DTP入門:期末試験は総合課題のプレゼン
本日から後期期末試験。まず最初に、「DTP入門」のプレゼンの試験。
「DTP入門」は2単位の学校設定科目。平成17年より、商業の指導要領科目「文書デザイン」から逸脱するために「情報科」の科目としてスタートした。入門科目として、Word・PowerPointで作品やイラスト制作に慣れ、Publisherを使って普遍的なDTP技術を身につけている。
年明けから、1年間の作品を盛り込んだ三つ折ポートフォリオを作成している。A4サイズの両面印刷で、三つ折チラシの要領でストーリーのある作品を作る。いよいよ、期末試験として作品のプレゼンをする時間。ここでは作品を釣り込むための「プレゼン」の技術を評価する。試験終了後の授業にて、プレゼン後に修正した作品を提出させ、作品についての相互評価を行なう。
試験監督に割り当てられた先生には、ビデオ撮影とタイムキーパーをお願いした。私は、実物でのプレゼンの直前に、中央モニターで作品の両面を表示し、試験全体の進行を管理する。
教員機で、生徒作品を開き、中央モニターに転送表示する。プレゼンする生徒は結構噛むが、60秒~90秒という規定時間にはしっかり納める。この試験方法の副産物として、コンセプトがはっきりして、作品の質が高くなることがあげられる。
今年は、過去最高のプレゼンと作品の出来かと感じている。先輩の作品の活用により、教員側からの作業説明もスマートになってきている。
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