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2009年7月31日 (金)

短期集中講座「ロボット入門」初日

本校の正規の授業として「短期集中講座」のシステムを利用している

長期休業中に単位認定を伴う授業(または一部の授業)を行なう「短期集中講座」では、長期休業中でなければ実現できない授業でなければいけないという条件がある。前任校で全定合同の単位制普通科への改編に関わった際から、積極的に科目開発を行なってきた。特に1日に6時間や7時間で授業を展開する場合、魅力ある科目を用意してもいわゆる受験科目を優先すると、受講することができないことが多い。短期集中講座として取り出すと、発展的な内容を提供することができ、生徒も受講するチャンスが増える。さらに、教室も自由に使え、教員側のサポートも充実するという、リソースの活用も大きなメリットである。もちろん、行事や委員会、他の科目を意識せずに、集中して学ぶことによる学習効果も高い。

例えば、所属する情報科学系列では、理系進学の生徒の受講チャンスを広げるために、平常の2単位で開講する予定だった科目「コンピュータ技術」を、1単位の短期集中講座に変更して開講した。この科目では、授業の一部を、専門学校の施設にて、専門の講師による実習指導を展開していただいている。

本校では、長期休業中だけで1単位を完結する科目が3科目、2単位を通常の授業1単位、短期集中講座に1単位を振り分けている科目が3科目ある。

動作をプログラムする実習

本日から始まった「ロボット入門」は前期のみの講座で、通常の木曜午後に2時間の授業を行い、夏休み中に6日間(36時間)の授業を行なって、合計で2単位となる。夏休み中は、校内での実習に加え、工業高校にて3日間の実習を行なう。

まずは、校内にてレゴマインドストームRCXを使った実習を行なう。工業高校での発展した実習に繋げるために、担当の教員も熱が入っている。

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2009年7月30日 (木)

情報教育関係の問い合わせが2件

対外的な用務がなく、仕事に打ち込めるレアな1日。県の仕事で、明日が締め切りの書類作成に取り組んでいたところ、情報教育関係で2件の電話連絡があった。

まず、情報で教員採用候補者選考試験1次に合格された方から連絡があった。取り急ぎ、来週の短期集中講座「DTP基礎」で現場の教育実践を見ることと、8月14日の研究会の参加を勧めた。採用される前から、多様な教育環境を見ておくことは価値がある。まして、過去の採用者が総合学科を含む新タイプ校に配属されることからも、無駄なことではない。

次は17時過ぎ、出版社の方からPHSへの問い合わせ。私の「教科書執筆はしない」方針は承知の上で、教材開発についての相談があるという。私の方も新カリへの関心と、「情報デザイン」の教材開発という狙いがあるので、まずは話を伺う日を決めた。

過密なスケジュールだが、前向きに。

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2009年7月29日 (水)

情報部会:第2回研究会の実施(2)

昨日に引き続き、『「CG」と「図形と画像の処理」ワークショップ2』の講師

午前中はAfterEffectsでできることを把握してもらうため、3つの作品を一緒に作った。「図形と画像の処理」の授業で用いたプリントを配布し、操作のポイントもきっちり理解してもらう。

特に取り上げた項目は
 ・トランスフォームのキーフレーム設定
 ・キーイングでGIFアニメからブルーバックを抜く
 ・マスクにより、立体感を演出する

3つ目の課題は、テキストアニメーションを題材にしたもの。コンポジションを複数作ってそれぞれで異なったアニメーションを作成し、これらを一つのコンポジションに統合してから書き出す。これは、短いカットをつくって、ムービーとして統合する手順を理解してもらうためでもある。

午後の課題は、画像とクマアニメを統合したショートムービーの作成であることを説明し、絵コンテの用紙を配布して昼休みとした。

マスクの作業中 作品発表の様子

午後は2時間30分をかけて自由作品を制作し、互いに発表し合った。MIDIのデータからBGMをつけることに熱中されていた先生、動画との合成にこだわれた先生など、様々。生徒とは違った発想の組み立て方が多く、私としても勉強になった。

他の総合学科高校で、今年入ったAfterEffectsを使えるようにと参加した先生もいた。そうでない先生方も、AfterEffectsに魅力を感じられた様子。オリジナル作品でアイディアが浮かばなくて困られた先生もいるが、短時間での研修なので、それは構わない。授業や校務で使わずとも、テレビや映画を見て「これはあの機能」だと気にしてもらえれば、研修の成果として十分と考えている。

また来年も同じ内容で行なうこともアリか、あるいはアンケートにあったように、情報科教員としてのIllustratorとPhotoshopの使い方にするか。いずれにせよ、コンテンツ制作系の指導で悩まれる先生もいるようなのでもうしばらく頑張ろう。

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2009年7月28日 (火)

高等学校学習指導要領解説

文科省のサイトで、高校の学習指導要領の解説が公開されつつある

7月15日には、総則と、数学・理科・理数のみの公開だったが、本日は以下のように増えている。「情報」はまだか。

7月28日の公開状況

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情報部会:第2回研究会の実施

本校にて、明日まで2日連続の研究会が実施された

テーマを『「CG」と「図形と画像の処理」ワークショップ2』とし、昨年度のワークショップの続編となる。定員を超す応募があり、4名ほどお断りさせていただいた。情報部会研修委員の援助参加もあり、15名の受講者で満席。さらに、CG-ARTS協会の方が、一日中見学されて恐縮しました。

研修中の様子 Mikotoの作業画面

今回は、昨年度の「図形と画像の処理」の後期の授業をベースとしている。本日の内容は、MetasequoiaのモデリングとMikotoでのアニメーション化。テキスト「入門CGデザイン」を使って理論を補足しながらの実習を行なった。

午前中は、デジハリ大に在学中の卒業生、午後は現3年次の生徒がアシスタントとして付いてくれた。二人とも「図形と画像の処理」の授業にしっかり取り組んだ生徒で、昨晩、今朝の声掛けに応えてくれた。教員として大変嬉しく思う。

明日は、CGアニメーションと写真を合成したムービーを作成する。午前中にAfterEffectsの基本操作(キーイング、マスク、トランスフォーム)を押さえ、午後はオリジナル作品の制作を予定している。

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2009年7月27日 (月)

教員採用候補者選考試験:1次合格者発表

本日、神奈川県の教員採用候補者選考試験の1次の結果が発表された

合格者と実施状況が発表され、8月2日まで掲載されている。
情報科は採用予定者5名のところ、66人が応募、54人が受験し、1次試験には20人が合格した。

合格者の受験番号は、4000番台が15人、6000番台が2人、7000番台が3人。一般選考と、特別選考(正規教員経験者、臨時的任用職員経験者)、特別選考(社会人経験者)によって番号が分けられていると考えられる。

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情報部会:第1回研究会の実施

湘南台高校にて、この夏第1回目の研究会が実施された。

「情報デザイン」をキーワードに4本の発表があり、19名が実習やワークショップを楽しんだ。

(1)湘南台高校の諏訪間先生
地図を比較する事例 生徒作品の掲示物

「情報デザインの手法を取り入れた、情報の授業」というテーマで、地図やチラシ作りを題材にした、受け手の視点に立った情報発信」を指導事例、作品例などを交えて紹介。廊下には、カップ麺を食べるまでの手順を図解した作品が掲示してあり、実践の様子が良く分かりました。

(2)横浜清陵総合高校の五十嵐(私)
「伝えたいことを校内ポスターに表現するポイント」というテーマで、指示用事例と、生徒の作品を使って紹介させていただいた。
次に、Publisherを使っての実習を2つ。
●タイトルの作り方(フォントの選び方、行間、トラッキング・カーニングによる文字詰め)、本文の適切な行間と、テキストボックスのリンク機能の実習。
●イラスト素材を自分で作れるように、かえでの葉っぱとハートをベクトル描画する実習。

(3)日本学園高校の磯崎喜則先生
ワークショップの解説 635法からKJ法へ

「平成25年度に向けて高校情報教育の検討」というテーマで、コンピュータ教育から情報デザインへの提案。公開されている提案をさらに深められていた。
次に、発想法のワークショップ。マンダラート法と635法を組み合わせ、KJ法に発展させるというワークショップ。発想と調整力が鍛えられた気がした。

(4)海洋科学高校の若林庸夫先生
会場の様子 実習中の様子

「情報デザインの要素を取り入れた教材開発と実践」
というテーマで、「スパゲティーカンチレバー」のワークショップ。公開されている実践報告があるが、実際にグループワークで取り組んでみると、観察力や問題解決能力という情報を利活用する力の育成に役立つことが分かった。

最後に、新しい学校の開設準備に関わっておられる保副先生より、準備会議で実践している「ワールドカフェ」の様子を紹介していただいた。

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2009年7月26日 (日)

横浜清陵総合高校吹奏楽部がんばれ!

吹奏楽部が明日の地区大会に向けて、最後の練習に励んでいる

明日の大会に向けての練習

この土日は多目的ルームを借り切って練習している。開校6年間でいまだ県大会に進出していないが、男子部員も増えてきたので良い成績を残して欲しい。
今年から吹奏楽部の副顧問になったからでなく、朝早くから音出しが聞こえる学校であることを喜んでいる。

明日は情報部会の第1回研究会に参加する。私も発表するので、今日はその準備をした。明後日からの第2回研究会の準備が厳しい状態だが、明日の懇親会を考えると、今晩これから頑張るしかない!

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2009年7月25日 (土)

パソコン部映像班:いよいよ撮影開始

メンバーが集まり、文化祭に向けて、映画作成に取り組んでいる

6月に入部してきたメンバーによる撮影が始まった。シナリオと絵コンテは夏休み前に完成している。夏休み中は、エアコンが効く5部屋のPC教室は、短期集中講座と補習で埋まっている。取り込みと編集でPCを使うので、PC教室が空いている土日を利用しての活動となる。今日は第1回目の撮影。

中庭での撮影 清水ヶ丘公園での撮影

校内および、隣の清水ヶ丘公園が撮影場所。天気は良いが、残念ながら風が強くて音声を拾えない。ガンマイクは無いし、最初からアフレコは難しい。撮れる場面は少なかったが、生徒は初めての作業を楽しんでいた。

お盆前には撮影を終了して、夏休み中に編集に入れるように指導していきたい。

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2009年7月24日 (金)

第7回レッツアクセス総合学科

明日、横浜西公会堂で開催する合同学校説明会の準備とリハーサル

県内の総合学科高校が生徒実行委員会形式で開催する神奈川県独自の合同説明会。遠方の総合学科高校が増えてきているので、2会場展開などが議論されているが、今回は例年どおりの会場での実施となる。

よく「総合学科生は元気だ」と言われる。結果としての発表活動が特に目立つが、その前段階で数々のハードルをこなして度胸がついているからだ。この合同説明会「レッツアクセス総合学科」に関わる生徒たちは、4月から会合を繰り返して準備してきた誇りを持っている。学校は違っても前向きに協力する姿勢からは、各校での学習活動の成果が伺える。総合学科の基盤となる「産業社会と人間」では、教員も、生徒と一緒に成長することを感じるくらいだ。

会場全景 リハーサルの様子

明日を控えて、午後から会場を借りてリハーサルを行った。総合学科ではスライドは使えて当たり前で、それ以上のインパクトを与える発表が展開されている。これは、大師高校の発表で、総合学科についての意見・感想をKJ法でまとめたものを、木の葉を使って表現している。

サイドスクリーンの拡大表示 展示物で説明する生徒

プログラム表示用のサイドスクリーンを、この時は展示物を拡大表示するために使う。校内の発表会でも使う手法で、このようなノウハウも新しい総合学科を含めて共有していく。本校の卒業生が、ビデオカメラの操作役として駆けつけてくれた。

明日の本番には、残念ながら部活指導のため参加できない。購入したばかりのHDビデオカメラを預けたので、記録編集作業で協力したい。

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2009年7月23日 (木)

新教育課程中央説明会資料の読み込み

文部科学省新教育課程中央説明会の配布資料をいただいた

各都道府県の担当者が呼ばれて21日22日に実施された説明会の資料。再配布可能ということでいただいたが、かなりのページ数である。いずれ全国都道府県教育委員会連合会のサイトや文科省の新しい学習指導要領のページにアップされるだろう。

まずは、専門教科情報の「情報デザイン」の説明を読み込んでいる。来週27日には、神奈川県情報部会の研究会「情報デザイン」に関する、実践報告及びワークショップを行なうので、4つの発表が指導要領のどの部分に該当するかを確認するため。

8月中に共通科目情報「社会と情報」「情報の科学」の調査研究協力員会があるので、こちらの資料の読み込みも必要。

総じて、今年の夏休みの宿題は重い。

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2009年7月22日 (水)

奇想の王国「だまし絵展」

今日は渋谷で下車。文化村ミュージアムのだまし絵展

新聞では連休の混雑が記事になっていた。8月16日までだが、今日を逃すと見損ねそうだ。

色彩検定や「図形と画像の処理」、「コンピュータデザイン」の教材研究では、エッシャーに代表される錯視やだまし絵を勉強してきた。展覧会のサイトでは、異なったタイプの作品が多いことを調べてあったが、一番おどろいた作品はサイトにも紹介されていなかった。イギリスのパトリック・ヒューズの立体作品は、仕掛けは単純だが、自分の目を疑いたくなる効果がある。図録を買ってきたが、写真で平面になっては価値が無い。この作品は「百聞は一見にしかず」に値する。

2日間続けて、都内でたっぷり研修してきました。

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皆既日食

雨上がりの曇天。肉眼で日食が確認できた。

アップル社での研修の休み時間。研修室の窓から、ほぼ真上の日食中の太陽を雲を通して見ることができた。窓越しに写真を撮った。

日食 眼下の代々木公園方面

三日月と間違えるような感じだが、雲の中に見えるのがミソ。下界は特に暗くなったようには見えなかった。

この後、皆既日食のアニメーションをKeynoteで作成した。帰宅後、テレビの放映を見て確認すると、なかなか似たものが出来た。
図は、タイトルがレンズフレア効果で出現するように設定中。

Keynoteの作業中


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都高情研:研究協議会2日目に参加

昨日に続き、東京オペラシティータワー32階、アップルジャパンの研修室にて

午前中は、東京芸術高校美術科の町田先生の講義と実習。
前半は、数年間の生徒のムービー作品を紹介していただいた。本校も、情報科学系列の「図形と画像の処理」と芸術表現系列の「映像メディア表現」で近しいことをやっているが、さらに質が高い。作り方が分かるので、工夫がとても参考になった。
後半は、キャラクタアニメーションの基本として、Photoshopを使ったボールアニメーション。以前はImageReadyの機能だったが、最近のPhotoshopには組み込まれている。

ボールの落下位置 効果を設定 アニメーションの一コマ

スクワッシュとストレッチ、そしてモーションブラー、影にはぼかしと不透明度の調整を施してある。
さらに時間の配分と、イーズイン・イーズアウトの設定を行なった。

午後は、アップル社のインストラクターによるKeynoteの操作説明。PowerPointよりも優れており、Adobe製品の機能が盛り込んであるという感じ。さらに、Keynoteで皆既日食のアニメを作成したが、AfterEffectsなみの出来に驚いた。

残った時間は、町田先生から、Google SketchUp と、MacのみだがPhotoBoothなどの紹介があった。家のMacはiSight カメラが内臓される直前のもので、PhotoBoothが使えないのが残念。かなり楽しく遊べそうだ。

2日間のMacづくしの研修会。夏休みを有効に過ごすことができました。企画された都高情研のみなさま、アップルジャパンのインストラクターの皆様、どうもありがとうございました。

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2009年7月21日 (火)

おと・な・り:研修後に映画鑑賞

恵比寿ガーデンプレイスで、映画おと・な・りを鑑賞。

新宿からの帰り、15周年を迎えた恵比寿ガーデンプレイスを初めて訪れた。
東京都写真美術館の世界報道写真展2009も楽しみにしていったが、こちらは休日後の火曜なので休館。残念!

少し待って19時から恵比寿ガーデンシネマ2で「おと・な・り」を観た。観客は20名もいなかったが、みなレトロ調の大人のラブストーリーを堪能している。「おくりびと」以来、久しぶりに心が安らいで感傷に浸ることができた。

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都高情研:研究協議会に参加

東京オペラシティータワー32階、アップルジャパンの研修室にて

今日と明日の2日間、都高情研より声掛けをいただいて研究協議会「Mac と iPod を活用した情報科の授業研究」に参加する。ちょうどこの2日間が空いていたので、夏季休暇を取って参加することができた。

エントランス 研修室の並び

午前中は、Apple社の創立にはじまり、MacOSXからiPhoneまでが開発されるまでの紹介。そして、MacOSの基本操作のハンズオン。

エレベータが混雑するということで、昼休みは早め。午後は時間をたっぷり確保してワークショップ。
・iPhoto+iTunes で素材画像からBGMつきのスライドショーを作成。
・GarageBand+iTunes で、ナレーションつきの Podcast を作成。

Podcast制作中 GarageBandとiPodtouch

それぞれ、ムービー、ミュージックとしてiPod touch に転送して、手元で動画を見る環境を体験。Podcastはミュージックとして保存するが、30秒ほどの立派なムービー。全員の作品を発表し合って盛り上がる。Apple社のトレーナーからは、今までの研修の中でも、みなオチがよくできていると評価された。

明日のプログラムも楽しみだ。


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2009年7月20日 (月)

横浜清陵総合高校野球部:神奈川大会3回戦突破

午後から保土ヶ谷球場にて野球部の応援に

試合結果や過去の戦績は主催する朝日新聞の横浜清陵総合高校のページでどうぞ

野球部の応援だけでなく、吹奏楽部や生徒・保護者が応援する姿を記録することが目的。
昨日2回戦を突破して、本日の3回戦第二試合にコマを進めたことが分かったのは帰宅後。本日は自宅でワークの予定だったが、職場に行ってビデオのバッテリーを充電してから向かう。幸い、第一試合が長引いたため遅れた開始時間に間に合った。
ビデオは3月の特色科目発表会の休憩時間に上映する予定。また、学校説明会にも使える。

試合会場は、神奈川では最も由緒ある保土ヶ谷球場。この球場の試合はテレビ神奈川でも生放送される。

保土ヶ谷球場

横浜清陵総合高校は1塁側。試合開始前に、3塁側から1塁側応援団席を撮った。

開始前の1塁側スタンド応援席 応援席上段から

吹奏楽部は男子が増えたせいか、過去最大の音量。部員が首に巻いている濡れタオルは、野球部保護者が用意したもの。スタンドの上部は保護者や教員が多い。

吹奏楽部 吹奏楽部

一般生徒やベンチ入りできなかった野球部1年次生はメガホン片手に応援する。

メガホンで応援する生徒 メガホンで応援する生徒

試合は、9対0で、3試合連続のコールド勝ち。開校6年目で初の4回戦進出・ベスト32を決めた。次の相手は、本日の第一試合で慶応高校に競り勝った桐蔭学園高校。昨年秋の大会で大敗した相手だが、この勢いで頑張ってもらいたい。

残念ながら、研修会に参加するので応援に行けない。その分も、このエントリで試合の様子を伝えたかった。

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2009年7月19日 (日)

情報部会:第1回研究会発表者の打合せ

午後から湘南台高校に移動して、27日の研究会の段取りを打ち合わせた

今年の第1回研究会は、「高校での情報デザイン」を模索しているグループから4名が実践報告・ワークショップを用意した。

本日は、会場の下見と時間配分、役割分担を行った。また、上月情報教育研究助成を受けているので、今年度の研究方針について議論した。この時点で、普通教科情報の2科目と専門教科情報の科目「情報デザイン」の学習指導要領解説がまだ出ていないのだが、内容が新学習指導要領のどの部分に対応するかを見極めながら実践と検証を進めていく。できれば小冊子を作りたいと目論んでいる。

8月24日の全国高等学校情報教育研究会の第2分科会は、大会のサイン計画と共に、今日の3人の発表となる。私は、分科会は別内容だが、ポスターセッションにて情報デザインの実践報告をさせていただく。

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産業社会と人間:福祉施設訪問の準備

「産業社会と人間」で12月に行なう福祉施設訪問の準備を始める

前期で行なう、宿泊研修、社会人講話、事業所見学、履修計画の単元については、今までも情報科教員として深く関わってきたので、主担当としての役はこなせてきた。私にとって、後期の中盤に行なわれる「福祉施設訪問」は、当日引率での関わりはあったが、企画運営の部分は経験がない。これからが「産人」を運営する正念場、熱い夏になる。

12月の「福祉施設訪問」では養護学校や通所訓練施設、介護福祉施設などで1日の体験実習をする。そのために受入れ施設とのアポイントメントと打合せの訪問が必要となる。効果的な事前学習を行なうための講師依頼も必要。産業社会と人間を担当する教員で来週打合せを持ち、夏休み中に年次教員全員でコンタクトを取る手順をまとめていく。

主担当として、その段取りを計画中。昨日から過去4年分の実績の分析をしていたが、資料だけでは読みきれない部分が多い。ちょうど、昨年度の産人担当者が部活指導で勤務していたので、生徒の動向や受け入れ先の感触など、通常勤務期間では落ち着いてできない情報交換ができた。過去の受け入れ先からのコメントのファックスを引き継いで、受入れ先の個別の事情、どの教員がどの部分に詳しいか、どのような事前準備が必要かなど、貴重なレクチャーを受ける。

本校では「産業社会と人間」の企画運営を年次が担当しているので、この引継ぎ作業が命綱だ。分掌が企画運営をする学校もある。どちらもメリット・デメリットはあるだろうが、本校では全ての資料が共有できる情報ネットワーク基盤がこれを支えている。

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2009年7月18日 (土)

学校説明会:今年度第2回・第3回目

午前の部、午後の部と、2回の学校説明会が実施された。

オープンスクール部という分掌が管轄しており、準備までは教員が行なってきた。当日は、受付け・司会だけではなく、入試と進路指導以外の部分は生徒スタッフが説明する。
私は、開始までの間に上映する体育祭のDVDを作成したので、この動作確認が仕事。

6月27日の第1回学校説明会と異なることが3点ある。
 ・体育館ではなく、多目的ルームを会場とする。
 ・午前と午後の2部制とし、体験授業を行なわない。
 ・説明する生徒は3年次が引退し、1年次生が加入した。

受付けの様子 昼休みに改善のリハーサル

1年次生にとっては、まだ学校を知りきれていないので、説明できることは限られるし、説明の経験値も低い。そこで2年次生とペアで説明することになる。午前午後の入れ替えの合間も、右図のようにリハーサルを行っていた。

午前中、せっかく一生懸命に説明しているのに、照明が暗くて生徒の表情が見えにくいことを指摘した。

スポットライトなし

昼休みに、事例をあげて、移動式スポットライトを出して照らすようにアドバイスすると、即答で実施することになった。

スポットライトを使用

このように客席から見やすくなるだけでなく、説明する生徒もモチベーションが高まるという効果があった。

午前中233人、午後134人の参加者。午後の方が当たりだったか。

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2009年7月17日 (金)

新学習指導要領「情報」第2回調査研究協力員会

午後から総合教育センターに出張。標記の会合に参加。

「情報の科学」の単元『(2)問題解決とコンピュータの利用』の指導案を作成するという第1回からの宿題は完成できなかったが、今年度の情報Bで使ったプリント(両面5枚)と、後期に扱うシミュレーションの資料を持参。事例をノートPCで実演して単元の概要を説明した。

次回は8月20日で1日の出張となる。指導計画案、評価計画案までが宿題で、観点別評価の評価規準案の作成について協議する。ちょうど、8月24日の全国高等学校情報教育研究会の発表内容と重複する部分が多い。気合いを入れて頑張ろう。

明日から夏季休業に入るので、提出物やメールチェックが多い。帰校して残務処理。

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色彩検定:テキストを配布

希望者を募って色彩検定のテキストを一括購入した。

冬期試験は11月8日。毎年受験者が増加している。早くから受験を希望している生徒には夏休みから勉強できるようにと配慮した。今年からテキストが改訂となったので、私も3級・2級のテキストを購入した。全体的に読みやすくなった感じ。

色彩検定新テキスト

まずは色名とその由来から覚えなさいとアドバイスして配布した。10月からは定期的に補習を行なっていく。

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2009年7月16日 (木)

インターンシップ:事前訪問の引率(4)

放課後。2名の生徒を、メディアタワーのビル16階のNTT東日本-神奈川に引率。

みなとみらいのメディアタワー オリエンテーションを受ける生徒

今回で3回目の事前訪問に伺う。電子通信学科を卒業し、仲間がNTT(当時は日本電信電話公社だった)に多くいるからだ。受入れの担当者が変わっても、話題にはことかかない。

全ての事業所にて、インターンシップ中の巡回訪問を設定させていただいている。NTT東日本-神奈川の実習内容には大変興味があるので、巡回訪問に私がうかがわせていただきたいのだが、今年も自分が教える短期集中講座「DTP基礎」と日程が重なっている。

帰校後、生徒2名の担任の一人の都合を伺い、巡回訪問をお願いした。やはり、担任に見てもらえることが一番望ましい。

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球技大会とクラスTシャツ

昨日から2日間、球技大会が行なわれた。

熱中症が心配されるほどの日射と暑さ。この日程で球技大会を行なっている学校も多いだろう。ここ数日、各クラスで注文したクラスTシャツのダンボールが続々届く。全員のニックネームが記された色とりどりのTシャツは、この球技大会と11月の文化祭で着用が許可されている。

体育館のバレーボール予選

インターンシップと校外連携講座の取りまとめ作業と、連日の出張の影響で応援・撮影に行ける時間が激減。さらに決勝の盛り上がる時間帯は、校内巡視の当番だった。球技大会実行委員が作成する速報が職員室に配布される。ほとんどの種目で1年次のクラスが大活躍したようだ。例年以上に宿泊研修から、クラスの絆を築いてきた成果もあるかな。。担任団も頑張っている。

次の球技大会は3月。3年次生が卒業した後、2年次も奮起してもらいたい。

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2009年7月15日 (水)

インターンシップ:事前訪問の引率(3)

放課後。4名の生徒を大口東総合病院に引率。

総合学科として開校して依頼、本校として最もお世話になっている事業所の一つ。「産業社会と人間」では、5月の社会人講話の講師派遣、7月の事業所見学に続き、夏季休業中のインターンシップの受入れにご協力いただいている。昨年度は、9月のインターンシップ報告会にも参加いただき、生徒への暖かい応援メッセージをいただいた。前看護部長の時代から、本校の生徒を本当によく面倒みてくださっており、個人としても感謝している。

神奈川では、自己観察書という様式があり、年度初めに目標を立て、年度末に自己評価と管理職の評価をする。今年度は、「本校生徒の学習に協力をいただいている事業所と、さらに関係を深める」という趣旨の目標を立てている。

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2009年7月14日 (火)

プ会19:白書・調査から情報教育を考える@横浜

18時より情報科学専門学校の教室をお借りしての勉強会

今回は、会場の専門学校からも3名の先生が参加。高校・大学だけでなく、専門学校にも大きく関わる内容だったのでお誘いさせていただいた。写真は2人の話者が入れ替わる時間を利用しての自己紹介。

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20名の参加の中、統計データを元にした発表が2本。いつも以上にインタラクティブな会だった。

話題1: 「IT人材白書2009」から日本の情報技術者・情報教育を考える
--- 久野 靖(筑波大学)

話題2: 「CEC情報大航海プロジェクト」から「教科・情報」を考える
--- 佐藤義弘(東京都立東大和高校)

久野先生の発表 佐藤先生の発表

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インターンシップ:事前訪問の引率(2)

放課後。2名の生徒を二俣川の横浜ケーブルビジョンに引率。

今年度初めてインターンシップを受け入れてくださる。募集人数を超えて5名が希望し、生徒どうしの話し合いで決まった2名。将来の進路と関連付けて臨んでいる。一人は1年次の事業所見学でヨコシネDIAに行った経験があり、一人はパソコン部の映像編集班の生徒。

5日間のインターンシップのプログラムは、

  • スタジオ収録研修(アシスタント業務)
  • 取材研修(ロケーション補助業務)
  • 編集見学(ロケ後の素材編集)
  • 施設見学(機器の説明)
  • 座学(番組が出来るまで)
私は夏休み中も授業を持っているので、土日の日程の中で巡回訪問に伺わせていただく。情報科の教員としても貴重な体験になると考えている。

横浜ケーブルビジョン

社内に入ると不思議に違和感がない。作りが学校と似ているのだ。尋ねて納得。最初は相鉄の研修施設で、その後、塾として使用していたという。

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産業社会と人間:事業所見学のまとめ

1年次は、先週の事業所見学のまとめと、9月の報告会の準備をした。

7月7日に25の事業所に分かれて見学した。私は、引率したヨコシネDIAと事前指導した山村染織工芸に行った生徒を担当している。本日は、しおりと自作テキストを埋めながら、班ごとに体験と感じたことを話し合い、書記が発表した。

しおりとテキスト グループ活動

事業所に送る感想文を書き上げ、9月15日のグループプレゼンの報告分担と時間配分を話しあう。各自は夏休み中にじっくり構想を練ってきて、9月1日にスライド担当と合わせてリハーサルを行なう。どの班も上手く話し合いができて、プレゼンのイメージを共有できたようだ。情報の授業で並行して内容を扱っていることが良い影響を与えている。

事業所見学のしおり

一時的に「しおり」を提出させて評価材料とする。説明された事や質疑のメモ、感想などの記述を見る。

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2009年7月13日 (月)

基本情報技術者試験:受験の申込み

本日より申込みが始まった秋の情報処理技術者試験

春のITパスポート試験に続き、IPAのサイトから早速初日に申し込んだ。

以前はプログラミング言語にアセンブラを選んだが、今回は話題の「表計算」を選択する予定。試験は10月18日。夏休みには、少しは時間を割いて勉強したい。

過去に受けた情報処理技術者試験は

  • H13春:初級システムアドミニストレータ○
  • H13秋:基本情報技術者○
  • H14春:ソフトウェア開発技術者○
  • H14秋:テクニカルエンジニア/ネットワーク×
  • H15春:初級システムアドミニストレータ(再受験)○
  • H15秋:情報セキュリティアドミニストレータ×
  • H21春:ITパスポート○
である。もはや上級の試験にチャレンジする余力はないが、繰り返して受けるだけでも良い刺激になる。教員の免許更新よりも面白いかと。
さて、成果はいかに。

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2009年7月12日 (日)

J検作問委員会09(2)

職場を抜け出して、14時より関内の会議室にて標記会合に参加

この会議でしかお会いできない教員もいる。久しぶりに日中から街中に出ることもあり、心のリフレッシュにもなった。

今年度から、少し上の級の問題も手がけるようになったので、まだレベル設定にとまどっている。それでも、内容だけでなく用語や問題文が適切かどうかなど、気の使いどころが勉強になっている。

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平成21年度神奈川県教員採用試験:第1次試験の実施

本日、県の来年採用の教員採用試験の1次試験が実施された

県の教員採用候補者選考試験についてから情報を得ている。論文試験の評価観点や2次試験での模擬授業の告知も行なわれている。

1次試験の結果は7月27日に発表される。情報科は5名程度という募集人数に対し、どれくらいに絞られるのか。過去の採用実績から、総合学科などの新タイプ校に配置されることが予想される。当然、同僚となる確率は高い。個人的には、専門教科情報に幅広く興味を持つバランスの取れた方に合格していただきたいと考えている。

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2009年7月11日 (土)

石川先生を囲む会

18時より中華街のローズホテルにて、退職された石川校長先生を囲む会。

参加者は60名ほど。すでに横浜清陵総合高校から移動された職員と現職員が半々。横浜清陵総合高校を総合学科として成功に導いた苦労を労い、ご健康を祈念する会。

石川先生を囲む会

平成16年に開校した横浜清陵総合高校。石川先生は県内初の民間人校長として1年前から開校準備室に入り、開校から5年間の校長を務められた。この3月で退職され、現在は総合教育センターで教育支援の仕事をされておられる。

石川先生は、同時に情報部会部会長を5年間務められた。常に部会活動の活性化を推進してこられた功績は大きい。私は副幹事長や事務局長としてお手伝いさせていただいたが、民間出身の発想に驚き、勉強させていただいたことが多い。その意味でも、「ご苦労さまでした」と心より思っている。

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2009年7月10日 (金)

インターンシップ:事前訪問の引率

放課後。富士通ワイエフシーへ生徒を引率。

科目「産業社会と人間」の発展として、総合学科開校以来、生徒のインターンシップ(職業体験)を推進してきた。本校独自の開拓と神奈川経済同友会のご協力により毎年20社程度を確保している。最低4日の実習と事前・事後指導を併せて単位認定も行なっている。

本日は、京急「神奈川」駅近くの富士通ワイエフシー本社でお世話になる2年次生1名を引率して、事前訪問を行なった。担当者より、初日朝の行動と実習プログラムの説明を受けて、インターンシップの心構えをする。

7月7日には事業所見学でお世話になった会社でもある。トラブルを未然に防ぐために、実習中に教員が巡回訪問を行なう。この日程を調整することも事前訪問の目的である。

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図形と画像の処理:カメラワークの講義とPOV-Rayでの実習

専門教科情報の「図形と画像の処理」。カメラワークの講義と体感するための実習。

次回から3時間は、夏休みを挟んでDoGAで3DCGアニメーションを扱う。その前にカメラワークの講義をし、使い慣れたPOV-Rayを使って実習を行なう。

講義では自作プリントと、総務省のサイトの映像不思議シミュレータで説明した。

次に、POV-Rayを使って、模擬体験を行なう。結果を画像として残せるのが強み。

カメラワーク実習

上図の反転部分がカメラの設定。焦点は原点のまま、位置と画角を変化させる。POV-Rayでは、X、Y、Z軸の正方向が、順に右、上、奥となっている。
ブログの幅に収まるようにレンダリングの画像サイズは小さくしてある。

まずは、ハイアングルとローアングル。カメラのY座標を変えて実験する。

ハイアングルとローアングル

カメラをX軸、Y軸、Z軸方向に動かすことを、順にトラック、クレーン、ドリーと呼ぶ。特に、ズームと間違いやすいので、ドリーイン・ドリーアウトした結果を、分かる名前をつけて残す。

ドリーインとドリーアウト

カメラの位置を変えずに、画角(アングル)を変えることをズームと呼ぶ。ズームイン・ズームアウトした結果を、分かる名前をつけて残す。

ズームインとズームアウト

9月第2週からの前期期末試験では、これらの操作と結果の図の対応を問う問題を出題する。ドリーインとズームインの違い、ドリーアウトとズームアウトの違いをしっかり説明できるようにしておいて欲しい。

そのほか、パン、ティルトを解説した。

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2009年7月 9日 (木)

総合学科教育研究会:第3回理事会

16時より県民センターにて、標記の会合に参加

「校外連携部会」の理事として、総合学科の校長や他の理事と共に参加した。参加者数は25名ほど。夏の連携講座の申込み締め切りが間際という「校外連携部会」の現状を報告させていただいた。

しかし、会議続きで、時間調整に苦労している。さらに明日からはインターンシップの事前指導のため、生徒の引率が始まる。かなり厳しくなってきた。

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教務主催の履修ガイダンス

1・2年次は本日の午後2時間を履修ガイダンスに当てる

1年次は多目的ルームで。単位制総合学科なので、多彩な科目が用意されている。数日前に厚さ1センチのシラバスが配布された。必履修科目を押さえながら、自分の夢を高いレベルで適えるために夏休みにじっくり考えてもらう。今日はそのための説明会。スケジュールの確認と、シラバスの科目の概要を紹介する。

1年次履修ガイダンス

1年次は、学年制に近いくらいの時間割だったが、2年次からは一人ひとりの時間割になる。今まで、生徒・保護者とも次の図を使って説明してきている。

基本履修表

これだけではピントこないので、具体的な基本時間割を示す。

2年1組の基本時間割

3年1組の基本時間割

これから時間割の帯に、具体的な科目を配置していくことになる。

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情報の授業で事業所見学の振り返り

情報A・Bの授業では、事業所見学の振り返りとプレゼンの準備を行なう

この事業所見学の報告会として、グループと個人の2回の報告会が用意されている。「産業社会と人間」では9月15日に、4分30秒のグループ発表を行ない、事業所の説明と体験したこと聞いたことの事実を報告する。「情報AB」では、10月の情報の授業にて、2分30秒の個人発表を行ない、こちらは、自分が感じたことや、提案することが中心になる。

7月7日の事業所見学後、夏休みに入るまでに、どのクラスも情報の授業が1回だけある。この時間には、事業所見学のしおりに記入したことを元に、見たこと・聞いたこと・体験したこと・感じたこと・提案したいことなどを、箇条書きに書き出す作業。これをプレゼンの「下書き」と呼び、データは夏休み前に提出となる。この作業から、体験内容を忘れないうちに洗い出す。さらにこの中から最も伝えたいことを表すキーワードを考え、それをテーマとして、「清書」と呼ぶ報告文を作成する。これは夏休みの宿題となり、後期の事業所見学報告会にむけてプレゼンを指導する資料となる。

中央モニターの指示を確認しての作業 しおりのメモを参考に入力

A5サイズの「しおり」にビッシリ書き込んだメモを元に「下書き」をA4サイズ2枚程度に入力していく。この時間に終わったのは1割ほどで、残った生徒は明日からの面談期間の空き時間を利用して入力することになる。

次回14日の「産業社会と人間」では、事業所見学から学んだことを手書きでレポートし、代表者のお礼状を添えて、各事業所に送付する。ここで情報の授業が絡んでいることで、「産業社会と人間」の作業が格段にスムーズになっていく。ちょうど、校長と教頭が授業観察に来られたが、横浜清陵総合独自の科目間連携のシステムを確認していただいた。

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2009年7月 8日 (水)

情報部会:第3回総務会

16時より湘南台高校にて標記の会議。15:30まで授業があるので水曜は遅刻常習。

S幹事長より、夏の全国高等学校情報教育研究会の分科会編成についての報告と、神奈川で担う分科会の司会の話題。神奈川県の情報部会における、「副部会長」「顧問」など、役職についての議論は次回に持ち越し。

参加される方は、みな多忙。誠意を持って仕事をされている。
神奈川の情報部会が元気になるように、冬には仕掛けを用意する運び。

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2009年7月 7日 (火)

産業社会と人間:事業所見学

いよいよ事業所見学当日。私は、ヨコシネDIAに引率した。

13名の生徒と9:20に渋谷駅ハチ公前に集合。自宅付近の交通事情で若干遅れた生徒がいたが、連絡が取れ、10時の開始には間に合った。

一度打合せに行っているので、見学の概要は理解していたが、予想以上の体験実習をさせていただいた。各部署の担当者が高価な機材で「本物」の体験実習を用意してくださり、生徒に将来の「夢」を持たせてくれたプログラムだった。

午前中はヨコシネDIAフィルムセンター内で体験実習。生徒13名と私を、7名の2班に分けて行動する。

まず、校歌の朗読の収録。収録専用の無響室で生徒が交互に吹き込む。マイクの性能が良く、息継ぎまで分かる音質にびっくり。そしていくつかのBGMとミキシングしてMA(マルチオーディオ)作業の体験。特に、声優やナレーター志望の生徒4名は大感激だった。
部屋を移して、サラウンド機能を効かした音響体験。映画クリップでスゴイ臨場感を体感することができた。

吹き込んだ音声の編集 サラウンド機能の体験

次はノンリニア編集。DaVinciで色調補正の体験、Avid社のPCでタイムライン上の操作の体験。本物の装置は操作の感触が全く違う。校内の事前学習で行なったAfterEffectsの体験が役にたったようだ。
写真のように、生徒は説明中のキーワードをしおりにメモしている。

DaVinciで色調補正 編集作業

昼から、すぐそばのNHKに移動。生徒たちの将来に期待をかけて、昼食をごちそうして下さった。感謝!

NHK スタジオパーク入り口

スタジオパークの見学コースで、各自1時間の自主見学。声優志望の生徒たちは、アフレコ体験と、ニュースキャスター体験で盛り上がっていた。

ヨコシネDIAの社員の方の配慮で、その後、特別に2つのスタジオ内を見学させていただいた。ブルーバックのスタジオでは、クレーンにつるされたカメラで松平アナを撮影すると、モニターには背景と合成されて映る様子を見学。他のスタジオでは、連続テレビ小説「つばさ」のセットでの撮影を見学し、照明の調整など身近に見ることができた。「天地人」の収録が行なわれているスタジオには入ることができなかったが、廊下ではヨロイを来た役者さんたちを目の前にした。

15時の解散まで、充実した見学だった。ヨコシネDIAの皆様、ご協力ありがとうございました。
本校では、映像関係や演劇関係の授業もあるので、その関係を希望する生徒が多い。その意味でも、ぜひ来年も見学を受け入れていただきたい。

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2009年7月 6日 (月)

情報の授業でプレゼンの練習

スライドを用いたプレゼン指導の2時間目

「産業社会と人間」で、5月15日に行なった社会人講話と、6月2日に行なった社会人講話報告会がネタ。

一度はグループで発表しているので、伝えたいことは頭の中で整理されている。つまり、キーワードを箇条書きにすることはすぐにできる。さらに、講師の写真や、ポスターの写真を提供してあるので、トリミングして使用することができる。アニメーションも簡単には教えたが、すぐに飽きることは生徒も納得する。

前回の最後には、隣の生徒どうしでリハーサルを行ったが予定の時間に満たなかった生徒がほとんどだった。本日は、さらに時間をかけて準備させ、6人グループで発表しあった。

スライドを使ったプレゼン体験

これでプレゼンの指導はひと段落。
明日は「産業社会と人間」で事業所見学に出かける。その体験を共有するために、今回はスライドを用いることを説明してある。行く前に、簡単でもプレゼンの形を体験させておくことは、終了後のまとめに役に立つ。

教員がストップウォッチでスタートを指示するので、合間ごとにアドバイスを与えることができる。
だんだん、身振り手振りなども取り入れるようになり、間の空け方も理解してきた。

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2009年7月 5日 (日)

産業社会と人間:事業所見学の最終準備

火曜日の事業所見学実施に向けて、最終的な資料を作成

生徒は25の事業所に分かれて見学する。場所も時間もまちまちで、24名の教員が引率指導する。1年次以外の教員にも引率を依頼するために、教員用の「事業所別しおり」を作成した。

引率教員用しおり

また、校内に待機する教員と、管理職が行動を把握するための資料作成をした。事業所別の打合せ内容、事業所別の参加名簿、待ち合わせ場所と時間から解散予定時間などの行動表を印刷。「産業社会と人間」主担当が居なくても、必要なことがすぐに分かるようにしてある。
今年新任の教頭が勤務していらしたので、概要から説明させていただいた。

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2009年7月 4日 (土)

学校評議員会

10時より本校会議室にて、学校評議員会が開催された

清陵総合NEWSの作成と印刷など、早朝から準備をして迎えた。開校して5年が経ち、次のステップへの課題などが話題となった。

評議員会

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2009年7月 3日 (金)

産業社会と人間:事業所見学のしおりを印刷

来週の事業所見学のため、情報の授業で作成したしおりを印刷して配布した

このしおり作りは「産業社会と人間」と「情報」の連携として、開校初年度より行なっている。情報A/Bの授業を1時間半ほど使い、見学先の下調べと、必要事項のまとめを行なう。「産業社会と人間」にとっては、しおりができるだけでなく、生徒のモチベーションが高まることがメリット。
「情報」では、検索技術の確認と、画面キャプチャとトリミングなどの画像処理技術を身につける題材となる。また、引用先の明記と、適切なページレイアウトという評価基準を示して、レポート作成等の指導をする機会になる。
さらに作りこみたい生徒は、締め切りの1日まで放課後残って作業をしていた。

情報科の教員が、239名×5枚のA4袋とじカラー印刷をし、本日のHRにて生徒に配布した。受け取った生徒はデキに満足しているようで、ホチキス留めの作業も楽しそう。

しおり作成画面

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図形と画像の処理:アンチエイリアスの効果を確認

専門教科情報の「図形と画像の処理」、POV-Rayの自由作品を提出。

1時間づつ週に2コマという科目。2時間を使ってPOV-Rayの基本技術を教え、3時間目は自由作品を作成する時間。レンダリングの時間が惜しいので、途中までは解像度も小さくしてきたが、最終作品は大きめに出力させた。

本日は、作品制作に先立ち、アンチエイリアシングの効果についてのみ講義と実験をした。

ファイル名に設定を記述する

POV-Rayでは出力する画像サイズとアンチエイリアシングのON/OFFを選択することができる。同じシーンをアンチエイリアシングのあり・なしで比較するために、ファイル名を分かるように変更させる。

アンチエイリアシングなしの画像

上図はアンチエイリアシングをOFFにしているので、ジャギーが見られる。

提出作品を大画質でレンダリングする際は、アンチエイリアシングのONとOFFで明らかな時間差を感じる。PCの内部でそれだけの計算をしていることが理解できる。

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2009年7月 2日 (木)

総合学科教育研究会:第3回校外連携部会

15:30より県民センターにて標記の会合

本校校長が部会長、私が理事・事務局という立場。会議室の鍵を借りるために早めに学校を出るが、そのための授業の工面が大変。用意する資料も多いので、この会議のために先週末から準備をしてきた。オーバーワークだが、やりがいのある仕事の一つ。

まずは「夏の連携講座」について。神奈川県専修各種学校協会との連携による救急法講座のような「夏季公開講座」。そして、その他の機関との連携による「大学等連携講座」。どちらも総合学科生ならば誰でも参加でき、前者は400人を超し、後者も70人近い申込み状況。この申込み手続きを、総合学科各校の連携部会委員どうしが行い、私は事務局としてその取りまとめを担当している。

すでに締め切りになった講座、閉講する講座の確認。巡回指導を担当する学校の割り振りなどを行う。
大変なのは、今後のスケジュールと、単位認定に関わる書類の扱いなど、新しく参加する学校とも共通理解を図る部分。7月10日が講座の申し込みの締め切りで、その直後に書類の交換が始まる。議事録を作成して周知徹底を図る必要がある。

次に、「秋の土曜公開講座」の日程とポスターの説明。
今年も、神奈川県専修各種学校協会のご協力により、「カラーデザイン講座」「ビジネスマナー基礎講座」「情報活用応用講座」の3講座が実施される。

夏休み前にポスターを掲示し、8月末から9月第1週までが募集期間。今年は抽選もあるか?

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教育実習の研究授業

情報科の教育実習生の研究授業に参加。明日で実習が終了する。

「情報A」を3クラス担当しているK先生が指導教官を引き受けてくださった。昨年の夏、インターンシップ生として受け入れた学生だが、民間企業に内定しているからか、残念ながらあまり熱意が感じられない。PCに向かっての授業の域を出ていない。

研究授業

ビットマップ形式のひまわりの画像を配布し、JPEG形式とGIF形式で保存して、ファイルの容量と画質を比較する内容。おもしろい題材だが、操作の煩雑さによる混乱が生じただけでなく、画像形式の理論の勉強不足が目立った。

不慮のトラブルに対処するためには、生徒の環境でリハーサルを重ねておくことが大切だ。これは自分の肝に銘じていることでもあるが、あらためて実感した。

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2009年7月 1日 (水)

総専協:今年度第1回の事業委員会

総合学科高等学校と専修各種学校との教育交流協定における事業委員会

15時より、情報セキュリティ大学院大学の教室をお借りしての会議。昨年度第3回の会議では「情報共有部会」の高校担当者として参加したが、今年度は「公開講座部会」の高校担当者として参加することになる。

情報セキュリティ大学院大学入り口 委員会の様子

総合学科校長協会と専修各種学校協会が向かいあって座り、矩形の短辺にあたる席に私を含む教諭レベルの参加者が位置する。

神奈川県立の総合学科高校は普通科どうしの統廃合により生まれたものがほとんど。その総合学科に専門教育を取り入れるために神奈川県専修各種学校協会と協定を結んで活動をしている。現在は「公開講座部会」「共同研究・学習部会」「情報共有部会」の3つの部会で事業を行なっている。各部会からの事業報告で中心となったのは「公開講座部会」が実施している「夏季連携講座」と「秋の土曜公開講座」。前者については昨年度250人程の参加者だったが、今年度は400名を超す勢い。私と同僚のN先生が取りまとめているが、嬉しい悲鳴。
その他、専門学校版AO入試の適切な時期などが話題になった。

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