東京情報大学:情報教育研究フォーラムで事例発表
午後から千葉県の東京情報大学に出張。授業事例発表でお招きいただいた。
東京情報大学と千葉県立柏の葉高等学校が主催し、千葉県高等学校教育研究会情報教育部会が講演する第5回「情報教育研究フォーラム」の午後の部にあたる、教科「情報」授業事例発表の4本の中の1本として、「身近なテーマで実測データを分析する」というタイトルで発表させていただいた。
昼前に到着したので、来年度の全国高等学校情報教育研究大会のメイン会場に予定されているメディア・ホールを視察。ちょうど柏の葉高校の生徒が高大連携実践報告をしていた。
午後の事例発表はメディア・サブ・ホールにて次の4本
■「タブレット型端末の全員必携で学びはどう変化するか」
千葉県立袖ヶ浦高等学校 永野直先生
■「問題解決に向けた指導の一例」
千葉県立船橋芝山高等学校 谷川佳隆先生
■「”しゃべらない”子供たちの『問題解決』学習 ~ブレーンストーミングとKJ法を活用して~」
茨城県立石岡第二高等学校 佐々木優子先生
■「身近なテーマで実測データを分析する ~表計算ソフトの活用~」
最初の発表には驚いた。今年度から情報コミュニケーション科を新設した袖ヶ浦高校では、40名の生徒全員がiPad2を使って無線LANと電子黒板が整備された教室で授業を受けているという。学びがどのように変化していくか、その変容の様子が報告された。
普通の教科の授業中は、iPadは補助的な役割で、プリントやノートも使っているそうだ。
最後の私の発表では、ワークショップ形式で、会場の皆さまにテープを10センチにカットしてもらいました。説明中にデータを入力してもらい、度数分布図と箱ひげ図を示しました。
このような実習で、来年度から新カリになる「数学I」の「データの分析」と、情報の授業のコラボレーションが可能になることを伝えました。
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