の土曜公開講座」:カラーデザイン講座3日目

生徒の学習状況の視察と、検定対策のアナウンスをさせていただいた。

会場は新横浜にある、横浜アリーナの隣の横浜デジタルアーツ専門学校。
横浜アリーナ前からのYDA 入り口の教室案内

この講座の受講生には、11月9日の色彩検定3級を受ける生徒が多い。そこで、私から市販問題集を使った学習方法の紹介をさせていただいた。

吉岡先生の授業風景

秋のこの時期は土曜日とはいえ、文化祭や体育祭という学校行事と重なる学校も多い。たとえば本校では11月1日が文化祭なので、この日は清陵生は欠席になる。このような状況でも、高校生の学習環境を整えてくださる専門学校のご協力には、本当にありがたいことだと感謝している。

ちょうど入学試験も行われていた。スーツ姿の浅野先生から、横浜デジタルアーツ専門学校で先週から始まったインフォグラフィックの科目「情報デザインB」の資料をいただいた。昨日はシラバスも送っていただいている。いつも丁寧にしていただいて、ありがとうございます。

「情報デザイン」は、本校の学校設定科目「視点」の中でも活かせると考えている。

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2008年9月27日 (土)

総合学科「秋の土曜公開講座」:ビジネスマナー基礎講座初日

神奈川県の総合学科高校と専門学校との連携講座の第2弾。

先週スタートした「カラーデザイン講座」に続き、7時間×6回の講座「ビジネスマナー基礎講座」がスタート。本校の生徒3名を含む6名が受講する。初日の出欠確認と開講の挨拶、講師紹介のお手伝いをさせていただいた。

ビジネスマナー基礎講座

会場は情報科学専門学校横浜西口校、講師はビジネス秘書科のまとめをされておられる、佐藤尚美先生。初めてお会いしましたが、同校のサイトの先生紹介のページにて、

社会に出て、まず必要なビジネススキル。美しい立ち振る舞いや正しい言葉遣いでの対応は受け手にとっても気持ちのいいものですよね。ビジネス秘書科では、これらを実践的に学びます。
と書いてあるように、洗練された対応をしていただきました。無料でこのような環境で学べる生徒は恵まれていると思いつつ、実は私が学びたいという気持ち。

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2008年9月20日 (土)

総合学科「秋の土曜公開講座」:カラーデザイン講座初日

神奈川県の総合学科高校と専門学校との連携講座がスタートした

今年度からの新企画で、総合学科生を対象とした土曜日7回(のべ42時間)の講座。「カラーデザイン講座」「ビジネスマナー基礎講座」「情報活用応用講座」の3講座が開講する。文化祭などの学校行事で参加できないことが1回あっても校外講座として単位認定が可能なボリュームである。昨年度から総合学科連携部会の一員として開講のお手伝いをさせていただいてきた。

本日は、トップバッターとして「カラーデザイン講座」の初日。出席の記録と講師の紹介のため、会場となる新横浜の横浜デジタルアーツ専門学校に向かう。台風13号による影響が心配されたが、早朝に雨が上がって、開始の9時には青空が広がった。県内の総合学科高校から6校、26名(本校から11名)が受講する。

開講の挨拶

主催は神奈川県総合学科高等学校教育研究会となる。写真は連携部会の担当校長である金沢総合高校の加藤校長からの開講の挨拶。講師の吉岡先生には、加藤校長が前任校でも色彩の勉強会でお世話になったという。本校も、過去2年間、色彩検定の対策講座をお願いしているが、指導実績と豊富な教材は高校では得がたいものだ。私は、出席の点呼を取った際に、この恵まれた環境に感謝しながら学んで欲しいとメッセージを伝えた。

10時からはデジハリ横浜校での授業を受ける。授業の開始を確認して9時15分に退出させていただいた。

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2008年8月 2日 (土)

検定試験作問委員会

デジハリの授業が終わると、次の某検定試験の作問委員会に急ぐ

作問委員が1月ほど前にインターネットディスクに提出した問題を、まとめ役と作問委員全員でレビューしながら、文言のチェックを行う。自分の問題も、しばらく寝かしておいてから見ると、言い回しに違和感があったりする。検定試験ともなれば、問題の出来具合にクレームがあることが想定されるので、予定の合格ラインを実現するためにも、多くの目で見て、改善をしていく。

今後、8月中に改善したものをインターネットディスクに提出。9月の会議で最終確認して脱稿の予定。

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2008年7月28日 (月)

情報部会:第4回研究会「図形と画像の処理ワークショップ」

朝から一日、本校マルチメディア用PC教室にて。講師を務めさせていただいた。

科目「図形と画像の処理」には、検定教科書が無い。そこで、CG-ARTS協会のテキストを代用している学校は多い。私は、前任校から「入門コンピュータグラフィックス」→「ビジュアル情報処理」→「入門CGデザイン」と使ってきている。これらのカリキュラムを実技体験するフリーソフトを研究し、年間の流れも固まってきた。受講者には「CGエンジニア検定」や「CGクリエイター検定」の受験を勧めてきたが、これも学習効果を高めることが確認されてきた。

本日は、授業で用いるプリントを配布し、同じ教材で講義と実習を行った。受講者は8名と少ないが、みなけっこう真剣。CG-ARTS協会の方も高校教員の取り組む様子を視察にこられたが、どのように感じられただろうか。
写真は、POVRayを使って、異なる色の光をあてたときの物体の「見えの色」を実験しているところ。

物体の見えの色の実験

一昨日のエントリどおり、以下の項目を扱った。

(1)モーフィング(SmartMorph)
(2)錯視図形の描画(PowerPoint)
(3)フォトレタッチ(Photoshop)
(4)3DCGレンダリング(POVRay)
(5)3DCGアニメーション(Metasequoia+Mikoto)

盛りだくさんだが、機会がないので駆け足で進む。生徒を対象として2時間かかるところを1時間で済ますペース。休み時間もいじってくれるのは、画像処理は結果が分かるので取り組みやすいからだろう。昨日のモーションキャプチャと関連するボーンとスキニングをテキストの画像を利用して解説。一日でここまでこれたのも、昨日の研修会との連携が大きい。

そして、mikotoでキャラクタのポーズを変えたキーフレームを設定し、タイムラインに沿って補間された連番画像を出力。実際はこのままオーサリングソフトに取り込むが、今回は、GIFアニメに加工しておしまいとした。

また機会があれば、実写と3DCGアニメの合成のワークショップを開かせていただこうか。

最後になってしまったが、「図形と画像の処理」に絡んだ話題を提供していただいたaromaticKam氏にお礼を申したい。

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2008年7月 8日 (火)

総合学科連携部会:秋の土曜公開講座

16時より県民センターにて

まずは現時点の夏季公開講座の申込状況を共有し、15日の締め切り後の事務処理について確認した。すでにいくつもの講座が締め切られている。

次に今年からの「秋の土曜公開講座」について申込方法などを話し合う。専門学校の協力により3本の講座が開講する。私は掲示用ポスターを作成する担当。講座のシラバスを入手したのが昨日だったので、情報を整理しただけの簡単なレイアウトのポスターを持っていった。注意書きを少し修正し、Publisherの元データを各校に送ることになる。あとは、各校でアレンジして使っていただく。

ポスターはこんな感じ。

秋の土曜公開講座ポスター

本校の生徒からは20人ぐらいは希望するだろうなぁ。

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2008年6月22日 (日)

色彩検定:夏期検定を初実施

色彩検定の夏期検定を校内で実施した

昨年までは冬期検定のみの校内実施であった。この時期は私自身が補習や勉強のアドバイスをする余裕がないからであり、生徒は一般会場で受験していた。

思い切って募集したところ、将来を考えて受験したいという3年次生が2名。1年次生も問い合わせにきたが、夏休みにじっくり勉強して冬期受験に備えることを薦め、テキストの購入を斡旋した。

本来ならば2名では団体受験ができないが、無理をお願いしての実施。二人とも合格して欲しいものだ。

試験監督が終了すると、すぐに梱包して発送。その足で、みなとみらいのクイーンズスクエアに向かう。

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2008年4月22日 (火)

図形と画像の処理:錯視の実験

作図により錯視の実験を行う

専門教科情報の指導要領科目「図形と画像の処理」には検定教科書がない。教材としてCG-ARTS協会の入門CGデザインを利用している。この本をベースに知識を固め、フリーソフトとAdobeのソフトを活用しての制作作業で理解を深めていく。過去の受講生は希望により11月のCGクリエイター検定3級にチャレンジし、全員が合格してきた。

「形の基礎特性」の説明が終わり、様々な錯視を、作図で確認している。PowerPointのスライドに、オートシェイプを使って描く。ここでの狙いは、図形に興味を持ってもらうことと、オートシェイプの図を自由に操作する技術を身につけてもらうこと。

本日は入門編。直線を描き、複製技術を教えることで容易に作図することができる。

080422sakushi01 080422sakushi02

自分で複製したものが違う長さに見えたり、平行な直線がそうでなく見えたりする。不思議体験が伴うので、作図技術も楽しく学ぶことができる。

080422sakushi03 080422sakushi04

こちらのサイトのように錯視を確認した気にさせるのも手だろうが、この科目としては自分で作画した方が教育効果が高いと考える。

次回は少し高度な描画技術を使った作図になる。

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2008年2月 9日 (土)

Photoshopクリエイター能力認定試験の検討

連休初日は休養と教材研究

午前中は完全休養、午後はスポーツクラブで汗を流しリフレッシュ。夜は教材研究を兼ねて、標記検定試験の対策テキストを実習し、生徒対象の試験の実施を検討している。この連休に一気に片付けたい。

Illustratorの2級については、すでに自分が受験し、合格している。Photoshop2級についても、そのカリキュラムと教材の妥当性を検討し、生徒対象に校内受験が妥当かどうか判断する。これらはサーティファイという検定試験業者の3部門のひとつ、ソフトウェア活用能力認定委員会が担当している。これらの検定試験は技能審査の単位認定には該当しないが、職業観を養う総合学科として、授業で教えた以上の技能を学びたい生徒の学習活動を支援するものと考えている。教材も充実しているので、ある程度使えるようになった生徒は、自学自習で実力をつけることができる。

本校で、Adobe社のアプリケーションを使っている科目は、
・DTP活用:Illustrator/Photoshop/InDesign
・図形と画像の処理:Photoshop/AfterEffects/Flash
・美術II:Photoshop
・CGデザインI・II:Photoshop/Illustrator
・映像メディア表現:Photoshop/ImageReady/Premier/AfterEffects
・Webプログラミング:Dreamweaver
・情報A:Flash/PremierLE
(※教材作成でCaptivateは欠かせない!)

これらの科目の中で、上の5科目では特に利用頻度が高い。当然、授業で扱った機能はマスターするが、それ以外の機能を知っておくことは、表現力を高めるだけでなく、特技として認知される。

個人的には、WordやExcelを使えることよりも、Photoshop・Illustrator、さらに、InDesign・Flash・AfterEffects、そして今後はAIR環境を使えることの方が価値があると考えている。

まずは、学習目標として、基本であるIllustratorとPhotoshopのクリエイター能力認定試験2級の校内実施を目指している。

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2008年2月 3日 (日)

情報検定(J検)の校内実施

雪降る中、本日は標記の検定試験の監督

実施したのは、J検の「情報デザイン試験」と「情報システム試験」。まだ新しい検定なので、初の受験指導をしてきた。「情報デザイン試験」は私が担当する科目「DTP活用」の受講者から3名、「情報システム試験」は科目「アルゴリズム」の受講者またはC言語を学んでいる生徒5名が受験した。合格による認定単位数は、「情報デザイン試験」が1単位、「情報システム試験」が3単位であり、後者は情報の科学的理解の上に、プログラミング能力またはシステム開発能力が必要なため、授業の範囲を大幅に超えた内容。

早朝から雪が積もる悪条件。受験生が登校してくるか心配であったが、全員が無事受験した。合否は別としても、J検は問題を解くこと自体が勉強になる。靴下をつめたく濡らしながら来た彼らには、活きる力も養われたことだろう。

■参考までに、今回の試験監督を行うための手続きを記す
・J検試験センターより、試験監督の委嘱状を発行。
・委嘱状を添えて、教育長に職務専念義務免除(兼職等)承認申請書を提出。
 (校長から承認に対する意見をいただく)
・教育長から承認通知書を受ける。

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2008年1月30日 (水)

色彩検定の合格証が届く

11月11日実施の色彩検定の合格証と認定カードが届いた

校内では、3年次生に対する学校外の学修による単位認定の申請の期限が1月末までとなっている。色彩検定の要綱では、2月に合格証の郵送ということだったが、この理由を伝えて、早く送っていただけるかどうか打診していた。回答はなかったが、依頼したとおり、本日の朝に届いた。

早速担任を通じて、合格証・認定カードを配布し、明日までに単位認定申請の手続きをとるべく連絡した。

色彩検定の事務局の対応には感謝している。それにしても、時間的に厳かった。この検定では、12月20日には合否結果通知が届いているので、検定のさらなる発展のためにも、次回からもう少し早めに対応していただきたい。

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2008年1月29日 (火)

Illustratorクリエイター能力認定試験の結果

12月15日に私が受けた標記の試験2級の結果

実は1月10日に結果と合格証が届いていた。合格の自信があっただけに、ブログにエントリする優先順位が低かった。合格基準は、知識問題65%以上、実技問題70%以上で、結果は、知識92%、実技99%であった。

デジハリから無料受験の案内があったので受験した。しかし、対策テキストも試験内容も実によくできていた。一通りの技術を学んだ者が、知識を確実にするためにもってこいの内容だ。私は、Illustratorを市販のテキストで独学して2回挫折した経験がある。WAO!クリエイティブカレッジで習ったときから使えるようになり、その後、ACE検定を受検して理解を深めたことを思い出した。

本校では「DTP活用」という授業でIllustratorを使った作品制作を行っているが、生徒は授業の説明だけでIllustratorを使っている。受講生の中には美大や専門学校でグラフィックデザイナーを目指すような生徒には、後で困らないように、この試験を勧めてみようかと考えている。

明日の夕方、この検定の実施団体から、学校受験の説明を受けることになっている。今まで単位認定を前提とした資格検定を扱ってきたが、それ以外でも、生徒の将来に役立つものならば取り入れていきたいと考えている。

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2008年1月28日 (月)

CG検定の合否結果

11月25日の検定の合否結果と合格証が届いた

以前からCG検定として親しまれている試験だが、ここ数年は技術の進歩に伴い、検定カリキュラムの改編が続いていた。

CGクリエイター検定のディジタル映像部門3級の受験者9名は全員合格。用語や技術など、授業で扱っていない部分が多いが、補習してテキストをじっくり勉強させた成果が出た。もちろん、補習を聞くだけではダメで、自分で勉強を積まないと合格はできない。一連の勉強で、CGがどのようにできているのかを知り、業界が見えてきたことだろう。

CGクリエイター検定ディジタル映像部門2級と同WEBデザイナー部門2級の併願者1名は、後者のみ合格。3年次生で、時間的余裕がなかったのが敗因。本人も理解しており、進学後には1級まで取ると言っている。

神奈川県では、CG検定は3級の合格により1単位、2級の合格により2単位の認定が可能だ。単位認定を希望する生徒は、合格証を添えて申請する。3年次生は早めに申請手続きを取らないと間に合わない。まさか、この1単位で卒業できるか否かが決まる生徒はいないだろうが。

同じく11月に受験した色彩検定については、12月20日に合否結果が分かっているが、まだ合格証が届いていない。3年次生で勲章として単位認定を楽しみにしている生徒がいるので、なんとか発送を急いでもらおうと検定団体に催促をしてみた。まだ回答がないが・・・

本日、明日と神奈川県では公立高校の前期試験。つまり、在校生は自宅学習である。合格通知を生徒にすぐに伝えられないのが残念だ。

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2008年1月19日 (土)

検定対策補習:情報システム試験(4)

午後3時間半、2月3日のJ検「情報システム試験」の対策補習を行う。私の分担4回目

こちらも12月28日の前回から間が空いた。来週の週末も補習を予定していたのだが、前期入試選抜直前のため、校内に立ち入り禁止となってしまった。まだまだ説明が必要なのだが。。。

昨年度後期(第1回目)の「基本スキル」問題から題材を選んで説明し、さらに、解かせてから解説した。

(1)数値データとその表現
正負を考えた2バイトの整数表示で表すことが可能な値の範囲。10進小数を2進小数に直すと無限小数になる場合。浮動小数点(IEEE方式)の計算における誤差問題。2進化10進コード(BCD)の記憶形式、ゾーン10進数・パック10進数。JISコードとシフトJISコードの違い。

(2)CPUと各装置間のインターフェース
バスラインとチャネル。パラレルインターフェースとシリアルインターフェースの特徴。

(3)OSのファイル管理
ファイル編成とアクセス法。階層構造のファイルシステム。

乾燥したPCルームで、合計6時間の講義。のどがカラカラになり、飲食禁止がうらめしい。

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検定対策補習:情報デザイン試験(2)

午前中の2時間半、2月3日のJ検「情報デザイン試験」の対策補習を行う

12月20日の前回からずいぶん間が空いてしまった。本日は、昨年度後期(第一回目)の「共通科目」過去問題を解説。

受験者はテキストを読んできているからか、専門用語にも強くなってきている。色彩に関する問題では、色相・彩度・明度および、対比と同化の説明を行った。解説には、日本色研のサイトCG-ARTS協会の認定教育校制度による教材も流用させていただいた。大事なことだが、この分野は必ず実験をしてみせることだ。身近なアプリケーションの作図機能で十分に確認することができる。

この試験問題の特徴として、学生の活動を題材としており、そのストーリーの中に設問を設けてある。専門学校の生徒をメインターゲットにした試験だが、高校生でも多少デザインに関わる授業を受けていれば楽しく勉強することができる。

来年度は、「DTP活用」の受講者に9月受験を勧めようかと考えている。夏休みに、インターンシップ生と共に教えるとちょうど良いかな。

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2007年12月28日 (金)

検定対策補習:情報システム試験(3)

2月3日のJ検「情報システム試験」の対策補習を行う。私の分担の3回目。

ブラウザのトップページから情報機器と情報社会のしくみ素材集のサイトにリンクしてあるので、こちらの画像も利用させていただいた。

(1)CPUとメモリのアーキテクチャ
古いPCを分解し、CPUとメモリ(主記憶装置)とHD(補助記憶装置)の役割を解説。さらに、キャッシュメモリとヒット率、水晶発信器を解説し、メモリへのアクセス時間の計算問題の練習。

(2)ハードディスクの構造と記録方法
分解したHDと透明ケースのMOを見せて、セクタ・クラスタ・トラック・シリンダという基本用語を解説。HDへの読み書きにかかる時間の計算問題、レコード群をブロック化して保存する場合のシリンダ数の計算問題で理解を深める。

(3)命令のステージとクロック
命令の実行過程の説明。この試験の「プログラミングスキル」では、選択言語にCASLIIが含まれており、テキストにも解説がある。こちらのページを参考にしながら、CPU内部で命令が実行されていく雰囲気をつかむ。

補習終了後、PC教室5部屋のサーバとメインサーバをシャットダウン。
今年の仕事納めである。

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2007年12月26日 (水)

検定対策補習:情報システム試験(2)

2月3日のJ検「情報システム試験」の対策補習を行う。私の分担の2回目。

午後1時から5時半までの特訓。
本日は前期問題の「基本スキル」問題の6題中3題を解説しながら教える。
(1)論理演算と論理回路、論理命令。半加算器と全加算器
(2)画像の形式と圧縮。ファイルサイズの計算。スキャナと記録メディア
(3)タスクの管理とスケジューリング

教員は2名で、「基本スキル」と「プログラミングスキル」の分野で分けて交互に教えている。生徒は連日だが、冬休みという時期だからか、集中して勉強できているようだ。この冬休みと高校入試で休みの時間を有効に利用して欲しい。

次回は、CPUとメモリのアーキテクチャ、磁気ディスク装置の構造と記憶容量、アクセス時間を教える。


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2007年12月22日 (土)

CG-ARTS協会から取材を受ける

19日にCG-ARTS協会からの取材に協力した

今週はいろいろな事がありすぎて、記事に書ききれなかった。忘れないうちに、記録しておく。

11月23日の記事でも書いたが、CG-ARTS協会から認定教育校として支援を受けている。この認定校の紹介として、また、検定の活用事例として、本校の取り組みを取材するというもの。
認定校リストを見ると、高校は思ったよりも少ない。フリーソフトだけでも、クリエイター検定3級の内容で高校生を十分に楽しませることができる。高校での実践事例として、CG関係の科目の発展に役立てれば幸いである。

平成13年にCG検定・マルチメディア検定・画像処理検定を受験した頃からCG-ARTS協会にはお世話になっている。翌年から「CG基礎」という科目を立ち上げる際にも相談に乗っていただいた。

071218cgartsまず、夏に文科省のICTスクールの3DCGクラスに参加した学生を紹介した。受講者の作品と感想は説得力があるだろう。彼も、CGエンジニア検定3級、CGクリエイター検定2級を受験しているので、協会の目指す方向を理解している。
取材の2名は、思わぬ収穫を得たようで熱心に聞き取りしていた。

生徒の作品例の紹介や授業カリキュラムなど、延べ2時間程度の取材であった。今後、記事や写真の確認のやり取りをして、公式サイトには新年度に紹介される予定という。

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2007年12月21日 (金)

検定対策補習:情報システム試験(1)

2月3日のJ検「情報システム試験」の対策補習を行う

この試験は、「基本スキル」問題と、2つの分野「プログラミングスキル」「システムデザインスキル」からなる。「基本スキル」と1分野の合格により、情報システム能力を認定する。「プログラミングスキル」では、プログラミング問題をC言語・Java・CASLIIから選択する。
J検全体に言えることだが、問題を解きながら勉強ができるように作られている。だから、積極的に過去問題を解くことが実力アップに直結する。

全スキルを合わせると、「基本情報技術者試験」に「初級システムアドミニストレータ」のデータベース問題を加えた程度になる。総じて「基本情報技術者試験」の前哨戦という位置づけになるだろう。しかし、「基本情報技術者試験」と「初級シスアド」は、来春で最後。その後は内容も変わり、試験形態もCBT形式になっていく。もう高度の検定を受ける余裕がないが、春は最後の「基本情報技術者試験」を記念に再受験してみようか。。。

本日をはじめ、冬休み中も4日間補習を組んでいる。きっと足りないだろうから、1月からも土日を利用して補習をすることになるだろう。それだけ、ボリュームがある試験だ。新採用3年目の若手教員と分担して指導していく。ちなみに、神奈川では合格により3単位までの認定が可能。つまり105時間の学習の成果に相当することになる。

さて、本日は試験の全体像の説明と過去問題を利用した勉強方法を説明。その後、今年度前期問題の問1を解説しながら解く。内容は、浮動小数点表現形式と計算の誤差、10進数少数をIEEE754規格の単精度浮動小数点表現形式で表す問題。これに、8ビット符号付き整数、正負の数の取りうる範囲などを付け加えて説明した。
意欲のある生徒を集中して教えるので、教える者としても楽しい。

次回の私の担当は、論理演算・論理回路、符号化とデータ圧縮、そしてCPUの機能あたりまで。

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2007年12月20日 (木)

色彩検定:合否結果

11月11日実施の色彩検定の合否結果票が届く

団体受験なので、合否結果票は学校に届く。さっそく担任を通して受験者に渡してもらう。合格の報告に来る生徒の表情を見ると至福の思いだ。合格者は、希望により後日届く合格証を添えて単位認定の申請をする。

今回の校内合格率は3級、2級ともちょうど75%。2級はともかく、3級の合格率には不本意。受験者数が多くなると全員を励ます指導ができなくなる。しかし、この厳しさを体験することにも価値がある。

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検定対策補習:情報デザイン試験

2月3日のJ検「情報デザイン試験」の対策補習を行う

取り寄せた公式テキストと印刷した過去問題を配布。この試験は、「共通科目」問題と、3つの分野「ビジュアルデザイン分野」「プレゼンテーションデザイン分野」「インタラクティブメディアデザイン分野」からなる。「共通科目」と1分野の合格により、情報デザイン能力を認定する。

第1回目の補習として、「共通科目」の過去問題を解かせる。専門用語の知識がないので、一般常識と国語力で解くことになる。正解率は4割程度だが、一題づつ解説をし、テキストの該当部分を読ませる。これにより、テキストを理解できれば合格ラインに達することを実感させる。冬休み中は、テキストを読み込んでくることを指導する。休み明けには、他の過去問題を解いて理解を深めていく。

この過去問題は、昨晩、眠い目をこすりながら解いておいた。生徒を指導するための準備が、私自身の勉強になっている。

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2007年12月17日 (月)

J検:受験願書の取りまとめ

2月3日実施のJ検(情報検定)について

午後は出張、午前中は3コマの厳しい状況だったが、13日締切の願書を電子データに取りまとめた。そして、必要なテキストと問題集を発注。来週から冬休みなので、今週中に生徒の手に渡るように到着日を確認した。

「DTP活用」の受講者に勧めた「情報デザイン試験」に3名、「アルゴリズム」・「ネットワークシステム」の受講者に勧めた「情報システム試験」に6名が出願。本校では、それぞれの試験の合格により、1単位と3単位が認定されるが、後者はかなり厳しいことを念押している。チャレンジすることで、学習内容が深まり、定着していくはずだ。

頑張れ、「夢チャレ」

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2007年12月15日 (土)

Illustratorクリエイター能力認定試験

標記試験2級を受験。18時より、デジタルハリウッド池袋校にて。

デジハリから、グラフィック系専攻の受講者対象に、2級の無料受験の案内があった。IllustratorはAdobeのACE検定に合格しているので、勝手なことを言えば1級を受けたいところ。実技試験もあるので刺激のため、復習をかねて応募した。

この試験の主催はサーティファイという様々な分野の認定試験を実施している団体。IT系でも多彩な試験がある。例えば「StarSuite技能認定試験」や「ビジネス著作権検定」など。そして学校対象の試験対応書籍をウィネットが販売している。つまり、専門学校や短大(高校)、ビジネススクールなどをターゲットにしている試験群である。

今年は、この試験だけが唯一の受験となるので気合も入る。万全を期すために、ウィネットから過去問題集と対応テキストを取り寄せた。

確かに、一通りの操作をマスターしたレベルの学習者にはピッタリの教材と試験内容だ。忘れかけている機能の中にも意外と使えるものが見つかった。この試験のための勉強で、授業指導の幅が広がったと感じる。

実際の試験は筆記、実技とも十分にできた(はず)。合否結果は1月10日頃に届く予定。

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2007年11月25日 (日)

CG検定を終えて

CG検定の校内受験が終了

午前中は、CGクリエイター検定3種の受験者9名、午後は、CGクリエイター検定とWEBデザイナー検定各2級の併願者1名が受験した。
3級では、授業で扱っていない部分も多く、補習に出てこれなかった生徒にはきつかったかもしれない。3DCGの世界は、実際に編集操作をしてみないと実感が沸かないことが多い。特に3Dアニメーションの出題が多くなってきているので、DoGAL1の実習だけでは対応できていない。検定受験者の増加と、来年の受講希望者の倍増に応えて、さらに充実した授業内容を提供していきたい。

「図形と画像の処理」では、先週までMetasequoiaでモデリングの実習をした。昨年はPovRayに持っていってレンダリングの実習をしたが、今年はスキニングをしてアニメーションにする実習を行う予定。MIKOTOというフリーソフトを使って、Metasequoiaで作ったぬいぐるみを動かしていこうと思う。昨年の「図形と画像の処理」の受講者がMIKOTOを使いこなしているので、CG検定終了後にレクチャーを受けた。

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タイムラインとキーフレームの操作には問題ないが、ボーンの設定のほか、モーション設定のコツなど、基本技術を身につけなければいけない。生徒の興味・関心とスキルに合わせて、どのように授業を展開するか、しばし教材研究に時間を割く必要がある。

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2007年11月23日 (金)

CG検定:認定教育校制度

「図形と画像の処理」の授業と「CG検定」を繋ぐ認定教育校制度

平成12年度に情報免許講習会に参加して以来、自分自身が資格検定試験のカリキュラムを利用して体系的な勉強をしてきた。その経験から、資格試験については情報部会の一員としても研究をしている。

様々な情報の科目を担当しているが、伸びる生徒に対して、授業では足りない部分を、適切な資格試験を目標に紹介することでサポートしている。生徒にとっては、進路に向けて役にたつだけでなく、資格によっては単位認定もされることも、高い意欲で取り組む理由である。

専門教科情報の指導要領科目「図形と画像の処理」には、いわゆる検定教科書がない。そこで、この分野の草分けである、CG-ARTS協会のCGクリエイター検定3級のカリキュラムであるテキスト入門CGデザインを補助教材としている。授業ではもっぱら、フリーソフトとAdobeソフト群での実習を中心に、自作プリントで進めている。

この科目の受講者の半数以上は、明後日実施のCGクリエイター検定3級・2級を受ける。昨年度も受験者がいるので、今年よりCG-ARTS協会から認定教育校として支援を受けている。授業で最も役に立つ支援は、テキスト中の図版・画像データをほぼ網羅したCD-ROM。これを中間モニタに提示しながら説明することで、効率よく授業が進む。

次に役立つ支援は、検定試験のキーワード集。検定の範囲には授業では扱っていいない部分もあるが、キーワード集のおかげで、昼休み6回ほどの補習でも、要領よく全範囲を解説することができた。暗記ではなく、理解した上での知識になったと見込んでいる。

11月25日が試験。

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2007年11月19日 (月)

情報処理技術者試験の結果

先週、IPAの情報処理技術者試験で一部試験の合否発表があった。

この秋の受験を把握している2名が報告に来た。

1名は「基本情報技術」を受けた3年次生で不合格。彼はAO入試に合格しているが、様々なことにチャレンジしているので勉強の時間が取れていない。「アルゴリズム」の授業でC言語を学習しているが、とても試験のレベルには到達していない。落ちても仕方ない状況だったが、合格ラインからはそう離れていなかったようだ。

もう1名は2年次生。「初級システムアドミニストレータ」に高得点で合格した。昨年度は全商の情報処理検定プログラミング部門2級に合格した。今年は「Webプログラミング」の授業で教員も驚くような力を発揮している。来春の「基本情報技術」に向けて意欲を燃やしている。
過去6回の試験問題集を渡してエールを送った。

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2007年11月14日 (水)

色彩検定を終えて(2)

色彩検定の自己採点をした生徒が報告にくる。

11日(日)に実施した検定について、Webで自己採点を勧めた。3級受験者は、初の検定試験という生徒がほとんどで、速報サイトの存在に驚いていた。

報告に来る生徒は、「ギリギリ7割で配点次第」という者ばかり。合否結果が12月下旬に届くので、生徒に渡るのは1月の始業の日。問題の妥当性などを検証してから判定するのだろうが、マークシートなのでもう少し早く結果を出してほしい。

中学で3級を取っている1年次生が2名、2級にチャレンジした。この内の一人が報告にきて、85点という高得点を告げた。「今回は、答えが明らかな問題が多くて楽だった」という感想。この生徒は、勉強方法を身につけているのだろう。

この「勉強方法を身につけること」も資格検定を推進する狙いの一つ。今回、3級受験者には学習のペースをつくるために補習を行ったが、合格者には2級を(独学で)受験することを勧めていく。

校内Webに、「合格者からのアドバイス(仮称)」というコーナーを作ろうと計画している。「夢に向かってチャレンジする!」をモットーにしている学校。夢もチャレンジも応援していきたい。

【翌日追記】
もうひとりの2級を受けた1年次生からも報告があった。複数の速報サイトによって異なるが、平均すると85点という。私が合格したときは80点程度だと思う。やはり、好きで目標を持って勉強している生徒はスゴイ。

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2007年11月11日 (日)

色彩検定を終えて

色彩検定の校内受験が終了

校内受験を始めて2年目。6月の夏期検定は、募集も指導もする時間がないので行えない。この冬期検定だけを実施している。

午前中は3級。昨日の補習に出なかった生徒はもっぱら対策が遅れていたようだ。3年次生は文化祭や課題研究にも精力を使い、勉強のスケジューリングに失敗したらしいが、「次は失敗しない」と悔しさをバネにしていた。

午後は2級。この生徒達を対象とした補習は行っていないが、4名全員が3級を受験した経験を持つので、自ずと早い時期から取り組んでいる。しかし、難易度はかなり高く、直前までの奮闘の様子が受験態度に現れている。

■2級を受けた4名の取り組む姿勢を見てきたが、3級受験の体験から、目標を達成するための計画力や自己をコントロール力を身につけていることが明らかだ。自分で選んだ検定を目標にすることで、その過程から得るものがある。与えられるのではなく、自分でハードルを設定することができるようになれば、問題解決能力も向上すると考える。

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2007年11月10日 (土)

色彩検定:前日の補習

14時より明日の試験に向けての補習。3級受験者17名中12名が参加。

071110aftマンセル表色系とPCCSの違いから初め、ほとんどの分野のポイント抑える。コンピュータ教室の中央モニターを活用し、テキストと過去問題集を教材提示装置で写しながらハイテンポで解説した。
「教える」補習ではないことを伝えてある。勉強している範囲については理解が確実になるが、勉強できていない範囲はチンプンカンプンだろう。
すでに合格圏内にいる生徒、あと10%の上積みが必要な生徒など、対策の出来・不出来の様子が分かる。それでも、明日の試験には全員合格してもらいたい。

■私が検定試験へのチャレンジを生徒に勧めるのは、授業などで習った知識をしっかりと定着させることもさることながら、「資格と単位認定」という目標を利用して問題解決能力を鍛えさせるためだ。高校入試も大学入試も一般受験が減る中だからこそ、独学的な勉強方法を身につける機会をサポートしていきたい。

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2007年11月 6日 (火)

色彩検定対策講座に生徒を引率(2)

9月22日のエントリに続き、標記の教育活動。横浜デジタルアーツ専門学校にて。

今週末の試験に向けて、専門の講師の方が面倒を見てくださる。特に、ファッションとインテリアの分野の解説を依頼したが、基本分野からポイントを復習してくださった。

071116yda社団法人全国服飾教育者連合会(略称 A・F・T)が実施する試験。
「ファッションコーディネート色彩能力検定」から「色彩検定」と名称が変わるとともに、ファッション分野重視から徐々に脱してきた。WebやDTPのデザイナーやインテリア関係からの需要が伸びてきているのだ。この様な説明を含み、吉岡先生のベテランの威厳を感じさせるような講義だった。写真のように教具が豊富なのが素晴らしい。後半では、模擬試験を実施したが、採点の様子では本日の参加者は合格ラインに達していそうだ。

文部省時代から様々な分野の標準レベルを確保するために行ってきた「検定試験の認定制度」が昨年度で廃止され、他の検定同様に「後援」の冠しかつかなくなった。それゆえ、この検定を必要とするターゲットに向けて改良が行われている。また来年度冬季からテキストが刷新されるようだ。移行期間として、来年一杯は旧テキスト(現行のもの)で対応できる。
このように、情報に関する検定は、日進月歩で変身を遂げていく。

■模擬試験の最中は、入試担当の職員と、来年度の総合学科公開講座についての相談。この色彩検定のカリキュラムの講座を、複数の専門学校(デザイン部門やファッション部門)の施設と講師の活用で実現できないかという提案をした。この職員も同様の企画を立てていたようなので話は早い。神奈川県も広いので、北相地区などの専門学校と連携して、複数地区での開講の可能性を探ってくださるという。

合わせてJ検の講座も相談するが、こちらは別の分野の専門学校に依頼することになる。木曜日に伺う専門学校が相談相手として適任である。

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2007年11月 5日 (月)

0711今月の初心:技能審査の単位認定

今月は「技能審査の成果による単位認定」に関わる仕事が多い。
これらをこなすことが今月の目標。

■神奈川県の「技能審査の単位認定に係る標準例」の原案作成

他都県の情報科教員からも望まれている本県独特のシステム。内容や試験方法などを総合的に判断して、技能審査の成果を単位認定する場合の標準単位数の一覧が作られる。県内の公立・私立高校は、ここに示された技能審査については、表記の単位数を越えない範囲で単位認定することができる。各校はこの標準例から、内情に合わせて次年度の対象技能審査を申請し、生徒に周知する。

情報に関しては、技能審査の新設やカリキュラムの変更が多いので、毎年更新をする必要がある。情報部会が精査して原案を提出しているが、そのたたき台を作る担当。

今までに、単位数の適性化と、CG検定・情報活用検定(J検)・色彩検定・DTP検定を「情報」に盛り込んできた実績がある。来年度は「初級システムアドミニストレータ」が春で終了、「基本情報技術者」も含めて試験制度が改正される。まず、この試験について情報をまとめたい。その他、現行の試験も全て確認していく。

参考までに、2月2日のエントリで昨年度の情報関係の単位認定の実績を紹介する。

■色彩検定とCG検定の校内実施

今月11日が色彩検定、25日がCG検定。両試験とも私が担当なので、受験者への補習指導を行っている。高校生にとっては高い受験料、なんとか全員合格を目指している。明日は、文化祭の代休を利用して、いつもお世話になっている横浜デジタルアーツの専任講師に色彩検定の対策講座を開いていただく。講師の方がベテランの上、豊富な教具があるので頼もしい。

■総合学科の「公開講座」の科目開発

夏休み(中心)の公開講座を整理して、なるべく単位認定が可能なボリューム(35時間以上)にしていく方針。モチベーションの高い総合学科生が集まり、レベルの高い授業が期待される。
この運営をする「総合学科校外連携部会」の一員として、技能審査のカリキュラムを利用した科目開発を構想している。専門学校にも協力を仰ぐ。

個人的には、J検(2級)と色彩検定(3級)を対象とした講座が適当と考えている。
明日と木曜日に専門学校に伺うので、それぞれで打診してくる予定だ。

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2007年10月19日 (金)

色彩検定の対策補習

放課後、11月11日実施の色彩検定受験者への補習を行った。

3級に17人、2級に4人が受ける。私が担当する「図形と画像の処理」や「DTP入門」の受講生以外にも、進路先で色彩を扱う生徒などがチャレンジする。「色彩」は美術、家庭科、情報で扱う他、物理、生物、歴史など様々な教科を横断する内容。一般常識として、大人が勉強しても楽しい。

本日の補習内容は、光の物理的側面、目のしくみ、混色、色の心理的効果、視覚効果、PCCSの復習など。説明後、過去問題をときながら定着させる。

補習用の教材は、「図形と画像の処理」のテキスト入門CGデザインの指導者用補助教材、および、日本色研のPCCSのページ、いろのはなしのページ、画像ショップカワチの色立体の見本を利用した。適切な画像があると理解が早い。

次回の補習は、文化祭の代休を利用する。新横浜の横浜デジタルアーツ専門学校に引率し、色調調和、ファッション、インテリアの分野を専任講師に指導していただく。画像ではなく、実物の教具がたくさんあるので頼もしい。

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2007年10月11日 (木)

CG検定の申込み

後期CG検定、団体受験の手続きを済ませた

10月10日までが校内締切、本日、一括して団体受験の書類を送付した。
「図形と画像の処理」の受講者16名中の10名が、CGクリエイター検定3級を受験。昨年の受講者1名が、CGクリエイター検定2級とWebデザイナー検定2級を受験する。

1月4日のエントリのとおり、昨年度は、CGエンジニア検定に3名が受験して全員合格した。
この結果があっての受検者数の増加だ。11月25日の試験は、本校の後期中間試験の前日でもある。受験者には補習で支援していきたい。

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2007年9月22日 (土)

色彩検定対策講座に生徒を引率

昨日。色彩検定受験者に対し、横浜デジタルアーツ専門学校にて対策講座を開催。

11月11日(日)実施の色彩検定の募集を行ったところ、2級に3名、3級に17名が申し込んだ。3級の場合でも、公式テキストと配色カードを購入し、検定料を合わせると約1万円。その他、市販問題集で2千円弱がかかる。この額なので、指導する立場からも絶対合格を目指させる。

校内では範囲を区切って、私が4回の補習をしていく。しかし、教材や指導のコツなどは専門学校には及ばない。そこで、新横浜にある横浜デジタルアーツ専門学校(以下、YDA)の吉岡先生に依頼して、これから色彩の勉強をはじめる生徒を対象とする講座を設定していただいた。本校では、生徒にとっては秋休み、YDAでは前期試験が終了して、追試や成績処理をしている期間。午前中3時間の都合をつけていただいた。

なお、神奈川県の総合学科高校と専門学校・各種学校は連携協定を結んでいる。このような講座設定の相談にも応じていただけるし、無料で対応していただけて有難い。YDAには、夏の短期集中講座「DTP基礎」でも1日の実習、また課題研究をする3年次へのアドバイスもいただいている。

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まず色の三属性(色相・明度・彩度)とトーン、PCCS(日本色研配色体系)の色立体の説明。最後に、赤と緑のネットを使った色の同化の説明。これらの指導には、教具の威力は絶大だ。すでに中学時代に独学で3級を取っている1年次生が2名いたが、こんな説明があったらもっと分かり易かったという。

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PCCSの色相環の解説の後、配色カードを切って、指定された組み合わせで貼りつける実習。実際に色を「触る」体験をしておくことは、今後の学習に多いに役立つ。検定に向けての学習、良いスタートが切れたはず。3時間の講習を終え、生徒の表情は明るい。

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■実習の合間に、「情報デザイン」の分野を先駆的に研究されているYDAの浅野智先生と懇談。浅野先生の「情報デザイン」のイメージは、コンピュータがツールとなった時代ゆえ、デザインという作業を通して一般人の教養となるべきもので、けしてデザイナーを対象とするものではない。浅野先生は美術系であり、私は工学部系のデザイン素人だが、今後の「情報」という教科、ICT教育の中で必須のものであるという考えは一致している。
私のように美術的な「デザイン」の力が無い者でも、最低限のセオリー(リテラシー)として「情報デザイン」を身につけていけば、現在のように授業の指導もできるし、生徒はそれなりのレベルでポスターを作りあげる。プレゼンやWeb作成の指導にもその手法を活かしている。高校現場での「情報デザイン」の実践例として、今後も一緒に勉強させていただけると有難い。

浅野先生のブログでは、早速講座の様子をアップしていただいた。さらに、リンクをはっていただいき、恐縮しつつ、緊張する。

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2007年9月 1日 (土)

作問会議

某検定試験の作問会議に出席

県内の高校教員の他に、専門学校や大学の先生が加わったメンバー。

前回の会議で相互にまたコメンテータから受けた指摘をもとに改善した。その問題を改めて修正した。
時間を置いて見ることで、アラが見えたりするものだ。

今年度から、神奈川県情報部会の作成する「新入生テスト(旧:導入テスト)」は、全委員で作問に関わることになった。この検定試験の作問に関わったことで得たノウハウを活かしていきたい。

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2007年8月30日 (木)

生徒から嬉しい報告

授業が始まり、いろいろな生徒が夏休み中の報告にくる

■一番嬉しかったのは、独学で色彩検定2級に受かったという報告。
彼女は昨年の冬季試験で3級に合格している。夏検定については斡旋していないので、自分で申し込んで独学で勉強していた。私も取得したので分かるが、おそらく専門学校でも2級までだろう。高校生でも、好きな分野ならばここまでやれるのかと驚いた。
さらに、独学で3級に合格した生徒もいた。昨年の冬季試験の合格フィーバー(11名受験し、9名が合格)の影響だろうか。

今年も冬季試験に向けて、補習を設定していく。何名が受験するか楽しみである。

■文部科学省のICTスクール2007に参加した生徒
CGに興味を持っているだけに、6日間の合宿はとても楽しかったらしい。スキルが無くてもCG作成に興味を持つ生徒ならば素晴らしい環境だという。そんな生徒が参加できるように、情報部会の先生方にデモをする機会を作って欲しいと申し出た。つまり、そのような機会があっても、教員が該当するような生徒に誘いをかけないと埋もれてしまうというのだ。先生方には彼が説明するといい、使用するソフトの教員用アカウント(1月有効)を発行してもらえるように交渉までしてきた。

来週、情報部会の幹事会があるので、提案してみると伝えた。

■インターンシップの報告
本校の生徒が、様々な業種の事業所にインターンシップに行って来た。緊張したけどためになったと、報告してくる。事業所側でも多様なプログラムを組んでくれたようだ。忙しい中、生徒の体験のために協力していただき、感謝します。
期末テスト後の9月13日に、インターンシップの行先別にグループ発表を行う。これも、実体験を元にしたプレゼンなので、プレゼン能力を鍛える。一番の目的は、互いの経験を共有することだ。年次をまたがった発表としても価値がある。

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2007年7月27日 (金)

ペルソナ/シナリオ法

26日夜、某検定試験の作問委員会(宿泊研修)に参加。

この作問委員であることは明かしてよいのだが、伏せておく。もちろん、県の教育長に許可を得ており、前後に半日づつ休暇を取って参加する。参加者の中で高校の教員は専任が4名、非常勤講師が1名だった。

通常の作業として作問をすることから学ぶことは多い。情報の常識は日進月歩で変化しているので、常に正解がひとつであるように心がける。また、誰からも誤解されない文章表現も大切。その経験は校内の作問にも活かされている。

今回の研修会は、通常の作問作業ではない。新分野の試験を開発するグループから「ペルソナ/シナリオ法による問題作成」の報告がメイン。今回は新検定を作るにあたって、ターゲットの人物像を1人(ペルソナ)作りあげ、そのペルソナを100%満足させるコンセプトを作りあげたという。そのペルソナには、もちろん架空だが、いかにもありそうな名前と写真、年齢、住所、家族構成、特徴、役割、目標などを具体的な文章で表現している。そしてキャストという、ペルソナに関連する数名の人物像も同様に文章化されている。このペルソナを満足させ、キャストにも好影響を与えるような試験を作るという共通認識ができれば、作問の方針もぶれない。という説明。この方法は、他の作業にも応用できそうだ。

「100%の人を満足させるより、10%の人が100%満足」という言葉が印象に残った。

さて、この「ペルソナ/シナリオ法」を説明した一人は、超難関私立高で情報の非常勤を務めているという。2単位のうちの1単位分を全クラス教えている。その内容は、グループを作ってプレゼンをしていくのだが、その作業から評価までをプロジェクトマネージメントという視点を重視しながら行うという。本校でも、グループ発表と個人発表を併用しながら、企画力やコミュニケーション能力を高めるという表現を使っているが、「プロジェクトマネージメント」という表現でまとめるところがすごい。感動した。

参考までに、ペルソナはVisualBasicの開発者であるアラン・クーパー氏の著書「コンピュータは、むずかしすぎて使えない!」(翔泳社)に紹介されているそうだ。

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2007年7月25日 (水)

コンピュータ技術:3日目

5・6校時の画像処理を担当

前回の記事の続き。授業はメインのVisualBasicのプログラミングに入っている。初めは特に女子が慣れない傾向にあったが、今日はVBのインターフェースや操作に慣れてきた。放課後は18時まで残って、テキストの例題プログラムを打ち込んでいる生徒もいた。「デバッグして動くと嬉しい」「1年でやったタグと似ている」という。

さて、私は画像処理(静止画+動画)を2時間で担当。静止画では、640×480のフルカラーのBMP画像を3種類用意した。これは、色もグラデーションも多い花の写真・イラスト画像・そしてこの2つの中間の画像として3DCGソフトで書き出した一部金属の光沢を含む画像。これらをPhotoshopからJPEG形式とGIF形式に保存する。JPEG形式では、自分の目でこれ以上は画質を落とせないところまで圧縮して保存。GIF形式では色数を落とせるところまで落として保存。つまり、Webで使うための加工をして保存する。

そして、それぞれのJPEG形式とGIF形式のファイルの容量の違いを比較させる。ひとつの画像で説明してJPEGとGIFで書き出させると、後の2つは熱心に取り組む。明らかにイラスト形式はGIFの方が軽く、写真形式はJPEGの方が軽くなる。文章で説明しても分からないので、一昨年から使っているシート(PDF48KB)を紹介する。

動画では、AfterEffectsで簡単なテキストアニメーションを作り、無圧縮のAVI形式と高圧縮のWMV形式で保存して、画質とファイルサイズを比較した。実際に作るのは3分かからないが、生徒に座標・スケール・不透明度のキーフレーム操作を教えると40分かかってしまう。

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参考までに、SWF形式で保存したものを示すが、色相の変化のエフェクトが無効になってしまった。実物は320×240で15fps。

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2007年7月23日 (月)

コンピュータ技術:初日

本日から6日間、短期集中講座「コンピュータ技術」が始まった。

1・2年次から受講生18名。毎日6時間の授業を行い、全商情報処理検定の3級およびプログラミング部門2級の内容を学ぶ。実際に2級に合格する生徒もいる。今年は9月のプログラミング部門2級の申込をしている生徒が多いので結果が楽しみだ。

この科目は、他の情報科学系列の科目のガイダンス的機能を持っている。この授業の中で、応用科目のエッセンスを紹介していく。その為、単元ごとにスペシャリストの教員が指導する。1年次で情報Bを選択している生徒の受講が多いので、来年度以降の履修計画に大きく影響する。

使用テキストは実教出版
・Excelで学ぶ全商情報処理検定テキスト 2・3級 -ビジネス情報部門-
・学習と検定 情報処理問題集 Visual Basic 全商2級
・全商情報処理検定模擬試験問題集 Visual Basic 2級


主担当が2人いて、表計算とプログラミングの授業、外部施設への引率、評価を行う。私は情報科学系列のまとめとして、オブザーバー的に全体をコントロールする。そして、いくつかの単元の指導を受け持つ。

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今日は、ハードウェアの単元を担当した。教えることが多いので、PCの分解組立に時間をかけられない。Pentium2の古PCからCPUとメモリを脱着する実習。まず中央モニターに映し出して、作業しながら説明する。その後、4つの班に分かれて実習。付いた教員が他の部品の説明をするので、どの班も興味深く実習していた。

ハードディスクを分解したもので動作原理や情報の量を説明する。さらに他の部品の説明を加える。活用するサイトは情報機器と情報社会のしくみ素材集。良い点は画像の2次利用が認められていること。古い図には説明を書き足して使うこともできる。(SCSIインタフェースをUSBになど) 情報量の単位2進数の説明にも、活用した。

残り15分で、模擬試験問題集のハードウェア関係の問題を解きながら理解を深め、知識を定着させた。

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2007年7月16日 (月)

秋の検定の準備

夏休み後の検定の指導に少し見通しをたてた。

朝は少しゆっくりしてから、部活の指導に向かう。とはいっても、バスケ部は鍵管理ぐらいしか手伝えない。職員室にいることができるので、この時間を有効に使う。日程の確認、補習計画、試験の要綱や申込書の請求などを行った。

全商「情報処理検定」 9月23日
夏の短期集中講座「コンピュータ技術」の受講生には、プログラミング部門2級を受けるように勧めている。すでに申込は済んでいる。講座終了後、VBのプログラミングの補習が必要だろう。

全国服飾教育者連合会(A・F・T)「色彩検定」 11月11日
夏休み明け、すぐに3級受験の募集をし、補習を繰り返していく。WebやDTPに興味を持つ生徒以外も、服飾や美術に興味のある生徒も受ける。昨年度は、11名中9名合格。

画像情報教育振興協会「CGクリエイター検定」「Webデザイナー検定」 11月25日
これも夏休み明けに、「図形と画像の処理」「Webプログラミング」の受講者から希望をとって、補習をする。昨年度は「CGエンジニア検定3級」を3名が受けて全員合格。今年は2級にチャレンジする生徒もいるか。

情報処理技術者試験「初級システムアドミニストレータ」「基本情報技術者」 10月21日
申込が早いので、希望する生徒を今週中に把握しなければならない。情報科学専門学校では、8月中に4日間の初級シスアド対策の講座を開いてくれる。これが先週末に連絡があったので、急遽、校内で審議していただく。
12月の2日間と合わせると、「校外講座」の扱いで受講者は単位認定の対象となるからだ。募集も急ぐ。

下の3つは私が担当する。デジハリにはこの時期は通わない。

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2007年6月30日 (土)

検定試験の作問作業

午前中は職場で情報部会の作業、午後は検定試験の作問会議

テニス部の顧問として出勤。情報部会関係の作業がたまっているので、幹事長のaK氏に来校していただき、出張依頼文書の新書式などを作り上げた(作ったのはaK氏)。途中、関東大会の件で2名の委員と電話でやり取りしながら、その関係の展望も開けた。

午後2時より、横浜駅至近の貸会議室で情報の某検定試験の作問会議。各自が提出していた問題について、妥当性などを議論する。情報の技術や常識は日進月歩で変化するため、多くの目を通して確認することが必要。4年ほど関わっているが、自分の勉強にもなるし、ノウハウは情報の新入生テストや、学校の定期テストの作問業務に役立っている。

もちろん、検定試験に関わる事については県に申請して許可をいただいている。

終了後、数名の委員と会食。18時30分、デジハリの授業に向う。

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2007年4月20日 (金)

図形と画像の処理:授業開始

昨年に引き続き、力を入れて開発している科目。1時間×週2回、受講者17名

専門教科情報の指導要領に含まれる科目。しかし検定教科書がなく、指導者の力量で授業を組み立てる。

使用テキストはCG-ARTS協会の新刊『入門CGデザイン』、CGクリエイター検定3級に対応している。詳しくはCG-ARTS協会のサイトで。昨年度は同協会の『ビジュアル情報処理』を用いたが、こちらは画像処理エンジニア検定/CGエンジニア検定3級に対応しており、アフィン変換を始め数式処理が多く、理論的に深い内容を扱っていた。今年は、受講者全員が受験を目指せるように、目的とする検定を変更した。

最初の2時間は、「図形と画像の処理」という科目名に適した「つかみ」として、モーフィング/ワーピングの実習と解説。モーフィングはSmartMorphというフリーソフトを利用している。英語のメニューなので簡単なマニュアルを用意しておくが、生徒はすぐに慣れる。
三角形が別の三角形に変異していく説明にイラストレータのブレンド機能を利用した。FlashやImageReadyも候補にあげたが、タイムラインを意識せず、形状と色の変化だけを印象づけたかったからだ。キーオブジェクトを自在に変形することができ、それに対応して補間のオブジェクトがリアルタイムに変化する。ここでコンピュータ内でどのような計算をしているかを考えさせた。

3時間目はテキストに入って、遠近法と「形」の基礎特性の説明。ここで活躍したのは、CG-ARTSの認定校制度を受けていただいた指導者用補助教材のCD-ROM。テキスト内の画像・図版・表をブラウザで表示できるデータが入っている。モニタ上でマーキングしながら説明したので、生徒の興味を引き、理解度はかなり高かった。
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テキストの図版の他、エッシャー展のカタログを開いて「図と地」と「錯視」の説明をする。これが生徒の興味を引く。

次回は、各種の幾何学的錯視を実際に図を描いてその効果を確認すると予告。この手の作図はPowerPointが最適だ。

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2007年3月18日 (日)

検定試験作問委員会

13時よりある検定試験の作問委員会に出席

情報関係の検定試験は近年多様化している。ある検定試験の作問委員を務めさせていただいているが、この検定の構造も改編され、級の難易度も変わってきている。本日は、来年度の出題の方針の説明と、担当分野の振り分けが行われた。5月末までに問題を提出、相互に検討して9月までに完成というスケジュール。
まずは、管理職と県に兼職の許可を得ることが必要だ。

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2007年3月11日 (日)

デジハリ070311

午後は職場で評価活動。19時よりデジハリ「XHTML+CSS講座(2)」

余裕を持って教室に入ると、講師の佐藤先生より報告を受ける。昨年の11月17日、CG-ARTS協会の「Webデザイン」「入門Webデザイン」のテキストをデジハリの副教材にと薦めたのだが、Webデザイナーのクラスで採用されることになったという。教材費の関係で「入門Webデザイン」のみということだが、社会人が多いデジハリ受講生にとって、幅広い基礎知識を身につけるには手頃な本だろう。「Webデザイン」の方が職業としてのWeb制作を扱っているが、まずは十分だと思う。佐藤先生自身が学生時代にCG検定を受けられたと聞いている。デジハリでもCG検定各種や色彩検定を自主課題として推奨しても良いのではなかろうか。
ちょうど、CG-ARTS協会の2007年新認定教育校申請書を週末に郵送したので、その連絡を兼ねて担当者に報告しよう。

さて、授業の方。今日は実習が中心だが、長さや文字サイズの指定についての重要なことを学んだ。つまり大きさの絶対指定と相対指定についてである。ブラウザの機能によって文字の大きさを変えることができるが、CSSで大きさを絶対指定した文字は不変であり、これは閲覧者に不親切である。そこで、「pxとpt」より「%とem」を活用して可変に耐えられるようなレイアウトを組んでいくという実習である。

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前半は講義の後、上のようなブラウザのサイズに応じてトンボマークの位置と本文の段組が可変となるような設定。こちらは難なくリアルタイムで理解できた。

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後半は、段落だけのデータから、いかにもCSSというレイアウトにスクロールを加えた形に作り込む。外側の設定から始めていき、内側の設定は継承を利用したりオーバーライドしていく。特に文字サイズが相対指定×相対指定となるので十分な計画(ラフスケッチ)が必要だ。結構細かい設定が連続したが、受講生がTAに頼る場面はない。これはDreamWeaverによる設定が楽だからでもあるが、間違いなく受講生のレベルが高いことを示している。

次回は積み残しの項目「文字に関するハックについて」からだ。予習はできそうにないが、復習をしておかなければついていけなくなりそうだ。


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2007年2月13日 (火)

科目「DTP入門」

学校設定科目「DTP入門」の紹介と開発経緯

DTP:Desktop Publishing コンピュータを使って印刷物を作成する技術/作業。

3guide_new■前科目から通算して3年目になり、授業内容も生徒作品もレベルが高くなってきた。使用するソフトは、WordとPublisherというOffice製品。Word用のテキストレイアウトデザインガイドブックを夏休み前に終了し、以後はWordがDTPに特化したPublisherを利用するが、同じOffice製品なのでインターフェイスも似ていて違和感なく移行できる。身近なソフトで作品を作るので、家庭でも役に立っていると喜ばれる。

この科目の履修者は「DTP活用」というAdobe Illustrator/Photoshop/InDesignという本格的ソフトを利用した科目を履修することができる。Publisherでレイアウトの概念を修得していると、Illustratorの理解も早い。このようにソフトウェアで科目を分けていることがミソである。この科目については後日紹介する。

今年度の「DTP入門」の課題を紹介する。
・テキストの規定課題4作
・出身中学あてにこの学校を紹介する(広報)はがき
・掲示されている校内新聞のリメイク
・体育祭を中学生に広報する新聞
・文化祭を中学生に広報する新聞
・名刺(裁ち落とす)
・クリスマスカードまたは年賀状
・年間の作品を紹介する両面三つ折りチラシ
・自由テーマ作品

個人情報が入る名刺以外は、全て掲示して公開する。特に体育祭と文化祭の新聞は1年間掲示するので、他の生徒がよく立ち止まって見ている。

これらの課題を作成しながら、フォント選びや行間、文字詰めの設定などの「文字組み」や配色/レイアウトの知識を深めていく。課題ごとに、自己PRと相互評価を行って目を肥やしていく。私のようにデザインのセンスが欠如している者でも、セオリーを指導するだけで、生徒が互いを高めていってくれる。

またOffice製品共通のベクトル画像の描画方法を習得させる。文字と写真だけでなく、イラストを配置して訴求力を高めることも推奨している。Illustratorを使う「DTP活用」に繋げる下準備でもあるが、生徒は滑らかな絵を描けることに喜び、作品に活用している。

■ついでに、科目開発の経緯も記録する。

平成16年、総合学科に改変する本校に異動が決まった直後に、「文書デザイン」という商業科の専門科目3講座を担当する依頼を受けた。旧カリでは「文書処理」というワープロの内容だったが、指導要領上ではマルチメディア的な内容に改編されている。当時の本校の履修指導では「広告・広報を中心とした文書作成」というように紹介されていたが。

急遽、異動までの短期間で「DTP検定3種」というWordのDTP機能を利用したカリキュラムを研究した。出版社ワークスコーポレーションと交渉し、科目の共同開発としてテキスト40冊を貸与していただき、毎回生徒に貸出しながら授業を行った。この年は、プロジェクターでスクリーンに投影しながら説明したので、習う生徒には苦労をかけてしまった。それでも生徒は意欲的に取り組み、DTP検定3種を受験して優秀者に選ばれる生徒が続出した。この科目は「イケる」と実感した。

翌年、学校設定科目「DTP入門」に差し替え、同時に継続科目「DTP活用」も設置する。前年度の生徒作品があるので、受講生には目標をしっかり持って取り組ませることができる。中央モニター付きの新教室なので、技術指導のストレスも無くなった。作品制作の時間配分が分かるようになり、年間スケジュールも大体固まった。

■この科目をモデルとして、観点別学習状況の評価/単元別シラバス/授業評価と自己評価を統合した「指導と評価の一体化」の実践を行うことができた。情報部会の有志と共に上月情報教育研究助成(H15/16)を受けた研究の成果である。さらには上月情報教育賞の受賞(H17)にも繋がった。この共同研究の有志が中心となり、神奈川の情報部会には、観点別学習状況の評価の知識が早くから普及している。

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2007年2月 2日 (金)

18年度・技能審査の成果による単位認定

私の誕生日、良いことで始まった。

色彩検定の合格証書と合格証が届いていた。学校団体受験なので、担当教員が事務処理を行う。
早速、証書類と単位認定に必要な書類(合格証書のコピーと単位認定申請書)に担任あての説明文を添えて担任の机上に配る。

学校団体受験なので、合否は私から伝えてあり、その際に握手したりして喜びを分かち合った。今回は、担任と喜んでもらう番だ。この色彩検定(3級)は35時間以上の真剣な学習がなくては合格できないだろう、「1単位」という勲章の重みは十分にある。

今年度、情報に関する技能審査で単位申請の資格保持者は以下の通り。
ただし、分野によって単位数の多いものに吸収される。
また、先週全商情報処理検定2級の試験があったが合否はまだ分からない。
■追記:4名が合格。下には+4名と追記する。(2月9日)

・初級システムアドミニストレータ(3単位) …2名
・色彩検定3級(1単位) …9名
・CGクリエイター検定3級(1単位) …3名
・全商情報処理検定2級プログラミング部門(2単位) …1名
・全商情報処理検定2級ビジネス部門(2単位) …1名+4名
・全商情報処理検定3級(1単位) …26名
・全商ワープロ検定2級(2単位) …4名
・全商ワープロ検定3級(1単位) …5名

生徒全体の基本スキルが上がっているので、全商情報処理検定3級と同ワープロ検定3級は来年度から単位認定の対象からはずすことになる。

本校ではこの他にも単位認定の対象となる技能審査があり、一覧は生徒に配布されている。
神奈川では、単位認定の対象は県から示される「標準例」内から学校の実情に応じて選択することになっている。

この神奈川県特有の「技能審査の単位認定に係る標準例」については、


続きを読む "18年度・技能審査の成果による単位認定"

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2007年1月 9日 (火)

負の二進数

「ビット列を反転して1を加える」と二進数の正負が逆転する。

この理屈(アルゴリズム)が分からないまま使っている学生はいないだろうか?
負の数に対しても同じことをしたら正の数になるのか? という学生もいそう。
負の数を正の数に変換するときは、1を引くの? これもいそう。
理解の仕方の問題である。

例えば、A=00101010 の正負を逆転した数を知りたいとする。

Aに加えて、11111111となる数は?
・・・11010101 つまりAのビット列を反転した数。

では、さらに1を加えたら?
100000000だが、オーバーフローして、00000000 すなわち0になる。

ということは、A=00101010 に対して、
「ビット列を反転した上に1を加えた数」を加えると0になるということ。

だから、Aに対して「ビット列を反転して1を加えた数」はAの正負を逆転した数である。
この話の最初で設定したAは正であろうが、負であろうが理屈は同じである。
(授業では、符号ビットの話をするが、ここでは省略)


昨日のブログの内容もこれと同じである。
RGBは加法混色だから、
ある色に対して加えたら白になる色は?・・・補色である
あるビット列に加えて111・・・1になるビット列は?・・・反転したビット列である

さすが、hohhohさんはすぐに気がついてくれました。

実際に、画像処理ソフトで反転した画像の同じ座標の色はビット列の反転です。
フリーソフトIlfanViewでも簡単に実験できます。
画像をクリックするとその点の色情報がタイトルバーに表示されるので、
適当な画像をネガポジ変換して確認すればよいのです。
このソフト一つでかなりの事を教えることができます。本校の授業では重宝しています。


さらに発展させると、
二進数Aから二進数Bを引くということは、
二進数Aに、二進数Bの正負を逆転した数を加えるということ。
つまり、Aに「Bのビット列を逆転して1を加えた数」を加えるということ。

色においては、
ある色のレイヤーに補色のレイヤーを重ねて、その補色のレイヤーの不透明度を50%にする。
下のレイヤーが50%だけ透けてみえる。つまり、両方のレイヤーが50%づつの色で重なる。
数値で考えると、それぞれの色のビット列の半分どうしの和。つまり111111…1の半分。
白と黒の中間値の50%グレーになる。

「もとの色が何であっても、一面グレーになる。」
この理屈。昨日のエンボス加工の実験をしてから説明するとバッチリだ。
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2007年1月 8日 (月)

「エンボス加工のアルゴリズム」と「情報デザイン」

5日の研修会で紹介する予定だったネタ。情報BでもOKです。

定時制の前任校では社会人聴講生を受け入れながら実施していた情報A。PeintiamII(200MHz)メモリ16MBのWindows95マシンだったが、全日制と共有なので片身の狭い思いをしながら使っていた。

画像処理検定2級の勉強をしていた当時、高価なPhotoshopなど手がでなかった。得た知識を試したかったので、UNIXから移植のフリーソフトGIMPを使っていた。小さな画像なら結構動いた。

平成14年の情報Aで行った「エンボス加工」と「昼の景色を夜景に変える」というネタは今でも「図形と画像の処理」の授業で使っている。
Himawari
エンボス加工の手順とそのアルゴリズムは簡単だ。

(1)画像の複製
写真をPhotoshopに読み込み、背景レイヤーをコピーする。
(2)上のレイヤーの階調を反転
色調補正のメニューにある。RGB情報のビット列が全て反転し、その色は元の色の物理補色になる。
(3)上のレイヤーの不透明度を下げる
だんだん下のレイヤーが透けて見えてくると同時に色は無彩色になってくる。
(4)不透明度50%でストップ
この時、上下のレイヤーの色情報が重なり合って、一面がグレーになる。反転したビット列との合計は11111・・・111で白を表すが、平均なので値はその半分、色は50%グレーになる。RGBそれぞれのビット列が右に論理シフトして、0111・・0111・・0111・・になる。
(5)上のレイヤーを数ピクセルだけ移動する
色合いが急に変わるエッジの部分は、ずれたことで50%グレーと異なった色になる。色が単調だった部分は50%グレーに近い色のまま。これがエンボス化された画像になる。

というように、コンピュータが裏で行っているビット列操作を考察しながら教えることができる。もちろん、エンボス加工というフィルターも用意されており、最適なアルゴリズムを用いているだろう。

とにかく、画像処理ソフトに用意されている各種のフィルターは、アルゴリズムのバッチ処理なのである。画像処理も画像描画もコンピュータの内部ではビット列操作であり、そのアルゴリズムを考えることは正に「情報デザイン」であろう。

新カリキュラムにはこのようなアプローチを期待している。
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2007年1月 7日 (日)

葉欄

「はらん」または「ばらん」と読む

昨晩は隣の実家で第2回の新年会。近くに住む父親の兄弟が集まった。

メインの料理はもう何十年も変わらない母親手作りの握り寿司。
マグロの握りに敷かれている葉欄が話題になった。
Haran
今では本物の葉欄が使われているのを見ないという話題であった。現在では刺身にはシソの葉というイメージだが、昔は葉欄だったという。写真は庭に生えている葉欄の葉に、包丁で切りこみを入れたものである。小さい頃、防腐効果があるといっておにぎりを包んでもらったことを覚えている。

いずれにせよ、深い緑色が使われている理由は「マグロの赤身を鮮やかに見せるため」ということは定説である。せっかくなので、実際に色を配置して実験した。
Taihi4
4つの大きな正方形の中には同じ赤色の正方形を置いた。すぐできるのは、コンピュータの便利なところだ。
赤の心理補色は緑である。左の2つは「補色対比」により、彩度が増して見える。一番左は、地色の暗い緑による「明度対比」で明るさも増して見える。
右の2つは、赤に色相が近い色であり「彩度対比」の効果は少ないものの、地色が暗い赤の場合は「明度対比」によって明るさが増して見える。

「色情報」が互いに影響する効果はまだまだある。
「対比」と逆の「同化」の効果を利用しているものの代表例に、みかんのネットがある。
まだ黄色い未熟なみかんも、細くこまかい赤色のネットの色に同化して完熟のおいしい色に見える。これが緑のネットだともっと未熟に見えてしまう。
枝豆やオクラが緑色のネットに入っているのも同じ効果である。

色彩検定の本にも載っていて、読むとなるほどと思うが、実際に作画して体験することが大切だと考える。
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2007年1月 4日 (木)

仕事初め

まず良いことから始まった。

年末にWebでCG検定の結果が公開された。11月26日に、3名の生徒がCGエンジニア検定の3級を受験している。私は団体受験会場のIDとパスワードを入力すれば結果を知ることができる。しかし、そのIDとパスワードは校内で保管されているため、年末年始の間、結果を知りたくてウズウズしていた。勤務に就くとすぐに検定のサイトで確認した。やった!3名とも合格だ。

ブログでの報告を忘れていたが、他の記事で忙しかったからだ。11月12日に11名が色彩検定3級にチャレンジして、その結果が12月中旬に届いた。結果は全員合格とはいかなかったが、9名が合格。一般の合格率よりも高いと思われる。合格に喜ぶ生徒と握手、教師の冥利に尽きる瞬間だ。CG検定3級も色彩検定3級も合格者が申請すると1単位が認定される。合格した生徒は間違いなく35時間以上の勉強をしているはずだ。

私は、神奈川県情報部会の情報教育委員会に属しており、技能審査(資格・検定)の単位認定について担当している。情報に関する技能審査にも様々な分野があるが、技能審査のカリキュラムによってそれぞれの分野ごとに体系化が進んでいると考える。何かを学ぼうというならば、そのように体系化されたカリキュラムを利用すると良い。これは、私自身が検定にチャレンジしながら知識を身につけてきた経験から思うことだ。

情報という教科は「親学問がなく、体系化されていない」という言葉を聞くが、分野ごとには体系化されつつある。今後、全ての分野に精通する人材が多く出てくれば、全体を整理してくれると考える。 その昔、「医術」だったのが体系化されて「医学」になったように。 私が注目している「情報デザイン」という分野も、数年後には体系化されるのではと考えている。

さて、その「情報デザイン」はどうなるか。明日の情報部会の研修会に期待している。

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2006年12月17日 (日)

芸術表現系列の作品展示会+DTPエキスパート認定試験

吉野町市民プラザにて芸術表現系列の作品展示会

午後、本日までの表記の展示会に足を運んだ。
学校からは徒歩15分の至近距離。大岡川沿い、もと南区警察署の跡地の落ち着いた環境にある。例年3月に行ってきた授業の成果物の展示会だが、時期を早めたことで完成度に物足りなさを感じた。逆にいうと、生徒の力はこれからが総合的に伸びる時期ということで、情報科学系列の科目にもそれは当てはまりそうだ。

本校の「芸術表現系列」の科目は、指導要領科目以外に音楽/美術/工芸/書道/茶道/写真/映像/総合芸術などの分野に及び、延べ16講座を開講している。今回の作品は、造形表現演習/アジアの伝統工芸/漢字の書/仮名の書/実用の書/総合芸術/写真表現基礎/写真表現応用/映像メディア表現、および、指導要領科目の美術/工芸/書道の各科目の授業成果物である。

作品を見ていると、美術/写真/映像の科目を取っている生徒には、私が担当する情報科学系列の「DTP入門」や「図形と画像の処理」の受講者が多いことに気がついた。映像メディア表現は、PCでPhotoshopとPremierを駆使する科目なので理解できるが、美術/写真の分野の一致度には驚いた。コンピュータがクリエイティブな活動のツールとして使われる面を改めて認識した。

その足で学校に向かい金曜日の「探求発表会」のビデオを編集してDVDに焼く。帰りに以前から気になっていたDTPエキスパート認証試験を調べるために書店に寄る。実技試験と筆記試験の両方に合格する必要がある。筆記試験のカリキュラムでは、印刷技術や画像処理技術の外、文字コード/解像度/画像のフォーマット/SQL/XML/補助記憶装置/ネットワークなどの分野まで、幅広く専門的な知識を要求している。一般の情報科の教員では歯が立たない問題である。日本の高度な印刷技術が、コンピュータ(Mac)の操作上の必要性から情報処理技術のレベルを底上げしてきたことが伺える。

DTPエキスパート認定試験は3月と8月の実施。8月の受験をターゲットにしよう。
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2006年12月 2日 (土)

ワープロソフトの教育

巷に出遅れたが、ワープロソフトの教育について一言

もはや、ワープロを単にワープロとして教える時代ではない。日本商工会議所(日商)が業界に君臨してきた日本語文書処理技能検定試験は今年の3月末をもって終了した。全国商業高等学校協会(全商)のワープロ検定も受験者が減ってきている。これもWord2007には対応できるのだろうか・・・? 全商の試験は受験料が安く、近隣の商業高校(本校の場合は、Y校になる)で受験できるのが魅力であるが、本校では、WordのDTP機能の活用力を測るDTP検定3種も勧めてきた。目的はDTPと情報デザインの概念を習得することである。しかし時代の流れか、CBT形式になって受験料が倍増してしまった。検定の学校実施もできなくなり、高校生に勧めるのは難しい。非常に残念である。

紙ベースの「情報デザイン」の手段としてワープロソフトを使うことはあるが、まだまだワープロとしてきっちり教えることに価値を感じている学校も多い。また、過激な勧誘活動で有名なMSの活用能力を測るP検に迎合する高校もある。さらには同検定を単位認定する大学が名を連ねている状況である。教員の指導見識がそれと一致しているならば、いくらでも生徒を引き込むことができるだろう。

総括すると、日商がワープロの検定から撤退したことが実勢を物語っており、世の中はそれ以上の技能や表現能力を求めているのである。情報A/B/Cで満足しているとマズイかも知れない。高校教育においても、多様な方面への指導ができるように、幅広い知識をもった教員の育成が必要であろう。

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2006年11月26日 (日)

CG検定

今日は校内でCG検定を実施。3名の生徒が受験し、その監督を行った。

証明写真を忘れた生徒がいた。即座にデジカメで写真を撮り、色調補正して、縦4センチ横3センチ/解像度300dpiに加工。光沢はがき用紙に印刷すると、一般の写真と遜色ない。便利な時代になったものだ。(校内受験でよかった・・・)

生徒が受けた区分は、CGエンジニア検定3級。「図形と画像の処理」で学んだことを深めた内容である。特に数式を扱う部分は補習で指導した。試験終了後の感想を聞くと、なんとか合格できそうな感触だ。

さて、この補習において、彼らは過去問題を解くことで抽象的な内容もすぐに理解してしまった。標本化と量子化などは、具体的な画像を使った問題を2・3題解けば分かってしまう。画像処理のかげで動いている数式やアルゴリズムもイメージがつかめたようだ。数学が嫌いな生徒であってもだ。情報という教科でも問題を解かせることは大切なことだと、あらためて感じた。

そんな意味で、早く情報の入試問題集が本屋に並ぶようになって欲しいものだ。

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2006年11月21日 (火)

生徒が初級シスアドに合格

2年次の男子1名が2回目の挑戦で初級シスアドに合格

CGエンジニア検定の補習が終わると、その内の1名が初級シスアドの合格を告げた。思わず顔を見合わせて握手。この生徒は、情報部会が作成している「導入テスト」で93点という高得点を取った生徒である。昨年の夏休みに、短期集中講座「コンピュータ技術」で教えた際に初級シスアドの受験を勧めた。勉強方法をアドバイスしたり、横浜駅近辺の岩崎学園情報科学専門学校東京IT会計法律専門学校横浜校で度々開催される初級シスアドセミナー/基本情報技術者セミナーにも紹介してきた。この春は僅差で落ちたので今回の合格は予想していた。おめでとう。この春の3年次男子に続いて第2号の合格者である。

来春、この生徒は基本情報技術者試験にチャレンジする。プログラミングの実践がないので、午後の言語はアセンブラを勧めた。(手ほどきをせにゃあかんぞ。)

この生徒を例に、本校の柔軟な学びのシステムの一部を紹介する。彼は、通常の授業以外にも卒業に必要な単位を次のように取得している。

(1)短期集中講座(学校設定科目)
1年次は、前期木曜5・6校時+夏休み35時間の短期集中講座の「ロボット入門」で2単位。
夏休みで完結する、6日間36時間の短期集中講座「コンピュータ技術」で1単位。
(2)インターンシップ(職業体験)
2年次の夏、NTT東日本-神奈川での4日間のインターンシップと事前/事後指導で1単位。
(3)技能審査
全商ワープロ検定2級合格で2単位。
初級システムアドミニストレータ合格で3単位。
CGクリエータ検定3級合格で1単位(予定)。
(4)校外講座
情報科学専門学校の「基本情報技術者試験対策講座」修了で1単位。

この他にもボランティア活動による単位認定も盛んである。総合学科ゆえ、職業観を育成するためさまざまなことにチャレンジさせている。ただし、従来からの科目を取らずに、74単位ぎりぎりで卒業させようという方針ではない。

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2006年11月20日 (月)

CGエンジニア検定3級

放課後、上記検定を受験する生徒の補習。

「図形と画像の処理」からいかにもCGが好きそうな男子2名と、少しおしゃれな女子1名が受験する。どういう訳かこの科目を取る生徒は数学嫌いの生徒が多い。しかし、モーフィングでの座標と色の内分、画像処理のトーンカーブとヒストグラム、POVRayでの空間座標を使ったコーディング、DoGAの三面図でのベジエ曲線、動きの速度をコントロールする速度設定曲線、などの数学的要素を好きこそ物の・・・で使いこなしている。
補習では、授業で避けてきた1次変換と極座標のグラフ、エッジ検出や平滑化フィルタの行列を教えた。難儀すると覚悟していたが、全くの取り越し苦労であった。式や記号の意味が試験問題の画像の変化と対応しているので、抵抗がないのだろう。補習に食いつく様子に数学の担当者がびっくりしていた。

久しぶりに数学の教員に戻った気がして新鮮であった。次回の補習は水曜日。

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2006年11月18日 (土)

CGクリエイター検定(2)

CGクリエイター検定ディジタル映像部門指導者向けセミナー

会場は日本電子専門学校9号館。日本デザイン学会の会合から直行。若林先生と一緒に終了間際の参加となる。

CG-ARTSの飯田さん/宮井さんに情報部会との連携について相談に乗っていただいた。まずは1月5日に予定している教材開発委員会に向けて調整をお願いした。

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2006年11月17日 (金)

CGクリエイター検定

CGクリエイター検定Webデザイン部門指導者向けセミナー

昨年度後期に新設されたCG-ARTS協会の上記検定が早くもリニューアルする。今日は技能審査として単位認定の適正さを確認するために参加した。10時30分から17時30分までというセミナーには専門学校や大学の講師など50名ほどが熱心に聞き入り、活発な質疑応答が行われていた。この分野の標準カリキュラムはこの検定テキストが担っていくことと思われる。最後の2時間しか参加できなかったので、居残って30分ほどレクチャーを受けた。恐縮。

CGクリエイター検定は、Webデザイン部門とディジタル映像部門に別れており、今回までは3級が同じ問題であった。次回からは、各2級のテキストが改訂、各3級が新設されてテキストも個別に新刊である。Web2.0やAjaxの解説や、Vistaで採用される(XMLを拡張した)XAMLの紹介など、最先端の話題が盛り込まれている。

テキストの編集委員長である若林尚樹氏(東京工科大学教授)と話す機会を得た。高校でのWebデザインの科目開発/情報部会の教材開発委員会/情報部会対象のセミナーなどの協力について、前向きに考えていただいた。偶然にも明日、日本デザイン学会の情報デザイン研究部の分科会でお会いする。具体的に話をつめていきたい。

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2006年11月12日 (日)

技能審査の単位認定

色彩検定当日。
生徒が受ける3級は10時30分に開始。なんと、9時には集まって勉強していた。7000円という受験料がそうさせるのか?
終了後に感想を聞くと、通常の科目の勉強よりも楽しかったと語る。合格ラインに達したと表情に出ている生徒、厳しそうと言う生徒。いずれにせよ、達成感/充実感を感じ取ることができた。皆、強く生きる糧を得たことだろう。
「先生、午後の2級頑張ってね〜」 仲間として、暖かい声援を送ってくれた。

今年度から各種の技能審査に対する「文科省認定」の制度が廃止された。タガがはずれて、情報に関する技能審査が名称の変更やカリキュラムの変更を始めた。時代遅れのものは検定を中止である。また、営利主義丸出しでえげつない売り込みをするものもある。当分、生き残りをかけてホットな戦線が繰り広げられるだろう。

CG−ARTS協会が昨年後期に新設したCGクリエイター検定のディジタル部門/Webデザイン部門。実は、この各2級を今年の前期に取ったばかりである。しかし、来年度(もう!)からは新カリキュラムになるので説明会を開くという案内が届き、次いで刷新したテキストを送ってくれた。この分野の牽引に責任を持ち、技術の進歩に合わせて善処していると理解した。一応出張伺いを出してみた。

神奈川県には「技能審査の成果の単位認定に関する標準例」(以下、標準例)というガイドラインがある。各校はこの表から学校の実情に応じた技能審査を選び、また指定の単位数を超えない範囲で、単位数を設定することができる。従来の履修科目への増加単位方式から、学校外の学修の単位へと切り替えが進んでいるので、単位認定がしやすくなったはずである。しかし残念ながら、教育効果をにらんで精査し、活用している高校は少ない。

その標準例については、情報部会も一役買っている。平成15年度の「教科情報」のスタートに合わせて、情報に関する技能審査の標準例の作成を求めたのが始めである。そして、提示された標準例に対して、現場に合わせた修正/追加/削除の意見を提出している。前述の理由から、来年度に向けて大幅な修正が必要であり、現在その素案を作成している。
明日、情報部会の情報教育委員会で審議していただく。その後、情報部会の幹事会に提出、原案としてまとめて県の担当に提出という段取りである。

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2006年11月11日 (土)

明日は色彩検定

本日の午後は、明日の色彩検定の為、受験者対象に直前補習をした。

社団法人全国服飾教育者連合会(A・F・T)が年に2回実施する色彩検定。本校では、3級に合格すると1単位、2級は2単位、1級は3単位が学校外の学修(技能審査)で単位認定される。
総合学科ゆえ美術/服飾/美容/Web作成などの分野で色彩に興味を持つ生徒も多い。私の担当する「図形と画像の処理」と「DTP入門」の受講者も含めて11名が3級にチャレンジする。潜在的受験希望者はかなりいるので、今回の合格状況によっては、来年度は受験者が倍増すると思われる。
3級の内容は、マンセル表色系とPCCSによる色の体系的分類に始まり、光と色/眼の構造/混色/色の視覚効果/色の心理的効果/トーンと配色/ファッション/インテリア/環境色彩など、高校までの一般常識を教科横断的に整理して発展させたものである。検定対策として、カラーチップを色相環順やトーン別に並べる実習や、光の回析/拡散/屈折などの解説を行った。後は各自の独学で対応してもらう。検定料が高いのが難点だが、高校生がチャレンジするには持ってこいの検定だ。3級の合格に対して1単位を与えるには正に適当な内容と判断している。

合格によって、教員には授業持ち時間としてカウントしてもらいたいものだ。ただし、落ちた場合のペナルティはなしで。

私も2級を受験する。

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