情報A・B:事業所見学プレゼンテーション
先週の水曜日から始まった情報A・Bでのプレゼンがピーク
発表の本番では40人の学級を20人ずつに分割。50分授業2回に渡って一人2分30秒から3分という規定で発表している。総合学科必履修科目「産業社会と人間」で事業所見学を行なったことから、自分が一番伝えたいことをテーマにしての発表。一人ひとりは1つの事業所にしか行けないが、発表により体験が経験に深化し、情報共有によってその経験の幅が広がる。12月には自分の将来を見据えて選択した科目の本登録がある。今のうちに視野を広げてほしい。
2枚の写真は、発表と発表の合間の様子。リハーサル時にも相互評価シートの記入と交換をしているので、本番でも評価に迷わない。今から完璧はありえないので、他人に対しても改善点の指摘は積極的に書くようにと指導している。
他のクラスの発表の様子も見ると、今年は総じて前を向いて発表できているようだ。実物掲示の他、ジェスチャーや発問にチャレンジする生徒もいる。過去のプレゼン録画ビデオを見せていることが功を奏しているようだ。
■失敗があっても、発表し終わった生徒からは達成感が伝わってくる。まずは誠意をもって発表し、聞いてもらえたことの喜びを感じている。このステップがあって、以後の発表の機会に、オリジナリティを発揮したプレゼンが出てくる。
1年次の「産業社会と人間」では体験共有・情報共有が主な目的だが、2年次の「コミュニケーション」のインタビュー報告会や3年次「探求(課題研究)」の系列内発表を通して、徐々に自己表現型になっていく。これらのハードルを越えるための基盤づくりを教科「情報」が担っている。
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