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2011年3月31日 (木)

布えほん展示会のポスターを編集(2)

午後は標記の作業とPTAとの交流

午前中は、明日の新着任者に対する総合学科のガイダンスのための資料作り。総合学科推進部としては、横浜清陵総合高校の特色科目についてあまり気負わずに理解していただくために、4つの資料を用意した。この分掌では総括教諭が異動されるので、私が資料を用意した。

・横浜清陵総合高校の特色科目の流れ
・今年度の清陵ニュース全16号
総合学科について(第4次報告)
・本校の4つの特色科目の概要(公式見解)

午後は、PTA会長の所属するよこはま布えほんぐるーぷの30周年記念展示会のポスター作成のお手伝い。この会の代表、副代表のお二方もお出でになり、3人のご意見に添ってPhotoshopで加工した。これが、A3のポスターとはがきになるという。

布えほん展示会のポスター

そして、4月からの「探究(課題研究)」で、保育士希望の生徒らを担当するライフデザイン系列の先生と引き合わせる。課題研究のテーマとして、布えほんに取り組み、この展示会の一角でその発表を行ってみようという生徒がいないかという相談。担当教員も乗り気だが、私も良い題材だと考える。興味を持つ生徒が現れるとよいのだが。

ちょうど、3月11日の総合学科学習活動成果発表会の発表の中に、布えほんを題材にした他校の研究発表があった。担当教員とともに、この発表を見てもらい、コラボレーションへの期待を膨らませた。

布えほんの発表を視聴する

この後、前PTA会長も学校に寄られた。お子さんが在学中の3年間、毎年、特色科目発表会をご覧になられており、今回も仕事を午後休んで見に来られる予定だった。諸事情のため、校内で午前中の開催となったため、涙を呑んだという。
記録したDVDでご覧いただくことになりました。

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2011年3月30日 (水)

サイト「キャリアマトリックス」配信終了

3月末にCAREER MATRIXの配信が終了する

キャリアマトリックスサイトより

独立行政法人労働政策研究・研修機構が運営していた「キャリアマトリックス」は職業情報とキャリアに関する総合的な情報サイトで、授業でもしごとの百科事典として利用していた。一年前にジョブジョブワールドの配信終了で打撃を受けた上でのこと。

科目「産業社会と人間」では、中学までに知りえた職業から視野を広げさせる。そのために、今までは情報の授業を提供して職業調べを行ってきた。高校卒業レベルでも十分に使えたサイトだったので非常に残念だ。
今年はどうしたものだろう。

3月末というと、明日までか。。。

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2011年3月28日 (月)

清陵ニュース:特色科目発表会特集

24日の特色科目発表会の校内新聞を作成

総合学科の学びを紹介する校内新聞。写真を多く使って生徒の学習活動を伝える。今年度の第16号(最終号)で、創立から7年間の通算では第115号となる。

清陵ニュース特色科目発表会号

校内の廊下に掲示し、過去の新聞も画像として校内Webで閲覧できる。

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2011年3月27日 (日)

特色科目発表会のDVDを作成

24日の特色科目発表会のDVDを編集した

昨日、PTA会長と一緒に発表ビデオを閲覧した際に、産人の代表発表について、年次発表会の発表と見比べてみた。どの代表も、今回の方が原稿なしで堂々と発表している。代表として選考されてから、特に教員からの指導はしていない。した事は、昨年の特色科目発表会のDVDを見せたことと、前日の通しリハーサルに付き合ったこと。それ以外は、各班、各人で本番に向けて練習をしてきたのだろう。

今回のDVD作成については、発表のビフォーアフター(年次発表会と代表発表会)を盛り込むことにした。つまり、チャプターの後部に、付録として年次発表会での発表を入れておく。3年次の「探求(課題研究)」については、昨年の「視点」でのプレ探求発表を入れておいた。その結果、タイムラインで2時間30分の長編になった。
生徒がどのように進化し、発表が改善するのか。比較することができる資料になる。

DVD編集後は、一晩かけてのレンダリングになる。
その間に、DVDジャケットを作成した。4つの科目から、代表的なシーンを表紙に載せた。

特色科目発表会のDVDジャケット

明日、ファイルに書き出したレンダリングを確認し、DVDに焼きこむ。

編集時を含めて、どの発表も最低4回は見てしまった。素直で鋭い発言が多い。
来賓の講評にあったように、発表技法も発表内容もレベルが高くなっている。

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2011年3月26日 (土)

布えほん展示会のポスターを編集

8月下旬に開催される布えほんの展示会。そのポスター作成のお手伝い

PTA会長が所属するよこはま布えほんぐるーぷが30周年の記念展示会を予定している。ポスターと招待カードのデザインについて、PCを使った技術的な相談を受けた。

緑綬褒章受章を受賞している由緒ある団体で、赤レンガ倉庫で展示会を開くという。本校の保育師希望の生徒などにも紹介したい。「布えほん」は作って使ってもらってフィードバックできるので、3年次の課題研究で取り上げるテーマとして適切だ。

さて、相談を受けたポスターの素材作り。
タイトル文字だけ貼り付けてあり、キリンとペンギン2匹は別に作ってある。このペンギンを小さ目にして、キリンの足もとに配置したいという。

ポスターの素材

地にキリンを乗せてスキャナーで取り込むと、地のフェルトの折り目が気になった。。Photoshopのスタンプツールで解決。どこに折り目があったか分からないでしょう。

次に、大き目のペンギンを別ファイルに取り込む。縮小し、背景を透明化して合成。ドロップシャドウをかけるとそれらしくなる。(シャドウの方向は今後調整します)

最後に「記念展示会」をテキストで配置して、色とドロップシャドウで調整。それらしいフォントを使う。

タイトルの一部を拡大

とりあえず、試しのデータとして保存した。後は、空いている部分に告知内容を配置していただく。
最終的な形が決まったら、改めて質感を高めたい。


■この後、会長と一緒に、24日の特色科目発表会のビデオを閲覧する。一人で見るよりも楽しい。記録撮影は生徒に依頼しているが、なかなか上手く撮れている。発表者の肉声もはっきり録音されていて、会場の生徒席で私語がないことに気づく。

PTAの会合にて、この発表会の様子を紹介するという。内容だけでも2時間あるが、飽きることなく見ることができるだろう。

本日は、途中に表示するチャプターのタイトル画像、写真など、DVD編集の素材を集めた。
明日には編集を終えてDVDに書き出す予定。

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2011年3月25日 (金)

特色科目発表会を終えて

特色科目発表会の翌日。気が付いたことを記しておく。

朝、特色科目委員会の先生方とは「お疲れ様」の挨拶を交わす。発表や司会運営は生徒が行うのだが、見守る教員にもプレッシャーがかかっていた。そして、予想以上に工夫して、「本音」を生の声で伝えてくれた生徒から、感動を得たことを共有する。

登校した発表者に会うと必ず声をかける。みな達成感に満ちた顔で応えてくれる。

発表者では無かった生徒からも、どんな人にインタビューしようか考えている、など、次の課題に向けて意識を高めている。生徒全員の表情が明るく感じられた理由は、終業の日というだけではないだろう。1年次生も、2年次生もそれぞれの科目を終えたという実感と充実感があるのだろう。

産人では、グループワークで、年に2回の報告と、1回の発表の機会がある。キャリア教育の鉄則である、体験後の表現活動による振り返りがスパイラルで行われる。その自信が、2年次になってからのインタビュー実習にチャレンジする糧となり、インタビューの体験が、3年次の課題研究のフィールドワークに生きていく。

横浜清陵総合高校では、4つの特色科目が、「産人」→「コミュニケーション」、「視点」→「探求」という2つの流れで組み立てられ、全体で自分の将来に興味関心を持ち、職業観を身につけていく一本の「キャリア教育」を形成している。総合学科それぞれが独自のスタイルを持っているが、本校の生徒や文化にマッチした形であると再確認しました。

特に「コミュニケーション」については、大学の先生からの講評にもあったように、おそらく日本のどこにもなく、そしてとても価値のある科目だろう。総合学科の必履修科目として「産人」「情報」「課題研究」の3つが設置され、それぞれが互いをサポートしながら総合学科を運営していくのだが、それでは2年次が薄く、「産人」「情報」と「課題研究」が繋がりにくいという発想で、「産人」の発展科目という形での学校設定科目を起こした。そして、その課題をこなすことで生徒は大きな成長をとげる。
学校の設計に関わって来られた先生方の先見の明と科目開発の努力について、あらためて敬服する。

4つの特色科目で学校の特色を実現している裏には、「つかみ」と「仕掛け」が緻密に練られている。産人の中で報告会や記録集作成という活動は、2年次以降の活動の基礎力と自信をつける「仕掛け」が含まれている。この発表会は、一年間の振り返りと共に、次年度の学びへの興味を持たせる「つかみ」でもある。

まだ該当科目を担当していない教員に対しても、その学びを理解をする機会になっている。これは教員に対する「つかみ」かな。普通科高校に長く勤務していると、違ったタイプの学校へ切り替えが難しいのは当然だから。

苦しいときこそ工夫ができる。今回は公会堂での実施予定が校内実施に変更になった。下の写真や昨日のエントリの写真のように、発表会で初めて舞台の平台を使い、上部照明の操作も本格的に試してみた。一生懸命取り組んでいる生徒の活動が輝くように、より高いレベルでバックアップしたいという教員の思いが工夫につながった。う~ん、教員が生徒に「動かされている」のだな。

昨日の発表会の終了後、ガイダンスルームに10名以上が訪れた。担当教員の分析によると、自分の将来に向けて興味・関心が高まったからだという。

発表者の中には「演劇表現」の授業を受けている生徒が多い。センスの良いスライドには「DTP入門・基礎」の受講者がかかわっている。授業で学んだ成果が他の生徒も巻き込んで実践されることから、総合学科の系列科目の影響が大きいことが分かる。

PTA会長より、「とても良かったので、PTA総会にて再現(発表)してもらえないか」と依頼を受ける。しばらく先になるので、生徒のモチベーションを維持するのが難しい。DVDを編集するのでその上映で代用していただきたいと提案した。

他の教員が撮った写真の中に、私(白衣)が映っているものがあった。
開始直前の司会との打ち合わせと発表を見ている様子。
司会の生徒と打ち合わせ 発表を見ている様子

右の写真から分かること。
・生徒は発表会のプログラムを見ている。手にしている。
・プロジェクター前の発表者用モニターが役だっているだろう。
・聞き手の生徒も楽しんでいる。

残念なことは、
・発表者の表情、聞き手の表情など、良い写真が多いのだが公開できないこと。
・会場と時間が変更になり、見学に来れなくなった来賓がいること。
・学校警備員の方が、(変更になった)保土ヶ谷公会堂に行かれたとのこと。

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2011年3月24日 (木)

特色科目発表会

総合学科の学びを発表する会。諸事情により校内にて実施した。

昨年までは、校外の公会堂で実施していた。今年もその予定であったが、余震が続き、停電の可能性があるので校内での実施となった。
また、時間を短縮するため、質疑応答や、休憩時間中の映像上映はなし。

4つの特色科目

この4つの科目それぞれの発表会から選ばれた代表が発表する。

タイトル 座席表

会場となる多目的ルームは、詰めても1学年しか入らない。そこで、第一部は1年次生対象、第二部は2年次生対象という形式になった。
内容は、第一部が「産業社会と人間」とその発展科目「コミュニケーション」からの発表、第二部は「視点」「探求(課題研究」という総合的な学習の時間の科目からの発表。

プログラム表示用のスクリーンには、各発表の内容の他、生徒が作成したポスターを表示する。

特色科目発表会ポスター 産人ポスター

「視点」以外は年次での発表会が行われるので、校内にこのようなポスターが掲示される。

コミュニケーション発表会ポスター 探求発表会ポスター

開始直前のスクリーンと、発表中の会場全体の様子。

三枚のスクリーン 視点の発表より

「産業社会と人間」は全てグループ発表。「コミュニケーション・視点の科目紹介」は、2年次生有志集団による。

産人の発表より コミュニケーションの科目説明

「コミュニケーション」「視点」「探求」は、個人発表。

インタビュー実習報告 課題研究の説明

第一部、第二部とも産能大の先生から講評をいただく。第一回目から5年連続で出席しているが、毎年内容も発表レベルも上がっている、と客観的に評価してくださった。

その他、学校評議員、高校や専門学校の先生、新聞社などの来客がありました。また、4月からの新採用教員2名が研修として見学されました。普通科高校では考えにくい活動に驚かれていたが、この様子を見たことが仕事の上で役立つことでしょう。

■今回も備忘録として、発表プログラムを記録しておく。

1.産業社会と人間(1年次2単位・総合学科原則必履修科目)
 1『科目紹介』(全体の流れ)
 2『キズナ in 上野動物総合高校』(第1単元)
 3『社会人講話ビフォーアフター』(第2単元)
 4『総合学科を学ぶ』(第4単元)
 5『はるぱんまんとゆかいな仲間達』(第5単元)
2.コミュニケーション(2年次2単位・学校設定科目)
 1『科目紹介』
 2『人と仕事~その人の生き方に学ぶ』(インタビュー実習報告)
 3『今の私にできること、将来の夢』(インタビュー実習報告)
 4『ワインショップ&テイスティングバー経営の仕事を知る』(インタビュー実習報告)
 5『コミュニケーションの授業を振り返って』(まとめ)
3.視点(2年次1単位・総合的な学習の時間)
 1『科目紹介』
 2『手と手でつながる』(プレ探求)
 3『F1の世界にまつわる数字』(プレ探求)
 4『近世文学史』(プレ探求)
4.探求(3年次2単位・総合的な学習の時間)
 1『What's 探求』(科目紹介・課題研究の進め方)
 2『公共の福祉とCM』(課題研究・芸術表現系列)

発表者の皆さん、スタッフの皆さん、ご苦労さまでした。

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2011年3月23日 (水)

明日の特色科目発表会のリハーサル

明日の特色科目発表会で発表する生徒がリハーサルを行った

公会堂から予定を変更して、学校の多目的ルームを使うことになった。昨晩のうちにスクリーンと座席をセッティングしてあるので、朝早々に会場設営を終えた。

会場全景 演台から見た会場

メインスクリーンの他、表情を映すサブスクリーン、プログラム表示用のスクリーンと、定番の三点セット。その他、発表者から見えるモニター、記録用のビデオカメラをセットする。

記録用ビデオカメラ サブスクリーンとプログラムスクリーンの機器

司会を立てて発表順にリハーサルを行う。演技を入れた発表もあるため、照明の当て方や立ち位置の確認が大切。狭いが舞台を設置したので、普段の発表会よりも気合が入る。

発表会中は全て生徒による運営となる。カメラ操作やプログラム用PC操作の生徒も同時にリハーサルを行った。

個人発表のリハーサル グループ発表のリハーサル

3年次の「探究(課題研究)」の代表発表では自作CMを見せる。どのようにすると音が良く聞き取れるか、納得がいくまで実験を繰り返していた。
学習成果をより高いレベルで人に伝えたいという気持ちが分かる。

19時。会場近辺にポスターを貼って準備終了。
さあ、明日が楽しみだ。

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2011年3月22日 (火)

特色科目発表会のパンフレット作成

24日に迫った発表会のパンフレット(A3二つ折り)を完成した

毎年、この発表会のディレクターと機器設定、パンフレット作成を担当している。
素材作成にはWord、Excel、Publisher、Illustratorを使い、最終的にはPDFとEPSにしてIlllustratorで統合する。

科目「DTP活用」の受講生が作成したポスターを表紙に使い、裏表紙に特色科目の体系図と会場の図を配置した。ポスターには、保土ヶ谷公会堂で13:00からとなっているが、安全確保のため、本校多目的ルームで午前中に実施する。会場図も急遽作り直した。

特色科目発表会パンフレット外面

中面には、第一部・第二部のプログラムと、4つの特色科目の説明文が入る。

起案が通れば、明日朝から印刷をする。

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2011年3月21日 (月)

映画のはしご

公私ともに厳しいが、完全休養日として、息子と映画を見に出かけた。

まず昼から代官山に。卒業生2名がギャラリーを借りて開いているボクは美人にダマされたに。「自主制作ミュージックビデオの上映」と「その製作過程や小道具などの展示」ということだったが、「ボクは美人にダマされた」というテーマと上映された映画は全く合っていない。
どうやら、助監督役のT君が、監督のSさんの誘いに乗ってこき使われたことを表現しているらしい。

この二人について、高2の文化祭でのそれぞれのエピソードを紹介する。
監督のSさんは、「つんでれ☆ふぁいぶ」というダンスの有志団体の中心人物。
助監督のT君は、文化祭速報の新聞を連日発行した。
しかし、このころは全く別の活動をしていたのだが。。。

監督と助監督 一年間の軌跡を展示

昨日はこのブログでの紹介を見て、静岡県から来られた方がいたという。なんか責任を感じますね。

写真のように白い壁面にビデオを上映し、他の壁面には製作課程の資料や監督・助監督のプロフィールを配置。部屋の中央にはコタツが置かれていて、アットホームな雰囲気。

ギャラリーの様子 音楽編集の説明を受ける

息子は、活動的な大学生と話をさせようと連れていった。助監督と監督それぞれに体験談を聞かせたり、音楽編集ソフトの使い方の説明を受けさせた。2時間ほど滞在して、親子とも勉強させていただきました。

■次は東横線で横浜へ。目当ては3Dで上映の「塔の上のラプンツェル」。
東急の経営になって5年ほど経つ「ムービル」では、この12日よりmasterimage3Dの上映が可能になった。実際には、東北関東大震災のため、19日からの運営になる。IMAXの川崎109シネマズが震災のため休館しているので比較するのにいい機会と考えた。ただし、こちらも計画停電の可能性もあり、インターネット予約はなく、当日券のみという状況。予想以上にガラガラで、中央のベストシートで鑑賞できました。

さすがディズニー映画、泣かせてくれます。
しかし、「同じ3DでもIMAXの臨場感と比較にならない」ということで息子と一致。

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2011年3月20日 (日)

インタビュー実習報告会のDVDを作成

科目「コミュニケーション」の標記報告会のDVDを編集した.

年度末は発表会が多く、その記録作業だけで膨大な仕事量になる。このところ後手気味になっているが、2月28日のインタビュー実習報告会の様子をまとめたDVDを完成。

インタビュー実習報告会のDVDジャケット

資料収集、DVDのジャケット作成と合わせると、半日はかかってしまう。
編集とレンダリングに時間がかかるので、計画停電の心配のため平日は行えなかった。

また、「探求(課題研究)」の記録集の巻頭カラーページの編集を終えた。
いよいよ、24日の特色科目発表会のパンフレット作成に取り掛かれる。

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2011年3月17日 (木)

24日の特色科目発表会の予定変更

安全確保のため、予定を変更して校内で二部制で行うことになった

毎年、年度末に公会堂を借りて全校(2学年)を挙げての発表会を行っている。総合学科である本校の4つの特色科目から、それぞれの発表会を経ての代表が発表する。関西ではこのような発表会を「総合学科発表会」と呼ぶようだ。

今年は、11日の東北関東大震災の影響で、余震が続き、電力供給も交通手段も不安定な状況。半年前から保土ヶ谷公会堂を予約し、下見をして準備をしてきたが、会場を変更せざるを得ない。
安全確保のため規模を縮小し、1年次生対象の第一部、2年次生対象の第二部というように、多目的ルームで入れ替え制で実施することになった。

具体的な時間と内容は、以下のように分けた。
■第一部 9:45~11:10 「産人」「コミュニケーション」の発表
■第二部 11:30~12:30 「視点」「探求(課題研究)」の発表

体育館で2学年童子に行う案もあったが、緊急時に退避するためには構造的に不安がある。一方、1学年分しか収容できないが、1階平屋の多目的ルームには出入り口3つと、東側全面の窓がある。議論を重ねた結果、発表する達成感が高く、聞くことに集中できる多目的ルームで実施することになった。

この変更のため、案内状を送った各所に修正の連絡を行った。
これから、プログラムの詳細を作り直すことになる。

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2011年3月16日 (水)

情報B:作成したWebページの相互閲覧

情報Aのクラスも同様だが、試験中に提出した作品を相互閲覧する。

安全確保のため、試験後の授業を20分に短縮した時間割で実施している。当初予定していた内容は実施できない。今回は、自分の番号の後の10名分の作品を閲覧して評価することとした。集計すれば大体の様子を把握できる。

Webページの相互閲覧

同じハードルを克服した仲間の作品、楽しみながら真面目に閲覧している。10名分の閲覧と評価表の入力でギリギリ。時間内に見れない作品があってかわいそうだが、、卒業まで自由に見ることができると伝えて終了。

年度の最後の授業らしくなく、慌ただしく終わってしまった。

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2011年3月14日 (月)

情報B:提出されたWebページを校内Webにアップ

先週が締め切りのWebページ作成の課題。校内Webにアップした。

CSSで整形した小規模なサイトを作ることが課題であり、練習として制作したページ以外はオリジナルの部分が多い。

特に木曜午後の「F選択」という、授業紹介のページが面白い。全学年にまたがる選択科目群で、多種多様な授業が行われ、その報告も多様。
ただし、情報Bを選択している生徒には、理系進学を考「数学A」を選択している生徒が多い。

校内Webで相互閲覧

この課題は評価資料でもある。ALTタグがきちんと使われているか、画像処理は正しいか、読み手を考えたレイアウトや配色か、など、授業で示してある観点で評価していく。

最後の授業では、相互閲覧、相互評価と自己評価をしてもらう。
生徒目線での評価は、教員の授業改善への刺激になる。

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2011年3月12日 (土)

総合学科学習成果発表会と巨大地震

3月11日。海老名の神奈川県産業技術センターにて標記発表会が実施された

発表会場

9時に集合してPCとプロジェクターなどの機器の設定。私が機器を担当するので、本校が機材を搬入するために車を出している。
午前中は、発表順にリハーサルを行う。PCの動作確認と、発声練習程度のリハーサルだが、これが大切。中には、予定の動作にならず、解決策を練る発表者も出てくる。

この発表会は、情報部会の研究会として見学を認めてもらっている。10名の参加者の中には、来年度の新採用予定者3名(そのうち2名は総合学科という)もいる。総合学科高校の情報科教員数名とともに、生徒の発表と発表会の演出などを見学していただく。

3つのスクリーン 新採用教員によるカメラ操作

発表者の表情や実物提示を拡大表示するサブスクリーン。このカメラ操作を若手情報科教員に体験してもらった。傍から見るだけでなく、自分で操作して、どのように映したら発表会として効果的か考えてもらう。

人形の実物提示 サブスクリーンに拡大表示

さっそく、自作の人形の実物提示でサブスクリーンの効果を発揮した。暗めの会場であっても、上の写真のように、カメラを通すことで明るく拡大表示することができる。

■前半最後の発表中に地震が発生。天井がきしむ音がし、スクリーンの電源が切れた。
余震が続くなか、各校の管理職が中心となって情報提供と対策を練る。会場は構造的に安心だということで、生徒も教員もホール内に待機している。

しばらくして、発表会の中止が伝えられた。各校の管理職の指揮により、学校対応で行動を取ることになった。本校は、機材搬入のため車を出しており、生徒を送り、学校に戻ることができた。
しかし、海老名から学校まで、通常ならば1時間のところ、大渋滞で7時間かかった。途中でコンビニに入ると、弁当やパン類は売り切れ。幹線道路は車の渋滞はもちろん、大勢の方が徒歩で帰宅中。地震と津波による災害の様子をラジオで聞きながら、被災地の皆さんの安否を気にしながら、これから日本はどうなるのかと思った。


■学校に夜の12時ちょうどに到着。
自宅に帰れない生徒18名と、教員10数名が残っていた。生徒は多目的ルームに、教員は福祉実習室に泊まる。暖房が利く部屋で毛布が配られ、おにぎりが差し入れされていた。まずは無事でいることに感謝している様子。

おにぎりの差し入れ 支給された毛布で

教員として、貴重な体験をしました。

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2011年3月10日 (木)

DTP入門:作品の相互評価

試験後の最後の授業。作品を手に取っての相互評価を行った。

期末試験でプレゼンをした作品を、互いに手に取ってじっくりと評価する。自分の作品に満足せず、互いの作品の良い点も悪い点も、発想の違いも、各自のスキルアップに繋がる。

相互評価の様子 相互評価の様子

私自身は、全くといっていいほど美的センスがなく、操作技術とセオリーしか教えることはできない。美術的なセンスは生徒が互いに切磋琢磨して高め合っていくことで、この科目が成り立っている。

私ができることは、校内に掲示したり、校内Webで過去の全作品を閲覧できるようにするだけ。
今年も生徒に助けれれて、一年間を楽しく送ることができました。

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2011年3月 9日 (水)

DTP入門・活用:作品を校内Webにアップ

明日からの授業に向けて、DTPの作品を校内Webにアップした。

DTP入門の作品は、Publisherで作成した三つ折りポートフォリオ。Web用の画像にするため、「名前を付けて保存」からファイル形式を「PNG」にして解像度を下げて保存する。
DTP活用の作品は、Illustratorで作成した特色科目発表会のポスター。こちらは、「Web用に保存」で、PNG形式を選択する。
いずれも、トリミングとリサイズを行なう。科目ごとにPhotoshop(Elements)のWebギャラリー作成機能で閲覧しやすくして、アップする。

DTP入門の校内Web

これは「DTP入門」のページの一部。画像をクリックすると、下のWebギャラリーが開く仕組み。

DTP入門のWebギャラリー

このWebギャラリーは、1枚ずつスライド形式で閲覧することもできるのでとても便利だ。

DTP活用の校内Web

こちらは「DTP活用」のページの一部。同様にWebギャラリーにリンクしている。

DTP活用のWebギャラリー

このポスターは、セミ光沢紙に印刷してラミネートして校内に掲示する。これも楽しみ。

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2011年3月 8日 (火)

情報部会:今年度最後の研修委員会

16時より吉高校にて、今年度最後の研修委員会に出席した。

議題は、来年度のメンバー構成と、研究会の企画。集まれた5名で企画を立てた。

私からは、Web制作事務所の施設見学、基本的な周辺機器の活用の研修と合わせて、、「上級学校の学生の活動を見る」というテーマを提案した。具体的には、専門学校の卒業研究発表会と、工業系大学の文化祭の見学(講演や施設見学も含む)を提案させていただいた。

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図形と画像の処理:アニメの合成ムービーのプレゼン試験

残った2年次生8名で、1分ムービーの作品でプレゼン試験を実施。

AfterEffects上で、背景画像とアニメを合成した60秒の作品をプレゼンする。マスク処理やトランスフォームの工夫、トランジションや効果音などを説明し、作品を流す。
プレゼンは、モニターと説明の様子が収まるようにビデオ撮影する。

プレゼンの様子

一通りのワークフローは一斉試験の時期に修得している。その上での作品なので、なかなか面白いアイディアが出てくる。

いくつかの作品は、3月24日の特色科目発表会の幕間に上映する。

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2011年3月 7日 (月)

キャリア教育の研修会

試験中の午後、講師を招いてキャリア教育の研修会が実施された。

多目的ルームを利用しての研修会。他校からも、見学に来られていた。

キャリア教育の研修会

体験型のキャリア教育の実践を推進している学校だけに、さらに進んだ方法を学べるかと思ったが、一般的な話で終わった。教育の具体的な手法にはふれず、数値データを解説するだけで、普通科高校を対象とするような説明だった。

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DTP活用:課題のポスターでプレゼン試験

科目「DTP活用」では3年次生が卒業して、残り9名が期末テストを受けた。

毎年、最後の課題は3月24日に実施する「特色科目発表会」のポスター制作。校外の公会堂を借りるので、その地図を入れることも必要。校内掲示だけでなく、選ばれた作品は当日のパンフレットの表紙にもなる。

プレゼン試験中 プレゼン試験中

ラフスケッチとB5に断ち落とした作品を掲示してのプレゼン。コンセプトをうまく伝えられる生徒は、作品にメリハリがある。

週末には、校内掲示の予定。

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2011年3月 5日 (土)

横浜ファッションデザイン専門学校:ファッションショー見学

昼から、個人的に標記ファッションショーの見学にいった。

鶴見駅そばにある横浜ファッションデザイン専門学校は、神奈川の専門学校では唯一のファッション専門学校。夏の公開講座でもお世話になっている。

横浜清陵総合高校の産人やコミュニケーション、探求の発表会のたびに職員が見学に来てくださる。かねてから案内状をいただいており、会場の鶴見公会堂に近いので、寄らせていただいた。

ファッションショー ファッションショー

ファッションショーとしてはイメージ通りのものから、学芸会的に楽しませてくれるものがある。いくつかのテーマが決められ、それに添って作品を作ってきたという。ファッションショーは学生が運営し、主に2年・3年の卒業年次の発表が多い。楽屋でのヘアメイクは鎌倉早見美容芸術専門学校の学生がサポートしている。

ファッションショー ファッションショー

BGMだけで言葉は発しない。歩きとポーズでその作品の良さをアピールする。これもプレゼンの一種なのだと納得する。

あっという間に1時間15分の公演が終わる。楽しいひと時を過ごさせていただきました。
自分の将来に向かって頑張っている学生さんから元気をもらいました。

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2011年3月 4日 (金)

DTP入門:三つ折りポートフォリオのプレゼン試験

期末試験は作品をプレゼンすること。作品制作のモチベーションも高まる。

4週間をかけて17名の受講生が、自分の一年間の作品をA4両面印刷の三つ折りチラシにまとめるという課題。この課題は7年目だが、プレゼンの形で試験を行うのは4年目。

プレゼンをビデオ撮影 中央モニターには作品のデータを表示

今年度もこの科目で4回目となる。ラフスケッチとコンセプトシートを書かせていることもあり、だいたいがテーマを表現することができている。発表しては内省し、次の作品制作に活かす。この繰り返しの賜物だ。

この作品は、校内掲示はしないが、キャプチャ画像を校内Webにて公開する。
しかし、三つ折りの良さは実物でないと分からない。来年の受講生に手に取ってみてもらう。

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2011年3月 3日 (木)

プ会2Bに参加

18時より、プログラミング・情報教育研究会に参加。

情報処理学会に合わせた会で、TSUBAME2.0の見学からそのまま参加することができた。
高校教員は神奈川からは4名、東京から3名、千葉から1名、愛知から1名。全体で30名位の参加。

兼宗先生の発表前半は、大阪電気通信大学の兼宗進先生が「情報科学教育のヒント」というテーマで、情報オリンピック日本委員会ジュニア部会が担当しているビーバーコンテストを紹介していただいた。11月に行われた最新の問題を皆で解き、アルゴリズムやプログラミングの素養が解きながら学べることを実感。サイトに過去問題があります。

豊福先生の発表後半は、国際大学GLOCOMの豊福晋平先生が「ななめよこからの学校情報化」というテーマで、特にWebでの学校広報についてお話をいただいた。i-learn.jpという全国学校サイトの活性度を調査研究するサイトを運営しておられる。
複数のクロール用のサーバとデータベースサーバで、全ての学校のサイトの更新状況を調査している。

終了後、東工大近くの中華料理屋で懇親会。喉が不調でしたが楽しめました。

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TSUBAME2.0を見学

情報処理学会全国大会のイベントとしてスーパーコンピュータTSUBAMEが公開された

16時からの見学会に間に合うように、有給休暇を3時間取り、会場の東京工業大学(大岡山)へ。研究者対象と一般対象の回があるが、もちろん一般対象の回である。

研修室での説明 ラックの前での説明

研修室でスライドと1筐体(ノード)の実物を使って機能の説明を受け、移動してTSUBAME本体の前で運用の説明を受ける。写真も自由ということで遠慮なく。

1ノード GPU

1ノードに、CPUと3つのGPUを搭載していることが特徴。GPUのヒートシンクが目を引く。

正面から ノードのユニット

水冷式のサーバーラックに、30ノードが搭載され、全部で1408ノードがInfiniBandの高速ネットワークで接続されている。

現在、最速のスパコンは中国の「天河」だが、このTSUBAMEは「世界一のグリーン・スパコン」という売りがある。大幅な省電力を実現し、2010年11月のGreen5010Listで、運用中のスパコンとして世界一の座を獲得している。

100億円の開発費で「第2位ではダメですか?」で有名になった、神戸で開発中の「京コンピュータ」はどうなのだろうか。

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情報B:CSSを説明

情報A・BともWebページを作成中。情報Bでは最後にCSSを説明した。

1月からWeb用の画像処理、16進法とカラーチャート、HTMLの基礎とJavaScriptによるプログラミングを学んできた。期末試験まで最後の4回の授業では、総合課題として次のようなサイトを作ることが課題。
画像処理はIrfanView、エディタにはMKEditorというフリーソフトを使って、タグ打ちで作成する。

Webページ作成課題

画像については、トリミングとリサイズ、適切な形式での保存。授業での成果物をキャプチャして使うこともある。
JavaScriptのページは、何かしらの仕掛けを作ることが課題。かなりのボリユームだが、過去の生徒作品の閲覧が作成のモチベーションを高める。

Web作成中

毎回、少しずつの講義を入れてから作業時間とする。最終回は、先延ばしにしてきたCSSの説明。
まず、与えてあるCSSファイルを削除(別に移動)させ、タグの再設定による装飾効果が消える実験を。次に、CSSファイルを元に戻して、その中の設定を少し変えて効果を確認する。後は、サイトが完成したら各自で調整させる。

明日から期末試験。提出期限は試験最終日まで。

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2011年3月 2日 (水)

神奈川県産業技術センター:発表会の打ち合わせ

午後から海老名の産業技術センター

1月7日の下見のとおりにスクリーンやプロジェクターを設置し、委員全員で当日の運営について確認した。

3月11日(金)の午後に実施する「総合学科学習成果発表会」。総合学科教育研究会のキャリア部会が運営するのだが、機器の設定と操作を依頼されている。

そのような立場でもあるので、この発表会の見学を情報部会の第6回研究会に位置付けた。課題研究の発表は、普通科高校の「総合的な学習」指導のヒントになるだろう。また、情報機器を使った発表会の演出も見ていただきたい。

帰路、鶴見総合のY先生と総合学科話で盛り上がりました。

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2011年3月 1日 (火)

卒業式

卒業生の言葉、映像、合唱。今年も泣ける卒業式でした。

卒業証書授与式のメインは、卒業生の言葉。総合学科の仕掛けをこなしてきた喜びがストレートに伝わってくる。放送室の担当者2名はモニターのクリアーな声に釘づけ。
卒業証書授与の呼名 卒業準備委員

閉式の言葉の後、卒業生の会に移行する。

卒業準備委員が日曜に完成した20分の映像では、笑いの中に涙ぐむ生徒が目立つ。この後、定番だが、部屋を真っ暗にして、3年次生全員が「旅立ちの日に」を合唱。卒業生も教員も在校生も、そして保護者も。。。

たっぷり感動してからの卒業生退場。担任はクラスの生徒に挨拶をして送り出す。この一瞬に3年間の重みがある。

最後のクラスが起立 年次団からの挨拶

生徒が退場してから、3年次団は保護者に向かって挨拶。
いい卒業式でした。

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