産業社会と人間:事業所見学の事前学習
5・6校時、来週の事業所見学を前に、様々な事前学習が展開された
7月7日には、1年次生が25の事業所に分かれて見学に伺う。私は、ヨコシネDIAと山村染織工芸の2グループを担当している。
渋谷のヨコシネDIAフィルムセンターに行く13名は、PC教室にてPremiereProとAfterEffectsを使った、動画の編集と加工の体験実習。当日は、本物の編集機器の操作をさせていただけるというので、基本用語を押さえながら指導した。希望して行くメンバーなので、初めての作業でもキッチリついて来る。
山村染織工芸のグループは、実習助手に協力していただき、玉ネギの皮を使った染織実習を行なった。残念ながら実習の様子を見れなかったが、きれいに染まったということ。一度実習をしてから本物を見学にいくことで学習効果が高まる。
ヨコハマグランドホテルとヨコハマインターコンチネンタルホテルに行く2グループを担当している別の教員は、この春大学を卒業してブライダル業に従事している卒業生を招いて、皿の持ち方からテーブルへの置き方、ワイン(中身は水)の注ぎ方などの実習指導を行なっていた。生徒の感想文からも、良い事前学習になったことがうかがえる。また、卒業生にとっても、良い経験で勉強になったということ。彼と歓送迎会の会場で合ったことがきっかけだったが、今後もぜひ協力していただきたい。
保育園に行くグループは、フェルトの名札作りや子供の前で歌う練習。スポーツクラブに行くグループは、その関係の専門学校に通っている卒業生を講師に呼んだりしていた。こちらの卒業生も、学習していることの価値をあらためて認識できたと喜んでいた。
今年度の学習環境づくりでは、特に卒業生の協力を得ていこうという方針。
今のところ、予想以上の成果が得られている。
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