日本情報科教育学会記念フォーラム
東京学芸大学にて、14時より標記のフォーラムに参加
午前中は、職場で生徒の提出物をチェック。生徒は23日から冬休みなので、それまでに提出を指示しているもので未提出のものを確認した。わずかだが該当するものがあったので、明日、連絡して直接指導する。
昼前に家に戻り、標記フォーラムに参加するため、東京駅経由で武蔵小金井まで移動した。
日本情報科教育学会会長の岡本敏雄先生より、基調講演を兼ねたような挨拶。参加者は60名弱ほどで大半が大学関係者、大学生と出版社関係がわずか、高校教員は20名を割るくらいだろう。情報科を新設した香川県坂出商業の先生もお出でになっていたが、地元関東の教員が少ない。昨年の設立総会に比べると少し寂しい。本来、高校教員が中心になるべきの学会だが、神奈川においては、情報部会の巻き込みを考えていないようなので仕方がないか。
パネルディスカッションのテーマは「情報科は、高校のみの設置でよいか?」。小学校から2名、中学校から2名のパネリストから、情報教育の状況報告。大学教授2名の指定討論者を交えてのパネルディスカッション。私としては、小学校・中学校の様子(もちろん特異な例だろうが)を伺うことができて、情報教育の可能性、および、情報機器に頼りすぎによる従来の能力育成への影響を考える必要性を感じた。
30分だが研究部会に分かれての協議。教科教育研究部会と専門教育研究部会の合同の部会に参加し、教員育成の必要性とその具体的な高大連携の必要性について、本校情報科の取り組みの事例報告とともに発言させていただいた。
新しい教育課程の科目「情報デザイン」について発言するつもりで参加したが、専門教育研究部会の香山委員長が不在だったため、今回は見送った。私自身、もう少し勉強が必要だ。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント