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2012年3月27日 (火)

都高情研:研究大会に参加

日本電子専門学校を会場にして実施された都高情研研究大会に参加しました。

大貫恵理子氏(NPO著作権教育フォーラム)の講演の後、口頭発表、ポスター発表が行われました。並行して企業展示もあるので資料収集にも便利。毎年、この研究会を楽しみにしています。

参加者は、高校教員が50数名、企業等から30数名というところ。知る限りでは、神奈川から3名、千葉から1名、大阪から1名が参加していました。

会場の様子 模擬授業の様子

会場から参加を募っての模擬授業による授業紹介があり、同じ総合学科としての熱さを感じました。
様々な発表からは、東京の層の厚さを感じます。今後は、新採用の若手の活躍が期待されます。

記録でも活躍する能城先生 ポスター発表

会場提供の日本電子専門学校のパンフレットを見ると、本校出身のWebデザイン科の生徒が株式会社キノトロープに内定していることが分かりました。担当者に伺うと、現1年次生でもかなり頑張っている生徒もいるようです。
夏の教員対象の研修会や、今回の会場提供等、いろいろとお世話になっております。ありがとうございます。

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2012年3月25日 (日)

鍋割山・塔ノ岳:山小屋の視察と鍋焼きうどん

山歩きも慣れ始め、山小屋を使った山行に興味を持ってきました。(長文で失礼します)

丹沢には多くの山小屋があるということで、山小屋の視察をテーマに鍋割山と塔ノ岳に行く計画を立てていました。ちょうど日曜日、天気が回復しそうなので、朝5:30自宅を出発。車を県民の森駐車場に止めて6:45に行動を開始しました。
行動の途中、山小屋で3回の休憩。食事やコーヒーを注文し、従業員さんに色々とお話しを伺いました。

県民の森駐車場6:45→二俣→後沢乗越→8:50鍋割山9:40→二俣分岐→金冷シ→10:50塔ノ岳11:35→金冷シ→12:35堀山の家13:10→二俣→14:25県民の森駐車場

まずは、県民の森駐車場から鍋割山までの様子

県民の森駐車場 二俣付近

登山口に入る前に水が入ったペットボトルが置いてあります。鍋割山荘までボランティアでボッカして下さい、というものです。私は1.5Lのボトルを2本ザックに詰めました。

二俣の沢を渡る ペットボトルを積む

ここから後沢乗越を通って鍋割山山頂まで、適度の傾斜のいろいろな斜面を登ります。とても快適なコースで、階段ばかりの大倉尾根よりも登りを楽しめると思います。

二俣から後沢乗越への途中 後沢乗越から鍋割山へ

朝早いので霜柱も溶けていなく、その意味でも快適です。

アセビに囲まれる道 霜が溶ける前の道

鍋割山山頂の景色はすばらしいのですが、富士山は雲がかかっていたのが残念です。

鍋割山頂からの富士山 鍋割山荘

早速、鍋割山荘に入ってペットボトルを提出。到着時は客は一人、注文した鍋焼きうどんはすぐに出来ました。具だくさんでとっても美味しい!「名物」に納得です。

ボッカしたペットボトルの回収 こたつで食べる鍋焼きうどん

うどんを食べていると、若手と常連さん(?)がボッカの荷物をおろしました。トイレと物資の搬入が山小屋の経営の決め手だと思います。
草野オーナーに、宿泊のお話しを伺いました。小屋の中を見渡すと、宿泊生活の様子が分かります。

鍋割山荘の様子 鍋割山荘の様子

塔ノ岳への道はさほど起伏がなく歩きやすかったのですが、一部がどろどろでした。最後に少し登ると塔ノ岳山頂です。短パンの年配の方がプロパンボンベを背負って降りて行きました。スゴイ!

小丸尾根への分岐点 プロパンボンベのボッカ

塔ノ岳山頂はとても広く、全方向を見渡せます。残念ながら、ここでも富士山には少し雲がかかっていました。

塔ノ岳山頂 塔ノ岳山頂

尊仏山荘ではコーヒーをいただきました。週末は50人ぐらいが泊まるそうです。ここに泊まると日暮れ、夜景、ご来光の景色を楽しめるようです。

尊仏山荘 尊仏山荘

地図を広げて、2月11日に登った大山、神奈川の最高峰である蛭ケ岳を確認しました。少しずつ、位置関係や距離感が分かってきます。

大山 蛭ケ岳

金冷シまで戻って、大倉尾根を下ります。通称「バカ尾根」と呼ばれるように、斜度はきつくないのですが、ひたすらひたすら下り。一部、岩場がありますが、ほとんどが階段という感じ。この尾根全てを登るのは大変だろうと思いました。

大倉尾根の道 大倉尾根の道

大倉尾根から二俣への分岐点に堀川の家があります。こちらでもコーヒーをいただきました。上の山小屋より100円安いのに、ミニシュークリームが付いています。

堀川の家 お菓子付きコーヒー

先の2つの山小屋と違って、ここは週末のみの営業です。宿泊者数は少なく、時間的な制約がないアットホームな運営をしているということです。山を楽しみに寄るには良さそうです。
サービスでおでんもいただきました。

堀川の家 サービスのおでん

小屋を出たところで、やっと雲が取れた富士山をゲットしました。
ここから二俣に向かう道は、ほとんど人が通らない杉林のコース。根っこばかりで踏み跡も分かりにくいので、木や石に書かれたマークやテープを頼りに進みます。

富士山 コースの印がついた木

単独登山ですが、天気も良く、山小屋の人との会話があって楽しかった一日です。
今は、山小屋デビューの機会を探しています。

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2012年3月20日 (火)

幕山・南郷山:湯河原梅林の見物と山ごはん

朝7時前に家を出て、9時には湯河原駅から幕山公園行きのバスに乗る。

しばらく前の予報では曇りだったが、終日、無風で穏やかな晴天に恵まれた。遅れていた梅も見頃になって、素晴らしい一日を過ごすことができました。箱庭のような幕山公園(湯河原梅林)ではたっぷりと癒されました。

菜の花と梅、背後に幕山 輪違い(りんちがい)

白とピンクの花が1本の木に咲いているので不思議に思ったところ、「輪違い(りんちがい)」というウメの園芸作品なのだそうです。香りと勢いのある花に引きつけられました。

幕岩でのロッククライミング 幕岩でのロッククライミング

梅林の最高地点から、幕山頂上には快適な登山道がつづきました。無風で日が当っているので、半袖のTシャツで登ります。そして幕山頂上では、大ランチ大会という様子。皆さん、穏やかな表情で楽しんでいました。

幕山山頂 幕山山頂のランチ風景

早速、予定のランチ「豚シャブと味噌仕立てのほうとう風きしめん」の準備を始めました。

豚シャブ ほうとう風きしめん

1時間半の大休憩を終えて、南郷山に向かいます。整備されたハイキングコースで、快適な山行。杉の林、広葉樹の林、笹に囲まれた小路、とバリエーションに富んでいるのも楽しかった。

南郷山頂上 眼下の真鶴半島

南郷山を超えると、眼下に相模湾と真鶴半島が見えてきます。下山後は温泉を予定していたのですが、海岸線を歩きたくなり、吉浜の砂浜に向かって下り始めました。

下山路脇の夏ミカン 真鶴半島と吉浜海岸

南郷山からの下りの後半が舗装路の急坂で、かなりヒザを痛めました。吉浜海岸から真鶴半島を歩くことを断念し、真鶴駅に直行しました。
家へのおみやげには、素朴な梅干しとゴールデンレモン、あじのひもの6枚で、合計1000円。

梅干しとゴールデンレモン あじの干物

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                             

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2012年3月19日 (月)

特色科目発表会:青少年センターホールにて

平成19年度から校外の公会堂で実施してきた「特色科目発表会」。

特色科目の配置

桜木町紅葉坂の県立青少年センターホールでの実施。

スクリーン 座席表

9時に機材を搬入して、10時からのリハーサルに備える。私の担当は、PCとカメラとプロジェクターを使った演出。発表者がスクリーンと一体化して客席に訴えかけ、会場全体が盛り上がれるように工夫をする。例えば下の右の写真のように、スクリーンと同じ画面が、舞台先端のモニターで確認できる。これだけで、グループ発表も堂々とできるようになる。

ホール全体の様子 演台から客席を見た様子

発表者はしゃべりやスクリーンだけでなく、実物の提示をすることがある。今回は2つの発表で実物提示があったので、サブスクリーンのカメラ担当の生徒は、そのタイミングと表示スケールを練習しておく。下は、布絵本の実演をビデオカメラで撮る様子。

実物提示をサブスクリーンに拡大投影する サブスクリーンのカメラ担当の生徒

1年次の「産業社会と人間」からは、グループ発表が4つ。サブスクリーンには発表している生徒の横顔がアップで投影される。この演出効果は、発表者にとっても聞き手にとってもプラスになり、相乗効果で会が盛り上げる。
スライドを使った地味な発表が続いたが、唯一手書きの絵をスキャナーで取り込んで使った発表が目を引いた。

120319tokusyoku05 手書きの絵を使った発表

■「特色科目発表会」と「産業社会と人間」の年次発表会のポスター
特色科目発表会のポスター 産人発表会のポスター

さらに、個人発表が2つ。1年次生のレベルではまだ演台が必要だが、サブスクリーンの投影が聞き手を引きつけてくれるので徐々に発表が堂々としてくる。

産人の個人発表 聞き手の様子

■「コミュニケーション」と「探求(課題研究)」発表会のポスター
インタビュー実習発表会のポスター 探求のポスター

続いて2年次生から科目「コミュニケーション」と「視点」の発表。
まず最初に「コミュニケーションの科目説明」として、男子生徒がインタビュー実習のアポイントメントについて寸劇で紹介する。そして、4名が順にインタビュー実習の報告を行なう。3分間、原稿を持たず、身体をさらけだしてのスピーチになる。

コミュニケーションの科目紹介 インタビュー実習の報告

来年この実習を行なう1年次生から4人に対して質問があり、それぞれの立場で回答する。
次は、総合的な学習の時間「視点」の科目紹介。また男子生徒による寸劇で表現される。2年次生の発表は、1年次生の発表に比べると明らかに違う。教員が喜ぶようにキレイにまとめる段階を超えて、上手いところをついてくる。

1年次からの質問に答える 視点の科目紹介

「視点」の後期の授業では、3年次の「探求(課題研究)」に繋げるために、プレ探求と称して、各自のテーマにそって調べ学習をしてきた。中には、フィールドワークを取り入れている生徒もいる。代表者3名が発表した。

視点の発表 視点の発表

ここで前半が終了。休憩15分には、「図形と画像の処理」「映像メディア表現」の成果物(ムービー)を上映したり、テレビ神奈川で横浜清陵総合高校が紹介された様子などを映した。

後半は3年次の「探求(課題研究)」の発表。ひとつの発表毎に2年次生からの質問を受けるので、かなり時間もかかる。布絵本について研究した生徒は、成果物の布絵本を使ってミニシアターを実演してくれた。もちろん、サブスクリーンには、この布絵本が拡大表示されている。
また、「幼児のメディア」というテーマで研究した生徒は、子どもの踊りの教材としてムービーを作成して発表に使っていた。3年次生は2年次生よりさらに発表のレベルがあがり、感心させられる。

布絵本の実演 自作映像を使っての発表

■昨年までと同様に、発表タイトルを記しておく。

産業社会と人間(1年次)
第1単元「産業社会と人間」 私たちの産人 !!!
第2単元「仕事(職業)とは何か」 それぞれの事業所見学で得たこと、共通点
第3単元「2・3年次を考える」 今、やるべきこと
第4単元「社会人とは何か」 社会人に聴いてみた
第5単元 個人発表「1年間のまとめ」 1年間で成長したこと
第5単元 個人発表「1年間のまとめ」 これからを考える

コミュニケーション(2年次)
幸せのお手伝い ~ウェディングプランナー~
"音楽する人"と演奏会
人生そのものじゃない
コミュニケーションの授業を終えて

視点(2年次)
日本のロングセラー文具
食育と子ども
CM

探求(3年次)
Let's 探求
絵本のちから
幼児のメディア

講評
(株)リクルート 「キャリアガイダンス」誌 編集長 角田浩子様
産業能率大学 入試企画部 部長 林巧樹様

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2012年3月18日 (日)

明日の特色科目発表会の準備

この週末は、明日19日の学校行事の準備をした

毎年、年度末に校外のホールを借りて実施している「特色科目発表会」。横浜清陵総合高校では、1年次から3年次まで、4つの特色科目を配置して、総合学科としての背骨としている。4つの科目それぞれが、クラス内や年次内の発表会を行なっており、その代表者による発表会になる。2週間前に下見してきたが、会場の青少年センターは立派なホールでよく取れたと驚いています。日曜と祝日の狭間だからでしょうか。

全体の運営を担当しているので、司会の生徒の指導の他、プログラムやレジュメを作成して印刷したり、機器の準備をしている。今年も、科目「DTP活用」の生徒作品を使ったプログラムを作成した。下は、A3両面印刷のプログラムの外面。生徒・職員には白黒印刷だが、来賓にはカラー印刷で用意する。

プログラムの外面

明日は、午前中から機器のセッティングと、リハーサルの指導を行なう。午後からの本番が終わるまで気が張りっぱなし。生徒の学びの環境を整えるため、今年も全力で頑張ります。

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2012年3月13日 (火)

DTP活用:今年度最終の授業にて

専門教科情報の学校設定科目「DTP活用」。最後の授業もフル活動。

本日で授業が全て終了する。「DTP活用」はその最後の時間帯だった。
前年度までに「DTP入門」または、短期集中講座「DTP基礎」を履修している受講生。その上で選択しているので、受講生は作成意欲も向上心も高い。

先週金曜日に期末試験を行ない、雑誌のクオリティを追求したB4両面印刷を中折りしたミニ雑誌の作品をプレゼンした。本日は、その作品を自分用と学校保存用に仕上げた。片面ずつ、A3に印刷したものをトンボで断ち落とし、表紙面と中面を貼り合わせるという作業。カッターのセットが4つしかないので、協力しながら作業する。

断ち落としと貼り合わせの作業 断ち落としと貼り合わせの作業

表紙には自分の写真を入れることになっているが、各自が家族や友人の協力で準備してきた。生徒は、自分が好きなテーマで雑誌を編集する喜びを感じながら作業してきた。完成品には愛着感が強い。

断ち落としと貼り合わせの作業 断ち落としと貼り合わせの作業

トンボで裁ち落してできるワッカを頭からかぶって作業する生徒も。互いの作品に刺激を受けながら切磋琢磨してきたメンバー。最後の授業も仲良く、楽しい活動でした。
指導者としても、頼もしい限りです。みなさん、ご苦労さまでした。

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2012年3月12日 (月)

DTP入門:最終授業を終えて

週末を含め、ひたすら評価活動に専念している。ふとホワイトボードを見ると。。。

ホワイトボードの落書き

先週最後の授業を終えた「DTP入門」の受講生が描いたらしい。普段から巡視モニターで生徒の作業を確認してアドバイスしているが、ある授業での一言が受講生の印象に残っていたのだろう。
確かにそんなシーンがありました。生徒の観察力にあらためて感心しました。

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2012年3月 9日 (金)

情報A/B:総合課題Webページの閲覧と相互評価

1年次生の選択必履修科目「情報A」「情報B」の最後の授業。

情報Aでは1月初めから、情報Bでは2月初めから、それぞれHTMLとCSSを学んでWebページ作成の課題に取り組んできた。画像処理は、画面キャプチャ及び、SDカードから写真を取り込み、トリミング・リサイズする技術を持っている。この総合課題には、規定として一年間の授業を振り返るページや、選択科目や部活動を紹介するページがある。オリジナルのページとして、情報Aでは、マイページというオリジナルテーマのページが、情報Bでは、JavaScriptを使ったページを課してある。使用するツールは、フリーのMKEditorとIrfanView。

期末試験までに提出された課題を校内Webにアップし、試験後の1時間を使って閲覧と相互評価をした。
時間に限りがあるので、それぞれが指定された10名の作品を評価する。

閲覧の様子 選択科目の紹介

上の右の写真は、選択科目「DTP入門」を紹介したページ。自分の作品をキャプチャして素材としている。

グラフで主張する スクイークの作品

上の左の写真は、情報Aで「グラフで主張する」という課題を紹介している。インターネットから見つけたデータを使って、グラフ化したもの。
右の写真は、スクイークで作ったオリジナルのプログラムを紹介している。タイルスクリプトも表示させている。

総合課題として、1年間の学習を振り返りながら、Webページの技術と公開を体験させる。
卒業するまでいつでも閲覧することができるので、上級生からも親しまれている。

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2012年3月 8日 (木)

DTP入門:三つ折りチラシの相互評価

専門教科情報の学校設定科目「DTP入門」。本日が最後の授業でした。

毎年、総合課題として課している三つ折りチラシ。一年間の作品をキャプチャし、これを素材としてA4両面の三つ折りチラシを作成する。言わば、ポートフォリオ。

今年は「高級感を演出する」というテーマを与えたので、受講生はかなり考えてデザインしている。作品は、一昨日の定期試験にて受講生の前でプレゼンした。本日は、互いの作品を手に取り、相互評価をしながら目を肥やしていく。

相互評価中 相互評価中

今年もレベルが高く、ひとり一人の「高級感」に個性があって面白い。
自分が苦労して作ったからこそ、他人の苦労や工夫をくみ取ることができる。

相互評価中 相互評価中

最後に、担当者からメッセージを伝えた。チャイムが鳴って延長になったが、皆しっかり聞いてくれ、拍手で授業を終了した。素晴らしい受講生に恵まれ、教師冥利に尽きる瞬間でした。

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2012年3月 6日 (火)

図形と画像の処理:後期期末試験

期末試験3日目。私が担当する科目が4科目ありました。

「情報A」、「情報B」はペーパーの試験。「DTP入門」は、三つ折りチラシの作品をプレゼンする実技試験。そして「図形と画像の処理」は、作成したムービーの紹介と工夫した点をプレゼンする実技試験。

AfterEffects上の作り込みの説明には、発表者のPCの画面を、生徒間の中央モニターに転送する。声が通るように、マイクを使ってプレゼンする。
また、教員席のモニターに映る画面をビデオ撮影しておく。

プレゼンする生徒 プレゼンする生徒とモニターを撮影する様子

プレゼンの実技試験では、提出したコンセプトシートと、ビデオ撮影を見ながらじっくり評価する。この作業には手間も時間もかかるが、生徒の創作意欲も高まり、教育効果は高いと感じている。

プレゼン試験を行なっている科目では、1年間のプレゼンをDVDに編集して記録しておく。そして、翌年の授業で、その単元のゴールとして紹介する。これが上手く回ってきて、生徒も教員もストレスが少ない。

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2012年3月 5日 (月)

神奈川県立青少年センター:特色科目発表会の下見に

試験期間中の午後、3月19日に実施する学校行事の会場を下見に行きました。

本校では毎年実施している、総合学科としての4つの特色科目の学習成果を発表する会。今年は、桜木町駅または日ノ出町駅から徒歩10分の県立青少年センターのホールで実施する。本格的なホールで、回り舞台もあるというオーバースペックの気もあるが、とにかく初めて使わせていただく会場として、教員3名で打ち合わせを兼ねた下見をしてきました。

壇上から見た客席 客席から見たステージ

まずは、舞台の上から見た客席と、客席から見た舞台を体感。広く、圧迫感を感じない。演台の位置や、サブスクリーンの位置を確認しました。

ステージ上の様子 広めの楽屋

舞台上で緞帳やスクリーンの位置を確認。また、袖での照明と音響の調整の概要を伺った。そして、舞台裏の楽屋を確認する。教員スタッフが使う部屋、発表する1年次生の部屋、2年次生の部屋などを構想していく。

昨年は地震の影響で校内実施だった。一昨年までは、その前年度さらに前年度に続き、最寄り駅から近い南公会堂で実施してきた。

今年は、2年次の特色科目「コミュニケーション」1クラスと、「視点」2クラスを担当してきた。そして、特色科目発表会全体の取りまとめの一員でもある。
素晴らしい会場に恥じない演出をしていきたい。

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2012年3月 3日 (土)

第8回 統計教育の方法論ワークショップ

一橋大学国立キャンパスにて。標記の会に午後から参加し、発表させていただきました。

到着すると、次期国際統計教育協会会長のIddoGal 教授の講演が始まったところ。通訳がつく講演は初めて。冊子のレジュメも英語ですが、スライドは日本語版が併用されていて助かりました。
統計学習の実習例や、形式的推論よりも非形式的推論が望ましいことなど、今後の情報教育にも役にたつ知識を得ることができました。

一橋大学の会場 特別講演

私は、「生徒自らが測定したデータの分布を考察する」という題で、小中高大9本の授業実践事例の一つを発表しました。統計の専門家の前で素人が話すということになりますが、開き直って「情報科」としての事例であることを前面に出しました。
10センチのテープカットについては、横浜国大付属中学の先生からも事例が報告されました。この教材は今後も幅広く研究されることと思います。

提出した予稿に、ヒストグラムと箱ひげ図の事例を加えて示しました。箱ひげ図や正規分布(標準と誤差の分布)について専門家からのアドバイスもいただき、いい勉強になりました。
発表を推薦いただきました渡辺美智子先生に感謝いたします。

C県の谷川先生も参加されていました。いつも熱心で感服いたします。

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情報入試フォーラム2012

午前中、標記のフォーラムに参加。早稲田大学西早稲田キャンパスにて

情報の大学入試について共通認識を確立する出発点としての開催。午後は別の予定があり、ご招待いただきましたが、昼までしか参加できませんでした。
本日は他にも研究会が多く開かれているからか、高校の教員は見当たりませんでした。

早稲田大学の筧先生の挨拶の後、慶應義塾大学の村井先生、筑波大学の久野先生の講演。情報の入試問題の模擬試験を実施する構想や、問題の具体例などが示されました。

村井先生の講演 久野先生の講演

興味深く伺う一方、分野としては偏りを感じたのですが、東大の萩谷先生からそれには留意すべきとの発言があり、安心しました。
私に声をかけていただいたのも、それが理由かなと思います。今後、お役に立てれば幸いです。

【3/6追記】日経の「教育とICTOnline」で紹介されています。
大学入試での教科「情報」の採用について討議

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2012年3月 2日 (金)

横浜ファッションデザイン専門学校:ファッションショー見学

16:30より1時間、鶴見の横浜ファッションデザイン専門学校のファッションショーを見学しました。

昨年は土曜日開催だったので自主的見学だったが、今年は平日開催でご招待を頂いた。担当している校外連携業務として出張しました。会場は、出来て間もない鶴見区民文化センターサルビアホール

テーマ発表 テーマ発表

テーマごとに次々とショーが繰り広げられる。
企画・運営・演示・展示も学生が行なっている。このファッションショーを目標に、日々頑張ってきたことが伺える。

テーマ発表 テーマ発表

可愛らしいもの、シックなもの、スタイリッシュなものと、飽きさせない。舞台裏の着替えも大変だろう。
ちなみに、ヘアメイクは鎌倉早見美容芸術専門学校が協力している。

グループ発表 グループ発表

後半は、グループによるウィンドウディスプレイや卒業制作の発表。
高校を卒業して1年または2年で、どれだけ成長していくかが良く分かります。

試験問題作成などで忙しいのですが、頑張っている学生さんから元気をもらいました。また、ちょっと癒してもらいました。

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2012年3月 1日 (木)

卒業式

開校から8回目の卒業証書授与式が挙行されました。

昨日の雪が上がり、グランドには1年次有志が作った雪だるまが卒業生を迎えた。

グランドの雪だるま 担任からの呼名

入学直後の宿泊研修からの思い出と自分たちの成長を綴る卒業生の言葉には、毎年感動させられる。また学校長からは「清陵文化」という言い方でそれが表現された。

卒業生の言葉 旅立ちの日にを合唱

式が終わると、そのまま三年次の会に移行する。
昨晩まで卒業実行委員が作成してきた20分のDVDを上映し、「旅立ちの日に」を合唱して終了する。今年も立派な卒業式でした。

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