産業社会と人間:宿泊研修
1年次生が三浦ふれあいの村で、金曜・土曜と1泊2日の宿泊研修
県内の総合学科高校の老舗である大師高校の前例にならって、県内総合学科高校の1年次では、宿泊して親睦を深めながら「総合学科」や「産業社会と人間」への導入を行なっている。本校(横浜清陵総合高校)は、金沢総合高校と入れ替わりでの宿泊。
京急三崎口駅から2台の貸切バス3往復で生徒を輸送した。到着後、時間差でウォークラリーに出発する。8人のグループがコマ地図を持って2分間隔でスタートするとちょうど良い。天候は曇りで暑くなく、ウォークラリーには適していた。荒崎公園か海岸にて昼食を取ったあとは、荒崎海岸を歩いて宿舎に戻る。
入村式後は、夕飯のカレーライス作りに移る。まきが太いので、教員がなたで割いて渡すと、生徒は驚いて見ている。残念だが、いきなりでは危なくて生徒には任せられない。
夕食後はキャンプファイヤーの予定だったが、霧雨のため、室内でのキャンドルファイヤーに切り替える。教頭が「火の神」となって、キャンドル点火の儀式を行なう。薄暗い中でキャンドルの火に照らされて、各クラスのスタンツ(出し物)が演じられた。
2日目は午前中までが授業。3クラスずつで教室を入れ替えての展開。上右の写真は、卒業生6名が自分たちの体験として「総合学科」と「産人」を語ってくれた。卒業生の年次の先生も応援に駆けつけてくれた。卒業生も先生もご協力有難うございました。新入生も話が良く分かったと喜んでいました。
上左の写真は、新たに組んだグループで「たまご救済作戦」というグループワーク。話し合って、保護する材料を選択して2メートルの高さから落としても卵が割れないような保護器を作り上げる。協力しあいながら作業したので、卵に愛着感が芽生えたようだ。他の班が卵を落とした瞬間も緊張を楽しんでいる。2日間、一貫してグループ活動のマナーを教えてきたので、その集大成になる。今後は、社会人講話や事業所見学と、クラスを超えてのグループワークとなっていくので、その糧となるように仕掛けている。
盛りだくさんの日程も終われば早いもの。貸切バスで三崎口に戻って解散。
全体的には行動の時間を守ることができて成功した。細かな点は今後の授業の中で取り組んでいく。
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