インターンシップ報告会
放課後、夏休みに職業体験をした38名の報告会を開催。
インターンシップに参加した生徒のみの会だが、体験を共有し、学びを深化させるという狙いがある。
昨年の報告会と同様に多目的ルームをパーティションで区切り、事業所別に8グループと9グループに分かれて行なった。昨年との違いは、募集人数を絞ったため、机の配置が囲い型になったこと。第1回からの伝統として、司会やタイムキーパーは生徒が行なう。
開校当時から担当させていただいてきたインターンシップとこの報告会。5年目を向かえ、今回は受け入れ先の担当者も招待させていただいた。上半期末という忙しい中においでいただいた11名の皆様、電報を送っていただいた企業には、感謝を申し上げます。
また、横浜旭陵高校と横浜緑園総合高校から学校視察に見えた先生方も参加し、質問していただいた。
グループ発表は、4分の発表と2分の質疑応答。質問することはコミュニケーション能力を高める効果と聞く能力を高める効果があるので、前々回の発表グループは質問を必須とする。もちろん、飛び入りの質問も受け付ける。また、教員や来賓から質問を行なうことが緊張感を高めている。
質問に回答することには、さらに大きな意味があり、発表では淡々と述べてしまうことも、アドリブなので本音の気持ちや活きた表現を引き出すことができる。自分の体験や感動を深く考察する機会にもなる。本校では、プレゼンテーション能力とコミュニケーション能力を高めるという教育目標を掲げているが、このような機会が「仕組み」として活きている。
グループ発表が終わると、他の報告を聞いた上での感想を一人ひとり述べていく。挨拶や言葉遣いなど普段から気をつけていきたいという意見、インターンシップができる学校でよかったという意見など。他人の体験談に引かれて、来年は○○で職業体験をしたいという要望も出た。
1時間30分の会を副校長の講評で閉める。会場は心地よい充実感が漂っている。
今年も、会場の片付けは生徒が率先して行なってくれた。
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