インターンシップ巡回訪問:ヨコシネDIA
午前中、渋谷のヨコシネDIAビデオフィルムセンターへ
今週の平日5日間、2年次生2名がインターンシップでお世話になっている。実習中に一度は訪問して、様子を伺っている。
本日は、2名が別々の作業を行う日。最近、テレビで放送される映画に「デジタルリマスター版」と書かれているが、いずれも、その「デジタルリマスター」の作業。
前者は、古いフィルムからディジタルデータに取り込んであるモノクロ映像から、ゴミ取りをする作業。社員がマンツーマンで指導してくれている。この作業に特化したソフトにより、範囲指定すると簡単に修復される。複雑な部分は手動で行なっていた。コマ数が多いので、一作品を修復するためには膨大な時間がかかる。プロとして、「そこまで」というくらい細かな修正を行なうようだ。
後者は、フィルムから各コマを読み込み、その部分への色補正のデータを作成する作業。輝度とRGBの波形をモニタリングしながら、場面ごとに補正データを作成しているところ。一本のフィルム全体の補正データが完成したら、補正作業と同時にフィルムからディジタルデータに変換する。
もちろん高機能の機械があってのことだが、このような職人芸を指導していただける生徒は羨ましい。
自分もやってみたいという気持ちを抑えて、インターンシップ実習の負担にならないよう見学させていただきました。生徒にも教員にも「キャリア教育」になっています。
ヨコシネDIAの職員の皆様、どうぞよろしくお願いいたします。
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