産業社会と人間:事業所見学
いよいよ事業所見学当日。私は、ヨコシネDIAに引率した。
13名の生徒と9:20に渋谷駅ハチ公前に集合。自宅付近の交通事情で若干遅れた生徒がいたが、連絡が取れ、10時の開始には間に合った。
一度打合せに行っているので、見学の概要は理解していたが、予想以上の体験実習をさせていただいた。各部署の担当者が高価な機材で「本物」の体験実習を用意してくださり、生徒に将来の「夢」を持たせてくれたプログラムだった。
午前中はヨコシネDIAフィルムセンター内で体験実習。生徒13名と私を、7名の2班に分けて行動する。
まず、校歌の朗読の収録。収録専用の無響室で生徒が交互に吹き込む。マイクの性能が良く、息継ぎまで分かる音質にびっくり。そしていくつかのBGMとミキシングしてMA(マルチオーディオ)作業の体験。特に、声優やナレーター志望の生徒4名は大感激だった。
部屋を移して、サラウンド機能を効かした音響体験。映画クリップでスゴイ臨場感を体感することができた。
次はノンリニア編集。DaVinciで色調補正の体験、Avid社のPCでタイムライン上の操作の体験。本物の装置は操作の感触が全く違う。校内の事前学習で行なったAfterEffectsの体験が役にたったようだ。
写真のように、生徒は説明中のキーワードをしおりにメモしている。
昼から、すぐそばのNHKに移動。生徒たちの将来に期待をかけて、昼食をごちそうして下さった。感謝!
スタジオパークの見学コースで、各自1時間の自主見学。声優志望の生徒たちは、アフレコ体験と、ニュースキャスター体験で盛り上がっていた。
ヨコシネDIAの社員の方の配慮で、その後、特別に2つのスタジオ内を見学させていただいた。ブルーバックのスタジオでは、クレーンにつるされたカメラで松平アナを撮影すると、モニターには背景と合成されて映る様子を見学。他のスタジオでは、連続テレビ小説「つばさ」のセットでの撮影を見学し、照明の調整など身近に見ることができた。「天地人」の収録が行なわれているスタジオには入ることができなかったが、廊下ではヨロイを来た役者さんたちを目の前にした。
15時の解散まで、充実した見学だった。ヨコシネDIAの皆様、ご協力ありがとうございました。
本校では、映像関係や演劇関係の授業もあるので、その関係を希望する生徒が多い。その意味でも、ぜひ来年も見学を受け入れていただきたい。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント