鍋割山・塔ノ岳:山小屋の視察と鍋焼きうどん
山歩きも慣れ始め、山小屋を使った山行に興味を持ってきました。(長文で失礼します)
丹沢には多くの山小屋があるということで、山小屋の視察をテーマに鍋割山と塔ノ岳に行く計画を立てていました。ちょうど日曜日、天気が回復しそうなので、朝5:30自宅を出発。車を県民の森駐車場に止めて6:45に行動を開始しました。
行動の途中、山小屋で3回の休憩。食事やコーヒーを注文し、従業員さんに色々とお話しを伺いました。
県民の森駐車場6:45→二俣→後沢乗越→8:50鍋割山9:40→二俣分岐→金冷シ→10:50塔ノ岳11:35→金冷シ→12:35堀山の家13:10→二俣→14:25県民の森駐車場
まずは、県民の森駐車場から鍋割山までの様子
登山口に入る前に水が入ったペットボトルが置いてあります。鍋割山荘までボランティアでボッカして下さい、というものです。私は1.5Lのボトルを2本ザックに詰めました。
ここから後沢乗越を通って鍋割山山頂まで、適度の傾斜のいろいろな斜面を登ります。とても快適なコースで、階段ばかりの大倉尾根よりも登りを楽しめると思います。
朝早いので霜柱も溶けていなく、その意味でも快適です。
鍋割山山頂の景色はすばらしいのですが、富士山は雲がかかっていたのが残念です。
早速、鍋割山荘に入ってペットボトルを提出。到着時は客は一人、注文した鍋焼きうどんはすぐに出来ました。具だくさんでとっても美味しい!「名物」に納得です。
うどんを食べていると、若手と常連さん(?)がボッカの荷物をおろしました。トイレと物資の搬入が山小屋の経営の決め手だと思います。
草野オーナーに、宿泊のお話しを伺いました。小屋の中を見渡すと、宿泊生活の様子が分かります。
塔ノ岳への道はさほど起伏がなく歩きやすかったのですが、一部がどろどろでした。最後に少し登ると塔ノ岳山頂です。短パンの年配の方がプロパンボンベを背負って降りて行きました。スゴイ!
塔ノ岳山頂はとても広く、全方向を見渡せます。残念ながら、ここでも富士山には少し雲がかかっていました。
尊仏山荘ではコーヒーをいただきました。週末は50人ぐらいが泊まるそうです。ここに泊まると日暮れ、夜景、ご来光の景色を楽しめるようです。
地図を広げて、2月11日に登った大山、神奈川の最高峰である蛭ケ岳を確認しました。少しずつ、位置関係や距離感が分かってきます。
金冷シまで戻って、大倉尾根を下ります。通称「バカ尾根」と呼ばれるように、斜度はきつくないのですが、ひたすらひたすら下り。一部、岩場がありますが、ほとんどが階段という感じ。この尾根全てを登るのは大変だろうと思いました。
大倉尾根から二俣への分岐点に堀川の家があります。こちらでもコーヒーをいただきました。上の山小屋より100円安いのに、ミニシュークリームが付いています。
先の2つの山小屋と違って、ここは週末のみの営業です。宿泊者数は少なく、時間的な制約がないアットホームな運営をしているということです。山を楽しみに寄るには良さそうです。
サービスでおでんもいただきました。
小屋を出たところで、やっと雲が取れた富士山をゲットしました。
ここから二俣に向かう道は、ほとんど人が通らない杉林のコース。根っこばかりで踏み跡も分かりにくいので、木や石に書かれたマークやテープを頼りに進みます。
単独登山ですが、天気も良く、山小屋の人との会話があって楽しかった一日です。
今は、山小屋デビューの機会を探しています。
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