横浜ワークショップ2008の見学
18時~21時過ぎ。情報デザインフォーラムの2日間にわたるワークショップ、1日目の夜を見学
横浜スタジアムの海側にあたるZAIM別館にて。標記のワークショップの活動を見学させていただいた。ワークショップの課題は、山下公園から中華街・元町、外人墓地のあたりの「地図」を作るということ。「地図」といっても道路地図ではなく、何らかの情報を表すために工夫を凝らしたものが要求される。フォーラムのメンバーの大学や専門学校の学生や社会人が参加し、5人ずつ7班で活動している。
具体的な活動内容は、情報デザインフォーラムのブログでご覧ください。
私が到着したときは、TUBE GRAPHICSの木村さんが、実際の地図で使われている技法を講義されていた。木村さんは、大学では地理が専門で、国土地理院で働くことを夢にしていたという。国土地理院でアルバイトをしているうちに、地図をデザインするINFOGRAPHICSに興味を持って進路変更された。学生時代から美術が得意だったので、興味と特技を生かした仕事に就くことができたと言えるのだろう。
次に横浜デジタルアーツ専門学校の浅野先生から、10時までのワークショップの説明。8時過ぎまで班の「地図」のコンセプトをまとめ、「シャッフル・ディスカッション」によりグループのコンセプトを固め、意思統一を図っていく。
各グループは、それぞれが昼間の「観察」の結果得た情報をポストイットに書き、グルーピング、ラベリングというプロセスで意思統一しながら情報を「構造化」していく。
フォトカードソートを行っている班もある。
木村さんは、合間に講師の先生方の写真をグルーピングしていた。
取りまとめは各班のグループリーダーの腕の見せ所。ZAIMの会場は10時までがタイムリミット。それ以降、個別に課題を持って帰り、明日朝10時までに仕上げてくる。
明日は13時までZAIM別館401号室で情報の「可視化」の作業を続け、午後はゲーテ座に移動して、講義を聞いた後、作品をプレゼンするという日程。最後には懇親会も用意されている。
さて、シャッフル・ディスカッションが始まった。他の班より1名を呼び、どういうコンセプトで地図を作るかを説明、また、逆にアドバイスやコメントをいただく。
プレゼンの仕方にも違いがでる。
シャッフルディスカッションの3回目は、講師の先生に対してプレゼンした。浅野先生の計らいで、私もある班のプレゼンを受けさせていただいた。学生の熱意を肌で感じることができ、また貴重な体験をさせていただいた。
明日の夕方。ゲーテ座での発表会に行けるかな?
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