本日は一日作問作業。特に「情報B」には時間がかかった。
横浜清陵総合高校では、1年次で「情報A」と「情報B」を選択必履修としている。約280人から52人が「情報B」を選択し、他は「情報A」という状況。今年は、この52人を3クラスに分けて担当している。教える方にも恵まれた状況なので、その分しっかりと教材を用意し、密度の濃い授業になるよう心掛けている。
来週、全年次で試験を行う。「情報B」では、理解を深めるために力だめしの問題を配布してある。その中から、アルゴロジックとスクイークの問題を紹介する。
PC上の操作だけでなく、頭の中でじっくり考えることも大切だ。
まず、アルゴロジックの力試し。
ルールは説明してあり、7月にはJEITAの方をお招きしてのコンペも行った。その後は、各自で解いておくように指示し、定期試験にも出題するとしてある。今回の試験では、中級問題から出題するので、その例題を示した。
(問1)右のA・B・Cの枠に入れるブロックの図を書き込みなさい。
(問2)このアルゴリズムでは、旗はどの順番にクリアーするか。順番を答えなさい。
(問)右の7つのブロックを全て使って破線の部分(5段)を完成させなさい。
次に、スクイークの力試し。
プログラミング教育を、「アルゴリズム教育」と「文法教育」に分離して教えるため、導入部分でスクイークを利用している。乱数を使った条件分岐など、コード入力の学習環境に入る前に理解させておく。
(問)上の例に従って、次の2つのスクリプトを連続実行した時の図を書きなさい。
(問1)「おみくじを引く2」では、大吉:中吉:吉:凶が出る比率をどのように設定してあるか。
(問2)「おみくじを引く2」の流れ図を書きなさい。
■アルゴロジックとスクイーク以外の問題は、後日紹介します。
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