この夏の研究テーマはCMS・LMS。とは言っても独学では進まない。
この講座で管理的な体験ができたので、視野が広がった。
昨日の続き。個人で作業しながら小菅先生に質問する形式。
LinuxとNetCommonsのインストール、データベースの作成、管理者やユーザの登録までが済んでいる。
今日は、各種のモジュールを実装して、その使い勝手を確認していく。仮想サイトだが、まずはトップページ。
最上部の左右のロゴの画像および背景のテーマを変更できるが、これはどうでもよい。左のカレンダーはデフォルトでついている。「お知らせモジュール」の下に、(見えないが)「新着情報モジュール」、「日誌モジュール」を配置。ブログのように簡単に組み込むことができるし、更新も楽だ。
「新着情報」には、更新した情報が自動で追加される。「日誌」にはコメントやトラックバックの実装も可、もちろん承認の設定もできる。
参加者が一番興味を持っているのは、「小テスト」「アンケート」「レポート」のモジュール。ログインしたユーザの属するグループルーム(ページ)に配置することで管理する。繰り返し答えることはできない、また提出したユーザ名も管理できる。提出期限も設定できる。これらの機能は想像していたが、実際に運用体験して、CMSの有難さが分かった。
以下に、小テストとレポート・アンケートの管理画面を紹介する。
「レポート」は、提出者と管理者のみで掲示版的なやり取りができる。
ひとつだけ難点があった。小テストで記述式の問題を作ると、一人ひとりの解答を開いて採点しなければならないこと。部分点をつける手間もある。まあ、選択式のみにすればよいのだろう。自動採点され、提出直後に採点結果・解説が示されることは、学生にも受けがよいはずだ。
NetCommonsの先進県である千葉県では、学校の公式サイトとして小学校から高校までかなり普及している。似たようなページデザインになるが、それよりも管理のリスクが少ない。担当者の異動があっても、すぐに引き継げる。ユーザ登録もさほど手間が掛からないし、初心者でもブログ感覚で更新することができる。
このNetCommonsの新バージョンが発表される。小菅先生は、KnoppixにNetCommons1.1を組み込んでUSBメモリで起動させる準備をしている。このシステムは応用できそうだと、T中先生と相談しながら帰宅。満足の2日間だった。
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