2009年12月11日 (金)

2009年 情報教育指導者研修会II

昼前から有給休暇を取って、市ケ谷の私学会館にて標記研修会に参加。

研修会の様子

主催は専修学校教育振興会。情報検定(J検)の「情報デザイン検定」のカリキュラムと試験形式の変更に合わせて、「新しい情報デザイン教育」の提案を取りまとめている。

高等学校新学習指導要領の共通教科情報「情報と社会」、専門教科情報「情報デザイン」との関係も示そうとしていたが、まだ指導要領解説が出ていないので、いまひとつ歯切れが悪かった。指導の手引書と公式参考書が来月には出来る予定とのこと。その際に改めて説明をしていただけるよう、担当者に意見させていただいた。

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2009年11月15日 (日)

探求:発表会のポスターを掲示

発表会の初日には間に合わなかったが、探求発表会のポスターを校内に掲示した

科目「DTP活用」の受講生が、昨日19時までかかってIllustratorで作成してくれたポスター。6種類を、今朝まとめて印刷した。A3のセミ光沢紙にカラーレーザープリンタで出力し、B4サイズに裁ち落とす。

第4期生探求発表会のポスター

第4期生探求発表会のポスター

撮影後、ラミネートしたものを校内に掲示した。各3枚ずつの合計18枚を、昨年度のポスターと差し替え、または新規に掲示した。階段の踊り場の窓、職員室入り口、そして、多目的ルームの扉と目に付きやすい場所を選ぶ。

発表会が頻繁に行なわれる多目的ルームの扉には、4つの大きな発表会「産業社会と人間」「コミュ二ケーション」「探求」「特色科目発表会」のポスターが矩形に配置されている。この場所は、生徒、教員、そして見学の中学生にアピールするため、一年中ポスターを貼っている。
「3期生探求発表会」のポスターをはずし、「4期生探求発表会」のポスターに差し替えた。

4つの発表会のポスター 4つの発表会のポスター

「産業社会と人間」と「コミュ二ケーション」のポスターは、「DTP入門」の受講者がPublisherで作成し、「探求」と「特色科目発表会」のポスターは「DTP活用」の受講生が作成している。生徒の目線で作られたポスターゆえに、総合学科の特色科目の求心力を確保し、学校生活を豊かにすることができる。この雰囲気は、横浜清陵総合高校の特徴の一つになっている。

渡り廊下の扉のポスター

単なる告知だけでなく、発表会を楽しみに感じるようなポスターを制作させている。「情報デザイン」というとその定義がはっきりしないが、高校においてはその一例として考えている。

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2009年11月12日 (木)

DTP入門:清陵祭の新聞作り

毎週木曜午後の自由選択科目「DTP入門」、今年も文化祭の新聞作り

10月30日、31日の文化祭の写真を4名の撮影者の提供により、800枚近くを用意した。この画像を閲覧した後に、横浜清陵総合高校の広報委員として、中学校に送る新聞作りを想定して、課題制作をする。どのようなテーマで、どのようなレイアウトで、どのような記事をつかって壁新聞を作るか、結構大変な作業になる。

本日の2時間、来週の2時間の制作時間の後中間提出し、中間試験明けの12月に本提出となる。

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2009年8月25日 (火)

第2回全国大会:発表資料

昨日の第2回全国高等学校情報教育研究大会での発表資料

分科会もポスターセッションも、ほとんど参加することができなかったのが残念。今、皆さんの配布資料を読み込んでいます。本当にいろいろな取り組みがされていると、刺激を受け、勉強になります。あらためて、自分の知識が狭く、浅いことを認識しました。
神奈川県の情報部会でも、1月6日(予定)に、研究(実践)発表会を行なおうと計画しています。私自身、発表することで頭の中が整理されると感じていますので、多くの方の参加を期待しています。

さて、後日、大会のサイトで公開されますが、とりいそぎ、私の発表の資料をアップします。

■分科会「Squeakを使ったプログラミング教育の導入」で使ったスライドのPDF(1014.7K)

分科会での発表の様子は、谷川先生のブログWeekEnd 情報科ブログで。


■ポスターセッション「校内ポスター作成における情報デザインの指導」の配布資料とベジェ曲線の練習データのPDF(195.7K)

ポスターセッションでの説明の様子(写真)は、Y先生のブログ知らバスで。

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2009年8月24日 (月)

第2回全国大会:当日

いよいよ第2回全国高等学校情報教育研究大会当日を迎えた

8時、宿泊先から茨城の先生の車で会場入り。
会場には、筑波学院の学生が作成したサイン塔と案内図が設置されていた。

サイン塔 学生が作った掲示物

午前中は、大会運営組織の総会と、開会行事、基調講演。

開会行事 会場の様子

交通至便な上、立派な施設をお借りできて、筑波学院大学には感謝しています。基調講演は、文部科学省初等中等教育局視学官の永井克昇先生から「新学習指導要領と情報科」について解説をいただいた。永井先生の話は、いつも分かりやすく、情報科教員に元気を与えてくれる。

昼休みには、分科会とポスターセッションの打合せに参加。

私は、午後1番の分科会発表、「Squeakを使ったプログラミング教育の導入」。
分科会会場 スクイークの実演

永井先生が「情報の科学」の「(2)問題解決とコンピュータの活用」について講演でおっしゃられた内容

自分の考えたとおりに動くかどうか、結果が得られるかどうか、実行して確認する。
不適切な動きがあれば、それを考察して改善する。
を、スライドと実演に盛り込んで、Squeakでは、コードミスの余計なストレスなく、プログラミング的思考を育むことができることを強調した。永井先生が前列でお聞きになっていたので、少し緊張しました。

発表は、Squeakを用いたカリキュラムの提案に、操作実演を絡めた。35分を目一杯使ってしまったが、会場外で「興味を持った」「使ってみたい」との感想をいただいた。

筑波学院大学の先生と学生代表参加させていただいた分科会は「第2回研究大会のサイン計画について」。茨城県の実行委員の先生3名と、筑波学院大学で学生をリードしてサイン計画を指導してくださった山本先生、そして学生代表が1名。サイン計画には、ロゴマークから、ポスター、リーフレット、会場内サイン、活動を紹介するブログまで、幅広いもの。
それぞれの開発には、定期的なプレゼンを含む、高校教員側との議論があったこと。実際にクライアントとやり取りしながらの制作活動によって、学生は良い体験ができたこと。高校教員側も、厳しい役割、フォローする役割の連携が功を奏したことなどが紹介された。
どの説明にも「充実感」が感じられました。

ポスターセッションでは、分科会の間の1部、分科会後の2部とも発表した。テーマは、「校内ポスター作成における情報デザインの指導」。掲示した生徒作品に興味を持っていただいた方々に「指導のセオリー」を説明させていただいた。私自身が美術は苦手なので、「アートでない、万人のための情報デザインセオリー」とでも言えばよいだろうか。 例えば、

改善事例

左の作例では、タイトルに使用するフォントの変更と文字詰め、文字色の改善。右の作例では、背景色によるタイトル、本文の可読性の改善を紹介した。

その他、オブジェクトを揃えるとか、余白の揃え、人物画像の配置場所、テキストは地色の変わり目からマージンを取るなど、基本的なセオリーを紹介させていただいた。
また、オリジナリティを高めるために、ベクトル描画の方法も紹介した。心のこもったイラストがひとつ入るだけで、訴求力がグッとアップする。

片付けと閉会行事を終え、全国大会が板についてきたことを実感した。

サーバーしかし、まだ終わらない。つくば駅前の懇親会場へ。
店を借り切っての立食パーティーで、よく70人も入れたという状態。とても盛り上がって、会長の挨拶にも声援が飛ぶ。
県内ではなかなか会えなくなったS氏とも談話した。情報の免許講習会では隣の席で大変お世話になった。思えば、平成12年に免許講習会に参加してから、人生が随分変わったものだ

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2009年8月23日 (日)

第2回全国大会:会場準備

明日開催の全国高等学校情報教育研究大会の会場準備

午前中に資料を整えるのに手間取り、遅くなってしまった。会場の筑波学院大学に到着すると16時。会場準備はほぼ完成していた。

私は、明日のポスターセッションの掲示を行なった。近くのスペースが空いていたので、かなり広い場所を使わせていただけることになった。持参した生徒作品を画鋲でとめ、明日の説明の構想を練った。テーマは「校内ポスター作成における情報デザインの指導」。

私の展示の前景 ラフスケッチと作品の改善例

説明用の作品群 三つ折チラシの展示

その後、実行委員の打合せに参加。茨城県の先生方が多く参加しており、活気がある。部屋には写真の倍の人数が詰めていた。

実行委員打合せ

外で前夜祭を楽しみ、帰らない実行委員は筑波研修センターに宿泊。

遅くまで、大阪の先生が秋葉原で購入してきたライントレーサーで盛り上がる。

ライントレーサーの組み立て プログラムの転送

本体先頭のUSBでプログラムを転送する。組み立てに手間取ったが、無事動作確認できた。

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2009年8月16日 (日)

DTP基礎:評価活動を満喫

短期集中講座「DTP基礎」の評価を行なった

お盆なので部活動も少ない日。逆に、部活で忙しい生徒から、夏休みの宿題のためにコンピュータ室の開放を頼まれていた。この機会に、「DTP基礎」の評価を済ませた。

一つの作品を評価するために、以下の資料を用いる。
 ・ラフスケッチ
 ・印刷した中間提出作品
 ・アドバイスを受けて改善した完成作品
 ・電子データ
 ・相互評価前のPR文
 ・相互評価後の次の作品への抱負文

作品からは、レイアウト、揃え、配色、タイトル・見出し、誘目性、文字組みなど、情報の伝達に対する配慮を重点に、観点別で評価する。情報科学系列の科目なので、「アート」性ではなく、リテラシーとしての「情報デザイン」力を評価する。

総合課題「三つ折チラシ」の作品 オリジナリティーの高い作品

左の写真は、総合課題の「三つ折チラシ」。内容は、授業で制作した作品のポートフォリオである。ちなみに右下の3つはインターン生の作品。こちらは、開く過程のストーリーや作品の紹介文も評価項目になる。自分の成長過程を綴るので、活きた表現が多く、どれも読み応えがある。

毎年、新しい発想の作品が楽しみだが、今年は、右の写真のように切り込みを入れたものが現われた。外面は封筒、内面は便箋、さらに、羽ペンのイラストが添えてある。陳列する三つ折チラシとしては適さないが、訴求力が抜群だ。手に取って中を見たくなる。

規定課題が4つ、オリジナル課題が5つ。6時間かかったが、評価活動を満喫した。

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2009年8月14日 (金)

インターンシップ生受入れ10日目:情報部会での発表

インターンシップ受入れの最終日。本校で情報部会研究会が開催された。

参加者は21名。新しい学習指導要領の元での授業展開として提案する。
内容は、午前と午後の2部構成で、午前は私が、午後はインターン生から紹介させていただいた。

■午前中は「情報の科学」に対応する、「Squeakを利用した、プログラミング・計測制御・シミュレーションの導入」を、昨年度と今年度の「情報B」での実践事例を元に紹介した。

まず、本校の校章を例にして、様々な図形を描画しながらSqueakの基本操作に慣れる。
横浜清陵総合高校の校章

これはらせん多辺形の一種。校章として提案された小島淳子先生のサイトにあるらせん多辺形のページで描画を楽しむことができる。

前期の授業では扱わなかったが、変数を用いて汎用性を高めることも可能。
らせん多辺形の描画

条件分岐の問題として、直線道路を往復するプログラム、矩形の中を左側通行するプログラムを作成した。
さらに、ライントレースに発展させて、計測・制御への導入とする。
ライントレースのスクリプト

車の中央に1つのセンサーをつけた場合、S字のコースでは完全なライントレースを実現できない。そこで左右にセンサーをつけ、条件分岐を直列にした場合と、入れ子にした場合の振る舞いの違いを考察する。

シミュレーションのネタとしては、有名なモンテカルロ法を紹介した。スクリプトを完成するコツを掴んでいただく。
モンテカルロ法による円周率

参加者の中で、今年「情報B」を担当されている方はたった1名だったが、後期にSqueakをやってみたいというご意見だった。

ライントレースの説明 インターン生による説明

■午後は、まず私からインターン生の立場を紹介する。インターン生からは、「社会と情報」や「情報デザイン」の一分野として、ドキュメントによる表現・伝達のセオリーを身につけるために「Publisherを利用した校内新聞の作成」を紹介した。これは、一昨日まで実施していた短期集中講座「DTP基礎」で学んだ知識である。

PublisherはOfficeProfessionalに入っており、WordがDTPに特化したソフトで、2007でもリボン化されずに2003のインターフェースのままなのが嬉しい。

グリッドの設定と、自由に設定できるガイドにより、図版やテキストボックスの配置が正確に行なえる。「グリッドシステム」という言葉は出さなかったが、整然と配置された情報からは信頼感が生まれる。見出しは白抜きにし、写真の大きさを変えたりして、メリハリをつけていく。

次に、名刺を作成する。A4に8枚の名刺が入る市販のマルチカードを使うので、余白と名刺間の枠に合わせて、グリッドを設定する。元々段落設定のための機能だが、ちょうど名刺作成に役立つ。

さらに、ベクトル描画によるイラスト作成の技術を紹介した。名刺にオリジナルのイラストを加えるとグッと魅力が増す。

最初は、3人で助け合うように教員機にかたまっていたが、ベクトル描画になると、机間巡視とサポートが必要になる。

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彼らにとっては、集団を前にした授業は荷が重いかも知れないが、ここで講義をできることは掛替えのない体験になるはずだ。受講者は教育実習の面倒を見ている教員なので、暖かく見守ってくれた。

模擬授業■参加者の中に神奈川の教員採用の2次試験が近い方がいらした。部会の研究会が終了後、突然だが、インターン生3名を前に試験の「模擬授業」というものを説明し、実演してもらった。インターン生にとっても、得るものは大きかっただろう。

インターン生とも今日でお別れ。最後の実習日誌(ブログ)の更新と、インターンシップの感想文を課題にした。今の自分に足りないことは、教育実習までに補っていただきたい。

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2009年7月27日 (月)

情報部会:第1回研究会の実施

湘南台高校にて、この夏第1回目の研究会が実施された。

「情報デザイン」をキーワードに4本の発表があり、19名が実習やワークショップを楽しんだ。

(1)湘南台高校の諏訪間先生
地図を比較する事例 生徒作品の掲示物

「情報デザインの手法を取り入れた、情報の授業」というテーマで、地図やチラシ作りを題材にした、受け手の視点に立った情報発信」を指導事例、作品例などを交えて紹介。廊下には、カップ麺を食べるまでの手順を図解した作品が掲示してあり、実践の様子が良く分かりました。

(2)横浜清陵総合高校の五十嵐(私)
「伝えたいことを校内ポスターに表現するポイント」というテーマで、指示用事例と、生徒の作品を使って紹介させていただいた。
次に、Publisherを使っての実習を2つ。
●タイトルの作り方(フォントの選び方、行間、トラッキング・カーニングによる文字詰め)、本文の適切な行間と、テキストボックスのリンク機能の実習。
●イラスト素材を自分で作れるように、かえでの葉っぱとハートをベクトル描画する実習。

(3)日本学園高校の磯崎喜則先生
ワークショップの解説 635法からKJ法へ

「平成25年度に向けて高校情報教育の検討」というテーマで、コンピュータ教育から情報デザインへの提案。公開されている提案をさらに深められていた。
次に、発想法のワークショップ。マンダラート法と635法を組み合わせ、KJ法に発展させるというワークショップ。発想と調整力が鍛えられた気がした。

(4)海洋科学高校の若林庸夫先生
会場の様子 実習中の様子

「情報デザインの要素を取り入れた教材開発と実践」
というテーマで、「スパゲティーカンチレバー」のワークショップ。公開されている実践報告があるが、実際にグループワークで取り組んでみると、観察力や問題解決能力という情報を利活用する力の育成に役立つことが分かった。

最後に、新しい学校の開設準備に関わっておられる保副先生より、準備会議で実践している「ワールドカフェ」の様子を紹介していただいた。

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2009年7月23日 (木)

新教育課程中央説明会資料の読み込み

文部科学省新教育課程中央説明会の配布資料をいただいた

各都道府県の担当者が呼ばれて21日22日に実施された説明会の資料。再配布可能ということでいただいたが、かなりのページ数である。いずれ全国都道府県教育委員会連合会のサイトや文科省の新しい学習指導要領のページにアップされるだろう。

まずは、専門教科情報の「情報デザイン」の説明を読み込んでいる。来週27日には、神奈川県情報部会の研究会「情報デザイン」に関する、実践報告及びワークショップを行なうので、4つの発表が指導要領のどの部分に該当するかを確認するため。

8月中に共通科目情報「社会と情報」「情報の科学」の調査研究協力員会があるので、こちらの資料の読み込みも必要。

総じて、今年の夏休みの宿題は重い。

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