図形と画像の処理:08試験問題例(2)
昨日に続き、専門教科情報の科目「図形と画像の処理」の前期期末試験より
授業2時間の実習と夏休みの課題に沿ったPOV-Rayについての問題を紹介する。設問は簡略化してある。
■図に示すPOV-Rayのシーンファイルに関して、次の問いに答えなさい。
【1】( )に適する語句をシーンファイル中の語句より答えなさい。
シーンファイルの最初に、色や形を設定したインクルードファイルを読み込んでいる。例えば球1つ描くのにも細かい設定が必要だが、( 1 )というインクルードファイルには、プリミティブと呼ばれる基本的な図形の設定が用意されているので、このファイルを読み込むことにより、( 2 )という単語を記述するだけで、原点に中心を持つ半径1の球を描くことができる。また、( 3 )というファイルを読み込んでいるので、色名をつかって色を簡単に指定することができます。
【2】次の図は、シーンファイル中の赤の破線による下線を引いた部分 <0,0,0> をどのように変更したものか答えなさい。ただし、3つの値は全て整数とする。
※この問題も、解きながら理解を深めるためのものである。特に【1】は、生徒が夏休みの課題を作成する際に、インクルード文の記述漏れによるエラーを体験している。あらためて解答することで納得することを狙いとした。
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