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2009年7月27日 (月)

情報部会:第1回研究会の実施

湘南台高校にて、この夏第1回目の研究会が実施された。

「情報デザイン」をキーワードに4本の発表があり、19名が実習やワークショップを楽しんだ。

(1)湘南台高校の諏訪間先生
地図を比較する事例 生徒作品の掲示物

「情報デザインの手法を取り入れた、情報の授業」というテーマで、地図やチラシ作りを題材にした、受け手の視点に立った情報発信」を指導事例、作品例などを交えて紹介。廊下には、カップ麺を食べるまでの手順を図解した作品が掲示してあり、実践の様子が良く分かりました。

(2)横浜清陵総合高校の五十嵐(私)
「伝えたいことを校内ポスターに表現するポイント」というテーマで、指示用事例と、生徒の作品を使って紹介させていただいた。
次に、Publisherを使っての実習を2つ。
●タイトルの作り方(フォントの選び方、行間、トラッキング・カーニングによる文字詰め)、本文の適切な行間と、テキストボックスのリンク機能の実習。
●イラスト素材を自分で作れるように、かえでの葉っぱとハートをベクトル描画する実習。

(3)日本学園高校の磯崎喜則先生
ワークショップの解説 635法からKJ法へ

「平成25年度に向けて高校情報教育の検討」というテーマで、コンピュータ教育から情報デザインへの提案。公開されている提案をさらに深められていた。
次に、発想法のワークショップ。マンダラート法と635法を組み合わせ、KJ法に発展させるというワークショップ。発想と調整力が鍛えられた気がした。

(4)海洋科学高校の若林庸夫先生
会場の様子 実習中の様子

「情報デザインの要素を取り入れた教材開発と実践」
というテーマで、「スパゲティーカンチレバー」のワークショップ。公開されている実践報告があるが、実際にグループワークで取り組んでみると、観察力や問題解決能力という情報を利活用する力の育成に役立つことが分かった。

最後に、新しい学校の開設準備に関わっておられる保副先生より、準備会議で実践している「ワールドカフェ」の様子を紹介していただいた。

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