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2010年7月20日 (火)

専門科目「情報メディア」についてのヒアリング

午前中、某出版社から新科目について意見を聞きにきました

現行の「コンピュータデザイン」が「情報デザイン」に移行することで、この件も含むが、先行して「情報メディア」の教科書を作るにあたってのヒアリング。昨年夏の第2回全国高等学校情報教育研究大会でのポスターセッションを聞いたことが、訪ねてきた理由だ。ちなみに、その時の発表資料はこちらのエントリにあります。

掲示してある生徒の作品紹介や、校内WEBでの作品公開など、意見交換を含めて2時間。話すことで、自分の考えもクリアーになるし、学習指導要領の読み解き方に間違いがなかったことも確認できた。

参考までに。
新教育課程での専門教科情報は13科目あり、構成は大きく4つに分けられる。

■基礎的科目:
「情報産業と社会」「情報の表現と管理」「情報と問題解決」「情報テクノロジー」
■システムの設計・管理分野:
「アルゴリズムとプログラム」「ネットワークシステム」「データベース」+「情報システム実習」
■情報コンテンツの制作・発信分野
「情報メディア」「情報デザイン」「表現メディアの編集と表現」+「情報コンテンツ実習」
■総合的科目:
「課題研究」

このうち、「情報メディア」「情報デザイン」「表現メディアの編集と表現」のラインアップが、どのような役割分担をするのかということが、私の情報交換のテーマだった。

全国の総合学科を始め、新タイプの学校では、このどれかの科目は置くと考えると、制作よりも概論が中心の科目「情報メディア」がターゲットになるのだろうか。

本校では、美術の専門科目「映像メディア表現」を開講しているために、情報科専門科目「マルチメディア表現」は開講せず、代わりに「図形と画像の処理」を開講した経緯がある。このように、専門教科情報の科目が最も多く開講されるであろう総合学科高校では、科目開講には他の専門教科との絡みも重要。

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