第3回全国高等学校情報教育研究会石川大会:2日目
9:30より金沢工業大学にて標記大会2日目に参加
夜が遅かったので7時に起床。宿泊は昨晩懇親会が行われたホテル。最上階の部屋から金沢駅を望むと、立派な駅とロータリー。今日も暑そうだ。
朝食はホテルのレストランでバイキング。ゆっくりとコーヒーをいただいて至福のひととき。
本日のメインは4会場で各4コマ行われる分科会。
私は第2分科会「メディアとコミュニケーション」のトップバッター。「マルチメディア系科目の『実技試験』と『プレゼン試験』」というテーマで、このブログでも紹介している、定期試験として行う「実技試験」と「プレゼン試験」の実践報告と、メリット・デメリットを紹介させていただいた。DVDにしてあるプレゼンの様子を見ていただいたので、実態が伝わったと思います。大会要項には予稿が間に合わなかったのですが、大会の分科会のページにアップされています。
2コマ目は、同じ分科会の佐藤万寿美先生(兵庫県立西宮今津高校)の「Global Usabilityに配慮した日本語学習支援教材の制作」を聞く。本校と同じく総合学科として、情報教育が学校を支え、盛り上げていることを知っている。学校設定科目「情報コミュニケーション」で、バリ島の高校生との交流を行うことをテーマに、テレビ会議の実施や、高校教員が指導できない部分を外部講師とe-learningで補っているという。
3コマ目は、第3分科会(情報の科学的理解)に移動して、野部緑先生(大阪府立桃谷高校)の「モデル化とシミュレーションについての実践」を聞く。車型ロボットの制御、数式モデルでのシミュレーションを、マインドマップを使って説明された。(少し、文字が小さくて見にくかったかな。。) 場所を代えて4日間を共にしているが、相変わらず元気な発表でした。
4コマ目は、第1分科会(情報モラルと問題解決)に移動して、江守恒明先生(関西大学中等部・高等部)の「問題解決力をつけるために」を聞く。中学1年生には、指示をするためにミッションを示したカードを配布するなど、年齢に応じた指導の違いを実感する。学力のある生徒が多いのだろうが、個の作業は出来るが、他人に表現したり、共同で作業することが出来ないなど、問題解決に入る前に「手ほどき」が必要であるように感じた。
全体会では、来年度から全国組織に参加する群馬県の先生より、情報の授業における生徒のニーズの調査結果が報告された。昨日の永井先生のお話と合わせながら、考えていきたい。
閉会では、来年度の第4回全国高等学校情報教育研究会(大阪大会)の日程があらためて紹介された。8月5日(金)・6日(土)と、従来とは異なる日程だが、早めに分かっていると助かる。私は、短期集中講座との調整が必要。
今年も楽しい研究大会になりました。
大会の運営に関わられた石川県を中心とする先生方。会場提供をしていただいた金沢工業大学、そして参加された先生方に、あらためて感謝の意を表します。
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