図形と画像の処理:カメラワークの講義とPOV-Rayでの実習
専門教科情報の「図形と画像の処理」。カメラワークの講義と体感するための実習。
次回から3時間は、夏休みを挟んでDoGAで3DCGアニメーションを扱う。その前にカメラワークの講義をし、使い慣れたPOV-Rayを使って実習を行なう。
講義では自作プリントと、総務省のサイトの映像不思議シミュレータで説明した。
次に、POV-Rayを使って、模擬体験を行なう。結果を画像として残せるのが強み。
上図の反転部分がカメラの設定。焦点は原点のまま、位置と画角を変化させる。POV-Rayでは、X、Y、Z軸の正方向が、順に右、上、奥となっている。
ブログの幅に収まるようにレンダリングの画像サイズは小さくしてある。
まずは、ハイアングルとローアングル。カメラのY座標を変えて実験する。
カメラをX軸、Y軸、Z軸方向に動かすことを、順にトラック、クレーン、ドリーと呼ぶ。特に、ズームと間違いやすいので、ドリーイン・ドリーアウトした結果を、分かる名前をつけて残す。
カメラの位置を変えずに、画角(アングル)を変えることをズームと呼ぶ。ズームイン・ズームアウトした結果を、分かる名前をつけて残す。
9月第2週からの前期期末試験では、これらの操作と結果の図の対応を問う問題を出題する。ドリーインとズームインの違い、ドリーアウトとズームアウトの違いをしっかり説明できるようにしておいて欲しい。
そのほか、パン、ティルトを解説した。
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