特色科目発表会
昨年度に続き、第2回目の外部施設での標記発表会
横浜市南公会堂にて、13:00~15:40の発表会。運営を担当する職員は、朝の職場での打ち合わせ後に現地に移動。9:30より発表する生徒のリハーサルの指導を行なう。
発表のリハーサルと同時に、司会進行の合わせ。ビデオ記録や補助スクリーン用の実況ビデオの係、照明、音響の係の生徒も作業をチェックする。特に、演劇風の発表や、小道具を使う発表を補助スクリーンに映すのが大変。このリハーサルで練習をしておくことが大切。
私は、3つのスクリーンに適宜映し出すプログラムの確認、休憩時間に流すDVDビデオの動作確認を行なった。体育祭・球技大会という行事、科目「邦楽実習」の琴演奏発表会、「映像メディア表現」と「図形と画像の処理」の映像作品。生徒の活動を広報することと、観衆を飽きさせないための工夫である。
13時からの発表会は、昨年度を超えて、伝えるべきもの「清陵の4つの特色科目のカリキュラム構成」が伝わったと感じた。1年次から3年次まで、互いの科目との繋がりを意識しながら、生徒の声で科目の説明が行なわれた。視察に来られた大師高校の先生からも、清陵の取り組みが分かったと評価された。
最後は、横浜国大の教授であり、本校の学校評議員でもある額田順二先生による講評。時間をかけてひとつひとつの発表へのコメントを交え、4つの科目が密接に絡んで織り上げた総合学科を、高いレベルで評価していただいた。
■今回も備忘録として、発表プログラムを記録しておく。
1.産業社会と人間(1年次2単位・総合学科原則必履修科目)
1『職業の広がり』(第2単元)
2『ですてにー産人畑 ~デアイハタカラモノ~』(第3単元)
3『社会人の声』(第3単元)
4『時間割作りで学んだこと』(第4単元)
5『Love Life stage ~社会と共に暮らす~』(第5単元)
2.コミュ二ケーション(2年次2単位・学校設定科目)
1『科目説明』
2『動物の幸せのために…』(インタビュー実習報告)
3『海上保安官の魅力』(インタビュー実習報告)
4『ヤンキー先生のホームルーム』(インタビュー実習報告)
5『一年間を振り返って』(授業の振り返り)
3.視点(2年次1単位・総合的な学習の時間)
1『科目説明』
2『急増するネットでの犯罪予告』(小論文)
3『Christmas -歴史と再現-』(プレ探求)
4『仕事とレクレーション -戦争・紛争から立ち直る仕事-』
5『服飾 -ファッションの流れと流行-』(プレ探求)
4.探求(3年次2単位・総合的な学習の時間)
1『科目紹介とアドバイス』(探求活動の流れ)
2『捨てられた子達』(課題研究/自然科学系列)
3『日韓交流』(課題研究/人文国際系列)
それぞれの科目担当者は、年度末の多忙な業務の中で、発表者選考と事前指導にエネルギーを割き、生徒同様に充実感・達成感を得ていた。
発表した生徒も聞き入った生徒も、また一つ成長したことを実感したことだろうが、我々教員も、元気をもらうことができた。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント