2012年2月29日 (水)

視点:プレ探求発表会

2年次の総合的な学習の時間「視点」。後期に行なった研究についての発表を行なう。

各クラスを2分割し、20名の前で研究成果を発表する。3年では2単位の「探求」で本格的に課題研究を行なうが、その練習という意味合いで行なうので「プレ探求」と呼んでいる。まずは書籍を中心に、興味関心のあるテーマで調査研究を行なってきた。視聴覚室や多目的ルーム、会議室など、普段の教室と違う会場を設定して、発表のモチベーションを高める。

プレ探求の発表 プレ探求の発表

2年次生は、必履修の学校設定科目「コミュニケーション」で、インタビュー実習を行なってきた。そこで得た行動力と自信は大きく、来年の「探求」では、外部に出て調査したいとの決意が聞かれる。

本日は大雪のため、交通機関の遅延で遅刻する生徒もいたが、担当する2クラスとも、全員が発表をすることができた。生徒は互いの発表を聞いて他者との興味の違いを実感しながら、自己を見つめなおしていく。(教員もだ)

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2011年12月14日 (水)

視点:プレ探求活動

2年次の総合的な学習の時間「視点」、来年の課題研究に向けての準備中。

3年次の総合的な学習の時間「探求」は、通年2単位で、自らが決めた研究テーマについて課題研究を行なう。最終的には論文を書き、グループ内で発表をする。

12月中、2年次の「視点」では「プレ探求活動」として、書籍を用いて、進路、興味関心のあるテーマについて調査研究を行なっている。

授業中の様子 書籍で調査研究

一人ひとりが書籍を持参する。指導する立場としては、インターネットで検索するのではなく、書店や図書館に並ぶ書籍の中から、手に取り、ページをめくる作業の中から想像力が湧くことを期待している。初回は書籍が見つからなかった生徒もいたが、互いに刺激したのか、2回目はほぼ全員が取り組んでいる。

書籍で調査研究 書籍で調査研究

冬休みに「プレ探求活動」をまとめて、1月には発表の準備、そして2月にはクラス内での発表となる。

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2011年11月30日 (水)

視点:視点講座「3年次生に聞く」

2年次の総合的な学習の時間「視点」、来年の課題研究に向けての講座。

3年次の総合的な学習の時間「探求」は、通年2単位で、自らが決めた研究テーマについて課題研究を行なう。最終的には論文を書き、グループ内で発表をする。3年次生は、今週と来週を使って、そのグループ内発表の準備をしているところ。

科目「視点」の概要

本日の「視点」では、その3年次生から数名を招いて、研究テーマの決め方や、研究の手法、進路との絡みなどを体験を活かしてアドバイスをもらう会。研究テーマを考え中の2年次生にとっては、かなり参考になる。科目「コミュニケーション」のインタビュー実習で身につけた力を活かして、外部の方にインタビューに行った事例なども報告され、2年次生にとっては、今やっていることが正に成果を結んでいくことが分かる。

いつものようにサブスクリーンを用意して、発言中の生徒の表情を映す。簡単だが「伝わる」効果は絶大。

前半クラスの講座 後半クラスの講座

ほとんどの会では生徒が司会を行なっているが、今回はキャリアガイダンス部の教員が進行役を行なう。課題研究を積極的にキャリア教育として位置付けている総合学科ならではの取り組みである。

先日、文部科学省から「高等学校キャリア教育の手引き」が公開されたが、科目「産業社会と人間」の取り組み例をみると、「してやったり」と言う気になる。

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2011年9月28日 (水)

視点:2011後期オリエンテーション

2年次生の総合的な学習の時間「視点」。本日は後期オリエンテーション。

入試等の日程が確定したので、後期の修正日程を連絡し、3年次の総合的な学習の時間「探求」(2単位)の準備期間としての後期「視点」を説明した。

オリエンテーション開始 スクリーンの前に出て説明

前期に「視点の獲得」「小論文講座」という内容を行なった。後期には、来年の課題研究のテーマをじっくりと考え、基礎研究をしていく「プレ探求」を行なう。昨年度の課題研究の代表発表者のビデオを使い、研究テーマと、その視点としてのサブテーマについて、具体例をあげながら紹介した。自分の将来の職業や学びに繋がるテーマで、大きすぎず小さすぎずの等身大のテーマを考えていってもらいたい。

上の写真のように、この科目のメイン担当の私が説明する。前期オリエンテーションでは表情をサブスクリーンに投影したが、今回の発表では、あえてスポットライトもサブスクリーンも使わなかった。その代わりに、プロジェクターの投影光の中に意図的に入っていくという手法を取ってみた。その時の生徒の反応は「ある」が、全体を通しての演出効果はサブスクリーンほどではなかったかな。

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2011年6月29日 (水)

視点:東日本大震災に関する小論文の演習(第2回)

2年次の総合的な学習の時間「視点」。小論文講座の単元が佳境。

週1時間の授業だが、小論文演習が続き、書くことが苦手な生徒にとってはかなりのハードルだ。課題は、東日本大震災に関する新聞記事を持ち寄り、その内容に対する意見をもとに400字から600字の小論文を書き上げるということ。事前に、記事の収集と構想メモを書いてくることが宿題。

小論文作成中 小論文作成中

2回目ということもあり、生徒は慣れてきた様子。
教員は、毎回の指導と評価活動が大変だが、生徒の変容を実感できることが嬉しい。

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2011年6月22日 (水)

視点:東日本大震災に関する小論文の演習(第1回)

2年次の総合的な学習の時間「視点」。いよいよ小論文の演習。

5月から小論文のワークブックであるチャレンジノートを使って、作文と小論文の違いと、基本的な書き方について学んできた。
本日は、東日本大震災の新聞記事を持ち寄って、自分の主張を盛り込んだ小論文を書く演習。まずは構想メモを作って字数(行数)の配分を計画してから原稿用紙に書く。

生徒は結構緊張している。

小論文作成中 まずは構想メモを書く


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2011年4月20日 (水)

視点:小論文ガイダンス

2年次の「視点」の2回目、外部講師による小論文のガイダンス。

週1時間の科目「視点」。来週から5回に渡り小論文講座の授業となる。本日はそのガイダンスとして、小論文指導のベテラン講師を招いての講演会。

講演を聞きながらメモを取る 講師の表情を拡大投影して

内容は、「作文と小論文の違い」。毎年お願いしている講師で、実に分かりやすい。
今回は、講師の表情を後ろのスクリーンに拡大投影させていただき、臨場感を高めた。

また、小論文講座のまとめとして、東日本大震災に関する小論文を課すので、その準備となるように話しを盛り込んでいただいた。生徒にとっては、ゴールが見えての学習になる。

各クラスの授業担当は担任ともう一名で、教科はまちまち。指導する教員にとっても勉強になりました。

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2011年4月13日 (水)

視点:2011オリエンテーション

2年次生の総合的な学習の時間「視点」。初回はオリエンテーション。

横浜清陵総合高校の特色科目の一つとして、地味ではあるが課題研究と将来設計につながる重要な科目。

特色科目の流れ

この科目のファイルは「紫」。
開始前の多目的ルームでは、各クラスの生徒がいすを並べて、ファイルを置いて用意してくれた。
椅子の上にファイルを配布

今年はチーフを担当させていただくことになり、オリエンテーションを企画した。
オリエンテーション開始

まず、科目の目標と流れを説明する。
視点の流れ

様々なビジュアルを用いて、いろいろな「視点」を獲得するための方法を解説。
会場の様子

昨年のこのオリエンテーションと違って、7クラス全員が一堂に会するので、サブスクリーンには後ろからも見えるように、私の表情が拡大投影された。
生徒は話し手に興味を持ってくれただろう。振り返りのシートを見ると、丸々1時間の説明をしっかり聞いてくれたようだ。

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2011年2月17日 (木)

視点:プレ探求発表会(2)

2年次の総合的な学習の時間「視点」での発表会の後半

視点は1単位の授業。前期は論文の書き方を中心に学び、後期は3年次の課題研究の準備をしてきた。スライドを使って、3年次の総合的学習の時間「探求」(2単位)に向けての基礎研究と決意表明を発表する。

科目「視点」の概要

クラスを二分割した20名が、約4分ほどずつ、先週と本日に分けて発表した。生徒一人ひとりが、興味関心を持つテーマでの研究を考えている。研究テーマを将来の職業に繋がるものとして捉えている生徒が多い。

プレ探求の発表 プレ探求の発表

1年次ころはグループ発表が中心だったが、2年次からは個人発表ばかりになる。入学時から見ていると、発表態度や表現方法など、その成長を見て取れる。自分の将来に対して興味・関心を持つ活動を続けているが、これこそキャリア教育の目指すところで、大学進学と偏差値を偏重する教育とは異なる。

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2011年2月 9日 (水)

視点:プレ探求発表会

2年次の総合的な学習の時間「視点」での発表会

横浜清陵総合高校では、総合的な学習の時間3単位を「視点」と「探求」という科目名で2・3年次に設置している。

4つの特色科目

3年次の「探求」は、各自の研究テーマで課題研究を行う。2年次の「視点」の後半は、自分の興味・関心と進路を考えて研究テーマを決め、その下調べ「プレ探求」を行ってきた。本日と来週を使って、「プレ探求」の成果と研究への決意を表明する。

対面座席のPC教室にて 非対面座席のPC教室にて

5つのPC教室と福祉実習室を使い、20名の前で3分から4分の発表を行う。教室の作りによっては、対面での発表がしにくい場合もある。コミュニケーションの発表のように教室で行い、スクリーンをつかうというのも良いかと思う。

来年度は、この「視点」を担当する予定だ。

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