高校生の食育ビデオ塾2009(2日目)
昨日に続き、東京大学の福武ホールの施設で標記セミナーに参加
午前中の制作作業後、第2回試写会。まだ音や映像、イラストなど素材不足が目立つが、作品の方向性は見えてきた。コメントシートを交換し、チームを解体して混成グループで昼食+懇親会。高校生はこの交流を結構楽しんでいる。
午後一番、紙に描いたイラストを切りとって、背景イラストの上に配置して写真を撮るグループ。セルアニメのコマ撮りのような作業だ。
機材入れのキャスターの上に折りたたみ傘を固定し、先頭のキャップをはずしてネジでデジカメを固定する。写真では、デジカメをはずしているが、床の白いボードの上にイラストを置いて定点撮影する。傘のネジがこのように使えることを初めて知った。
室内の明るさが不足しているので、写真のダイナミックレンジが狭い。安価なデジカメで撮影しても、画像が不鮮明だ。午後の制作作業では、スキャナーやデジカメでイラストを取り込むグループをサポートした。具体的には、Photoshopが入っているPCで、撮った画像を色調補正する下請け作業。色調補正の効果は絶大で、元画像のままでは使えない。Photoshopレベルの画像処理は情報科教員には必須の技術だ。
午後、制作時間終了が近づくと、どのグループも神経を尖らせて作業している。
いよいよ発表会。どのチームも形としては完成したが、「時間が足りなかった。スケジュール管理が甘かった。」という反省が。
ある教員からは、「2日目の作業の追い込みがすごい。実は昨日の様子ではどうなるか心配だった」とのコメント。みな、高校生のアイディアと行動力に感心している。
内容が濃いセミナーもいよいよ閉幕。最後に記念撮影を。
最終作品は、12月28日にアサヒビール工場で発表する。指示は今後。
■高校生にとっても、引率教員にとっても、視野が広がる機会となりました。主催者のアサヒビール様には素晴らしい施設と機材を用意していただき、感謝しています。また、声をかけていただいた西澤先生、ありがとうございました。
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