図形と画像の処理:メタセコイアの曲面制御
昨日のエントリのコメントを受けて
昨日紹介した生徒作品の中で、1つだけ胴体を1つのパーツの変形で作り上げたものがある。卒業生がこれに気づいてコメントをくれたので、その実態を紹介する。
左はヒゲ以外の全てのパーツに曲面制御(サブディビジョンサーフェス)を施した完成品。右は、胴体の曲面制御をOFFにしたもので、確かに一つのオブジェクトであることが分かる。もとは基本形の直方体のポリゴンを分割したり変形して作り上げている。
同様に、頭の部分、耳の部分の曲面制御をはずした状態を紹介する。
このことから、頭と胴体は別々のパーツであることが分かる。首輪をつけることで継ぎ目を隠している。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント
なるほど。
こうなってる訳ですね。
確かに、胴体の形状が何か不自然だとは感じていたので、経緯を知って納得です。
正直、サブディビジョンサーフェイスを主体として使ったモデリングとしては、行く所まで行ったような気がします。
恐らく、来年度の生徒にコレを見せて、こんな作り方があるという事を示せば、更にレベルの上がった作品が期待出来るんじゃないでしょうか。
そういえば、授業はそろそろアニメーションの時期でしょうか?
去年の時点で才能を発揮している生徒が一杯いたので、今年はどんな作品が出来上がるのか非常に楽しみです。
投稿: hitosanA | 2009年1月13日 (火) 08時50分
的確なコメント、さすがですね。
ポリゴン数を気にしない状況では、素人作品として十分な完成度だと思っています。参考のため、これらの画像も校内Webに公開することにします。
本日はAfterEffectsの基本操作を教えました。キーフレームとその間の補間については理解しているので、位置・スケール・透明度のトランスフォームはすぐに飲み込みました。ブルーバックのキーイングと、背景画像のマスクによる合成もOK。過去の作品があることで、指導は効率よくなってきています。
3年次生は来週末の一斉テストで終了。静止画像とクマアニメの合成ムービーを作成し、そのプレゼンが試験になります。
その後は2年次生だけになりますが、実写ムービーとの合成では、どんな作品ができるか、私も楽しみにしています。
投稿: VX | 2009年1月13日 (火) 22時30分