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2011年5月28日 (土)

情報科教員を目指す学生のインターンシップ受入れ

今年の夏も標記のインターンシップ受け入れを実施する

6時間×6日の短期集中講座「DTP基礎」のTAを務めながら、教育現場を体験し、教員への意欲を高めてもらうというもの。授業を受ける高校生にとっても手厚い学習環境が確保できる。
過去6年間で、のべ17名の学生が参加しており、その内、神奈川県の情報科に1名、数学科に2名、そして東京都の情報科に1名が、正式採用されている。

本日は、大学の情報科教職関係の方に案内データをメールでお送りさせていただいた。また、神奈川県の情報部会のMLにて、知り合いの学生がいたら声をかけていただくようお願いした。
ただし、9月以降もフォローアップの勉強会を続けるので、来年夏に教員採用試験を受ける教員第一志望の学生に限る。

■日程 平成23年8月3日~8月16日(6・7・14は休み)
■会場 横浜清陵総合高校(2回、校外に出る)
■資格 神奈川県の情報科教員を第一志望とする大学3年次生
■人数 最大4名(各大学からは1名)
■締切 6月末まで。ただし、定員になった時点で締切。

希望する学生、および該当する学生をご存じの方は、五十嵐までご連絡ください。詳細の資料をお送りいたします。
昨年は、インターンシップ期間中にウィークリーマンションを借りて来た学生がいました。

インターン生のブログより、この夏の採用試験に向けて頑張っている様子が分かります。
明治大学の学生のブログ
神奈川大学の学生のブログメモ

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2011年5月12日 (木)

1年次生「夏の学び」説明会

LHRを使って、1年次生は横浜清陵総合高校の「夏の学び」を説明した

総合学科ゆえに、インターンシップや校外講座など、多彩な学びのシステムを持っている。特に、夏休みには単位認定が可能なものも多く、例年、5月に一括して説明する会を実施している。

夏の学び説明会

まだ、シラバスなどがそろっていないものもあるが、五月雨式に情報を流すのではなく、一括して紹介することに意味がある。
紹介したプログラムは、単位認定のある
 ・短期集中講座(本校の正規の授業)
 ・総合学科夏季連携講座
 ・インターンシップ
 ・ボランティア活動
 ・本校独自の専門学校との連携講座
の他、夏季補習など、計9種類

私からは、校内ネットワークでの情報提供について説明させていただいた。
それぞれのプログラムの、科目シラバスや、実習日程、申し込み方法など、逐次ネットワーク上にアップしていく。そのアクセス方法を、生徒および、1年次担任団に理解してもらうための説明。当面の情報は、今朝更新したばかり。

清陵ネットワークの夏の学びプログラム

さっそく、昼休みからPC教室で閲覧が始まった。

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2011年5月 9日 (月)

コミュニケーション(4)日本語トレーニング開始

2年次必履修の学校設定科目「コミュニケーション」。第4回目の授業。

1時間目は、新しく入る内容「日本語トレーニング」、2時間目は前回までの延長である「コミュニケーションスキルトレーニング」。内容を区別する意味もあり、1時間目はHR教室での座学、2時間目は特別教室にてのワークとなる。

■HR教室にて「日本語トレーニング・聞き書きの体験」
まず、次の項目で「コミュニケーションにおける日本語の重要性」を説明する。
・コミュニケーションの大部分は共通の言語を介して行われる
・日本語を共通の言語として用いる場合
・言語はすぐに習得することはできない

ビジネスの世界では、サラリーマンは「会社の顔」という意識を持つ。
これを、電話の受け答えを例にして学んでいく。
2名の教員が、客と電話に出た社員に紛しての実演を中心に説明をする。
・不適切な応対や誤った敬語の使い方の事例と実習
・電話の内容をメモにして上司に報告する事例と実習
次回からは、「聞き書き」の練習を行うことを予告。

教員2名によるティームティーチング1 電話応対の内容を書きとめる

■多目的ルームにて「コミュニケーションスキル」の実習
今回は、会話における話し手の態度、聞き手の態度がテーマ。

まず、掲示したせりふを、何人かの生徒に「感情を込めて」言ってもらう。同じ言葉でも、言い方によって伝わり方が違うことを実感させる。
あてた生徒が積極的に協力して発言してくれることは、新しく来られた先生方には新鮮に映るようだ。1年次の「産業社会と人間」で鍛えられた成果なのだが、長い目で理解してもらう。この科目「コミュニケーション」でも、生徒の内面の変容を確認することができるから。

次に2人づつの組をつくり、話し手と聞き手に分かれる。
聞き手は室内に残り、指定の内容で相手に質問をしていくミッションを与える。
話し手は室外に集めて、役割カードを示す。部屋に戻ってから、役割にしたがって指定の話題で会話しつつ、聞き手の反応を観察する。
次に、話し手と聞き手が入れ替わり、異なった役割を与えて会話と観察をする。
表情や動作などのことば意外の情報のやりとり(ノンバーバルコミュニケーション)が大切なことに気づかせる。

さらにペアを変えての実習。
聞き手を室外に集めて、聞く態度の役割を示す。1回目はかかわらない態度で、2回目は積極的にかかわる態度というミッション。
話し手は室内に残り、指定の話題で相手に話し続けるというミッションを受ける。
1回目と2回目、それぞれ2分ずつ行うが、部屋の空気は全く異質のものになる。。。
終了後、役割の指示を明かして、話し手の誤解を解く。聞き手役の生徒から手を合わせて「ごめんね!」の声が。

最後の10分は、本日のワークの振り返り。
シートを渡すなり、猛烈な勢いで書き始める。かなりのインパクトがあったことだろう。

役割を演じながらの会話 振り返りシートの記入

担当教員も授業が終わるとヘロヘロ。達成感はばっちりだが。
次回も、日本語トレーニング(聞き書き)とコミュニケーションスキルの実習。

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2011年5月 2日 (月)

県の仕事の依頼

GW合間の本日、立て続けに2件の仕事の連絡が入る

どちらも昨年度、県からの仕事としてお手伝いさせていただいた内容。
校長を通じての連絡を受ける。

一つ目は、総合教育センターが企画する実践的授業力向上研修講座「新学習指導要領の実施に向けて」(情報)の講師。中学と高校の情報教育の橋渡しとして、湘南地区の中学での研究との合同発表になるという。予定は今年も7月21日で、授業とは重ならない日程なので助かる。

二つ目は、総合教育センターと高校教育課が連携する教育課程推進委員会。全教科合同の会合もあり、年間で数回、授業を工面しなければいけないことがある。これが辛い。

授業を研究すること自体は楽しいのだが、8種類の科目を担当する今年は厳しい。

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