東京都高等学校情報教育研究会 研究大会
基調講演は、萩谷昌己先生(東京大学大学院情報理工学系研究科教授)。予定のテーマ「大学からの高校情報科教育への期待」とは少し違ったが、東大での情報教育の現状(一側面だが)が分かった。
午後は、企業展示見学と口頭発表・ポスター発表。用意されたポスター発表は3本。
・専門科目「マルチメディア表現」の授業実践 梅沢崇先生(都立新宿山吹高校)
・トランプパケットで「パケットって届くんだ!」 清水紀行先生(都立小金井北高校)
・色の3原色・光の3原色 佐藤義弘先生(都立東大和高校)
佐藤先生のお土産ネタが面白かった。ブログで紹介されているのでご覧ください。
どれも興味を引く内容でした。さすが東京は層が厚いと思います。
私は、都高情研の会員ではないのですが、「資料提供」という形で机を割り当てていただきました。「情報デザイン入門」というタイトルで、
・校内ポスター作成上の指導
・三つ折ポートフォリオ作品
について、説明させていただきました。
美術センスがなくとも指導ができる。情報の構造化と整理・レイアウト・色使いなど、技術とセオリーを指導すれば、生徒が自主的に良い作品を作っていく。ということに重点を置きました。
これから、コンテンツ系の科目の需要が増えていくと思います。教科情報として、一定レベルの情報表現の指導が普及することを期待しています。
研究大会運営の皆様、ご苦労さまでした。
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