« 実家の雑煮 | トップページ | 仕事始め »

2009年1月 3日 (土)

冬休みの読書

冬休み中、特に三が日には読書を心がけた

普段は腰を据えて本を読むことができないので、この時期が読書のチャンス。休養を兼ねることも大きい。まず、23日に出た新しい学習指導要領の普通教科情報、専門教科情報の部分を読み込んだ。(これは読書とは言わないな。)そして今は、「情報デザイン」に関する本を読んでいる。

12月から始めた「情報デザイン試験」の補習。暮にはその予習を兼ねて、対策テキスト2冊を読み直す。J検のサイトからダウンロードして、過去問題を解いておいた。

情報デザイン試験のテキストと過去問題

このテキストからは、情報を収集・分析・構造化・編集するノウハウ、アウトプットするための基礎知識を学ぶことができる。この試験のカリキュラムは「情報デザイン」の狭めの解釈になるかと思う。参考までに、テキストより「情報デザイン試験」について寄せた文章を引用する。

■21世紀を生きる人間の「身に付けたい力」
 情報デザイン試験は、われわれを取り巻くさまざまな情報や知識、知恵を理解し、伝え、共有するための能力を評価しようという試験です。
 この能力を支えているのが、曖昧模糊とした事象や情報を目に見える形に直して、皆が理解できるように可視化するデザインです。ただし、情報デザインは、限られたグラフィックデザイナーやWebデザイナーのためだけにあるのではありません。ITエンジニア、企画広報担当者、あるいはまったくITやデザインに関係のない一般社会人、高校生にも必要な能力なのです。
 情報デザイン試験は、21世紀を生きる人間の「身につけたい力」として学んでいただけるように体系化し、評価基準を設けました。

大晦日から三が日までは、もっと広めの「情報デザイン」を扱う書籍を読んだ。

情報デザイン関係の書籍

■『ペルソナ』を紹介したことで有名な「コンピュータは、むずかしすぎて使えない!(アラン・クーパー)」は昨年読んだので、一部確認のため斜め読み。有名な比喩『ゴムのユーザ』もこの本が出所。

■『5つの帽子掛け』で知られる「それは情報ではない。(リチャード・S・ワーマン)」。昨年の正月に途中まで読んでいたが、あらためて読み直した。最初は情報とコミュニケーションについて、中盤は上司としてのとか部下としてのというビジネス書的なところがある。最後の教育論の部分は面白かった。しかし、書籍名はミスマッチかもしれないなぁ。

■(参考)ワーマンの5つの帽子掛け(LATCH)
情報を整理・伝達するための理論。情報は次の5つに集約でき、この5つでほとんどの情報が伝えられるという説。頭文字をとってLATCHと呼ぶ。
 ・位置(Location)
 ・アルファベット(Alphabet)
 ・時間(Time)
 ・分野(Category)
 ・階層(Hierarchy)

「インタラクションデザインの教科書(ダン・サファー)」では、『インタラクションデザイン』を人とコンピュータ・機械とのインタラクションではなく、製品を『通じて』人間同士をつなぐものというスタンス。ユーザ中心デザイン・アクティビティ中心デザイン・システムデザイン・才能に基づくデザインという4つのアプローチを紹介している。
全体的にわかりやすいが、具体性が物足りないかな。『教科書』として使って、講義で内容を深めていくタイプと感じた。

■出版時の5月に一度読んだ「ペルソナ作って、それからどうするの?(棚橋弘季)」を読み直し中。棚橋氏は情報デザインフォーラムでも活躍されており、毎日更新のブログも充実している。この本の説明文はとても丁寧な上、購入後、フォーラムの活動を見てきているので、前回よりも分かりやすい。人間中心設計プロセス(ISO13407)の説明も、他の書籍より分かりやすいと思う。
勉強になります!

|

« 実家の雑煮 | トップページ | 仕事始め »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/178689/26776597

この記事へのトラックバック一覧です: 冬休みの読書:

« 実家の雑煮 | トップページ | 仕事始め »