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2011年9月30日 (金)

神奈川県教員採用選考:2次試験合格発表2011

本日10時10分ごろ、神奈川県公立学校教員採用試験第2次試験の結果が公開された

情報科の採用については、10名募集のところ8名しか合格者が出なかった。なんと、昨年度より5名少ない。この理由には、新学習指導要領の影響が少なからずあると考えている。来年度から数学と理科が先行実施となり、1学年に単位増で入るとすると、1年にある科目が他の学年に追いやられる。情報はそのターゲットになりやすいのだろう。つまり、情報を1年で実施していた学校が3年で実施することになれば、2年間、情報の授業が無くなることになる。
合格者の受験番号は神奈川県・相模原市公立学校 教員採用候補者選考試験についてのページに、10月7日まで公開されている。

今回の高校情報科の採用試験の記録(カッコ内は昨年度)
・採用予定数:10名(10名)
・応募者数:71名(87名)
・受験者数:57名(64名)
・1次試験合格者数:29名(30名)
・2次試験合格者数:8名(13名)
・個人面接Aが200点、模擬授業が60点、論文が40点の計300点満点で、
 195.0点(180.6点)以上が合格

受験者の質が低かった訳ではないことが、合格基準点の高さから分かる。
昨年夏に3年次生でインターンシップに受け入れた学生2名が2次試験を受けていた。残念ながら1名は不合格になってしまったが、次回に向けて頑張れるように支援していきたい。講師などを経験して研鑽するチャンスとなるように。

本校職員からは、臨時任用の数学、美術の2名が合格した。職員室で拍手。

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2011年9月29日 (木)

避難訓練2011

3校時を使って非難訓練が実施された。

東棟2階の職員室B付近から出火という設定。各講座の授業担当者が受講生を引率して第1グランドに。まずは、授業担当が教務手帳を使って「授業の欠席者」を本部に連絡する。そして、講座ごとに並んでいる受講者全員の到着を確認して待つ。

講座別の整列・点呼

次に、クラス順に並びなおして、担任が「授業の欠席者」以外が全員揃っているか確認し、本部に連絡する。さらに、避難カードを担任から生徒に配布する。単位制なので、「授業を取っていない生徒」の把握に課題が残る。

クラス別の整列・点呼

ここまで、予定の時間を2分下回る。(今回に限ったことではないが)
副校長から、講評と避難時の行動についてのお話がある。

副校長から講評

その後、全員が6つの方面別グループに分かれ、そこで避難カードを確認してもらう。グループを担当する教員もその地域に住んでいる。

方面別の集合

私は川崎に住んでいるので、横浜市外の遠距離から通う生徒のグループを担当している。3.11の大震災の日、多目的ルームに泊まった生徒が数名いました。

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情報A/B:アルゴロジック2でアルゴリズム入門(2)

後期、アルゴロジック2でスタートして2日目。全クラスで第1回目を実施した。

昨日、今日の2日間で、情報A6クラスと情報B2クラス全てで第1回目の授業を終えた。どのクラスも、試作版を先行して利用できる背景などを説明してから、「順次」「繰り返し」「分岐」の基本問題2題ずつを解説し、残りの基本問題を解かせた。

どうやら、元気なクラスほど正解率が高いようだ。
前期は、情報Aも情報Bも「表計算ソフトを利用したデータ分析」と「事業所見学の準備とプレゼン」という同じ内容で授業を行なってきた。情報Bの生徒が情報Aの生徒よりもプログラミングに興味を持っている傾向はあるが、むしろ情報Aのクラスの中に最も正解率が高いクラスがある。

考え中の情報Bの生徒たち

この写真は、情報Bの2クラス目の様子。マウス操作をする前に「考え込んでいる」様子が伺える。基本部分では、トライすることで正解が見つかることがあるが、応用問題になるとこの姿勢がどのように影響してくるだろうか。

明日は、情報Bのクラスで第2回目の授業を行なうクラスがある。行動パターンに注意したい。

来週月曜には、情報Aも情報Bも第2回目の授業が続く。
開発関係者のO氏が見学に来られることになった。

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2011年9月28日 (水)

情報A/B:アルゴロジック2(試作版)でアルゴリズム入門

情報A/B共に、後期の授業はアルゴロジック2でスタート

昨年は情報Bのみで扱ったアルゴロジック。開発関係の方が授業にお出でになって、コンペを行なった。
今日の授業では、その関係があって、10月以降に公開される新バージョンの試作版を提供していただいた。授業で使うことと広報することの許可を得て、昨晩急遽プリントを作成した。他の2名の情報A担当者には直前の説明だったが、快く受け入れてくれた。

TTの先生も夢中 TTの先生も夢中

私は情報Aを1クラス、情報Bを2クラス担当している。本日はA・B一クラスずつ授業があり、順次・繰り返し・分岐から2題ずつを解説し、基本問題の残り6題を自由に解かせた。どちらのTTの先生も空いているPCで夢中になって取り組んでいた。大人になっても十分楽しめる。

全管理画面と個別表示画面 教え合う様子

一通りの説明が終わると、教師卓の管理画面で、それぞれの作業の様子を見る。どのように迷うのか、とても良く分かる。他の先生のクラスも一生懸命取り組んでいた。

本日の目標達成

本日は、応用問題に入る前までを◎正解することを目標にさせた。情報Aのクラスでは、10名(約4分の1)が解き終えた。情報Bのクラスは、説明で深入りしたため解く時間が少なかったが、5名(約6分の1)が終了。結果は予想に反するものがありました。

次回はアルゴロジック2の応用問題に入る。解きながら、自分がクリアーした場面をキャプチャしてトリミングし、適切な圧縮形式で保存する技術をマスターさせる。必然性がある作業だ。

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視点:2011後期オリエンテーション

2年次生の総合的な学習の時間「視点」。本日は後期オリエンテーション。

入試等の日程が確定したので、後期の修正日程を連絡し、3年次の総合的な学習の時間「探求」(2単位)の準備期間としての後期「視点」を説明した。

オリエンテーション開始 スクリーンの前に出て説明

前期に「視点の獲得」「小論文講座」という内容を行なった。後期には、来年の課題研究のテーマをじっくりと考え、基礎研究をしていく「プレ探求」を行なう。昨年度の課題研究の代表発表者のビデオを使い、研究テーマと、その視点としてのサブテーマについて、具体例をあげながら紹介した。自分の将来の職業や学びに繋がるテーマで、大きすぎず小さすぎずの等身大のテーマを考えていってもらいたい。

上の写真のように、この科目のメイン担当の私が説明する。前期オリエンテーションでは表情をサブスクリーンに投影したが、今回の発表では、あえてスポットライトもサブスクリーンも使わなかった。その代わりに、プロジェクターの投影光の中に意図的に入っていくという手法を取ってみた。その時の生徒の反応は「ある」が、全体を通しての演出効果はサブスクリーンほどではなかったかな。

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2011年9月27日 (火)

インターンシップ報告会2011

放課後、開校以来8回目のインターンシップ報告会を実施

インターンシップは本校のキャリア教育の柱の一つである。この夏は様々な要因で募集が遅れたため、16名が8事業所と規模が縮小。報告会の会場も1つで実施した。参考までに、昨年は35名が18の事業所でインターンシップを行ったので、2会場だった。

事業所ごとに報告を行なう。グループは1名から4名、秋休みを利用してスライドを用意してきた。司会・タイムキーパー、規定の質問も生徒が行う。教員は、事業所から迎えた来賓の誘導と、適宜質問を行う。自信を持った回答からは、しっかりした体験による裏付けを感じる。

報告の様子 会場の様子

インターンシップに参加した生徒のみで報告会を行うことに意味がある。学年のように大人数の前だと緊張感がないし、報告会は同じような活動・苦労をした者どうしで行うから共感するものだ。

ひとり一人の振り返り 来賓の講評

全グループの報告・質疑応答の後、一人ひとりが報告を聴いての振り返りを述べる。そして、事業所からの3名の来賓の方に講評をいただき、管理職からは教頭がコメントした。

神奈川県経済同友会からの来賓より、生徒全員が前を見ながら発表していることを褒められた。私は、「してやったり」とニンマリ。夏休み前の情報の授業では、事業所見学から学んだことをプレゼンし、撮影したビデオから発表のベストシーンをキャプチャ、そしてその画像とスライドを入れての振り返りレポートを提出した。9月の授業では、校内Webにて公開した全員の振り返りレポートを閲覧したばかり。前を向けなかった悔しさが、次のプレゼンで生きてくる。

キャリア教育のススメ キャリア教育の在り方について

総合学科として「キャリア教育」を推進し、学び・自己研さんの原動力とする。写真の公的資料を見ても、そこで求められていることをうまく実現できている。本校にいる限り、精一杯サポートしていきたい。

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2011年9月26日 (月)

コミュニケーション:思いよ届け!

科目「コミュニケーション」では、インタビュー実習の依頼文書を発送した。

本日より、後期授業が始まった。

インタビュー実習は横浜清陵総合高校のキャリア教育の要。2年次生は、電話を使ってインタビュー先へのアポイントメントを夏休み中に取ることが課題。却下された生徒も9月になって実習の受入れ先を開拓してきた。

科目の概要

インタビューを依頼する日は基本的に11月上旬なので、その一カ月前には正式な依頼状を送らせていただく。本日は、受入れ先に依頼状を送る日。若干名が間に合わないが、校長の依頼状と共に生徒が自筆で書いた依頼状を発送した。

依頼状を入れた封筒 取材コンテとインタビュー台本の作成

授業では、依頼した方とのインタビューを想定して、ポストイットを使った「取材コンテ」を作成。基本の質問をピンク、想定解答と再質問を黄色のポストイットに記入し、インタビューの展開を考えながら配置していく。次に、実際の会話としての「インタビュー台本」を書く。当日はかなり緊張する。最初の挨拶の言葉や、自分が伺いたいテーマの説明から、インタビュー本体の展開、終わりの挨拶の言葉までを記述して考えを整理する。

提出は29日まで。修学旅行の作業もあるので、後期、2年次生はハードなスタート。

来週は、クラスメートとインタビューのリハーサルを行なう。

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2011年9月25日 (日)

4年ぶりの神宮球場(東京六大学野球)

大学時代の友人に誘われて4年ぶりに学生野球を観戦に行った

観戦にはいい日和で、外野席には一人で観戦するオジサンがあちこち、女性の親子づれがポツポツと。常連らしいオジサンたちは、酒とツマミを持参している。女性は外野席に無料で入れるのですね。

外野席から望む 歓喜の早稲田と失策した選手

私は早稲田で相棒は立教出身。第1試合の立-早戦はビールでいい気分になってきた終盤戦に盛り上がった。早稲田1点を追いかける9回裏、2アウト満塁で、絶体絶命のショートゴロ。ところが、ベースカバーに入ったセカンドが捕球できずに、逆転サヨナラ。相棒とは勝ち負け関係なしということで行ったのだが、どうも釈然としない様子。。。

まあ、学生席の応援と一緒に歌を歌って楽しみました。知らない応援歌が半分あるのは淋しいのですが。。

早稲田の応援の様子 立教の応援の様子

第2試合は、慶-法戦。明日から後期の授業。準備することが多いので、途中で失礼しました。

法政の応援の様子 慶應の応援の様子

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2011年9月24日 (土)

秋の土曜公開講座:カラーデザイン講座(2日目)

先週に続き、朝9時より、標記講座の第2回目に出張した。

会場は新横浜の横浜デジタルアーツ専門学校。1名キャンセルがあったので、県内の総合学科高校4校から19名が受講している。1名だけ入試と重なって受験できないが、残り18名が11月13日の色彩検定3級の受験を申し込んでいる。ぜひ、全員に合格してもらいたい。

1日に7時間の授業。講師の先生も色々な展開を用意して、楽しく進めてくださっている。専門学校ならではの機材や制作物を利用するので教材には事欠かない。本日最初の講義は、講師の先生の体験からグラフィックデザインの仕事のお話。「職業観」も養ってくださるのがありがたい。

グラフィックデザインの仕事 座学のノート 

座学が続くと重くなるので、PC教室にてMacでPhotoshop体験、学生の作品を利用しての説明の時間も。
おお、本校の卒業生N君の作品集があった。

Photoshop体験 学生の作品

午後は、実習が中心。私は職場に戻らせていただいたが、写真と報告をいただいた。
カラーチップを貼ってカラーチャートの作成、塗り絵で配色の練習。さすが専門学校、教材が豊富ですね。

カラーチャート作成 配色の比較

授業はあと4回。どうぞよろしくお願いいたします。


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2011年9月19日 (月)

オクラで朝食

昨日に続き、オクラのネタで

夏の間は、このような朝食。オクラかモロヘイヤが交互に出て、鰹節か乾燥シラスとの組合せ。この他、ナスやキュウリの漬物が付く。

朝食のメニュー シラスとオクラ

ごはんは多めに1杯。朝ガッツリ食べて、昼は軽めで過ごしている。

モロヘイヤの収穫はもう終わった。オクラも今週で終わりだろう。
アサガオは食えんだろうな。。

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2011年9月18日 (日)

オクラ・モロヘイヤとアサガオ

朝食のオカズになっている隣の実家のオクラとモロヘイヤ。久しぶりの休日にパチリ。

オクラ モロヘイヤ

元々農家だったので、猫のひたいほどの家庭菜園が残っている。夏は、ミニトマト、なす、みょうが、オクラ、モロヘイヤと新鮮な野菜を分けてもらっている。時期が遅いが、まだオクラとモロヘイヤは食べられる。

勢いよく伸びているアサガオが目を引いた。1株もらった外国産のアサガオだというが、その勢いは目を見張るほど。この暑さに負けず、ツルがからみあいながら、伸びる先を求めている。

元気なアサガオ 元気なアサガオ

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2011年9月17日 (土)

秋の土曜公開講座:カラーデザイン講座(初日)

朝9時より、標記講座の第1回目に出張した。

「秋の土曜公開講座」は、今年で4年目になる神奈川の総合学科高校と専門学校各種学校協会との連携による講座。資格取得を視野に入れて、土曜日に7時間×6回の日程。行事等で1回参加できなくても、単位認定に必要な35単位時間は確保できる。
2講座のトップを切って、新横浜の横浜デジタルアーツ専門学校にて開講した。

船橋校長のあいさつ 授業資料と検定問題と願書

開講の司会を務めた。この春までグラフィックデザイナーとして活躍されていた講師の會澤先生を紹介。次いで、校外連携部会の担当校長である相模原総合高校の船橋校長を紹介し、受講生へのエールを送っていただいた。

私からは、色彩検定の実物と願書を示して、11月の色彩検定へのチャレンジを促した。毎年、横浜清陵総合高校で取りまとめて校内受験をしている。来週のこの時間で締め切る。

授業風景 授業風景

参加生徒は、県内の総合学科高校5校からの20名。この9割以上が色彩検定3級を受験する。

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2011年9月16日 (金)

情報部会研究会:「TSUBAME2.0と工大祭の見学」を企画

今年度の情報部会の第3回の研究会の案内が始まった

正式名称は、神奈川県高等学校教科研究会情報部会。研修委員会では年間を通して様々な研究会を企画してきたが、今回は標記のようにアカデミックに。

企画を担当させていただき、夏から東工大と交渉し調整を続けてきた。通常、見学は平日しか受付けていないスーパーコンピュータTSUBAME2.0を、学園祭開催中の土曜に見学させていただきたいという依頼に対し、積極的に応えていただいた。狙いとしては、TSUBAME2.0だけでなく、工大祭を高校の教員が見学することで、幅広く研修を行なうことができることだ。交渉の結果、講演会も設定して下さり、授業で高校生に話ができるような具体的な内容で調整していただいている。

県立高校はメールで、他はファックスで、神奈川県内の各高校に案内を送付した。対象は神奈川県情報部会の規定内の方で、定員は先着20名。

■日時: 10月22日(土) 13時~16時
■会場: 東京工業大学 大岡山キャンパス
■内容: 1.講義「東工大の脳型人工知能が拓く近未来 」
        -これからネット・スマホ・ロボットはどうなる?-
        像情報工学研究所 長谷川修 准教授
      2.スーパーコンピュータTSUBAME2.0の見学
      3.情報理工学研究科研究室公開(企画展示の見学)

工大祭期間中のオープンキャンパスの企画学部説明会に参加することも可能。

近々に情報部会のサイトでもアナウンスの予定。事務局のG先生、よろしくお願いいたします。
【追記】9月18日、アップしていただきました。

参考エントリ:
2010年10月23日 (土) 大学のオープンキャンパスへ
2011年3月 3日 (木) TSUBAME2.0を見学

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2011年9月15日 (木)

産業能率大「キャリア教育接続入試」の合否発表

本日、産業能率大学経営学部のキャリア教育接続入試の発表があった

上記リンクに入試結果がアップされた。今年は募集人数15人と減ったが、受験者51人に対して24人が合格、倍率は2.1倍。最近は、近都県以外からの受験者も増えているようだ。

求める人材として、第一に、

高校での「キャリア教育」、たとえば「総合的な学習の時間」や「産業社会と人間」、「就業体験・インターンシップ」、「進路学習での職業研究」などに積極的に取り組み、キャリア教育を通して、自分の将来について真剣に考えている人。
とあるように、かなり総合学科高校の生徒を意識している。キャリア教育の成果物に関する10分のプレゼンと30分の面接が課される。本校の生徒からも人気が高く、この試験の実施以来、毎年複数の生徒が合格している。経営学科の入試なので、情報科学系列担当の私は、受験指導を直接行っていないが、スライド作成やPC環境の提供で協力してきた。

受験生は、3年次の「探求」での課題研究をベースにして準備を進める。今年は3名が受験し、全員が合格した。過去の合格者が活き活きとした学生生活を送っているのが励みになっていたようだ。

残りの在学期間、研究をさらに深め、学力をしっかり身につけて欲しい。

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2011年9月 5日 (月)

DTP活用:前期期末試験は体育祭新聞のプレゼン

本日より前期期末試験。担当する「DTP活用」は作品のプレゼンが試験。

5月末に実施された体育祭について、写真をPhotoshopで繰り抜き、Illustrator上で新聞に作り上げる。6月から、必要な技術を学びながら構想を練り、夏休みを利用して新聞を完成するというプロジェクトの集大成。

試験開始前にB4の作品をA3のセミ光沢紙に印刷して、トンボで裁ち落とさせる。プレゼンの順番と方法を説明する。

プレゼン試験の様子

今回は1分30秒から2分のプレゼンという設定。作品とラフスケッチを掲示して、コンセプトと工夫した点をアピールさせる。事前に、伝えることをコンセプトシートにまとめさせているが、プレゼンでは資料を見てはいけない。プレゼンはビデオ録画し、作品6割、コンセプトとプレゼンが4割で評価する。

この段階では、まだ上手く作品の説明ができない生徒もいるが、後期の中間試験、期末試験と繰り返していくたびに、しっかり説明できるようになる。また、作品制作の最初からコンセプトを意識した作り込みができるようになっていく。

次の作品は10月末の文化祭についての新聞制作。各自がデジカメで撮った写真も使えると予告した。早くからテーマやコンセプトを構想して欲しい。

試験後の授業では、作品の採点結果と講評を示し、ブラッシュアップしたものを再提出させる。
秋休み中に校内掲示と、校内Webでの公開をしていく。

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2011年9月 1日 (木)

青函連絡船「羊諦丸」は解体を免れるか

船の科学館にて9月末まで公開展示されている「羊諦丸」。

本日付けで無償譲渡についての情報(PDF)が公開された。8月末で無償譲渡の公募を締め切ったところ、51件の問い合わせ中、35件の仮申し込みがあったという。

学生時代の思い出がつまっている青函連絡船だけに、話がうまく運べば解体処分を免れることにホッとした。

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