体育祭
日差しも強すぎず、気温も湿度も快適。絶好の体育祭日和だった。
赤・黄・青の3色に分かれてのチーム分け。以前は誕生日の季節別の4チームに分けていたが、単位制なので特に2・3年次ではクラスでの行動が少ない学校。そこで、昨年度から各年次2クラスずつで縦割りのチーム分けになった。
昨年度より、団体競技の前には、円陣を組むという風潮を感じている。特にリーダーが声をかけなくとも、自然に円形になっていく。「コミュニケーション」の授業では4月から5月のコミュニケーションスキルトレーニングの時期に、アイスブレーキングのために円形でゲームをすることが多い。思い込みかも知れないが、この円形のゲームの影響が2年次以上の生徒に影響しているのかと感じた。
コミュニケーションスキルトレーニングは、ピア・サポートではじめる学校づくり(滝充編著)も参考にして組み立てている。まだ確信するには至っていないが、この本のタイトルどおり「学校づくり」の成果が現れているのだろうか。総合学科高校の中でも、本校の最たる特徴である科目「コミュニケーション」は、学校設定科目で、総合的な学習の時間でもない。恐るべき科目であることは分かっているが、創り上げてこられたN先生とI先生にはあらためて敬意を表する。
エール交換や応援合戦も、準備時間が短かったことを感じさせないぐらいに仕上がっていた。学校全体として、グループ活動をしやすい雰囲気になっているのか。閉会式の校歌斉唱では、3色の応援団が肩をくんで盛り上げる。
今年度で退職される民間出身の校長は、5年前も素晴らしい体育祭だったが、今回も素晴らしかったと、横浜清陵総合高校のカラーに感じ入っている様子で講評をした。
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