コミュ二ケーション:授業記録集の作成
生徒のインタビュー実習報告をもとに、授業記録集を作成している
この科目の色はピンク。生徒がプリントを綴じるファイルもピンク。例年、ピンク色の授業記録集を作成している。
コンテンツは、生徒一人ひとりの報告書(各1ページ)と担当教員や管理職のコメント、授業のシラバスや指導記録、生徒の振り返りの集約、そして写真を使ったカラーの4ページ。
私はカラーページの編集を担当する。休日の落ち着いた時間を利用して、年間の授業で取りためた1000枚弱の写真から40枚ほどを選び、キャプションをつけて時系列でまとめた。特に、初めてこの科目と持つ教員にも、先が読めるようにすることを狙いとした。
この科目を視察に訪れる関係者も多い。確かに後期にはインタビュー実習というイベントがある。しかし、メインは4月から5月のコミュ二ケーションスキルトレーニング・日本語トレーニングなので、後期に視察されても、この科目の価値はわからない。そこで、コミュ二ケーションスキルの写真を多く配置することで、説明にも使えるように心がけた。
生徒一人ひとりのインタビュー実習報告にも価値がある。自分でアポイントを取り、実習後も報告書を確認していただくという作業がある。聞き手の人生観や職業観がふんだんに盛り込まれた文章となる。確認の際は、単なる文言の修正だけではなく、公開はしないで欲しいとか、名前を伏せて欲しいという依頼もある。この授業記録集にはその結果の文章が綴られている。
週明けに印刷所に渡し、終業式までに仕上げて配布する。
今年は担当者なので、例年よりも一人ひとりの感動が強く伝わってくるだろう。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント