アルゴロジックとスクイーク
巷でうわさのアルゴロジックを試してみました。
ソースを入力するプログラミング環境は、入力ミスによるプログラミング嫌いを招く。そこで、高校生でも入門にはタイルスクリプティング系が良いかと、2年間「情報B」で扱ったスクイークと、新たにスクラッチに注目していた。
アルゴロジックはWeb上で操作でき、ゲーム感覚で気軽に楽しめる。旗を集める問題と、図形をトレースする問題があり、ロボット君に動きの指令をタイルで並べていく。簡単な問題から、だんだんと難易度が上がっていく。さらに、ミッションを達成しても、ステップ数が多いと、二重丸はもらえない。これが、面白いところだ。
このタイプの動きはスクイークで結構こなしている。操作方法も丁寧なので、説明を読むのを含めて50分ほどで全問クリア。
スクイークと違うところは、後ろに進めないことと、ループの設定が楽なこと。「クリアー」と「◎」「○」の表示が楽しいこと。
授業では、アルゴリズムの導入として、スクイークで多角形やらせん多辺形を描くところから始めるので、その復習として触らせてみると良いかと思う。スマートなアルゴリズムを考えさせるのに適している。
スクイークを使ったアルゴリズムの試験も行なってきたが、アルゴロジックを制限時間内で何題解けるか、実技試験してもよさそうだ。
スクイークでは、スクリプトから紙に図形を描かせる問題、図形からスクリプトを書かせる問題も扱った。上の2例は、どちらもペーパー試験で使った題材。アルゴロジックも同様の問題を作ることが出来そうだ。
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