第8回 統計教育の方法論ワークショップ
一橋大学国立キャンパスにて。標記の会に午後から参加し、発表させていただきました。
到着すると、次期国際統計教育協会会長のIddoGal 教授の講演が始まったところ。通訳がつく講演は初めて。冊子のレジュメも英語ですが、スライドは日本語版が併用されていて助かりました。
統計学習の実習例や、形式的推論よりも非形式的推論が望ましいことなど、今後の情報教育にも役にたつ知識を得ることができました。
私は、「生徒自らが測定したデータの分布を考察する」という題で、小中高大9本の授業実践事例の一つを発表しました。統計の専門家の前で素人が話すということになりますが、開き直って「情報科」としての事例であることを前面に出しました。
10センチのテープカットについては、横浜国大付属中学の先生からも事例が報告されました。この教材は今後も幅広く研究されることと思います。
提出した予稿に、ヒストグラムと箱ひげ図の事例を加えて示しました。箱ひげ図や正規分布(標準と誤差の分布)について専門家からのアドバイスもいただき、いい勉強になりました。
発表を推薦いただきました渡辺美智子先生に感謝いたします。
C県の谷川先生も参加されていました。いつも熱心で感服いたします。
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