DTP基礎:評価活動を満喫
短期集中講座「DTP基礎」の評価を行なった
お盆なので部活動も少ない日。逆に、部活で忙しい生徒から、夏休みの宿題のためにコンピュータ室の開放を頼まれていた。この機会に、「DTP基礎」の評価を済ませた。
一つの作品を評価するために、以下の資料を用いる。
・ラフスケッチ
・印刷した中間提出作品
・アドバイスを受けて改善した完成作品
・電子データ
・相互評価前のPR文
・相互評価後の次の作品への抱負文
作品からは、レイアウト、揃え、配色、タイトル・見出し、誘目性、文字組みなど、情報の伝達に対する配慮を重点に、観点別で評価する。情報科学系列の科目なので、「アート」性ではなく、リテラシーとしての「情報デザイン」力を評価する。
左の写真は、総合課題の「三つ折チラシ」。内容は、授業で制作した作品のポートフォリオである。ちなみに右下の3つはインターン生の作品。こちらは、開く過程のストーリーや作品の紹介文も評価項目になる。自分の成長過程を綴るので、活きた表現が多く、どれも読み応えがある。
毎年、新しい発想の作品が楽しみだが、今年は、右の写真のように切り込みを入れたものが現われた。外面は封筒、内面は便箋、さらに、羽ペンのイラストが添えてある。陳列する三つ折チラシとしては適さないが、訴求力が抜群だ。手に取って中を見たくなる。
規定課題が4つ、オリジナル課題が5つ。6時間かかったが、評価活動を満喫した。
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