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2008年10月29日 (水)

25年研修:CD-ROMを利用した研修の受講

今年から制度化された25年経験者研修。CD-ROMを利用したe-Learningを受講

遅ればせながら4月28日の第1回研修で受け取ったCD-ROMによる研修をスタートした。夏休み中に行なう予定だったが、短期集中講座2講座と3週間のインターンシップ受入れ、全国高等学校情報教育研究大会の運営・発表と全く余裕がなかった。12月には課題を提出するので、文化祭で教材研究に一息入れられるうちに受講したい。

CD-ROMをセットし、ログインする。
081029cd00

講師が正面を向いて講義をし、隣にスライドが同期して表示されるタイプ。演習を行なうために、途中でPCから離れる。そのため、再開する際には表示された継続コードを入力する。

大きく3つの項目があり、それぞれのビデオ講習と演習がある。ワークシートと参考資料はCD-ROMから印刷する。

 (1)支援教育の視点に立った教科指導の工夫(ビデオ30分)
 (2)教科指導に係る課題と工夫につい(ビデオ20分)
 (3)教育力の継承について(ビデオ20分)

新しい知識としては、(1)で取り扱うLD・AD/HD・高機能自閉症の定義や症状、指導対策など。昨年あたりから自分にもAD/HDの症状を感じているので気になる分野でもある。

(2)については、平成12年の情報科免許講習会を受けてから公私に渡る研修を続けており、そろそろ0.7人前ぐらいの情報科教員になれたかと自己評価している。まだまだ弱点の分野があるが、定年退職までにはこなしたいものだ。

(3)については、新しい教科「情報科」の教員養成の必要性をアピールしている身なので、講義内容ではもどかしさを感じた。一部のスライド内容を復元すると、

大量退職・大量採用時代の到来 増加する教育課題 若手教員の急増

私もそうだが、免許講習会で情報の免許を取った教員は、まだ「ベテラン」と言える人材は数少ないだろう。大学で育成される情報の教員が増えるまでのつなぎと考えている教員も多く、教える内容がワープロ・表計算に留まっている場合もある。

少人数教科なので、授業内容や教授方法を更新していくためには、校内の研修では不可能。まずは現職教員の底上げが必要。

個人としては、情報科教員を目指す大学3年次生をスカウトすることが近道と考えている。夏休みのインターンシップ受入れを継続する予定だが、来年度から日数を縮小して2週間程度に抑えるように検討している。

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