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2011年8月 2日 (火)

日本電子専門学校:高校教員対象講習会に参加

2日間の夏季休暇を取って標記の講習会に参加

今年は3講座しかない。省エネ対策のため講座数を最大限に絞ったためだ。各講座に20名ずつの定員がすぐに埋まったという。
初日は簡単な開講式を行う。

開講式

私は「プログラムに役立つアルゴリズム」の講座に参加した。専門学校の情報処理科では、どのように指導しているのか勉強するため。
実際の授業で使う教材のダイジェストで講座が進む。基本的に紙ベースのワークで、予想以上にゆっくりしたペースでとても丁寧だ。我々教員は、自分たちが「分かってしまった」概念は、教え方も雑になりがちだ。先々で高度なことをするためには、最初を丁寧に教えることが必用なのだ。教材も教え方も参考になりました。

16時に講座が終わり、すぐに「3DCG制作」の講座に向かう。この講座の終了後に、希望者対象で「図形と画像の処理」での実践事例を紹介するため。

stereoeyeのサイトからダウンロードできるAnaglyphMakerを使ってアナグリフ方式の3D画像(立体視画像)を作る事例。デジカメで撮った写真画像だけでなく、POV-RayやMetasequoiaで作った3Dシーンから、左目用と右目用の画像をレンダリングして使用する。

アナグリフ法では、赤-シアン、または、赤-青のメガネを使う。講座では赤-青のメガネをセロファンと画用紙で作成していた。写真は、私が持っている赤-シアンのメガネ。

赤とシアンのメガネ

まずは、デジカメの写真を素材にした例
写真の素材を利用

メタセコイアで作った動物のぬいぐるみ(クモ)を素材にした例
メタセコイアの素材を利用

POV-Rayで作ったシーンを素材にした例
ポブレイの素材を利用

いくつかの素材を用意していったので、受講生の皆さんも喜んでくれた。POV-RayもMetasequoiaもサンプルで入っているものを利用すれば、すぐに実験することができる。
ぜひ、生徒にも体験させていただきたい。

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