図形と画像の処理:夏休みの宿題
「図形と画像の処理」では期末試験前日が〆切の夏休みの宿題がある。
授業ではPOV-Rayによるレンダリングを2時間しか扱えないので、プログラミング(コード入力)に慣れさせる意味もあって、日文のIT-Literacy 3DCG編のPOV-Rayの部分を自習し、全データをフォルダごと提出するという宿題を出してある。夏休み中に1日かければ終わる内容だが、未完成の生徒が昼休み、放課後、空き時間に作業をしている。
この作品にたどりつくまでに、大体6時間ぐらいは要するようだ。前半は、基本的な図形描画だが、include文やcameraの設定を忘れるという初歩的なミスから、コード入力のミスなどでスローペース。この時期ははっきり言って辛いが、後半はみな夢中になって作業している。高い質感のオブジェクトをコンピュータに描画させることができるようになって、楽しくなるようだ。このテキストは、自習課題にちょうど良い。
最後がコマ送りのアニメーション。ここまで終えた生徒は、達成感が表情に表れている。
左図は、POV-Rayで書き出した連番画像をGIFアニメに統合している。この手法は先々の授業で扱うことになる。
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