短期集中講座「ロボット入門」初日
本校の正規の授業として「短期集中講座」のシステムを利用している
長期休業中に単位認定を伴う授業(または一部の授業)を行なう「短期集中講座」では、長期休業中でなければ実現できない授業でなければいけないという条件がある。前任校で全定合同の単位制普通科への改編に関わった際から、積極的に科目開発を行なってきた。特に1日に6時間や7時間で授業を展開する場合、魅力ある科目を用意してもいわゆる受験科目を優先すると、受講することができないことが多い。短期集中講座として取り出すと、発展的な内容を提供することができ、生徒も受講するチャンスが増える。さらに、教室も自由に使え、教員側のサポートも充実するという、リソースの活用も大きなメリットである。もちろん、行事や委員会、他の科目を意識せずに、集中して学ぶことによる学習効果も高い。
例えば、所属する情報科学系列では、理系進学の生徒の受講チャンスを広げるために、平常の2単位で開講する予定だった科目「コンピュータ技術」を、1単位の短期集中講座に変更して開講した。この科目では、授業の一部を、専門学校の施設にて、専門の講師による実習指導を展開していただいている。
本校では、長期休業中だけで1単位を完結する科目が3科目、2単位を通常の授業1単位、短期集中講座に1単位を振り分けている科目が3科目ある。
本日から始まった「ロボット入門」は前期のみの講座で、通常の木曜午後に2時間の授業を行い、夏休み中に6日間(36時間)の授業を行なって、合計で2単位となる。夏休み中は、校内での実習に加え、工業高校にて3日間の実習を行なう。
まずは、校内にてレゴマインドストームRCXを使った実習を行なう。工業高校での発展した実習に繋げるために、担当の教員も熱が入っている。
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