2011年3月16日 (水)

情報B:作成したWebページの相互閲覧

情報Aのクラスも同様だが、試験中に提出した作品を相互閲覧する。

安全確保のため、試験後の授業を20分に短縮した時間割で実施している。当初予定していた内容は実施できない。今回は、自分の番号の後の10名分の作品を閲覧して評価することとした。集計すれば大体の様子を把握できる。

Webページの相互閲覧

同じハードルを克服した仲間の作品、楽しみながら真面目に閲覧している。10名分の閲覧と評価表の入力でギリギリ。時間内に見れない作品があってかわいそうだが、、卒業まで自由に見ることができると伝えて終了。

年度の最後の授業らしくなく、慌ただしく終わってしまった。

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2011年3月14日 (月)

情報B:提出されたWebページを校内Webにアップ

先週が締め切りのWebページ作成の課題。校内Webにアップした。

CSSで整形した小規模なサイトを作ることが課題であり、練習として制作したページ以外はオリジナルの部分が多い。

特に木曜午後の「F選択」という、授業紹介のページが面白い。全学年にまたがる選択科目群で、多種多様な授業が行われ、その報告も多様。
ただし、情報Bを選択している生徒には、理系進学を考「数学A」を選択している生徒が多い。

校内Webで相互閲覧

この課題は評価資料でもある。ALTタグがきちんと使われているか、画像処理は正しいか、読み手を考えたレイアウトや配色か、など、授業で示してある観点で評価していく。

最後の授業では、相互閲覧、相互評価と自己評価をしてもらう。
生徒目線での評価は、教員の授業改善への刺激になる。

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2011年3月 3日 (木)

情報B:CSSを説明

情報A・BともWebページを作成中。情報Bでは最後にCSSを説明した。

1月からWeb用の画像処理、16進法とカラーチャート、HTMLの基礎とJavaScriptによるプログラミングを学んできた。期末試験まで最後の4回の授業では、総合課題として次のようなサイトを作ることが課題。
画像処理はIrfanView、エディタにはMKEditorというフリーソフトを使って、タグ打ちで作成する。

Webページ作成課題

画像については、トリミングとリサイズ、適切な形式での保存。授業での成果物をキャプチャして使うこともある。
JavaScriptのページは、何かしらの仕掛けを作ることが課題。かなりのボリユームだが、過去の生徒作品の閲覧が作成のモチベーションを高める。

Web作成中

毎回、少しずつの講義を入れてから作業時間とする。最終回は、先延ばしにしてきたCSSの説明。
まず、与えてあるCSSファイルを削除(別に移動)させ、タグの再設定による装飾効果が消える実験を。次に、CSSファイルを元に戻して、その中の設定を少し変えて効果を確認する。後は、サイトが完成したら各自で調整させる。

明日から期末試験。提出期限は試験最終日まで。

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2011年1月18日 (火)

情報B:HTMLの基礎

情報Bでは、最後のWebページ制作の単元にはいった

用意した教材を補完しながら、ハイパーリンク、画像表示やテーブル機能を理解していく。デスクトップには、階層表示のフォルダウィンドウとブラウザ、エディタの3点セットを並べさせる。プリントに必要事項を説明してあるので、あまり細かく教えないようにする。周囲と相談しながら、問題解決をしていく。

HTML基礎の課題に取り組む

まずHTMLと画像処理の基本をマスターしてから、JavaScriptを使ったプログラミングを行う。最終的には、オリジナルのページを含んで、一年間の学びを表現するWebページを制作する。
もちろん、校内Webにて情報A・情報B全員のページが閲覧できるようになる。

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2011年1月15日 (土)

情報B:試験問題作成中

本日は一日作問作業。特に「情報B」には時間がかかった。

横浜清陵総合高校では、1年次で「情報A」と「情報B」を選択必履修としている。約280人から52人が「情報B」を選択し、他は「情報A」という状況。今年は、この52人を3クラスに分けて担当している。教える方にも恵まれた状況なので、その分しっかりと教材を用意し、密度の濃い授業になるよう心掛けている。

来週、全年次で試験を行う。「情報B」では、理解を深めるために力だめしの問題を配布してある。その中から、アルゴロジックとスクイークの問題を紹介する。
PC上の操作だけでなく、頭の中でじっくり考えることも大切だ。

まず、アルゴロジックの力試し。
ルールは説明してあり、7月にはJEITAの方をお招きしてのコンペも行った。その後は、各自で解いておくように指示し、定期試験にも出題するとしてある。今回の試験では、中級問題から出題するので、その例題を示した。

旗車を題材にした問題
(問1)右のA・B・Cの枠に入れるブロックの図を書き込みなさい。
(問2)このアルゴリズムでは、旗はどの順番にクリアーするか。順番を答えなさい。

花を題材にした問題
(問)右の7つのブロックを全て使って破線の部分(5段)を完成させなさい。

次に、スクイークの力試し。
プログラミング教育を、「アルゴリズム教育」と「文法教育」に分離して教えるため、導入部分でスクイークを利用している。乱数を使った条件分岐など、コード入力の学習環境に入る前に理解させておく。

図形描画の例
(問)上の例に従って、次の2つのスクリプトを連続実行した時の図を書きなさい。
図形描画の問題

乱数と条件分岐の問題
(問1)「おみくじを引く2」では、大吉:中吉:吉:凶が出る比率をどのように設定してあるか。
(問2)「おみくじを引く2」の流れ図を書きなさい。

■アルゴロジックとスクイーク以外の問題は、後日紹介します。

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2011年1月12日 (水)

アルゴロジック:試験対策の時間

情報Bの試験一週間前。アルゴロジックの問題を出題すると告知。

前期の期末試験でも出題したが、問題の一部にアルゴロジックを応用した問題を出した。その後、各自で解いておくことを勧めてきたので、多くの生徒が中級問題までをクリアーしている。
本日、進度に余裕のあるクラスでは、試験対策としてアルゴロジックを解く時間を与えた。みな、喜んで取り組み始める。「前に解けたけど忘れてしまった!」という声も出る。何回やっても試練になるのだよ。

アルゴロジックの時間o

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2010年12月22日 (水)

アルゴロジック:アルゴロジックJr.

本日で年内の授業が終了。情報Bでは、アルゴロジックJrの演習を行った。

最近、アルゴロジックが、サイトとして充実してきた。他校の事例と共に横浜清陵総合高校での実践も紹介されているが、それよりもアルゴロジック本体の充実が素晴らしい。

基本をじっくりと学ぶことで、アルゴリズムを考える能力が高まる。そんな目的で、アルゴロジックJr.(初心者問題)が新設された。

アルゴロジックジュニアへ

本日の情報Bの授業では、昨日放送されたTVKの番組(本校の課題研究発表会を取り上げたもの)を紹介してから、残りの時間はアルゴロジックJrの完全制覇を目指した。

アルゴロジックジュニアに取り組む様子

冬休み明けに定期試験がある。前回の定期試験でもアルゴロジックを利用した問題を出題したが、アルゴリズムを考える力を良く判定することができる。面白いことは当然だが、次回も出題することを伝えてあるからか、生徒はみな一生懸命取り組んでいた。

このアルゴロジックJrは、良問がそろっていて、初めての高校生が1時間の授業で扱うのにちょうど良い。今後も、多くの学校で取り組んでいただきたい。

本校では、アルゴロジックとSqueakEtoysでアルゴリズムを先に学んでいるので、ライフゲームを題材にした「モデル化とシミュレーション」では表計算ソフトでの入れ子のIF関数にもすんなり入ることができた。冬休み明けからJavaScriptを使ったプログラミングに入るが、昨年もストレスなく導入することができた。
先に「アルゴリズム」を楽しく学んでおくことで、「プログラミング」の導入が容易になる。

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2010年8月26日 (木)

情報B:スクイークでプログラミング(2)

本日から授業が始まった。LHR・大掃除の後、平常授業が4時間。

前期期末試験の前に1週間の平常授業。当分、残暑どころか猛暑が続きそうだが、今年から全教室にエアコンが付いた影響は大きい。

午前中は、情報Bを2クラス。試験前の2時間を使って、スクイークで「モデル化」を扱う。動物や虫の動きをデザインさせることが課題。まずは、課題のゴールを示すために、ネズミの動きとカブトムシの動きを紹介し、「配列」に入れた画像を順次表示するアニメーションと、動きに変化を持たせるために「乱数」を学ぶことを理解させた。

課題の事例

授業の前半で乱数の扱いを学び、乱数を使ってオブジェクトを直進でなくふらふらと動かす実験した。

後半でアニメーション。元になる画像(顔のダミー)を描いて、3つ複製して目玉を描き足す。

画像の準備

「入れ物」というオブジェクトに画像を入れる。「カーソルの位置」を指定すると、指定の画像が選択されることを確認。さらに、カーソル位置をずらす操作も。

カーソル位置を指定する

オブジェクト「顔のダミー」に、入れ物のカーソル位置の画像を順次表示させることで、アニメーションが完成。

アニメーション

次回の授業までに、自分が作りたい動物や昆虫のモデルを考えてくることが宿題。

■6月の教育実習では、ライントレースを中心に授業を進めていた。条件分岐を使って、計測・制御を理解しました。参考の画像を示します。

ライントレース

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2010年7月12日 (月)

情報B:アルゴロジックトライアル(2)

アルゴロジック2時間目のクラスにて、正解数を競うトライアルを行なった。

このクラスは、担当する情報B3クラスの中でも最もリアクションとメリハリがあるクラス。アルゴロジック作者の大山氏のあいさつはきちんと聞き、解く時間は声出して相談しながら楽しんでいる。

大山氏のあいさつ トライアル中

時間は25分しかかけられなかったが、最高は10題解けたグループも。隣どうしの2人のグループと、一部3人のグループがあった。大山氏が他校のトライアルの様子を観察したところ、グループは3人が一番良いという感触を持たれている。今回の試行で、私も3人組みの方が良いかと感じました。

アルゴロジックを実施する前と実施した後で行いたかったアンケートだが、時間が厳しいので事後のアンケートしか取れなかった。まだ解析していないが、楽しめた生徒も、そうでない生徒もいることは明らか。後ろで見ていたので良く分かった。

「アルゴリズム教育の導入」について、長い目で研究していきたい。


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2010年7月 8日 (木)

情報B:アルゴロジックトライアル

アルゴロジック2時間目のクラスにて、正解数を競うトライアルを行う。

情報Bの3クラスの中で、このクラスは昨日に続いての授業。昨日はアルゴロジックの作者であるNECの大山氏が授業を訪問し、激励の言葉をいただいている。予告通り、今日はトライアルを行った。

アルゴロジックトライアル中 4組優勝ペア

FlashPlayerの更新が上手くいかないPCがあったので、2人ペアでの実施とし、一問ずつ交互に操作することとした。時間は30分で、全問題公開のフルバージョンを使って、初級問題から挑戦させていく。

ループも初めてのところ、二重ループを使う問題もある。それでも相談しながら楽しく取り組んでいる。解けるたびにハイタッチするペアも。

30分後、問題選択画面をキャプチャしてWordに貼り付けて提出させる。初級だけだったが、解けた問題が10題のペアが優勝。4ペアまでにJEITAからの賞品が進呈された。

来週月曜はもう一つのクラスのトライアル。10題解答を超えるか。。。


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