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2012年2月 6日 (月)

コミュニケーション:インタビュー実習報告会(クラス内)

2年次の学校設定必履修科目「コミュニケーション」。標記のクラス内報告会を実施した。

総合学科の必履修科目「産業社会と人間」の発展科目として、2年次に2単位の「コミュニケーション」という科目を設置している。この2つの科目の連続性により、社会に目を向け、職業観を持った学習活動を実現している。キャリア教育の王道と呼べると自負している。

この科目の中盤は、進路や興味関心のある分野の社会人にインタビューを行う「インタビュー実習」。話を伺いたい社会人に対して、夏休み中に電話でアポを取り、11月にインタビューを行う。(断られ続けて10名ほどアポを取りなおす生徒もいる)
12月には報告書を作成し、手紙で内容確認と修正を行った。そして最後のハードルが、この「インタビュー実習報告会」。クラスを半分に分け、20名の前で3分間の報告を行う。手持ち資料は許されず、体の前から聞き手の間に遮るものがない。完全にしゃべりだけで伝えるという形式。
教員は端にいて、タイムキーパーだけの脇役。完全に生徒の輪によって発表会の雰囲気が出来ている。発表に詰まる生徒には応援の声も出る。

クラス内発表の様子 クラス内発表の様子

発表中に言葉が詰まり、頭が真っ白になる生徒もいる。席に戻って泣きじゃくる生徒も。
聞き手は体の横に置いた机に評価シートを置き、入れ替え中に評価とコメントを書く。発表者の立場があるこそ、聞き手の立場ですべきことを理解している。聞いている最中はペンを置き、発表者と正対して傾聴する。

発表後に泣きじゃくる生徒も 体の横の机と評価シート

この実習を終えて清陵生になると言われる。この発表で得られる自信はとても大きい。欠席者に対しては、リベンジする機会を与えない。それだけハードルが高い発表会だが、インフルエンザ以外の欠席はまずない。
「産業社会と人間」からプレゼンテーションを繰り返してきているが、発表の度に自分の成長を感じている生徒たち。この発表のチャンスというものを、「教員よりも」理解している。

インタビュー実習報告会のポスター インタビュー実習報告会のポスター インタビュー実習報告会のポスター

■この発表会を盛り上げるために、1週間前から発表会のポスターを校内に掲示している。選択科目「DTP入門」の2年次の受講生が作成したポスター。生徒目線で作られたポスターが至る所に掲示してあり、いやがおうにも真面目に取り組むようになる。このような学習環境のデザインは教員の役目だ。

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