2011年12月15日 (木)

探求:年次発表会の会場設営

3年次、2単位の総合的学習の時間「探求」。明日は年次発表会。

科目「探求」の概要

先先週と先週のHB内発表会を経て、いよいよ明日は代表者12名による年次発表会。演劇部の活動が終わった17時過ぎから、探求担当者で会場設営を行なった。演劇部の生徒も手伝ってくれたので、18時には全て完了。

会場全体

発表者とPC操作補助者の席から見た会場と、メインプロジェクター下の発表者用モニター。

発表者から見た会場 メインプロジェクター下の発表者用モニター

3セットのスクリーンとプロジェクターの配置。

機器の配置

発表者の表情、提示物があればそれを表示するサブスクリーン。このプロジェクターには、ビデオカメラとPCが接続してあり、臨機応変に使う。
右端は、プログラムを表示する小スクリーン。

サブスクリーン プログラム用スクリーン

この他に、DVD作成のため記録用ビデオカメラを設置した。

発表者を照らすため、最後に天井のスポットライトを調整した。
明日の発表会が楽しみだ。

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2011年12月13日 (火)

DTP活用:探求発表会のポスター作成

火曜日午後の学校設定科目「DTP活用」。16日に迫る発表会のポスターを即日作成。

2時間の授業1回で作成するため、先週から予告をしてあった。キャッチコピーとイラストの構想が宿題になっていた。校内に多くのポスターが掲示され、校内Webでも過去の作品を見れるため、イメージは分かっている。

記事に盛り込むテキスト情報を提供して、さあ作れ。

作業中の様子 作業中の様子

イラストの下書きをしてきた生徒もいる。スキャナーで取り込んで、Illustratorにテンプレートとして配置。ペンツールでのトレースはお手の物だ。

休み時間返上の集中作業。途中で色味確認のために仮出力。これを参考に、2時間で作り込む。

作業中の様子 作業中の様子

数名が放課後まで残って作成。ご苦労さまでした、発表者も喜ぶでしょう。

提出されたデータを3枚ずつ印刷して、トンボで裁ち落した。明日の朝にラミネート加工して、校内に掲示します。

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2011年12月 9日 (金)

探求:HB内で課題研究の成果を発表する(2)

先週に続き、3年次生は課題研究のグループ内発表会。

校内の12会場に別れての実施。来客もあるので地図を掲示し、各会場には発表のレジュメが置かれる。
案内図 発表のレジュメ

各会場の司会やタイムキーパーは生徒が行なう。

司会の後ろから 経過時間を示すボード

今年は科目「探求」を担当していないので、自由に見て回る。

多目的ルーム後ろの発表 多目的ルーム前の発表

様々な教室を使うので、雰囲気も違う。授業担当者やメンバーの個性も影響あるか。

PCC教室の発表 CALL教室の発表

発表者に対する質疑応答を終えると、評価シートに記入する。

福祉実習室の発表 評価シートに記入

スライドと喋りだけでなく、お菓子やムービーなどの制作物も使って発表する。

スイーツを研究した生徒から 映像と効果音を解説するムービー

布絵本を作って発表する生徒も。

太陽を取り出してお話し 次は何が出るかな

この生徒は以前のエントリで紹介した、よこはま布えほんぐるーぷの活動に参加して自分の研究活動を続けてきた。

布絵本の表紙 よこはま布えほんぐるーぷの皆様

指導してくださったよこはま布えほんぐるーぷの方も見学に来られた。
今の2年次生にも布絵本に興味を持っている生徒がいる。先輩から継承していくと面白いな。

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2011年12月 2日 (金)

探求:HB内で課題研究の成果を発表する

3年次の総合的な学習の時間「探求」。課題研究の成果を発表する。

総合学科生として、生徒は自分で考えたテーマについて「課題研究」を行ない、論文にまとめ、発表する。自分の将来に興味関心を持ちながら、学ぶ力を身につけて行く。
横浜清陵総合高校では、3年間に4つの特色科目を設置してキャリア教育を実践しているが、3年次生にとってはいよいよその学びの集大成となる発表会。12のホームベースに分かれて活動しており、2週に分けてホームベース内で発表を行なう。今日は、その初日。

特色科目の配置

科目「探求」の概要

今年は「探求」を担当していないが、空き時間なので、12の発表会場を見て回る。プロジェクターの球が切れた会場やノートPCが不調の会場もあり、対応だけでもなかなか忙しい。

発表の様子 発表の様子

それぞれの発表のレジュメをまとめて印刷してあり、聞き手は、それぞれの感想と評価を記入していく。2週の発表後、各ホームベースの代表が選ばれる。
2年次の学校設定科目「コミュニケーション」のインタビュー実習で身につけた技術を活かした生徒も多い。その道のスペシャリストや現場から聞き取り調査をした生徒の発表は、内容も濃くて面白い。また、作品などの成果物があると、その体験から得た説得力を感じる。

評価シートへの記入 3D画像についての発表

司会は生徒が行い、質疑応答を行なう。情報科学系列ではビデオ撮りも生徒が行なっている。

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2011年11月30日 (水)

視点:視点講座「3年次生に聞く」

2年次の総合的な学習の時間「視点」、来年の課題研究に向けての講座。

3年次の総合的な学習の時間「探求」は、通年2単位で、自らが決めた研究テーマについて課題研究を行なう。最終的には論文を書き、グループ内で発表をする。3年次生は、今週と来週を使って、そのグループ内発表の準備をしているところ。

科目「視点」の概要

本日の「視点」では、その3年次生から数名を招いて、研究テーマの決め方や、研究の手法、進路との絡みなどを体験を活かしてアドバイスをもらう会。研究テーマを考え中の2年次生にとっては、かなり参考になる。科目「コミュニケーション」のインタビュー実習で身につけた力を活かして、外部の方にインタビューに行った事例なども報告され、2年次生にとっては、今やっていることが正に成果を結んでいくことが分かる。

いつものようにサブスクリーンを用意して、発言中の生徒の表情を映す。簡単だが「伝わる」効果は絶大。

前半クラスの講座 後半クラスの講座

ほとんどの会では生徒が司会を行なっているが、今回はキャリアガイダンス部の教員が進行役を行なう。課題研究を積極的にキャリア教育として位置付けている総合学科ならではの取り組みである。

先日、文部科学省から「高等学校キャリア教育の手引き」が公開されたが、科目「産業社会と人間」の取り組み例をみると、「してやったり」と言う気になる。

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2011年9月28日 (水)

視点:2011後期オリエンテーション

2年次生の総合的な学習の時間「視点」。本日は後期オリエンテーション。

入試等の日程が確定したので、後期の修正日程を連絡し、3年次の総合的な学習の時間「探求」(2単位)の準備期間としての後期「視点」を説明した。

オリエンテーション開始 スクリーンの前に出て説明

前期に「視点の獲得」「小論文講座」という内容を行なった。後期には、来年の課題研究のテーマをじっくりと考え、基礎研究をしていく「プレ探求」を行なう。昨年度の課題研究の代表発表者のビデオを使い、研究テーマと、その視点としてのサブテーマについて、具体例をあげながら紹介した。自分の将来の職業や学びに繋がるテーマで、大きすぎず小さすぎずの等身大のテーマを考えていってもらいたい。

上の写真のように、この科目のメイン担当の私が説明する。前期オリエンテーションでは表情をサブスクリーンに投影したが、今回の発表では、あえてスポットライトもサブスクリーンも使わなかった。その代わりに、プロジェクターの投影光の中に意図的に入っていくという手法を取ってみた。その時の生徒の反応は「ある」が、全体を通しての演出効果はサブスクリーンほどではなかったかな。

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2011年9月15日 (木)

産業能率大「キャリア教育接続入試」の合否発表

本日、産業能率大学経営学部のキャリア教育接続入試の発表があった

上記リンクに入試結果がアップされた。今年は募集人数15人と減ったが、受験者51人に対して24人が合格、倍率は2.1倍。最近は、近都県以外からの受験者も増えているようだ。

求める人材として、第一に、

高校での「キャリア教育」、たとえば「総合的な学習の時間」や「産業社会と人間」、「就業体験・インターンシップ」、「進路学習での職業研究」などに積極的に取り組み、キャリア教育を通して、自分の将来について真剣に考えている人。
とあるように、かなり総合学科高校の生徒を意識している。キャリア教育の成果物に関する10分のプレゼンと30分の面接が課される。本校の生徒からも人気が高く、この試験の実施以来、毎年複数の生徒が合格している。経営学科の入試なので、情報科学系列担当の私は、受験指導を直接行っていないが、スライド作成やPC環境の提供で協力してきた。

受験生は、3年次の「探求」での課題研究をベースにして準備を進める。今年は3名が受験し、全員が合格した。過去の合格者が活き活きとした学生生活を送っているのが励みになっていたようだ。

残りの在学期間、研究をさらに深め、学力をしっかり身につけて欲しい。

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2011年4月15日 (金)

探求(課題研究):2011オリエンテーション

3年次の総合的な学習の時間「探求」がスタートした。

毎週、金曜の午後2時間に設定してある科目。24名の教員が約20人×12のホームベースを担当する。最初の1時間はオリエンテーション。その後、ホームベースに分かれての活動になる。

年間の流れは図のようにシンプル。今年は、中間の発表・論文を夏休み前に実施するため、中間論文の文字数を減らす予定。
探求の流れ

今年のチーフからの説明。昨年度の年次発表会のビデオも紹介する。
オリエンテーション

科目の色である黄色のノート(日誌)を配布し、年間の授業の進め方などを説明した。
探求ノートにメモ

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2011年3月31日 (木)

布えほん展示会のポスターを編集(2)

午後は標記の作業とPTAとの交流

午前中は、明日の新着任者に対する総合学科のガイダンスのための資料作り。総合学科推進部としては、横浜清陵総合高校の特色科目についてあまり気負わずに理解していただくために、4つの資料を用意した。この分掌では総括教諭が異動されるので、私が資料を用意した。

・横浜清陵総合高校の特色科目の流れ
・今年度の清陵ニュース全16号
総合学科について(第4次報告)
・本校の4つの特色科目の概要(公式見解)

午後は、PTA会長の所属するよこはま布えほんぐるーぷの30周年記念展示会のポスター作成のお手伝い。この会の代表、副代表のお二方もお出でになり、3人のご意見に添ってPhotoshopで加工した。これが、A3のポスターとはがきになるという。

布えほん展示会のポスター

そして、4月からの「探究(課題研究)」で、保育士希望の生徒らを担当するライフデザイン系列の先生と引き合わせる。課題研究のテーマとして、布えほんに取り組み、この展示会の一角でその発表を行ってみようという生徒がいないかという相談。担当教員も乗り気だが、私も良い題材だと考える。興味を持つ生徒が現れるとよいのだが。

ちょうど、3月11日の総合学科学習活動成果発表会の発表の中に、布えほんを題材にした他校の研究発表があった。担当教員とともに、この発表を見てもらい、コラボレーションへの期待を膨らませた。

布えほんの発表を視聴する

この後、前PTA会長も学校に寄られた。お子さんが在学中の3年間、毎年、特色科目発表会をご覧になられており、今回も仕事を午後休んで見に来られる予定だった。諸事情のため、校内で午前中の開催となったため、涙を呑んだという。
記録したDVDでご覧いただくことになりました。

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2011年2月17日 (木)

視点:プレ探求発表会(2)

2年次の総合的な学習の時間「視点」での発表会の後半

視点は1単位の授業。前期は論文の書き方を中心に学び、後期は3年次の課題研究の準備をしてきた。スライドを使って、3年次の総合的学習の時間「探求」(2単位)に向けての基礎研究と決意表明を発表する。

科目「視点」の概要

クラスを二分割した20名が、約4分ほどずつ、先週と本日に分けて発表した。生徒一人ひとりが、興味関心を持つテーマでの研究を考えている。研究テーマを将来の職業に繋がるものとして捉えている生徒が多い。

プレ探求の発表 プレ探求の発表

1年次ころはグループ発表が中心だったが、2年次からは個人発表ばかりになる。入学時から見ていると、発表態度や表現方法など、その成長を見て取れる。自分の将来に対して興味・関心を持つ活動を続けているが、これこそキャリア教育の目指すところで、大学進学と偏差値を偏重する教育とは異なる。

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