ITパスポート試験リハーサル試験
18時より、関内にてITパスポートリハーサル試験を受けてきました。
ITパスポートは初回試験を受けて合格しており、もう受けることは無いと思っていた。しかし、CBT方式で無料ということなので、経験として申し込んでいた。対策も全くしていない。
受験者はかなり多いだろうと思ったが、参加した夜の部は28席中に7名しかいなかった。年齢層は30代後半以降だろう。受付けで聞くと、昼間の部は満席だったという。
100問を165分で解く。マウス付きノートPCと、ホワイトボード用マーカー、A4のホワイトシートが与えられる。ログインして、開始まで説明のページを閲覧しておく。開始時間になると、自動的にスタートして、残り時間が表示される。隣の人の問題を見ることはできないが、おそらくストックされた問題から、不規則に出題されるのだろう。
基本情報では、「テクノロジ・マネジメント・ストラテジ」の順の出題だが、ITパスポートはちょうどその逆で、苦手なストラテジから始まる。仕事で疲れた頭には、画面上の文章読解はきつかった。問題全体を表示するためには10%刻みの表示倍率を変えればよいのだが、図や表があると全体を見るためには文字が小さくなってしまう。スクロールも可能だが、決して読みやすくはない。
小問は、31問までがストラテジ、32問から50問までがマネジメント、51問から84問がテクノロジ。その後は、小問4題でセットとなる中問が4題。全100問になり、1問1点。ストラテジが35点、マネジメントが25点、テクノロジが40点という配点。
32分残して終了。終了ボタンを押すと、数秒で結果が表示される。これがCBT方式の最大のメリットだ。就職活動ですぐに結果が欲しい場合には嬉しいシステムだろう。90点(/100点)を得たが、正式に受験した時が890点(/1000点)だったので、知識を測定するには妥当な方式なのだろう。しかし、分野別の得点率は表示されなかったのが残念だ。
個人的には、ペーパー方式の試験がはるかに好きだ。行間にラインを引いたり、自由なスペースで計算することができるからだ。
ホワイトボードマーカーでは細かい計算もできず、消さないとシートがすぐ埋まってしまう。画面上の図や表に書き込むこともできないので、じっくり考えようという気にならない。単純問題ならともかく、計算や思考が必用な試験にはどうかと感じた。
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