図形と画像の処理:錯視の実験
作図により錯視の実験を行う
専門教科情報の指導要領科目「図形と画像の処理」には検定教科書がない。教材としてCG-ARTS協会の入門CGデザインを利用している。この本をベースに知識を固め、フリーソフトとAdobeのソフトを活用しての制作作業で理解を深めていく。過去の受講生は希望により11月のCGクリエイター検定3級にチャレンジし、全員が合格してきた。
「形の基礎特性」の説明が終わり、様々な錯視を、作図で確認している。PowerPointのスライドに、オートシェイプを使って描く。ここでの狙いは、図形に興味を持ってもらうことと、オートシェイプの図を自由に操作する技術を身につけてもらうこと。
本日は入門編。直線を描き、複製技術を教えることで容易に作図することができる。
自分で複製したものが違う長さに見えたり、平行な直線がそうでなく見えたりする。不思議体験が伴うので、作図技術も楽しく学ぶことができる。
こちらのサイトのように錯視を確認した気にさせるのも手だろうが、この科目としては自分で作画した方が教育効果が高いと考える。
次回は少し高度な描画技術を使った作図になる。
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