短期集中講座:「DTP基礎」5日目+インターンシップ
教育実習生の研究授業、採用2次試験対策、見学者来校、と盛りだくさん
9時からの1時間目が教育実習生の研究授業。名刺の役割を理解して、A4に8枚の名刺を作成していく単元の導入部分。名刺は古くからの情報交換のメディアであることから、名刺の渡し方、日本の名刺のサイズは55mm×91mmだが海外では異なる、など作品制作に入るまえに説明をする。この授業は「専門教科情報科」の学校設定科目であり、広く「情報」を取り扱っている。
本校の学校評議員でもある教職課程の指導教授が、名刺入れから海外の名刺を取り出した。確かに、国によって標準があって、微妙に大きさが異なるようだ。1時間目終了時、急遽、教材提示装置で中央モニターに映して説明をいただいた。
以後、午前中は公的名刺4枚と私的名刺4枚の作成。私的名刺には、昨日学んだベジェ曲線をつかって思い思いのカットを入れている。毎年人気の単元だ。凝りすぎて、放課後に1時間以上残る生徒が続出。
午後の授業は、いよいよ総合課題の説明。いままでの作品をキャプチャして、「三つ折りポートフォリオ」としてまとめあげる。A4両面印刷を三つ折りにするため、レイアウトにもストーリーを考える必要がある。インターン生は生徒よりも2日分ほど早く予習をしているので、大体完成が見えている。明日の生徒の作業をしっかりサポートしてもらいたい。
放課後は、大学生と教員は別室に移動。明後日の採用2次試験を受けるインターン生の模擬授業の練習。短い時間で、どのような授業を展開することができるのか、しっかりアピールできなければいけない。見学に来られた明治大学の先生にもコメントをいただく。実際に教壇に立った時間が少ないので現役はハンデがある。また明日も続きを行うことに。。。
残り3人のインターン生は3年次生なので、来年のこの日のイメージを掴み、悔いのない準備をしていってほしい。
今回の中学・高校の模擬授業のテーマは、全教科とも、
「習得した基礎的・基本的な知識及び技能を活用して、問題解決を図る活動を重視した授業」
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