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2010年7月31日 (土)

科学技術館+青少年のための科学の祭典

午後は息子と北の丸公園の科学技術館

横浜駅で息子と待ち合わせて、竹橋へ直行。本日は、青少年のための科学の祭典が開催されており、そのうえ無料。

科学技術館入口

1階に特設された「青少年のための科学の祭典」会場。50ものブースで、様々な実験やワークショップが開かれている。ほとんどが小学生の親子づれで、夏休みの宿題には絶好のチャンス。

息子の興味に合わせて10件ほど見学。200円のガイドを購入して回る。

ハイブリッドカーの理論モデル 揚力と風力のエネルギー変換実験

どうも、動力系が好きなようだ。その他、パズル的要素があるもの。

どこでも釣り合う天秤 異常に興味を持った動力伝達部

科学技術館常設展は、4階あるうちの2階分しか見ることができなかった。

皇居沿いに歩いて東京駅へ。川崎にもどってしゃぶしゃぶ食べ放題。

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専門学校のプログラミングコンテスト審査会に参加

午前中、情報科学専門学校のプログラミング校内コンテスト審査会に参加

記念すべき第1回ISCプログラミングコンテスト最終審査会・表彰会。講評の役で招待されました。

校内審査で選ばれた入賞者6名による作品のプレゼン後、観客である1年生と審査員の投票によって上位3名を表彰する。
コンテストの募集期間は12月から4月。1年生は12月からプログラミングを初めたので、作品制作に費やせる時間は実質2ヶ月も無かったという。卒業学年は卒業研究に追われるので、ほとんど1年生の作品。一人だけ、4年制の学科から2年生が入賞していた。ゲーム系が5本で、その内2本はDSのソフト。
10日ほど前、実際に各プログラムを操作させていただき、本日をとても楽しみにしていました。

会場は、同じ岩崎学園の横浜fカレッジのホール。ファッションショーなどを開催しているので、演出効果のセットは揃っている。まずは、入賞者が一人づつ花道から入場してパフォーマンス。教務部長の掛け声に合わせて全員で開会の「ゴー!」。

情報科学専門学校1年生全員 作品のプレゼン

第1回とは思えないほど、プレゼンも工夫されている。アクトあり、ユーモアありで楽しませてくれた。仲間による紹介ビデオも良かった。

学生の投票 審査会議

1時間で審査会は終了。学生はひとり一つのビー玉で発表者別の筒に投票。我々審査員は審査表を提出して、総合的に審査をする。

学生教員対抗タッチタイピング大会 タッチタイピング大会表彰

審査会議中、学科の学生と教員それぞれの代表者によるタッチタイピング大会。これも盛り上がってました。BGMと照明効果、さらに司会者はSASUKEのノリ。

グランプリ表彰 記念撮影

私から講評、岩崎文裕副校長より総評。その後、入賞者の記念撮影。

プログラミング教育もこれくらい楽しい場面があるとよい。感激しました。
1年生は、先輩の作品を見て、これからのプログラミング教育をしっかり受け、どんなアイディアでもプログラムで実現して欲しい。先輩のレベルを超えるのがひとつの目標だが、仮に不完全であってもコンテストに「出す」ことが大切。その体験が次に繋がるのだから。

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2010年7月30日 (金)

短期集中講座:「ロボット入門」オリジナル

短期集中講座「ロボット入門」では、ROBOLABOの最終課題

午前中ライントレースまでの内容を復習し、午後はオリジナルの動作をプログラムすることが課題。各自、習ったことを組み合わせて工夫する。

プログラムの転送中 クレーン車

一番レベルが高かったのは、学研の大人の科学の「茶運び人形」を再現したもの。茶碗を運び、一度持ちあげてから戻すと、ちゃんと振り返って戻っていく。

障害物に当たると向きを変える 茶運び人形

1日6時間の授業なので、集中して作業が進む。次回はAIBO。

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短期集中講座:「コンピュータ技術」VBでプログラミング

夏休み6日間35時間で1単位の短期集中講座「コンピュータ技術」

この科目は、全商の情報処理検定プログラミング分野2級の内容をサポートする。プログラム言語はVisualBasicを使用。普段「情報B」でタイルスクリプティングでのプログラミング導入されている生徒は、理解が速い。

昨日は、横浜駅近くの情報科学専門学校で1日、アルゴリズムと流れ図を中心に学んできた。本日は、慣れてきたVisualBasicの演習。コード入力ミスに泣く生徒が必ずいる。

プログラミングの演習

希望者は、9月第4日曜日の試験を目指す。

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2010年7月29日 (木)

短期集中講座:「ロボット入門」ライントレース

前期2時間+短期集中6日間で2単位の科目「ロボット入門」

本日は、1日かけてLEGOのMIND STORM(少し古いが)の光センサーを使ったライントレースの内容。最後の時間はタイムトライアル。白線の内側をライントレースするという約束。この方がコーナーの制御が難しい。

各自でオリジナルの車体を作り、試走と調整に余念がない。スピードを出しすぎるとコースアウトしてしまう。PCで制御プログラムを作って赤外線で転送する。
トライ&エラーで作りあげたプログラムと車に愛着心が湧いているようだ。

プログラムの転送 コースを試走中

試走中。一周あたり、なかなか20秒を切ることができない。

トライアル中 トライアル中

いよいよ本番。プログラムの変更だけでなく、電池を交換したり、スピードを換えたり、車体の重さを換えたりと、ギリギリまでチューンアップして挑戦してくる。

トライアル中 トライアル中

自作のトレーサーこの科目の受講生は10名。校内での授業の他、磯子工業高校でさらに高度なライントレースに取り組む。工業高校の施設を使って、車体をアルミ板から作り上げ、基盤を乗せる。プログラミングはC言語で、工業の先生が講師をしてくれる。毎年お世話になっています。

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2010年7月28日 (水)

進路指導研究協議全国大会

午後より標記大会の分科会に参加。横浜清陵総合高校の発表に携わる。

インターンシップ巡回訪問の渋谷から新宿経由で国立オリンピック記念青少年総合センターへ。昼食を取り、13時からの発表に向けて、PCの設定と動作確認をする。私は発表補助(PC操作)なのでかなり気がラク。

この大会は、小学校・中学校・高校の進路指導の全国大会であり、それぞれの全体会・分科会が2日間をかけて行われる。本校のキャリア教育の実践が評価され、県・関東ブロックの進路指導協議会からの推薦を受けて発表の要請があった。

私は初めて参加するので「出口指導」の協議ではないかと心配したが、それは全く思いすごしだった。
説明のため、大会要項より、主題と目的を引用すると、

主題
「新学習指導要領と進路指導~キャリア教育の一層の推進のために」
目的
今日、我が国は産業・経済の構造変化、雇用の多様化・流動化等を背景に、就職・進学を問わず、子供たちの進路をめぐる環境が大きく変化しています。また、新しく学習指導要領が改訂され、教育を取り巻く環境も大きく変化し、若者をめぐる様々な課題が浮上しています。
一方、若者の勤労観、職業観の未熟や、社会人・職業人としての基礎的・基本的な資質・能力を身に付けるための取組が十分展開されず、さらには、自分の「生き方を探究し主体的に進路を選択決定」できるようにするための取組が十全に機能していないのではないかといった懸念が、各方面から指摘されているところです。本大会では、これら課題に対応するため、「キャリア教育」及び、「小・中・高校・大学」との連携・協力の在り方、方法などを研究・協議し、進路指導の一層の改善・充実をめざすことを目的としています。
参加した分科会は、「ホームルーム活動・総合的な学習の時間における進路学習の計画と実践(高)」という協議分野で、同じく総合学科高校である福岡市立福翔高等学校とともに、キャリア教育の実践を発表した。

横浜清陵総合高校の発表 分科会の様子

分科会会場は60名ほどの参加。高校教員が多いが、大学教授や出版社の方もいるようだ。来週、本校に取材に来られるリクルート社の方も参加されていた。

本校の発表のテーマは「横浜清陵総合高校のキャリア教育」。サブタイトル「特色科目を軸にして」の通り、「産業社会と人間」「コミュニケーション(学校設定科目)」「視点(総学)」「探求(課題研究・総学)」の4つの科目の学習活動と、卒業生へのアンケートの結果による検証を報告した。しかし、本校はもともと「キャリア教育」の推進を目指してきたのではなく、平成五年に示された高等学校教育の改革の推進に関する会議の第四次報告に基づいて、「総合学科」をしっかり推進してきたのであり、振り返ってみると、それは「キャリア教育」を実践していたということになる。

つまり、「総合学科の理念」は、後から出てきた「キャリア教育」という理念と重なり、今求められている教育の先取りであったことになる。
しっかり「総合学科」してきた学校に在職する身として、嬉しく思う。

発表の内容については、5月に納得研究会で発表した内容をベースに、平成22年5月17日中教審「今後の学校におけるキャリア教育・職業教育の在り方について(第二次審議経過報告)」の総合学科や「産業社会と人間」の扱いに触れてから、教科「情報」と「産人」の連携の事例、キャリアガイダンス部の資料や卒業生のアンケートを加えたもの。校内新聞の画像をふんだんに使って、生徒の活動の様子を伝えることができました。長瀬先生、御苦労さまでした。

50分の発表後、予定の15分を超す質疑応答があり、高い評価を受けました。私もPC席から一部応答させていただきました。

一部、過去にも示した図だが、特色科目の流れと説明の図を紹介して報告にかえる。

特色科目の流れ

産業社会と人間

コミュニケーション(学校設定科目)

視点(総合的な学習の時間)

探求(課題研究・総合的な学習の時間)

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インターンシップ巡回訪問:ヨコシネDIA

午前中、渋谷のヨコシネDIAビデオフィルムセンター

今週の平日5日間、2年次生2名がインターンシップでお世話になっている。実習中に一度は訪問して、様子を伺っている。

ゴミ取り作業 色補正作業

本日は、2名が別々の作業を行う日。最近、テレビで放送される映画に「デジタルリマスター版」と書かれているが、いずれも、その「デジタルリマスター」の作業。

前者は、古いフィルムからディジタルデータに取り込んであるモノクロ映像から、ゴミ取りをする作業。社員がマンツーマンで指導してくれている。この作業に特化したソフトにより、範囲指定すると簡単に修復される。複雑な部分は手動で行なっていた。コマ数が多いので、一作品を修復するためには膨大な時間がかかる。プロとして、「そこまで」というくらい細かな修正を行なうようだ。

後者は、フィルムから各コマを読み込み、その部分への色補正のデータを作成する作業。輝度とRGBの波形をモニタリングしながら、場面ごとに補正データを作成しているところ。一本のフィルム全体の補正データが完成したら、補正作業と同時にフィルムからディジタルデータに変換する。

もちろん高機能の機械があってのことだが、このような職人芸を指導していただける生徒は羨ましい。
自分もやってみたいという気持ちを抑えて、インターンシップ実習の負担にならないよう見学させていただきました。生徒にも教員にも「キャリア教育」になっています。

ヨコシネDIAの職員の皆様、どうぞよろしくお願いいたします。

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2010年7月27日 (火)

総合学科教育研究会:第1回専門学校見学会

午後、鎌倉駅より徒歩1分の鎌倉早見美容芸術専門学校

午前中は、明日の進路指導研究協議全国大会での分科会発表のリハーサル。45分のプレゼンの補助者として参加します。5月3日の納得研究会では、試しに私から報告させていただいたが、それをシェイプアップした発表になる。報告は明日のエントリで。

本日の専門学校見学会は、総合学科教育研究会と神奈川専各協会との連携活動の一環。5日間にわたる講座「トータルファッション講座」の授業見学と、学校設備の見学を行い、相互理解と協力体制を築くもの。
本校校長が、総合学科と専各との相互訪問の担当校長であり、私が総合学科側の理事役になっている。本日の見学会の企画と司会を務めさせていただきました。とはいっても、見学プログラムは専門学校で用意してくださったもの。見学会は14時からなので、12時30分には伺い、事前に打ち合わせをしました。

「トータルファッション講座」は、5日間の最初の2日を鎌倉早見美容芸術専門学校で、1日を横浜デザイン専門学校、2日を横浜fカレッジ専門学校で行う、毎年人気の講座。参加者は6校から抽選で選ばれた20名。
鎌倉早見専門学校では、昨日はメイクアップとネイルを中心に、本日はヘアカットとワインディング、アップスタイル実習を行っていただいている。

講師からの説明を聞く

授業見学は、アップスタイルの実習。まずは、講師から説明を聞く様子。

アップスタイルの実習 カールの実習

かなりハードなスケジュールだが、専門学校の2年生がマンツーマンで付いてサポートしてくれる。

100727hayami04

総合学科高校からの教員の参加は、11校から26名。施設見学の後、学校理事の久留原氏より「美容教育と業界について」の講演、そして質疑応答・意見交換。
途中、専門学校の先生にご発言をお願いしながら、無事終了。ホッとしました。

次回の専門学校への見学会は、2月に行われる情報科学専門学校の卒業発表会の見学。また、高校への見学会は今後調整して決めていく。

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2010年7月26日 (月)

神奈川県公立学校教員採用候補者選考試験:1次試験結果発表

本日付けで教員採用試験の1次試験の結果が発表された

6月21日の応募状況のエントリでも書いたが、倍率に関しては情報と数学の差が無くなってきている。むしろ、他教科と比較しても標準的な倍率だ。採用予定人数の倍増が影響しているのは明らか。

さて、今回の結果と分析は上記サイトから得ることができるが、情報について記録しておく。

採用予定数:10名
応募者数:87名
受験者数:64名
1次試験合格者数:30名

1次試験に合格した皆さんには、2次試験に向けて、そして、教員になった先の事を考えて、専門教科情報の幅広い分野について知識・技術を磨いていただきたい。

神奈川県での新採用者は、新タイプ校または情報に関するコースを持つ学校に配置されている。授業のコマ数も種類も多い学校になるので、出身校のイメージとは異なるだろう。

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神奈川県情報部会:夏の研究会第2回を実施

9時30分から16時30分まで、川崎市立橘高校にて研究会を実施した。

部活にも熱心な学校で、神奈川では特にバレーボールで有名。とても立派な校舎で、交通も便利。
テーマは「全てフリーソフトで仕上げるメディア統合」。布村先生をはじめ3名の橘高校の先生のもと、参加者17名が橘高校のマルチメディア統合の実践を実習した。私は司会者として参加するが、実習に夢中。

実習中の様子 手作りの資料でMIDI実習

・MIDIシーケンサで複数のMIDIデータを作成して、WAVE形式に変換して、マルチトラック編集。(楽譜の基礎から教えていただきました)
・ベクタ形式の画像素材を描き、フラッシュ動画を作成。
・POV-Rayから連番画像を書き出し、フラッシュ動画、AVI動画を作成。
・携帯で撮った動画をAVI形式に変換。
・以上の全ての素材を用いて、ムービーに統合する。

という、濃い内容。近く、情報部会のサイトで報告される。これを全てフリーソフトで行っているところがまた凄い。マシンのスペックが低いことと、予算が下りないという背景事情もあるが、布村先生の教材開発の意欲にはひたすら敬服する。

布村先生は、昨年度の夏の研究会『「CG」と「図形と画像の処理」ワークショップ2』に参加いただいており、マルチメディア系にかなりのご関心を持たれていることを知った。その後、冬の研究会「情報の授業・実践事例報告会と新指導要領情報交換会」で、橘高校の授業の取り組みを報告いただいた。そして、本日の実習の講師をお願いするに至った。私も楽しく勉強させていただきました。

今回の研究会の準備、本日の休みなしの講師、受講者へのサービスと、本当に御苦労さまでした。

■川崎市では今年採用の、唯一の新採用の情報科教員が橘高校におり、いい環境で育っていることが分かった。また、非常勤の先生も今年の川崎の採用試験を受けている。このような刺激のある環境で次世代の情報科教員を育てていくこと、これは本当に大切なことだ。

来週から始まる、情報科教員を目指す学生4名を受け入れるインターンシップでは、どんな科目のある学校でも任せられるだけの視野と基本技術を身につけさせたい。

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2010年7月25日 (日)

神奈川県情報部会:夏の研究会第1回の成果物

昨日の第1回研究会の参加者の作品が公開されました

情報部会のサイトでは報告がまだですが、講師の宮坂さんが、みんなでたのしくスクイークのサイト内で、研究会の様子と参加者の作品をアップしてくれました。短時間ですが、スクラッチとスクイークで工夫して作った作品が紹介されています。

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2010年7月24日 (土)

神奈川県情報部会:夏の研究会第1回を実施

9時から16時30分まで、横浜清陵総合高校にて研究会を実施した。

テーマは「タイルスクリプティングでアルゴリズム・プログラミング教育」。
講師にフリーソフトのスクイークとスクラッチの普及活動をされている宮坂俊夫氏(デジタルハリウッド大学院研究員)をお招きし、午前中3時間はスクラッチ、午後3時間はスクイークの実習ワークショップを行った。

研究会の会場

宮坂氏はみんなでたのしくスクイークの運営の他、小学生・中学生への普及活動も行っている方だが、高校教員を対象とするワークショップは初めてという。しかも、スクラッチとスクイークのダブルヘッダーも。

スクイークの研究会は昨年度も行い、他でも紹介しているが、スクラッチについては初めての先生がほとんど。作成しながら基礎技術を理解することができる例題集である「スクラッチカード」を片手に、黙々とスクラッチにチャレンジ。この作業をする前には10分ほどの説明があっただけ。

スクラッチカードを片手に スクラッチカードを片手に

その後、1時間をかけて自由作品を作成し、全員がその作品を発表し合った。いろいろなアイディアが出て、互いに良い刺激になりました。

午後のスクイークは、講師が用意して下さったプリントと例題を一緒に作成し、基本操作を理解する。その後、1時間の自由作品制作に入るが、スクラッチと比べて操作を覚えることが多く、ハードルが高かったようだ。

アンケートを集約すると、先にやったスクラッチの方が取りつきやすく、スクイークは可能性が高いツールだが、ちょっと難しいというのが総意。
そして、タイルスクリプティング環境でアルゴリズム・プログラミングの導入を行うことの有用性には、全員が理解を示して同意している。詳細は、後日、情報部会の記事で紹介される。
今回の研究会の企画は、神奈川の今後の情報教育に少し波紋を投げかけたような気がした。


近年、出張しにくくなり、研究会を課業中の平日に設定してもなかなか集まれない。専ら、夏休みと冬休みを利用しての研究会を行ってきたが、今回は初の土曜開催となった。参加人数が心配だったが、ほぼ定員を満たす18名が参加し、終日熱心に取り組まれていた。中には、まだ夏休みに入っていないため、土曜で良かったという先生も。
このブログの案内を見て来られたという沖縄の総合教育センターの先生も、土曜だから参加できたのか。「私が必要としていた内容で、非常に有益な研修だった。」と喜ばれて帰られた。

講師の宮坂氏は平日は勤務があるために土曜開催となった。本日の結果を見ると、今後の研究会でも週末開催が有効かも知れない。

講師の宮坂さん、本当に御苦労さまでした。ありがとうございました。

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2010年7月23日 (金)

インターンシップ事前訪問:ヨコシネDIA

午前中、生徒2名を引率して反町のヨコシネDIAの本社へ

来週の平日一週間、渋谷のヨコシネDIAフィルムセンターで2名がインターンシップ実習をさせていただく。今日はその事前指導として、フィルムラボ業務を中心とする本社でオリエンテーション。私もこちらの施設は初めて伺う。

ヨコシネ本社 まず創業からの説明を受ける

私も興味があるので、施設見学もお願いした。普段ディジタルの世界で色調整を考えていたが、フィルムの世界での色調整の技術には目からウロコが落ちた。

フィルムの色調補正を練る フィルムの色調補正を練る

映像用フィルムにカラーフィルターを重ねて、色調補正の計画を練る作業。ここでは16ミリフィルムだが、35ミリももちろんOK。人間の目で各場面の色調補正を考えるというアナログの作業。

焼き込み用の光の調整 焼き込み用の光の調整

上の写真は、ネガフィルムから劇場用のポジフィルムへの焼き付け機。年代を感じるところは、先ほどの作業で得た補正値の数値データを穿孔テープを使って読み込ませること。ネガフィルムから生のポジフィルムへの焼き込み作業では、その情報に基づいて、指定した範囲毎に照射する光のRGBを調整する。ひとつの光源からレンズと反射板を使って分光し、それぞれの光の強さをスリットで調整して、合成した光で焼き付けするメカニズム。

渋谷のビデオフィルムセンターの次長が案内してくれたのだが、次長も昔はここで働いていたという。懐かしがりながらイキイキと説明してくださる様子に仕事のロマンを感じずにはいられない。

とても貴重な見学をさせていただきました。ありがとうございます。

午後は、校務のため職場に戻る。生徒は、渋谷の実習地に移動して、オリエンテーションが続く。

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2010年7月22日 (木)

総合学科合同Web作成委員会:初の平日開催

夏休み中ということで、生徒を含めた委員会が午前中開催された。

移動時間を考えて生徒参加の委員会は、土曜か日曜に行ってきた。長期休業中の平日に実施するという初の試みは、ほぼ成功。今年度の仕事分担も、各校の生徒から積極的に手があがった。司会を兼ねるS担当校長の意気込みが伝わってくる。

後半は、生徒委員と教員委員は別の活動。生徒は、Photoshopを使った色調補正とトリミングの技術を習う。教員は、CMSを使った更新作業の練習。いよいよ8月1日から本格的始動。

明後日に迫る総合学科合同の学校説明会「レッツアクセス総合学科」の委員を兼ねている生徒が多いので、そちらに人数を取られた気配がある。しかし、部活を調整すると一般の教員は引率しやすいだろう。

いつも会場を提供し、技術的にもバックアップをしてくださる情報科学専門学校の先生方に感謝します。

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カボチャの花

隣のアパートの庭のカボチャ。そろそろ花が終わりそう。

同じく隣に住む母親が、場所を借りて栽培しているカボチャ。カボチャの花は午前中でしぼんでしまうので、朝8時前(ゲゲゲの女房の前)に受粉に行っているらしい。普段は気がつかなかったが、そろそろ花が終わると聞いたので出勤前に撮らせてもらった。

カボチャの栽培 カボチャの花

金網の高いところに重そうなカボチャがなっている。炎天下のもと、生命力を感じます。

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2010年7月21日 (水)

総合教育センターでスクイークを紹介

実践的授業力向上研修講座「新学習指導要領の実施に向けて」(情報)

午後からの研修会の講師として参加。18人参加、内容は以下のとおり。
1.講義「共通教科情報における学習指導要領改訂のポイント」
2.実践報告「『社会と情報』の授業実践」
3.実践報告「『情報の科学』の授業実践」

仕込みと動作確認のため、午前中から総合教育センターへ。

1番目の講義は総合教育センターの指導主事から。

2番目の実践報告は、2年前に参加した公開研究授業を、教員対象に行ったもの。90分授業の内容を、解説を入れて75分に圧縮して行ったが、参加された先生方は表計算とグラフのスキルを活かして頑張っておられました。以前のエントリでも書きましたが、とてもいいネタと授業展開。今日は授業のシナリオもいただいたのでラッキー。

3番目の実践報告は私が担当して、スクイーク3.0を使ったアルゴリズム教育の導入を実習形式で行いました。
75分しかないので、実習は2つとしましたが、「順次」「繰り返し」「条件分岐」の基本構造の他、「配列」「サブルーチン」「乱数」「変数」も取り扱った盛りだくさんな内容。コンパクトにまとめたので、初めてでもみな操作はできていたようです。

扱った2つの実習を示します。

多変形の描画

乱数とサイコロ

その他、ライントレースとおみくじの作品を紹介。

最後の10分は、アルゴロジックの紹介。例題を2つ解いた程度だが、興味を持たれた先生は多かった。
ちなみに、総合教育センターの担当には「アルゴロジック」を紹介するので動作確認を依頼しておいた。2名の担当者がはまってしまったそうだ。

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2010年7月20日 (火)

専門科目「情報メディア」についてのヒアリング

午前中、某出版社から新科目について意見を聞きにきました

現行の「コンピュータデザイン」が「情報デザイン」に移行することで、この件も含むが、先行して「情報メディア」の教科書を作るにあたってのヒアリング。昨年夏の第2回全国高等学校情報教育研究大会でのポスターセッションを聞いたことが、訪ねてきた理由だ。ちなみに、その時の発表資料はこちらのエントリにあります。

掲示してある生徒の作品紹介や、校内WEBでの作品公開など、意見交換を含めて2時間。話すことで、自分の考えもクリアーになるし、学習指導要領の読み解き方に間違いがなかったことも確認できた。

参考までに。
新教育課程での専門教科情報は13科目あり、構成は大きく4つに分けられる。

■基礎的科目:
「情報産業と社会」「情報の表現と管理」「情報と問題解決」「情報テクノロジー」
■システムの設計・管理分野:
「アルゴリズムとプログラム」「ネットワークシステム」「データベース」+「情報システム実習」
■情報コンテンツの制作・発信分野
「情報メディア」「情報デザイン」「表現メディアの編集と表現」+「情報コンテンツ実習」
■総合的科目:
「課題研究」

このうち、「情報メディア」「情報デザイン」「表現メディアの編集と表現」のラインアップが、どのような役割分担をするのかということが、私の情報交換のテーマだった。

全国の総合学科を始め、新タイプの学校では、このどれかの科目は置くと考えると、制作よりも概論が中心の科目「情報メディア」がターゲットになるのだろうか。

本校では、美術の専門科目「映像メディア表現」を開講しているために、情報科専門科目「マルチメディア表現」は開講せず、代わりに「図形と画像の処理」を開講した経緯がある。このように、専門教科情報の科目が最も多く開講されるであろう総合学科高校では、科目開講には他の専門教科との絡みも重要。

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2010年7月19日 (月)

Word2010

Wordのテキスト更新について、都内で一日かけての編集会議

他県の先生4名と編集担当者との会議。Word2010が出たことで、急遽テキストの更新作業を行うことになった。もちろん、県教委には兼業の申請を出している。私の担当する「DTP的な章」は高校現場での実践報告であり、まとめることで自分の研鑽にもなる。

私自身は、Wordの操作機能を教えるのではなく、普遍的なDTP技術・セオリーを、身近なWordでも実現できるかを紹介することが目的。つまり、情報を伝えるために、一般の商用広告のクオリティを「目指す」意識を育成したい。

Word2010になってベクトル描画(ベジェ曲線)の扱いが楽になった。なんと、オートシェイプもベジェ曲線としてデザインが良くなった上、編集が可能になっている。
逆に不便になってことは、複数のオブジェクトを範囲選択で一括選択できなくなったこと。まあ、オブジェクト毎に表示/非表示ができることになったことで帳消しだろう。

Word2007以来、専門的にDTP機能を紹介する書籍がないので、執筆に責任を感じている。

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2010年7月18日 (日)

情報科インターンシップ受入:3名の学生が来校

今年のインターンシップ受入れ学生3名が打ち合わせのため来校しました

今年で6年目になる短期集中講座「DTP基礎」を含む期間のインターンシップ受入れ。具体的には、8月2日から13日の2週間。4大学から1名ずつの4名が決まりましたので、都合を合わせて打ち合わせに来てもらいます。

今日はたまたま3名が同じ時間に来校しました。10時から13時まで、ベクトル描画と画像形式の実習の他、学校や科目どのような科目でどのような作品を作るのか、採用試験の対策は、などのオリエンテーション。

あと1名は、茨城が自宅の学生。インターンシップ中はウィークリーマンションを借りるとか。日を改めてオリエンテーションを行うが、その意欲に期待したい。

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2010年7月17日 (土)

トイ・ストーリー3

夕刻より、トイ・ストーリー3を観に息子と川崎ラゾーナへ

夏季休業に入って、校務以外の仕事が目白押し。全国高等学校情報教育研究大会の発表、情報処理学会のSSS2010の発表の準備、某検定試験の作問、Word2010関係の執筆、教科書関係の教材開発。。。と、当分休日も無い状態が続く。もちろん、平日は校務も山積です。

そんな中で、早めの慰安。インターネットでBESTの席を予約し、3DCG技術の成果でもあるトイ・ストーリー3を鑑賞。川崎なので、IMAXの臨場感。高1の息子とともに感動してきました。息子は機関車トーマスが大好きで、プラレールのおもちゃが山のように残っている。「捨てられないなぁ」と本音をポツリ。
私としては、情報科教員で「図形と画像の処理」を教える身として、最新のCG技術を見ておくつもりだったが、しっかり泣いてしまいました。

川崎109シネマズ 数列の問題を解く息子

映画鑑賞の後は、ミューザ川崎のサイゼリアで食事兼勉強。たまに行う外での勉強が互いにとって良いようだ。今日は、解析するために漸化式を使う問題。長さNメートルの部屋に数種類のサイズの畳を敷く方法の数、階段を1段または2段登りで、4階まで登る方法、1日1方法試すとして何日かかるか。など。フィボナッチ数列も出てくるが、数え上げとN=10程度の具体的な数を数学的機能法で求められれば良いとした。何でもNの式で表すことが目的ではない。

3時間滞在して、食費が2人で4000円は安い。
ついでに、息子と科学技術館に行く予定を立てた。

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2010年7月16日 (金)

色彩検定:公式テキストと配色カード

夏休み前日。冬期色彩検定の学習用にテキストと配色カードを渡した。

毎年、色彩検定では2桁の受験生を集めて校内受験を実施している。受験料が高いので、受けるからには必ず合格するようにと、指導にも力が入る。

3級テキストと配色カード先週説明会を開いて、11月14日(日)実施の色彩検定の受験を希望する生徒で、夏休みから勉強を始めたい生徒を募った。10名ほどが名乗りをあげ、早速公式テキストと配色カードを手配した。綺麗な配色カードに目を輝かせる生徒が多い。

まずは、色名やその由縁を覚えること、そして好きな部分から読んでいくことを指導。夏休み明けには受験手続をして、校内補習と総合学科連携の土曜公開講座にて学習のペースを作らせる。

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2010年7月15日 (木)

球技大会とクラスTシャツ(2)

昨日に引き続き球技大会2日目。日差しが強く夏到来の感。

男女とも体育館種目とグランド種目がある。年2回の球技大会では、種目を入れ替えながら実施している。

体育館の女子バレー グランドの女子ドッヂボール

応援の声は圧倒的に女子の方が大きい。全体の3分の2は女子のため、昨日のように野球部が不在の場合は女子高と間違えるくらい。

現在、分掌の仕事として、インターンシップと夏季連携講座の取りまとめと校外との連絡調整を行っている。結構忙しく、なかなか職員室を出ることができない。写真を取りにでたタイミングは、確率以上に女子の試合ばかり。

クラスTシャツ クラスTシャツ

相変わらずクラスTシャツが闊歩している。

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2010年7月14日 (水)

夏の高校野球:初戦を突破

横浜清陵総合高校野球部、初戦突破おめでとう!

球技大会だが、野球部は朝から夏の選手権の初戦に出発。対戦相手は鶴見総合高校、試合会場は川崎の等々力球場。昼からはブラスバンド部がバス2台に乗って応援に駆け付ける。

ブラスバンド部を乗せたバス 点呼を取る顧問

インターネットで速報が入る。5点取られてからの逆転、そして後半の点の取り合いで9対7の勝利。応援もかなり神経を使ったことだろう。試合結果は、asahi.comの横浜清陵総合高校のページから調べると、安打数は鶴見総合の16に比べて11と少ないが、犠打数が鶴見総合の1に比べて7と圧倒的に多い。三振も少なかったので、打線の繋がりで得点したことが分かる。

明日、詳しい報告を伺うとして、まずは初戦突破おめでとう!

次は18日(日)12:00の対横浜商大付属戦。保土ヶ谷球場なのでテレビ中継がありそうだ。

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球技大会とクラスTシャツ

今日と明日は球技大会。新調のクラTが闊歩する。

梅雨明けが見えてきたか、昨晩の大雨で心配だったが、この2日間の天気は良さそうだ。球技大会に合わせて作ったクラスTシャツのお披露目も楽しみ。

球技大会のクラスTシャツ 球技大会のクラスTシャツ

球技大会のクラスTシャツ 球技大会のクラスTシャツ

球技大会のクラスTシャツ 球技大会のクラスTシャツ

毎年、色やデザインの流行がある。しかし清陵ではディジタルデザインが得意な生徒が多いため、凝ったオリジナルイラストが増えているのが特徴。

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盆棚の牛馬

隣の実家で盆の供養。

仏壇には茄子と胡瓜の牛馬が。子供の頃から盆に来る精霊の乗り物だと教えられてきた。昔は門前の盆棚に用意して、御先祖様が無事にお帰りになれるようにと、家族で祈っていた。あの頃の感動は今でもよみがえる。

仏壇の牛馬 茄子の牛と胡瓜の馬

写真に撮って失礼します。御先祖様をよろしくお願いします。

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2010年7月13日 (火)

インターンシップ事前訪問:横浜ケーブルビジョン

放課後、生徒2名を引率して二俣川駅南口の横浜ケーブルビジョン

横浜ケーブルビジョン

昨年に続き、夏休みに4日間のインターンシップをお願いしている。生徒を連れて、担当者との打ち合わせを行った。生徒も、安心して当日を迎えられることだろう。

実習3日目の地域番組の収録日に、私が巡回訪問をさせていただくことに。教員としても大変勉強になる機会であり、今から楽しみにしている。

担当者にインターンシップの受入れについて尋ねてみたところ、夏の長期受入れは横浜清陵総合高校と某大学、秋から冬にかけては、ショートで高校・中学を複数受け入れているという。
「キャリア教育」の流れをここでも感じたとともに、本校生徒についての格段のご配慮に感謝いたします。

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産業社会と人間:事業所見学の振り返り

今日の2時間は先週の事業所見学の振り返りと報告会の準備

25の事業所にお世話になりました。最初の1時間は、各自で学んだことを振り返り、感想として事業所に送るレポートを作成した。夏休み前には、事業所ごとに代表者が書いたお礼状とともに、事業所に届ける。

次の時間は、9月14日に年次を解体して行う事業所見学報告会の準備。3~5名のグループで、自分たちが見学した事業所の報告を行う。報告する内容と、分担、スライド担当を決める。

ヘルベチカを見学したグループ ヨコシネを見学したグループ

左の写真は、デザイン事務所に見学したグループ。作成していただいたワークフローの資料をもとに、発表の構想を練っている。

右の写真は、映像編集のヨコシネDIAビデオフィルムセンターを見学したグループ。当日、テロップに合わせたナレーションの録音をし、その合成DVDが昨日届いていた。ノートPCを使って、グループ毎にナレーションの出来を確認しているところ。

夏休み明けの8月31日の授業で、報告会の準備・リハーサルを行う。情報Aと情報Bでは、すでにパワーポイントの手ほどきをしてあるので、スライド担当者はそれまでに準備をしておく。

事業所に分かれての活動なので、校内の開いている教室に散らばっての活動。いくつかの部屋を覗いてみると、例年以上に真剣に取り組んでいる様子。その理由は、全教室に完備したエアコンにある。上級生からは、この時期の授業が受けやすくなったと聞いている。私は普段PC教室なので、一般教室での授業を行って、それを理解しました。

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2010年7月12日 (月)

応用情報技術者試験:リベンジ

IPAのサイトで情報処理技術者試験の受付が始まった

いつものように、初日に申し込みました。雑多な業務のため、この気持ちを継続していくことは困難だ。集中して勉強できる数日を確保して、そこで勝負。

応用情報技術者試験にリベンジします。

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インターンシップ事前訪問:大口東総合病院

放課後、生徒2名を引率して大口東総合病院

夏休み中に4日間のインターンシップをお願いしてある。看護部長の田中さんが、該当の生徒に、忙しい時間を割いて実習を説明してくださる。

参加する1名は、昨年も参加しており、早くから看護師への夢を持っている生徒。他の1名は、1年次の社会人講話にて、この田中看護部長の話に感動したという。将来、福祉関係を考えている生徒。

お世話になります。よろしくお願いいたします。

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DTP入門:体育祭新聞の投票

完成して掲示する直前の体育祭新聞。2クラス分の作品から投票を行った。

短縮授業により、月曜のクラスは木曜のクラスより1時間多く取れた。セミ光沢紙に印刷し、ラミネート加工した全作品を並べて、3作品を選んでの投票を行った。

投票作品を選考する 付箋を貼る準備

記名した付箋3枚が投票用紙。全員が候補作品をイメージしてから、一斉に貼る。先に貼られた作品に左右されないようにするため。

派手すぎず、伝えることがはっきりしている作品が選ばれる。ただ作品を作るだけでなく、事後の活動で目を肥やしていくことが大切。

ラフスケッチから中間作品、完成作品と、A3サイズにひとまとめにしたポートフォリオを印刷して配布した。自分がどのように作り上げてきたのか、よく振り返ってもらいたい。

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情報B:アルゴロジックトライアル(2)

アルゴロジック2時間目のクラスにて、正解数を競うトライアルを行なった。

このクラスは、担当する情報B3クラスの中でも最もリアクションとメリハリがあるクラス。アルゴロジック作者の大山氏のあいさつはきちんと聞き、解く時間は声出して相談しながら楽しんでいる。

大山氏のあいさつ トライアル中

時間は25分しかかけられなかったが、最高は10題解けたグループも。隣どうしの2人のグループと、一部3人のグループがあった。大山氏が他校のトライアルの様子を観察したところ、グループは3人が一番良いという感触を持たれている。今回の試行で、私も3人組みの方が良いかと感じました。

アルゴロジックを実施する前と実施した後で行いたかったアンケートだが、時間が厳しいので事後のアンケートしか取れなかった。まだ解析していないが、楽しめた生徒も、そうでない生徒もいることは明らか。後ろで見ていたので良く分かった。

「アルゴリズム教育の導入」について、長い目で研究していきたい。


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2010年7月11日 (日)

神奈川県情報部会:夏の研究会

神奈川県情報部会では、この夏に3種の研究会を用意しました

先週末までが募集期間でしたが、まだ枠に余裕があります。まだしばらくは受付が可能です。研修委員として、多くの方に参加していただきたく、紹介させていただきます。
最近は都県を越えての相互参加が増えていますので、神奈川の教員以外の方でもお問い合わせください。

それぞれ、神奈川県情報部会の研究会紹介のページにリンクが貼ってありますので、申込方法はそちらをご覧下さい。

第1回研究会
テーマ「タイルスクリプティングでアルゴリズム・プログラミング教育」
平成22年7月24日(土)9時30分~16時30分 (受付は9時00分より)
命令タイルを配置することでプログラミングが出来る2つの学習環境を紹介します。
講師にフリーソフトのスクイークとスクラッチの普及活動をされている宮坂俊夫氏(デジタルハリウッド大学院研究員)をお招きし、「情報B」「情報の科学」で利用できる教材で実習を行います。
フリーソフトのスクイークとスクラッチを使います。

第2回研究会
テーマ「全てフリーソフトで仕上げるメディア統合」
平成22年7月26日(月)9時30分~16時30分 (受付は9時00分より)
橘高校の情報の授業で実践されている実習を行います。
DTM/携帯電話を活用した画像素材作成/メディアの統合
POVRAYで作成したキャラクターを使ったフラッシュ作成
バイナリエディタを使用した文字・音声・画像ファイルのコード化

第3回研究会
テーマ 「CSSによるページレイアウト法をマスターする」
平成22年8月10日(火)、11日(水)、17日(火) 9時30分~16時30分 (受付は9時00分より)
見栄えがよく、更新しやすいWEBページを作成、公開できるように、代表的な画面構成の提示、比較とそのスタイルシートの構造の勉強。
したことを、勤務校の環境で継続できるような実習にしたいと思っています。 横浜システム工学院の先生が講師です。
3日目の17日は2日目までのフォロー,JavaScriptの基本的な書き方のマスター,JavaScriptによるcssの操作についてです。

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2010年7月10日 (土)

ミニトマト

隣の実家の家庭菜園。ミニトマトが見事な成長振り。

昔は農家であったが、今は猫の額ほどの菜園。ミニトマトが3メートルを超える高さまで成長していた。分けてもらったトマトは肉が厚いがとても甘かった。

3メートルになるミニトマト 下の熟れたトマト

最初の写真は、全体の様子。以下、下から上へと3枚の写真。色づきは下からで、食用の期間もそこそこありそうだ。

中段のトマト 上段のトマト

本日は、職場に移動する時間を惜しんでの仕事。トマトが癒してくれました。

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2010年7月 9日 (金)

インターンシップ事前訪問:NTT東日本-神奈川

放課後、3名の生徒を引率してみなとみらいのメディアタワーへ。

NTT東日本-神奈川は本校のインターンシップを受け入れていただいてもう5年になる。大学生は多く受け入れているが、高校は本校だけという。本当にありがたいことだ。

オリエンテーションの様子

昨年度からの担当者より、期間中の実習の紹介と、生活面の説明を受ける。事前訪問をしておくと、生徒も担当者も安心して当日を迎えることができる。当日までに実習を想像することも大切なことだ。実習が始まると教員が関われることは少ないので、キャリア教育の効果を高めるには、この事前訪問の時がチャンスでもある。

私が担当している4社とも事前訪問の対応をしてくださる。引率する教員も勉強になります。

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探求(課題研究):中間発表(2)

先週に続き、各HBで中間発表の後半を行った。

情報科学系列の発表

担当する情報科学系列のHB(ホームベース)は、平均より5名ほど人数が少ない。余裕を持って実施でき、その分質疑応答に時間をかけている。どの発表にも3人~5人が質問するが、ほとんどが適切な回答が返ってくる。それだけ深く調べているということだ。

私ともう一人の担当者からは、予想以上の質であったことを講評して終了。

夏休み中には各自サマーワークを実施し、9月10日が中間論文の締め切り。

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2010年7月 8日 (木)

教材開発の勉強会

18:30~21:00、横浜にて情報の教材開発の勉強会に参加

みな忙しい中、宿題を持ち寄って検討をする。一番若手の先生がペースメーカーになってくれるので助かります。互いに刺激を受けて、明日への活力をいただいて帰る。

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DTP入門:トレースでベジェ曲線の実習

文字組みとレイアウトの基本が終わったところでイラストの練習にはいる

紙面で情報をデザインするためには、内容の他、写真、キャッチコピーや配色、そして、気の利いたイラストも有効だ。今年の「DTP入門」では例年よりも早くイラストの練習に取り掛かった。この科目では、Illustratorのような専用ソフトは使わない。まず、Officeソフトでできるベジェ曲線を習得する。

楓の葉のトレース

ハートと楓の葉、Officeでもできるベクトル描画として、毎年使っている素材。1つ描いたら、複製して大きさ、角度、色を加工して配置する。
生徒にとっては目からウロコが落ちるような実習。今後の作品作りに期待感を膨らませたことだろう。

夏休み明けにも少し練習し、前期期末試験ではトレースの実技試験を行う。

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LHRを使って草むしり

晴天の下、LHRは全校生徒による外掃除・草むしり

第1グランドの草むしり

1年次生の担当は第1グランド周囲の草むしり。天気に恵まれて楽しく取り組んでいる。

カマで草刈り 熊手でかき集める

軍手にカマや熊手という普段使わない道具。これが魅力か。

リヤカーと一輪車 リヤカー一杯の草

男子はリヤカーや一輪車。グランドの一角は、運ばれた草で山ができる。

アリの巣の観察 首飾り

30分すぎると少し気が緩むか。枯れた木の根を掘り起こして、巨大なアリの巣に群がる生徒、シロツメクサで首飾りを作る生徒も。

草むしりという作業だけでなく、自然とのふれあいを楽しむ時間になりました。

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情報B:アルゴロジックトライアル

アルゴロジック2時間目のクラスにて、正解数を競うトライアルを行う。

情報Bの3クラスの中で、このクラスは昨日に続いての授業。昨日はアルゴロジックの作者であるNECの大山氏が授業を訪問し、激励の言葉をいただいている。予告通り、今日はトライアルを行った。

アルゴロジックトライアル中 4組優勝ペア

FlashPlayerの更新が上手くいかないPCがあったので、2人ペアでの実施とし、一問ずつ交互に操作することとした。時間は30分で、全問題公開のフルバージョンを使って、初級問題から挑戦させていく。

ループも初めてのところ、二重ループを使う問題もある。それでも相談しながら楽しく取り組んでいる。解けるたびにハイタッチするペアも。

30分後、問題選択画面をキャプチャしてWordに貼り付けて提出させる。初級だけだったが、解けた問題が10題のペアが優勝。4ペアまでにJEITAからの賞品が進呈された。

来週月曜はもう一つのクラスのトライアル。10題解答を超えるか。。。


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2010年7月 7日 (水)

第2回教育課程研究会研究推進委員会(情報部門)

14時より金沢総合高校にて標記の委員会に参加

第1回は総合教育センターで行ったが、本日は委員のいる学校にて。途中、金沢総合高校の産人の発表会の様子を見たが、このように事例紹介と情報交換の場とするには、各校で行うことの意味は大きい。

当面の目標は、10月から11月に全ての教科で実施される公開研究授業について、情報部門のテーマと対象の授業を決めていくこと。全教科での研究テーマは「生徒の学習意欲を引き出し主体的に学習に取り組む態度を育成する授業改善の研究」となっている。

本日は、委員の学校でその頃に行う予定の授業から公開授業の対象としての候補を持ち寄った。委員5名の内、総合学科高校が3校あるので、マルチメディア関係など、共通教科情報を超えた内容もある。

「情報の科学」に繋がるアルゴリズム関係では、スクイークとドリトルの授業案が出ていて、生徒の主体的な活動という点で、スクイークの授業案が選ばれた。
これは私から出した授業案の内の一つだが、他の研修会で実習する内容とかぶらないように修正が必要。生徒が主体的に作品を作れるように、公開授業の時期を睨みながら授業展開を考えていくことになる。

中長期的な問題解決が山積している。
来週までインターンシップの事前指導引率など、出張によって校務が滞ることが予測される。こちらの処理が、現在の問題解決だ。

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2010年7月 6日 (火)

産業社会と人間:事業所見学

1年次生全員が25の事業所に分かれて見学に出かけた

「産業社会と人間」の一環で、十分な事前指導の上、本日の事業所見学を迎えた。天気予報も良い方向に外れ、情報の授業で作成した「しおり」を片手に、一日あるいは半日の見学を行った。

私は、9名の生徒を引率して、海洋研究開発機構(JAMSTEC)へ。午前中は横浜研究所、午後は横須賀本部と、盛りだくさんの「本物」の見学と、「そこで働く人」からのお話を伺った。

まず最初に、広報担当の方より、事業の紹介と、「働くことについて」のディスカッションを行った。
もちろん、生徒はこれで将来を研究職や船乗りと決めるわけではない。自分の将来に関心を持つことがこの時期のキャリア教育の目的だ。

次に、スーパーコンピュータ地球シミュレータの見学と説明。免震構造の巨大な建築物に、旧地球シミュレータの3分の1のスペースで2倍以上の速度で計算するシステムがある。上からの見学だが、195億円という金額など、生徒にとっては驚きの連続。

地球シミュレータセンター 新地球シミュレータ

毎年人気のある高圧実験。生徒は思い思いに実験したい物を持ってきている。最初に、JAMSTECが用意しているカップヌードルのカップを使って100気圧に。みるみる縮んでいく様子に感動!
生徒が持ってきた、硬式テニスボール、ソフトテニスボール、スーパーボールを一緒に実験。加圧直後にソフトテニスボールがへこみ、硬式テニスボールが同様にへこむ。スーパーボールは不変。
そのほか、ゆで卵や、造花、生花、石なども実験しました。

高圧実験のデモ へこむテニスボール

昼食後、京浜急行とバスを使って、横須賀本部に移動。

ちょうど寄港していた深海潜水調査船支援母船「よこすか」の会議室で様々な研究船・施設・設備の説明を受ける。午前中は宇宙飛行士の若田光一さんが来ていたという。

本日16時に出港するというので、乗員が準備にかかっていた。
運よく、ブリッジ(操舵室)、調査船からの情報を解析するシステム、エンジン、有人潜水調査船「しんかい6500」の代わりに搭載された深海巡航探査機「うらしま」など、その持ち場の乗員から説明を受けることができた。

操舵の機器の説明 うらしまの説明

「よこすか」から降りて、調整中の本物の「しんかい650」で説明を受ける。現役の操縦士からの説明なので、質問には何でも答えてくださる。

「しんかい2000」も展示されており、生徒からは『映画の場面とそっくり!』という声。事前指導の一環として、「日本沈没」のDVDを見せてきたが、この整備場倉庫での撮影場面を思い出したのだ。この事前指導は効果絶大で、「しんかい6500」のマニュピレータなど、動作が分かっているだけに、質問が出やすかった。

しんかい6500の実物 よこすかを見送る

海洋科学技術館で、「しんかい6500」の模擬操縦や展示物見学を楽しむ。

そして、16時。「よこすか」の出港を見送って見学を終了。
一日の見学を案内してくださった広報担当にお礼を言って解散。私にとっても素晴らしい一日でした。

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2010年7月 5日 (月)

情報B:アルゴロジックに挑戦

情報Bのクラスにて、アルゴロジックに初挑戦。

1年次7クラス中、情報Aと情報Bに分かれるクラスが3クラスある(他の4クラスは全員情報A)。そのうちの1クラスにて、授業でアルゴロジックを解かせた。

アルゴロジックに取組む様子

事前に、校内Webにアルゴロジックのリンクを貼るとともに、FlashPlayerの更新手順を示しておいた。アルゴロジックはFlashPlayerのバージョンが低いと更新データを引っ張るため、その対応を実践で学ばせるいい機会だ。ハードディスク復元ソフトが動いているので、起動するたびにこの作業を行うことになる。当面は、勉強として、このままにしておきたい。

生徒の感触は、なかなか好評。隣の生徒と相談したり、教え合ったりで楽しんでいる。いきなり上級の問題にチャレンジして苦しんでいる生徒もいる。

次回は競技的に行うことを伝え、自宅での学習も勧めた。

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2010年7月 3日 (土)

地鎮祭

隣の両親に付き添ってアパート建築の地鎮祭に参加

朝一番で鶴見総合高校に行く。校外連携部会の秋の土曜公開講座についての資料を引き渡すため。
しかし、Y先生はいつもいらっしゃる。ハングル語の授業の準備をされていた。

昼前に家に戻って、両親が建てるアパートの地鎮祭に参加する。神主さんは、妹の嫁ぎ先のお父様。

地鎮祭 地鎮祭

天気も持って、無事終了。お昼を御馳走になって、自宅で仕事。

7月21日に総合教育センターで講師を務める研修会の資料を作成。次いで7日の教育課程推進委員会の資料を作成し、少し安堵感。明日は職場でPC教室の更新に関する資料の点検、と、県から与えられる仕事が多すぎる。
読みたい本が溜まっているのだが。。。

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2010年7月 2日 (金)

探求(課題研究):中間発表(1)

今週と来週の計4時間を使って、3年次の課題研究の中間発表

3年次の総合的な学習の時間「探求」では、約20名づつ、12のホームベース(HB)に分かれて課題研究を進めている。今週の2時間と、来週の2時間を使って、それぞれのHB内での中間発表が行われる。

私を含む2名で担当する情報科学系列のHBは人数が少なくて15名。本日は7名の発表を行った。活動場所として、PC教室があてられているが、本日はプロジェクターを他のHBに貸出しているので、中間モニターを高く配置して代わりとする。司会、タイムキーパー、ビデオ撮影と、全ての役を生徒が行う。キャリア教育の視点からも、この指導が大切だと考えている。

中間発表の様子 100702tankyuu02

一人、6分の発表と2分の質疑応答という予定だが、実際には質疑応答は2分で終わらない。1名の指定質問者を当てているが、生徒も教員も追加して質問を浴びせるからだ。

本日は、神奈川県総合学科教育研究会の教育課程部会の会合が本校で行われた。その会合に先立って、来校された先生が、課題研究の中間発表を見学された。情報科学系列には、横浜総合高校と藤沢総合高校の先生が見られたが、いかがであっただろうか。。。

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2010年7月 1日 (木)

総合学科合同Web作成委員会(広報委員会)

授業のため少し遅れたが、15:30より横浜にて標記の会議

先週の担当者会議で課題を洗い出したので、分類した項目に対して委員会の意向を確認していく「仕分け作業」。この結果を受けて、総合学科校長会で決定する。

Web作成広報委員会

今年から担当校長を引きうけて下さったS校長、およびシステムをサポートしてくださる専門学校の先生方には、本当に感謝している。

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DTP入門:体育祭新聞の相互評価

月曜のクラスに続き、木曜のクラスも新聞が完成した。

こちらは、1・2年次生で18名。月曜のクラスと違って、作品をプレゼンするには時間が足りない。
このクラスでは、中央モニターにひとりずつ作品を映して、座ったまま自分の作品のPRをさせている。その後、新聞を順に閲覧して相互評価を行う。記事にも凝っているので、まだ短いが1分15秒で隣に廻す。

記事も評価対象 他人のレイアウトも参考になる

相互評価の閲覧後、自分の作品をブラッシュアップして再提出。目が肥えてくると、微妙な隙間も揃えたくなってくる。

今年はレベルが高い・・・ 来週の掲示が楽しみだ。

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