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2010年6月 3日 (木)

スクイークでプログラミング(1)

「情報B」の授業は、スクイークを使ったプログラミング学習に入る

1時間の余裕を持たせて前期期末試験の範囲を終えた。ここからスクイーク(2005J)を使ったプログラミングの導入に入る。今年の「情報B」の生徒は、誰もスクイークを使ったことがないようだ。

まず、最初の題材が横浜清陵総合高校の校章を描かせること。通称「スパイラル」と呼ばれている校章は、現在、相模向陽館高校の副校長であられる小島淳子先生の提案。らせん多辺形の一種である。

【 校章の由来 】
総合学科高校である本校の理念の基に集う人々が、現在から未来へ、この場所から世界へと「時空」を広げながらスパイラル(らせん)的に夢を実現して行く姿を表しています。

校章描画のアルゴリズム

「進んで回転」というステップを徐々に増やしていくことで、タイルの操作に慣れ、スクリプトによるオブジェクトの振る舞いを理解していく。

徐々にステップを増やして描画する

完成した生徒から歓声があがる。

校章描画の様子

ここで、実際の校章と何かが違うことを発問する。
しばらくすると気付く生徒が出る。「左に60度回転」という部分が実現できていない。「右」に回転してしまっている。
次に、どのように改良したらよいか発問。これも気付く生徒が出てくる。修正して、実行。

右側が正しい描画

厳密には全体を回転させる必要があるが、いずれその解決策を問う。

次に、正多角形を描く。正方形は90度回転すればよい。「正三角形は?」と指名して発問すると、必ず「60度回転」という返答。これがミソ。
実行させると、すぐ、外角の120度が正解と気がつく。

正六角形は正三角形を描く時に予習してしまっているので、正五角形の描画を考えさせる。当てずっぽうの角度を使った生徒も、偶然の綺麗な図形に感動している。

何名か正解の描画をしはじめる。しかし、正解を出していた生徒の多くは、内角を求めてから外角を出しているので、「では正10角形は?」と個別に質問する。
さらに、「正方形は、4回回転して元の向きに戻る」「正三角形は、3回回転して元の向きに戻る」と解説すると、残りの生徒もすぐに気付いてくれる。
つまり、「正N角形の外角は、360度÷N」である。

正多角形の描画

スクイークは任意の場所に保存する際にクセがある。最後のこの指導が一番手こずった。

■再来週から3週間の実習を行う教育実習生を今日の授業に参加させた。今日の見学は実習時までのイメージ作りに役立つはずだ。

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コメント

スクイークのすごいところは、正7角形でも正11角形でも、整数でない角度を割り算で数値を指定すれば描けることだということに気がつきました。

投稿: y.tanikawa | 2010年6月 5日 (土) 16時49分

谷川先生

アドバイスありがとうございます。早速確認してみました。
この段階では深く触れないようにしますが、後々、精度について考えさせる機会を作れたらと思いました。

投稿: VX | 2010年6月 5日 (土) 23時48分

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