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2010年3月 9日 (火)

第二回総専協事業委員会

15時~17時。相鉄岩崎学園ビルにて標記委員会に参加。

正式には「総合学科高等学校と専修各種学校との教育交流協定における事業委員会」という。毎年3回行なっているが、今年は秋に総合学科全国大会が神奈川で開催されたため、1回を省いている。

総専協事業委員会

総合学科高校側からは、校長5名と教頭1名、そして校外連携部会理事の私を入れて7名が参加。専修各種学校側からは、岩崎幸雄会長を含めて8校から9名が参加。

まずは、情報交換を兼ねて「就職状況」の報告を行なった。総合学科では、普通科高校に比べて社会観の養成が出来ているからか、就職率が高い状況が伝わった。専修各種学校からは、就職活動が前年度3月には始まっていることが伝えられた。

専各協会の岩崎会長から、深刻な就職氷河期に対する動きの説明をいただいた。いつもながら視野の広い活動には敬服する。

伺った話は、今年度神奈川の高校では600人の就職未定者がおり、高校教育課から専各協会に、その内の200名の職業訓練指導を依頼され、その準備をしているということ。5月末から、無償で6ヶ月の訓練コースを実施し、さらに希望職種に応じて実践演習コースの実施又は公共職業訓練へ誘導するという。神奈川の専各協会は、総合学科高校との連携が進んでいるが、さらに幅広く若者の教育について考えていただいている。

総合学科が高校改革のパイオニアと呼ばれて久しい。本校の場合は「産業社会と人間」「コミュ二ケーション」で養った職業観から就職指導に積極的に乗ることができ、第一希望の就職率が極めて高い。普通科高校でも、キャリア教育を充実して就職指導(進学後の就職も含む)に繋げると良いと思う。培われたノウハウを普及するためにも、当面はブログにて情報提供を心がけていきたい。

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