DTP入門:PublisherでDTP
期末試験の直前から授業で使いはじめたPublisher。基本はすぐに習得した。
Publisherを2時間だけ指導し、前期期末試験では作品を仕様書にしたがって複製する実技試験。データを採点したところ、7割以上の完成率で満点もいた。

今日は試験後の最初の授業。前半1時間は、試験前の指導で使った校内新聞の複製の微調整を行なって提出。中央モニターの完成品をラフスケッチ代わりにする。試験で扱った成果はバッチリで、基本操作はみな習得している。
授業の後半は、名刺作りの単元に入る。まずは名刺の受け取り方と置き方、差し出すときに親指でかくれる部分には文字を入れないことなどを説明。
次に、市販のA4に名刺8面が収まる専用紙の寸法に合わせて余白とグリッドを設定。段組用のグリッドガイドとその間隔を入力するだけでよい。10面用紙を使わないのは、8面用紙の場合は名刺間に隙間があるため、この部分にはみ出すように色を敷くことで、裁ち落とし部分まで色が塗られた名刺を作ることができるから。DTPのトンボの話も盛り込むことができる。
このグリッドガイドや、上と左のルーラーから引き出すガイドは吸着機能を持っていて、新聞の作成には威力を発揮するが、「名刺」という実用的な教材に利用にすることがミソ。
公的な名刺の他、オートシェイプやベジェ曲線のイラストを使った私的名刺も作る。いつも好評な単元である。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。




コメント