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2012年8月19日 (日)

科博:「元素のふしぎ」展

上野の国立科学博物館の特別展元素のふしぎに行きました。

職場で評価業務をし、15:30に川崎で息子と待ち合わせて上野に向かう。
目当ては科博の特別展「元素のふしぎ」。昨年の夏は「船の科学館」、一作年の夏は「科学技術館の科学の祭典」と、息子との夏の行事になっています。
息子も受験の年、16時から閉館の18時までの2時間あれば余裕と思っていました。

元素のふしぎ展

まず、「宇宙を構成する元素」、「地球を構成する元素」、「人体を構成する元素」の説明があり、これらを意外と知らないこと実感。むしろ、息子の方が良く分かっている。
元素と周期表の発見のコーナー同じ大きさの金塊と銀・銅の重さを比較するコーナーを見て、全ての元素を紹介するメインのコーナーに突入。

重い金塊 展示を見入る息子

私も息子も展示に見入ってしまい、あっという間に閉館のアナウンスに。「こんな展示が学校にあったらいいのに」と話しながら、レアアースとレアメタルの説明のコーナーを急いで見てまわりました。あと1時間は欲しかったな。

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2012年8月11日 (土)

第5回全国高等学校情報教育研究大会(千葉大会)

10日・11日と千葉の東京情報大学で実施された全国大会に参加しました。

初日は、午前中に全国の委員での会議。そして研究会の総会。
開会して、永野和男先生(聖心女子大学教授)の講演の後、ポスターセッション。過去最大の規模になりました。

ポスターセッション ポスターセッション

私は「数学I『データの分析』との連携」というテーマで発表させていただいた。昨年報告した内容に箱ひげ図の作成の実践報告を加え、データで学ぶ!統計活用授業のための教材サイト にある、松坂投手の球速の分布に関する資料を使って、情報と数学の授業が連携するチャンスを訴えた。聞いてくださった方は多くが数学科でもある先生だが、ひときわ良く聞いてくださった2名は、数研の社員のようでした。

学食を会場にした教育懇談会も大勢の参加で盛り上がりました。
前日までのインターンシップの疲れで体調が優れず、夜の2次回はキャンセルしました。

二日目。分科会と全体会。

東京情報大学の学生が作成してくれたサイン(会場案内の掲示物)のありがたさを感じる。行きたい所に迷わす行くことができます。やはり「情報」の大会なのだから、こういうモノが必要。
実は、大学の研究室の協力で、大会の様子がストリーム配信されてもいました。

サイン構造物 サイン構造物

私は、関東の若手分科会の座長を務めさせていただきました。各都県の情報交換を盛り込んでフレンドリーな会になりました。

若手分科会の様子 若手分科会の様子

ワークショップ形式の発表もあり、直接交流もできました。

若手分科会の様子 若手分科会の様子

神奈川からは、県立に採用2年目の若手3名が発表。実は手違いがあって、彼らは正規の分科会にも配置されてしまいました。後で聞くと、雰囲気は随分違って面食らったようですが、良い経験ができたことを喜んでいました。実は、発表者が一番学ぶ、ということが良く分かったと思います。

閉会後、ウェザーニューズ社見学のツアーがありましたが、明日早朝から2泊3日の八ヶ岳登山に出かけますので見送りました。該当地区の局所的な雷雨もあり、参加した皆さんは体験を伴った見学をされたことと思います。

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2012年8月 9日 (木)

インターン生受け入れ(10日目・最終日)

インターン受け入れも今日で最終日。

朝の職員打ち合わせでインターン生2名からお礼の挨拶をする。
ほとんどPC教室で作業しているため、食事とトイレ以外は他の職員と接する機会が少ない。一番多かったのは、19:30の施錠時にご迷惑をおかけした警備員の方かも。

午前中は、「DTP基礎」のデータの整理。三つ折りチラシを校内Webにあげ、生徒の相互評価のシートを統合して平均と順位を出す作業。男子学生はExcelは高校で習っただけでほとんど覚えていないと言う状況。教員補助者にサポートしてもらいました。

午後は、インターンのOBも呼んでの二次試験対策。まずは、先日試験を終えた英語と数学の受験者よりアドバイスをいただく。

アドバイスをもらう

その後、10分の模擬面接を相手を変えて4回行った。受験生役は最低2回。実際は30分程度行う。

相互の模擬面接 相互の模擬面接

その後、模擬授業と集団討議を連続して行った。

模擬授業 模擬討議

すでに試験が終わった方にも協力していただき、初の試みもスムーズにできました。

神奈川県の情報科の2次試験は14日。この日は八ヶ岳の赤岳から、実力を出し切れるよう祈っています。

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2012年8月 8日 (水)

インターン生受け入れ(9日目)

一日休みを入れて、インターン受け入れ9日目。

インターン生の実習として、一昨日「DTP基礎」の受講生から提出された総合課題(三つ折りチラシ)を印刷してもらった。両面印刷なので巻き込みも多く、四苦八苦しながら18作品を揃えた。
そして、作品を画像化して校内Webにアップする準備まで。

三つ折りチラシの作品

昼から、今年の採用試験問題(専門科目)と基本情報技術者試験の過去問集を比較させ、求められている最低レベルを理解させる。そして、18時、応援に駆けつけてくれた現役新採用の教員から、採用試験の概要と心構えを説明してもらった。

基本情報処理の過去問題集 先輩からの説明

そして、外も暗くなってから本日2回目の模擬授業。第1回目よりも、考える分、ぎこちなくなることが多い。これも大切な体験だ。互いにコメントしあって、改善の準備をする。

模擬授業 アドバイスをメモする

夏休み中も全て19:30の退出。警備員の方にはご迷惑をおかけしてしまいました。

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2012年8月 6日 (月)

インターン生受け入れ(8日目)

インターン受け入れ8日目、「DTP基礎」の授業は6日目最終日。

今年の受講生の意欲はすごい。開始30分前には過半数が集まって作業を開始している。本日の作業は、昨日午後からの総合課題「三つ折りチラシ」の作成。宿題としていたラフスケッチも全員が用意してきた。

使用しているソフトPublisherはときどきデータが壊れるので、定期的な上書き保存と、2回の中間提出を行う。万一データが破損しても、中間提出のデータから再開することができる。過去の経験から学んだこと。

中間提出と同時に印刷をし、色味や可読性などのチェックをさせる。生徒はラフスケッチと中間印刷を手元に置いて作業を続ける。

総合課題作業中 総合課題作業中

午後3時より、完成品を使って相互評価を行う。まずは、一人ひとりの作品を中間モニタに表示して、その生徒がマイクで工夫した点、力をいれた点をアピールする。
その後、順に作品を回しながら1分づつで相互評価をしていく。

作品のアピール 相互評価中

いよいよ講座の閉講。私を含めて担当教員から講評とアドバイスを行う。明日からこの部屋にこの生徒たちが来なくなると思うと、話しながら目頭が熱くなる。
最後にインターンの二人からも挨拶をもらいました。生徒から自主的に拍手が送られます。

教員の講評 インターン生の挨拶

講座は閉講しても、総合課題が未完成の生徒は残って作業をします。インターン生は、プリンタのトナー回収ボトルを交換したり、遅れている生徒のフォローをしたり、と実習に休みがありません。

プリンタのメンテナンス 遅れている生徒のフォロー

インターン生は、退勤時間の19:30ぎりぎりまで、生徒の作品をWebにあげるための作業をしてくれます。誤字(変換ミス)に気がつくと修正してくれたり、責任感を持って主体的に動けるようになりました。机上には、気づいたことをびっしりと書き込んだノートが。

事後の作業 インターン生のメモ帳

授業のサポートご苦労さまでした。インターンは明日1日お休みです。

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2012年8月 5日 (日)

インターン生受け入れ(7日目)

インターン受け入れ7日目、「DTP基礎」の授業は5日目。

本日の授業の午前中は名刺のデザイン。昨日に引き続き、各自がベジェ曲線で描いたイラストを使い回しながら6枚の名刺を作成する。
授業は9時から開始だが、生徒は8時30分頃から登校して自主的に作成作業を進めている。

授業のアクセントとして、中央モニターで生徒の作成状況を順番に表示していく。自分の作業画面が表示されること、そして他人の努力を見ることでモチベーションを維持していく。インターン生には、適宜巡回して褒めることとアドバイスすることを課している。

インターン生の巡回 インターン生の巡回

午後は、総合課題の作業に移る。今までの作品をキャプチャして画像として保存させ、これを配置して三つ折りポートフォリオを作成する。明日1日かけても厳しい課題なので、早めに構想を練るように促してきている。

放課後は、昨年度のインターン生などを含め、教員採用2次試験の対策として模擬授業を行った。今年のインターン生にも参加させ、来年度以降の採用試験に対するモチベーションを高める。インターン生には、受け入れの最終日に模擬授業を課しているので、そのイメージ作りにもなっている。

模擬授業の様子 模擬授業の様子

DTP基礎の授業が終了したら、採用試験の対策として、また、情報科教員の基本スキルとしても、基本情報技術者試験の受験を勧めていく。

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2012年8月 4日 (土)

インターン生受け入れ(6日目)

インターン受け入れ6日目、「DTP基礎」の授業は4日目。

授業は、昨日までのレイアウト・文字組み中心の内容から、ベジェ曲線を使ったイラストを効果的に使う内容へと変わっていく。ただし、ベジェ曲線と言っても、MSOfficeに備わっている機能を利用するのだが。

PowerPointに用意した自作の教材を「フリーフォーム」でトレースしながらベジェ曲線に慣れていく。ハートに続いてカエデの葉。完成したら、複製して色や大きさを変えて配置させる。PC教室が紅葉狩りの光景に化ける。

ベジェ曲線の練習中 一面紅葉のPC教室

教室の後ろには、昨日までに完成させたオリジナル作品「校内新聞」を並べてある。写真も記事も与えてあるので、レイアウトや文字組、配色の練習となる教材だ。今年もレベルは高い。

校内新聞の作品 校内新聞の作品

午後からは、明日の午後と最終日に作成する「総合課題(三つ折りチラシ)」の過去の作品を展示した。ゴールを示しながら、ベジェ曲線のトレーニングの必要性を理解させ、作業のモチベーションを高めていく。

過去の三つ折りチラシ作品 過去の三つ折りチラシ作品

連日、6時間分+αの授業を私語もなく黙々とついてくる生徒たち。休み時間も互いの作品を評価しあって、向上には余念が無い。こんな学習環境の授業は短期集中講座だから実現できる。

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2012年8月 3日 (金)

インターン生受け入れ(5日目)

インターン受け入れ5日目、「DTP基礎」の授業は3日目。

インターン生受け入と短期集中講座のどちらも折り返し地点。充実しているからか、時の経つのが早い。

昼までは、過去の校内新聞のリメイクという課題。記事と多めの写真を提供して、自分でレイアウトと配色を考えて校内新聞をデザインする。ここから、WordがDTPに特化したPublisherを使っていく。生徒はすぐに慣れて、ラフスケッチを元に作業に没頭する。未完成のまま途中で印刷を行い、色味と可読性の確認をする。

校内新聞を作成中 校内新聞を作成中

昼休みの間に完成したデータを提出させた。午後は相互評価を行う。先だって、順番に中央モニターに映った各自の作品をアピールする。席に座ったままだがマイクを使って説明するだけでもモチベーションが高まる。
全員のアピールが終えてから、印刷した作品を順に回して相互評価を行った。

自分の作品をアピール 壮語評価中

15時から、近くのデザイン系の専門学校に引率した。短時間ではあったが、デザイン業界の現状や、自分の将来を考えさせるような講話をいただいた。生徒だけでなく、インターン生にも良い刺激になったようです。

専門学校で説明を受ける


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2012年8月 2日 (木)

インターン生受け入れ(4日目)

インターン受け入れ4日目、「DTP基礎」の授業は2日目。

1日6単位時間分(+α)で進む短期集中講座「DTP基礎」。朝一番からオリジナル課題1(学校を紹介するはがき)の成作に取りかかる。昨日描いたラフスケッチを元に、学んだセオリーと技術をフル活用して作業する。

オリジナル課題作成中 マンツーマンでフォロー

一方、初日の授業を体調不良で休んだ生徒は遅れを取り戻すのが大変。他の生徒がオリジナル課題に取り組んでいる間、インターン生2名が交代しながら昨日の作業をマンツーマンでフォローする。何とか技術的なことは追いついて、昼前からの一斉技術指導には間に合った。ただし、オリジナル課題1は、自分の力で完成してもらう。

インターン生も日に日にたくましくなってきた。

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2012年8月 1日 (水)

インターン生受け入れ(3日目)

インターン受け入れ3日目。今日から「DTP基礎」の授業が始まりました。

「DTP基礎」は横浜清陵総合高校の学校設定科目(1単位)で、短期集中講座として夏休み中に6日間、36時間の授業になります。
連携している県内の総合学科生からの受講生を含めて、合計18名が参加。教員2名と教員補助者1名、そしてインターン生2名がフォローするという、手厚い学習環境を実現しています。

授業の様子 スキャナーの実習

授業終了後はインターン生のスキルアップのため、スキャナーの操作と解像度、コントラストの調整の実習をしました。生徒が描いたラフスケッチを取り込んで、明日提出される作品とともにポートフォリオにまとめ上げます。

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